JPS5841213B2 - 車両における荷卸し装置 - Google Patents
車両における荷卸し装置Info
- Publication number
- JPS5841213B2 JPS5841213B2 JP8316978A JP8316978A JPS5841213B2 JP S5841213 B2 JPS5841213 B2 JP S5841213B2 JP 8316978 A JP8316978 A JP 8316978A JP 8316978 A JP8316978 A JP 8316978A JP S5841213 B2 JPS5841213 B2 JP S5841213B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lift
- fan door
- vehicle
- unloading device
- door
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Ship Loading And Unloading (AREA)
- Loading Or Unloading Of Vehicles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、貨物などの車両に釦いて、荷物を積卸しする
荷卸し装置に関するものである。
荷卸し装置に関するものである。
一般に、荷卸し装置には荷箱の後部煽戸を平行リンク機
構により車体枠に連結し、その後部煽戸を地面と荷箱と
の間を水平に昇降移動せしめて荷物を積卸しすると共に
、水平状態と垂直状態とに起伏させて荷箱の後部を開閉
するようにしているものがある。
構により車体枠に連結し、その後部煽戸を地面と荷箱と
の間を水平に昇降移動せしめて荷物を積卸しすると共に
、水平状態と垂直状態とに起伏させて荷箱の後部を開閉
するようにしているものがある。
上記荷卸し装置に釦いて、従来、後部煽戸の昇降動作と
起伏動作と地面に接地した際に後部りに傾斜せしめるテ
ーパダンプ動作とを1本の油圧シリンダで行うようにす
ると、その油圧シリンダは径並びにストロークが大きい
ものとする必要がある。
起伏動作と地面に接地した際に後部りに傾斜せしめるテ
ーパダンプ動作とを1本の油圧シリンダで行うようにす
ると、その油圧シリンダは径並びにストロークが大きい
ものとする必要がある。
また、後部煽戸の昇降動作を左右一対のリフトシリンダ
で行う一方、起伏動作とテーパダンプ動作とはテレスコ
ープ型の油圧シリンダで行うようにすると、誤操作など
により起伏動作させるべき際にテーパダンプ動作させ、
逆にテーパダンプ動作させるべき際に起伏動作させる可
能性があり、非常に危険である。
で行う一方、起伏動作とテーパダンプ動作とはテレスコ
ープ型の油圧シリンダで行うようにすると、誤操作など
により起伏動作させるべき際にテーパダンプ動作させ、
逆にテーパダンプ動作させるべき際に起伏動作させる可
能性があり、非常に危険である。
本発明はかかる点に鑑みてなされたもので、後部煽戸の
昇降動作とテーパダンプ動作とをリフトシリンダで行う
ようにしたことにより、誤作動がなく安全に作動するよ
うにした車両に3ける荷卸し装置を提供するものである
。
昇降動作とテーパダンプ動作とをリフトシリンダで行う
ようにしたことにより、誤作動がなく安全に作動するよ
うにした車両に3ける荷卸し装置を提供するものである
。
以下、本発明の構成を実施例について図面に基づいて説
明する。
明する。
第1図乃至第3図に示すように、1は車両2の後部に設
けられた荷卸し装置であって、後部煽戸3を水平状態で
昇降せしめて荷物を積卸しすると共に、水平及び垂直状
態に起伏せしめて荷箱4の後部を開閉する。
けられた荷卸し装置であって、後部煽戸3を水平状態で
昇降せしめて荷物を積卸しすると共に、水平及び垂直状
態に起伏せしめて荷箱4の後部を開閉する。
上記後部煽戸3は板状体5の前端下部に横補強材6が固
着され、該横補強材6に後端が先細の縦補強材7が後方
に向って固着されている。
着され、該横補強材6に後端が先細の縦補強材7が後方
に向って固着されている。
一方、車体枠8の後部両側にはブラケット9が固着され
、両ブラケット9間に横方向のシャフト10が架設され
ている。
、両ブラケット9間に横方向のシャフト10が架設され
ている。
該シャフト10の両側端には、それぞれ支持部材11が
固着され、該支持部材11は2つの支持板11aが平行
に設けられている。
固着され、該支持部材11は2つの支持板11aが平行
に設けられている。
該支持部材11の上部には両支持板11a間に平行な2
個のベルクランク12がその基端にてピン13により回
動自在に枢着されている。
個のベルクランク12がその基端にてピン13により回
動自在に枢着されている。
該両ベルクランク12の中央胴部間には第1リフト部材
14の=端がピン15にて回動自在に枢着され、該第1
リフト部材14の他端は前記後部煽戸3の横補強材6に
ピン16にて回動自在に枢着されている。
14の=端がピン15にて回動自在に枢着され、該第1
リフト部材14の他端は前記後部煽戸3の横補強材6に
ピン16にて回動自在に枢着されている。
前記両ベルクランク12の先端間にはリフトシリンダ1
7の基端がピン18にて回動自在に枢着され、該リフト
シリンダ17のロッド17aの先端は前記第1リフト部
材14の中央下部にピン19にて回動自在に枢着されて
いる。
