JPS5840772Y2 - 回転電機の固定子 - Google Patents

回転電機の固定子

Info

Publication number
JPS5840772Y2
JPS5840772Y2 JP1978180154U JP18015478U JPS5840772Y2 JP S5840772 Y2 JPS5840772 Y2 JP S5840772Y2 JP 1978180154 U JP1978180154 U JP 1978180154U JP 18015478 U JP18015478 U JP 18015478U JP S5840772 Y2 JPS5840772 Y2 JP S5840772Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stator
steel plate
plate frame
corrugated steel
ventilation groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1978180154U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55100462U (ja
Inventor
繁人 山田
Original Assignee
三菱電機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 三菱電機株式会社 filed Critical 三菱電機株式会社
Priority to JP1978180154U priority Critical patent/JPS5840772Y2/ja
Publication of JPS55100462U publication Critical patent/JPS55100462U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5840772Y2 publication Critical patent/JPS5840772Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Motor Or Generator Cooling System (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は回転電機の固定子、特に波形鋼板フレームの
構造に関するものである。
この種の固定子として全閉外扇形電動機に使用されてい
るものを例にとって、第1図ないし第3図により従来例
を説明する。
図において、1は固定子鉄心、2は固定子コイル、3は
固定子鉄心1の外周に固定され、うす鋼板を波状に屈曲
させて複数個の軸方向のフィン4を形成した波形鋼板フ
レーム(以下、フレームという)であり、上記フィン4
と固定子鉄心1の外周との間に内部通風溝5が形成され
ている。
6は内部通風溝5の軸方向端部に形成された封止部、即
ち、フィン端部であり、フィン4を構成する両側壁の軸
方向延長部61.62がそ゛れぞれ折り曲げ、封止され
て形成される。
63はこれら両延長部61.62の突合せ部であり、こ
こで突合せ溶接されて封着される。
7はフレーム3の軸方向端部01周に溶接等で固定され
た取付用フランジ、8は取付用フランジIに装着された
ブラケット、9はブラケット8の軸受部に支承される回
転軸、10は回転子鉄心、11は内部ファン、12は外
部ファン、13は外部ファン12を覆う外扇カバーであ
る。
固定子鉄心1を所定寸法に積層して、固定子コイル2を
巻装する。
次に、固定子鉄心1の外周にうす鋼板を波状に屈曲させ
て形成したフレーム3を固定する。
フレーム3に形成されたフィン4ばその軸方向端部にお
いて両側壁の延長部6L62がそれぞれ曲げられて互い
に突合わされ、その突合せ部63が溶着されてフィン端
部6が形成される。
このフィン端部を含むフレーム3端部の内周に、リング
状の取付用フランジIが溶接され、これにブラケット8
が取付けられる。
周方向に複数個形成されたフィン4を介して、外側が外
部通風溝、内側が内部通風溝5となっている。
第1図の実線矢印は外気の流れ、破線矢印は内気の流れ
をそれぞれ示す。
従来の固定子は以上のように構成さヘフィン端部6では
、両側壁の延長部61.62を曲げて突合せ、その突合
せ部63を溶着するので、突合せ部は線接触の状態とな
り、溶接肉盛を多量に必要とし、溶接作業がやりにくい
また、溶接肉盛が外側に余分に盛り上って突出し仕上り
が汚くなるので、グラインダ仕上等で除去することがあ
り、余分な手間がかかる。
更に、突合せ部63で両側壁の延長部61.62が一致
せずに開いた状態に形成されることがあり、この状態で
溶接しても十分、封着することができない。
また、突合せ部63の溶接の際、溶接火花が内部通風溝
5を介して電動機内部にはいり、固定子コイル2等を損
傷するという欠点もあった。
この考案は上記のような従来のものの欠点を軽減するた
めになされたもので、フィン端部において、フィンを構
成する両側壁の軸方向延長部の一方を、他方の外面に当
接させ、その外面を封着することによジ、封着が容易で
、内部に溶接火花等が入りにくい固定子を提供するもの
である。
以下、この考案の一実施例を図によって説明する。
第4図、第5図に示されるように、フィン端部6は、両
側壁の延長部の一方61を、他方62の外面に当接させ
、その当接した部分の外面を溶接等で封着し形成される
20はそのようにして封着された封着部である。
フレーム3に作られる鋼板は、材料節約のため、フィン
両側壁の延長部61,620長さを、フレーム3端部か
ら等しくとって切断され、他方の側壁延長部62が所定
角度Bに曲げられる。
次に、一方の側壁延長部61をBよりも小さい角度Aで
曲げ、他方の側壁延長部62の外面に当て、封着部20
を溶着させる。
この場合、側壁延長部62の外面に側壁延長部61の内
面が当るように構成されているので、封着部20におい
て面接触となって、溶接肉盛が少量ですみ、そのため溶
接作業が容易で、溶接火花も内部に入りにくい。
なお、外部ファン12側のフィン端部6では、第4図の
ように外部ファンの回転方向Cに対し、外側となる側壁
延長部61を風の流れの上流側となるように揃えておけ
ば、通風を阻害したり、騒音を発生したりすることが少
なくなり、かつ、ごみも溜りにくい。
また、軸端側のフィン端部6は封着部20が下向きにな
るように配置すれば、ごみが溜りにくい。
第6図はこの考案の他の実施例を示すもので、フィン両
側壁の延長部61.62が一部、重合するように曲げ、
その重合部外面の封着部2°0で溶接するので、第5図
の場合よりも更に溶接火花が内部に入りにくくなる。
なお、封着部20は溶接以外に接着剤を使用して封着し
てもよい。
また、第5図等の場合、一方の鋼板61の突出部りが従
来例の突合せ部63に比べて広いので、この突出部りに
センサーを当てることにより、封着部20の自動溶接が
容易にできる。
以上のようにこの考案によれば、波形鋼板フレームの内
部通風溝の軸方向端部に封止部を形成する場合、フィン
両側壁の軸方向延長部の一方を、他方の外面に当接させ
、その外面を封着して形成するようにしたので、溶接等
による封着作業が容易になり、かつ、溶接火花等が内部
に入りにくく、コイル等の損傷を防ぐことができる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の回転電機を示す縦断面図、第2図、第3
図は従来の波形鋼板フレームの一部を示す図で、第2図
はその斜視図、第3図は平面図、第4図、第5図はこの
考案の一実施例の波形鋼板フレームの二部を示す図で、
第4図はその斜視図、第5図は平面図、第6図は他の実
施例の平面図である。 図中、1は固定子鉄心、3は波形鋼板フレーム、4はフ
ィン、5は内部通風溝、6はフィン端部、61.62は
ツイン側壁の軸方向延長部、20は封着部である。 なお、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 固定子鉄心の外周に、鋼板を波状に屈曲させて軸方向の
    通風溝を形成した波形鋼板フレームを固定し、この波形
    鋼板フレームと上記固定子鉄心との間に形成される内部
    通風溝の軸方向端部に、上記波形鋼板フレームの軸方向
    延長部分を折り曲げた封止部を形成するようにした回転
    電機の固定子において、上記内部通風溝を形成する上記
    波形鋼板フレームの両側壁の軸方向延長部分の一方を、
    他方の外面に当接させ、その外面を封着するようにした
    ことを特徴とする回転電機の固定子。
JP1978180154U 1978-12-29 1978-12-29 回転電機の固定子 Expired JPS5840772Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978180154U JPS5840772Y2 (ja) 1978-12-29 1978-12-29 回転電機の固定子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978180154U JPS5840772Y2 (ja) 1978-12-29 1978-12-29 回転電機の固定子

