JPS5841120Y2 - ロ−タリ−カツタ− - Google Patents
ロ−タリ−カツタ−Info
- Publication number
- JPS5841120Y2 JPS5841120Y2 JP1975113801U JP11380175U JPS5841120Y2 JP S5841120 Y2 JPS5841120 Y2 JP S5841120Y2 JP 1975113801 U JP1975113801 U JP 1975113801U JP 11380175 U JP11380175 U JP 11380175U JP S5841120 Y2 JPS5841120 Y2 JP S5841120Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutting edge
- blade
- rotary
- rotary cutter
- ring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Shearing Machines (AREA)
- Details Of Cutting Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、複写機、印刷機などでロール状に巻かれた紙
あるいはフィルムなどのシート材(以下紙という)を任
意の長さに繰り出して切断するために用いられているロ
ータリーカッターに関するものである。
あるいはフィルムなどのシート材(以下紙という)を任
意の長さに繰り出して切断するために用いられているロ
ータリーカッターに関するものである。
従来のこの種のロタリーカッターは、第1図、第2図、
第5図および第6図に示すように、固定刃1はその両端
に備えた軸4によって回動自在に取り付けられ、ピン5
を介したばね3によってその刃先を回転刃2に圧接して
いる。
第5図および第6図に示すように、固定刃1はその両端
に備えた軸4によって回動自在に取り付けられ、ピン5
を介したばね3によってその刃先を回転刃2に圧接して
いる。
回転刃2はその一端に刃先と同一径の輪体2aを一体的
に備え、通常固定刃1の刃先はこの輪体2aに圧接され
ている。
に備え、通常固定刃1の刃先はこの輪体2aに圧接され
ている。
回転刃2はその円周方向に傾きをもつ刃先を有し、固定
刃1の刃先は回転刃2の半径方向に切り終り端において
わずかに回転刃2の刃先と干渉する向きに傾けて配置さ
れている。
刃1の刃先は回転刃2の半径方向に切り終り端において
わずかに回転刃2の刃先と干渉する向きに傾けて配置さ
れている。
回転刃2の動作時には、輪体2aは固定刃1の刃先を一
定位置に保ち、引き続いておこる固定刃1と回転刃2と
の刃先同志の接触を滑らかに誘導し、その後刃先は相互
に交叉圧接しつつ紙を切断するのである。
定位置に保ち、引き続いておこる固定刃1と回転刃2と
の刃先同志の接触を滑らかに誘導し、その後刃先は相互
に交叉圧接しつつ紙を切断するのである。
このような構造の従来のロータリーカッターでは、刃先
の案内のための輪体2aは、高硬度で鋭い固定刃1の刃
先に圧接されるため、固定刃1の刃先と同程度の高硬度
材質を用いしかもその接触中も相当広いものを使用しな
くてはならない。
の案内のための輪体2aは、高硬度で鋭い固定刃1の刃
先に圧接されるため、固定刃1の刃先と同程度の高硬度
材質を用いしかもその接触中も相当広いものを使用しな
くてはならない。
しかし、このようにしてもなお相互の接触面積はごくわ
ずかであり、動作時に繰返し摩擦および離接を受けるこ
とによって、これら双方または一方が摩耗することは避
は難く、多くの場合、刃先の摩耗よりも輪体部分の摩耗
の進行によってカッター装置全体の寿命が尽きてしまう
という欠点があった。
ずかであり、動作時に繰返し摩擦および離接を受けるこ
とによって、これら双方または一方が摩耗することは避
は難く、多くの場合、刃先の摩耗よりも輪体部分の摩耗
の進行によってカッター装置全体の寿命が尽きてしまう
という欠点があった。
本考案は、上述の欠点を解消し、固定刃刃先と回転刃の
輪体部が摩擦しないような構造のロータリーカッターを
提供することを目的とするものである。
輪体部が摩擦しないような構造のロータリーカッターを
提供することを目的とするものである。
以下本考案について図面にもとづいて説明する。
第3図および第4図は、本考案の一実施例であって、1
は固定刃、4は固定刃1を支承する軸3はピン5を介し