7の基端がピン18にて回動自在に枢着され、該リフト
シリンダ17のロッド17aの先端は前記第1リフト部
材14の中央下部にピン19にて回動自在に枢着されて
いる。
このリフトシリンダ1Tは伸縮動により前記後部煽戸3
を水平状態で昇降せしめると共に、地面への接地時に後
部煽戸3を後下りにテーパダンプせしめる。
を水平状態で昇降せしめると共に、地面への接地時に後
部煽戸3を後下りにテーパダンプせしめる。
前記支持部材11と後部煽戸3との間には第2リフト部
材20が装着され、該第2リフト部材20はコンプレッ
ションアーム21と煽戸開閉シリンダ22とよりなる。
材20が装着され、該第2リフト部材20はコンプレッ
ションアーム21と煽戸開閉シリンダ22とよりなる。
該コンプレッションアーム21はU字状に形成され、そ
の開放端部が前記支持板11aの下部外側にピン23に
て回動自在に枢着され、該ピン23の軸心は前記ベルク
ランク12の垂直時におけるリフトシリンダJTの枢支
ピン18の軸心に合致する。
の開放端部が前記支持板11aの下部外側にピン23に
て回動自在に枢着され、該ピン23の軸心は前記ベルク
ランク12の垂直時におけるリフトシリンダJTの枢支
ピン18の軸心に合致する。
前記煽戸開閉シリンダ22は後部煽戸3を水平及び垂直
状態に起伏せしめるもので、基端が前記コンプレッショ
ンアーム21に装着され、ロッド22aの先端は前記後
部煽戸3の横補強材6にピン24にて回動自在に枢着さ
れている。
状態に起伏せしめるもので、基端が前記コンプレッショ
ンアーム21に装着され、ロッド22aの先端は前記後
部煽戸3の横補強材6にピン24にて回動自在に枢着さ
れている。
更に、前記ベルクランク12の先端には前記リフトシリ
ンダ17の枢着部にガイド部材25が固着されている。
ンダ17の枢着部にガイド部材25が固着されている。
該ガイド部材25の上面には円弧面25aが形成され、
その円弧の中心は前記リフトシリンダ1Tの枢支ピン1
8の軸心に合致している。
その円弧の中心は前記リフトシリンダ1Tの枢支ピン1
8の軸心に合致している。
前記コンプレッションアーム21には上記ガイド部材2
5に係脱する転動部材26が回動自在に枢支され、該転
勤部材26は前記後部煽戸3の昇降時に前記円弧面25
a上を滑動し、接地時に円弧面25aより離脱する。
5に係脱する転動部材26が回動自在に枢支され、該転
勤部材26は前記後部煽戸3の昇降時に前記円弧面25
a上を滑動し、接地時に円弧面25aより離脱する。
27はベルクランク12のストッパである。
次に、作用について説明する。
荷箱4の閉鎖時は、第1図に鎖線で示すように、後部煽
戸3は垂直状態で、リフトシリンダ17及び煽戸開閉シ
リンダ22は最大伸長状態であり、さらに転動部材26
はガイド部材25の円弧面25aに当接している。
戸3は垂直状態で、リフトシリンダ17及び煽戸開閉シ
リンダ22は最大伸長状態であり、さらに転動部材26
はガイド部材25の円弧面25aに当接している。
この状態より煽戸開閉シリンダ22を収縮させると、第
1図に実線で示すように、後部煽戸3は水平状態になり
、荷箱4の後部を開放する。
1図に実線で示すように、後部煽戸3は水平状態になり
、荷箱4の後部を開放する。
続いて、荷物を卸すべくリフトシリンダ17を収縮する
と、第1リフト部材14と第2リフト部材20とが平行
リンク機構を構成して下方に回動し、後部煽戸3は水平
状態を維持して降下し、第4図に実線で示すように、そ
の後部煽戸3は水平状態で地面に接地し、即ち後部煽戸
3の前端が接地し、後端は地面より離隔している。
と、第1リフト部材14と第2リフト部材20とが平行
リンク機構を構成して下方に回動し、後部煽戸3は水平
状態を維持して降下し、第4図に実線で示すように、そ
の後部煽戸3は水平状態で地面に接地し、即ち後部煽戸
3の前端が接地し、後端は地面より離隔している。
この降下時において、転動部材26はガイド部材25の
円弧面25a上を滑動し、上記の如く後部煽戸3が接地
すると、円弧面25aより離脱し、前記第1及び第2リ
フト部材14,20の平行リンク機構が解除される。
円弧面25a上を滑動し、上記の如く後部煽戸3が接地
すると、円弧面25aより離脱し、前記第1及び第2リ
フト部材14,20の平行リンク機構が解除される。
引き続いて、リフトシリンダ17が収縮すると共に、荷
物の重量により、第4図に鎖線で示すように、ベルクラ
ンク12が後方に回動して後部煽戸3が後下りにテーパ
ダンプし、板状体5の後端が地面に合致する。
物の重量により、第4図に鎖線で示すように、ベルクラ
ンク12が後方に回動して後部煽戸3が後下りにテーパ
ダンプし、板状体5の後端が地面に合致する。
渣た、荷物を積み上げる場合は、上記動作を逆に行えば
よく、リフトシリンダITを伸長すると、先ずベルクラ
ンク12が前方に回動して後部煽戸3が水平状態になり
、引き続いてリフトシリンダ17を伸長すると後部煽戸
3は上昇し、そ(7)lI、転動部材26は円弧面25
a上を滑動する。
よく、リフトシリンダITを伸長すると、先ずベルクラ
ンク12が前方に回動して後部煽戸3が水平状態になり
、引き続いてリフトシリンダ17を伸長すると後部煽戸
3は上昇し、そ(7)lI、転動部材26は円弧面25
a上を滑動する。
引き続いて、煽戸開閉シリンダ22を伸長し、後部煽戸
3を起立せしめて荷箱4を閉鎖する。
3を起立せしめて荷箱4を閉鎖する。
以上のように本発明車両にかける荷卸し装置によれば、