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55100462U JPS55100462U (ja) 1980-07-12
JPS5840772Y2 true JPS5840772Y2 (ja) 1983-09-13

Family

ID=29191824

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978180154U Expired JPS5840772Y2 (ja) 1978-12-29 1978-12-29 回転電機の固定子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5840772Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5326407B2 (ja) * 1974-07-10 1978-08-02

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5326407U (ja) * 1976-08-12 1978-03-06

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5326407B2 (ja) * 1974-07-10 1978-08-02

Also Published As

Publication number Publication date
JPS55100462U (ja) 1980-07-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5840772Y2 (ja) 回転電機の固定子
JPS6145708Y2 (ja)
JPH051965Y2 (ja)
JPS6145704Y2 (ja)
JPS6211173Y2 (ja)
JPH0419969Y2 (ja)
JPS6033720Y2 (ja) 電動機の電機子
JPS6226256B2 (ja)
JPS6223246Y2 (ja)
JPS6015413Y2 (ja) キヤンドモ−タ
JPH0739322Y2 (ja) 回転電機
JPS5934464U (ja) 回転電機
JPS5822854U (ja) 回転電機
JPS5854859Y2 (ja) 波形鋼板回転電機の固定子
JPS5828989A (ja) 回転式熱交換エレメント
JPS6011733Y2 (ja) 鋼板外枠回転電機
JPH0648354U (ja) 回転電機の回転子
JP2581203Y2 (ja) 外ケースを有するモータ
JP3002408U (ja) 回転電機のステータ
JPS6041800Y2 (ja) 波形鋼板外枠回転電機
JPS6216788Y2 (ja)
JP2590919B2 (ja) 電動機
JPS6149555U (ja)
JPS6130460Y2 (ja)
JPH0626054Y2 (ja) 電動機