て固定刃1の刃先を回転刃2に圧接するためのばね、6
は回転刃2の一方の軸に回転自在に取り付けられた回転
刃2の刃先円筒面と同一の径をもつリング、7はリング
6の抜は止めのためのE IJソングある。
は固定刃、4は固定刃1を支承する軸3はピン5を介し
て固定刃1の刃先を回転刃2に圧接するためのばね、6
は回転刃2の一方の軸に回転自在に取り付けられた回転
刃2の刃先円筒面と同一の径をもつリング、7はリング
6の抜は止めのためのE IJソングある。
このような構造の本考案のロータリーカッターでは、回
転刃2が回転するときリング6は固定刃1の刃先に圧接
されているため、リング内面と回転刃2の軸との間で摺
動し、鋭くて硬い固定刃1の刃先とは、接触するのみで
摩擦することはない。
転刃2が回転するときリング6は固定刃1の刃先に圧接
されているため、リング内面と回転刃2の軸との間で摺
動し、鋭くて硬い固定刃1の刃先とは、接触するのみで
摩擦することはない。
またリング6は自在に回転するため固定刃1の刃先との
摩擦あるいは離接箇所は常に変化し、特定箇所のみが摩
耗することはない。
摩擦あるいは離接箇所は常に変化し、特定箇所のみが摩
耗することはない。
したがってリング6は高硬度材質でなくとも摩耗するこ
とはなく、固定刃1の刃先も摩耗しない。
とはなく、固定刃1の刃先も摩耗しない。
リング6の内面と回転刃2の軸との摺動面は十分に広い
接軸面をもち、また必要に応じて含油軸受すべり軸受、
ころがり軸受、気体軸受等の軸受を設けたり、適当な潤
滑法を用いることが可能であるからこの部分に摩耗の進
行することはない。
接軸面をもち、また必要に応じて含油軸受すべり軸受、
ころがり軸受、気体軸受等の軸受を設けたり、適当な潤
滑法を用いることが可能であるからこの部分に摩耗の進
行することはない。
例えば、従来のロータリーカッターにおいて刃先および
輪体のガイドを高速度工具鋼(JIS SKH9種)
として、ロックウェル硬度60に焼入焼戻熱処理をした
ものを用いた場合でも、輪体の幅が3朋では約120万
回の切断後には、固定刃と回転刃の輪体との接触部の摩
耗深さは0.08mmとなり、回転刃の駆動トルクは約
40%増大し、装置の円滑な運転ができなくなった。
輪体のガイドを高速度工具鋼(JIS SKH9種)
として、ロックウェル硬度60に焼入焼戻熱処理をした
ものを用いた場合でも、輪体の幅が3朋では約120万
回の切断後には、固定刃と回転刃の輪体との接触部の摩
耗深さは0.08mmとなり、回転刃の駆動トルクは約
40%増大し、装置の円滑な運転ができなくなった。
これに対して本考案によるリングを取りつけたロータリ
ーカッターでは、リングの材質を焼結含油軸受JIS
B1581規定の5BK1218(青銅糸)として、
リング幅を3關とした場合、200万回の切断後も伺ら
装置の運転に影響する異常は生じなかった。
ーカッターでは、リングの材質を焼結含油軸受JIS
B1581規定の5BK1218(青銅糸)として、
リング幅を3關とした場合、200万回の切断後も伺ら
装置の運転に影響する異常は生じなかった。
以上説明したように、本考案のロータリーカッターでは
、回転刃の一方の軸に回転刃刃先と同一直径をもつリン
グを回転自在に取り付けるという簡単な構造で、従来の
構造のロータリーカッターに比較して飛躍的に長い寿命
の装置を得ることができるという効果がある。
、回転刃の一方の軸に回転刃刃先と同一直径をもつリン
グを回転自在に取り付けるという簡単な構造で、従来の
構造のロータリーカッターに比較して飛躍的に長い寿命
の装置を得ることができるという効果がある。
また本考案の一実施例としては往復動式のロータリーカ
ッターを示したが、本考案の作用、効果を考慮すれば、
本考案が一方向への全回転式ロータリーカッターにも適
用できることは勿論である。
ッターを示したが、本考案の作用、効果を考慮すれば、
本考案が一方向への全回転式ロータリーカッターにも適
用できることは勿論である。
第1図は、従来のロータリーカッターの構造を示す斜視
図、第5図は第1図の上面図、第2図は第5図のA−A
断面図、第6図は第2図と同じ断面図で切り終りの状態
を示すもの、第3図は本考案の一実施例のロータリーカ
ッターの構造を示す斜視図、第4図は本考案の一実施例
のロータリーカッターの回転刃の構造を示す部分分解図
である。 1:固定刃、2:回転刃、3:ばね、4:軸、5:ピン
、6:リング。
図、第5図は第1図の上面図、第2図は第5図のA−A
断面図、第6図は第2図と同じ断面図で切り終りの状態