後部煽戸の昇降動作及びテーパダンプ動作をリフトシリ
ンダで行う一方、開閉動作は別個の油圧シリンダで行う
ようにしたために、従来のように3つの動作を1つの油
圧シリンダで行う場合に比して、リフトシリンダの径並
びにストロークを小さくすることができ、経済的である
。
後部煽戸の昇降動作及びテーパダンプ動作をリフトシリ
ンダで行う一方、開閉動作は別個の油圧シリンダで行う
ようにしたために、従来のように3つの動作を1つの油
圧シリンダで行う場合に比して、リフトシリンダの径並
びにストロークを小さくすることができ、経済的である
。
また、テーパダンプ動作と開閉動作とを別個の油圧シリ
ンダで行うので、誤作動がなく、安全かつ確実である。
ンダで行うので、誤作動がなく、安全かつ確実である。
図面は本発明の実施態様を例示するものであり、第1図
は後部煽戸の上昇時を示す荷卸し装置の側面図、第2図
は一部省略して示す同背面図、第3図は第2図■−■線
における断面図、第4図は後部煽戸の降下時を示す荷卸
し装置の側面図である。 1・・・・・・荷卸し装置、3・・・・・・後部煽戸、
4・・・・・・荷箱、8・・・・・・車体枠、11・・
・・・・支持部材、12・・・・・・ベルクランク、1
4・・・・・・第1リフト部材、17・・・・・・リフ
トシリンダ、20・・・・・・第2リフト部材、21・
・・・・・コンプレッションアーム、22・・・・・・
煽戸開閉シリンダ、25・・・・・・ガイド部材、円弧
面、26・・・・・・転動部材。 25a・・・・・・
は後部煽戸の上昇時を示す荷卸し装置の側面図、第2図
は一部省略して示す同背面図、第3図は第2図■−■線
における断面図、第4図は後部煽戸の降下時を示す荷卸
し装置の側面図である。 1・・・・・・荷卸し装置、3・・・・・・後部煽戸、
4・・・・・・荷箱、8・・・・・・車体枠、11・・
・・・・支持部材、12・・・・・・ベルクランク、1
4・・・・・・第1リフト部材、17・・・・・・リフ
トシリンダ、20・・・・・・第2リフト部材、21・
・・・・・コンプレッションアーム、22・・・・・・
煽戸開閉シリンダ、25・・・・・・ガイド部材、円弧
面、26・・・・・・転動部材。 25a・・・・・・
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 車体枠に固設された支持部材に基端が回動自在に連
結されたベルクランクと、該ベルクランクと後部煽戸間
に枢着された第4リフト部材と、前記支持部材と後部煽
戸間に枢着された第2リフト部材と、前記ベルクランク
と第1リフト部材間に枢着されたリフトシリンダと、前
記ベルクランクのリフトシリンダとの枢着部に固設され
たガイド部材と、前記第2リフト部材に設けられ前記ガ
イド部材に係脱する転動部材とよりなり、前記転動部材
が後部煽戸の昇降時にガイド部材に係合し、後部煽戸の
地面への接地時にガイド部材より離脱することを特徴と
する車両における荷卸し装置。 2 第2リフト部材は、支持部材に枢着されたコンプレ
ッションアームト、該コンプレッションアームと後部煽
戸間に装着された煽戸開閉シリンダとより構成されてい
る特許請求の範囲第1項記載の車両に釦ける荷卸し装置
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8316978A JPS5841213B2 (ja) | 1978-07-08 | 1978-07-08 | 車両における荷卸し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8316978A JPS5841213B2 (ja) | 1978-07-08 | 1978-07-08 | 車両における荷卸し装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5511905A JPS5511905A (en) | 1980-01-28 |
JPS5841213B2 true JPS5841213B2 (ja) | 1983-09-10 |
Family
ID=13794761
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8316978A Expired JPS5841213B2 (ja) | 1978-07-08 | 1978-07-08 | 車両における荷卸し装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5841213B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56159183U (ja) * | 1980-04-25 | 1981-11-27 | ||
JPS59217505A (ja) * | 1983-05-20 | 1984-12-07 | Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd | 荷受台昇降装置における安全装置 |
-
1978
- 1978-07-08 JP JP8316978A patent/JPS5841213B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5511905A (en) | 1980-01-28 |
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