を示すもの、第3図は本考案の一実施例のロータリーカ
ッターの構造を示す斜視図、第4図は本考案の一実施例
のロータリーカッターの回転刃の構造を示す部分分解図
である。 1:固定刃、2:回転刃、3:ばね、4:軸、5:ピン
、6:リング。
Claims (1)
- 真直な刃先をもつ固定刃を円周方向に傾きを有する刃先
をもつ回転刃に対してばねによって圧接し、切り終り端
において回転刃の刃先の軌跡円筒面に対してその半径方
向に固定刃の刃先が入り込む向きに傾けて相互の刃先を
わずかに干渉するように配置して刃先が順次X字状に交
叉圧接しつつ被切断シート材を切断する構造のロータリ
ーカッターにおいて、回転刃の切り始め端の軸に回転刃
刃先と同一直径をもつリングを回転自在に取り付けたこ
とを特徴とするロータリーカッター。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1975113801U JPS5841120Y2 (ja) | 1975-08-20 | 1975-08-20 | ロ−タリ−カツタ− |
GB3857675A GB1518844A (en) | 1974-09-24 | 1975-09-19 | Full rotation type sheet shearing machine |
CA236,112A CA1047916A (en) | 1974-09-24 | 1975-09-23 | Full rotation type, paper web shearing machine |
NL7511203A NL166637C (nl) | 1974-09-24 | 1975-09-23 | Papiersnijmachine. |
DE19752542402 DE2542402C3 (de) | 1974-09-24 | 1975-09-23 | Querschneider für Papierbahnen |
US05/870,071 US4114491A (en) | 1974-09-24 | 1978-01-17 | Full rotation type paper web cutting device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1975113801U JPS5841120Y2 (ja) | 1975-08-20 | 1975-08-20 | ロ−タリ−カツタ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5227690U JPS5227690U (ja) | 1977-02-26 |
JPS5841120Y2 true JPS5841120Y2 (ja) | 1983-09-16 |
Family
ID=28594847
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1975113801U Expired JPS5841120Y2 (ja) | 1974-09-24 | 1975-08-20 | ロ−タリ−カツタ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5841120Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59214600A (ja) * | 1983-05-19 | 1984-12-04 | 日立金属株式会社 | ロ−タリ−カツタ− |
JP2005046925A (ja) * | 2003-07-30 | 2005-02-24 | Toshiba Tec Corp | ロータリカッタおよびプリンタ |
JP2020006963A (ja) * | 2018-07-03 | 2020-01-16 | 株式会社トーショー | 薬剤分包装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5530608Y2 (ja) * | 1975-01-29 | 1980-07-21 |
-
1975
- 1975-08-20 JP JP1975113801U patent/JPS5841120Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5227690U (ja) | 1977-02-26 |
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