JP3002408U - 回転電機のステータ - Google Patents

回転電機のステータ

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JP3002408U
JP3002408U JP1994004787U JP478794U JP3002408U JP 3002408 U JP3002408 U JP 3002408U JP 1994004787 U JP1994004787 U JP 1994004787U JP 478794 U JP478794 U JP 478794U JP 3002408 U JP3002408 U JP 3002408U
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JP
Japan
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stator
electric machine
stator core
rotating electric
fixed
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1994004787U
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English (en)
Inventor
政宏 福田
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Sawafuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Sawafuji Electric Co Ltd
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  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ブラケットとステータを固着するボルトのコ
ストダウンを図り、全体としてのコストダウンを可能と
する回転電機を提供する。 【構成】 孔を持つ第1のステータコア及び溝部を持つ
第2のステータコアから構成されるステータ13におい
て、該ステータ13は回転電機の出力に関係しない寸法
L1を持つ前記第1のステータコアより構成されるA1
部および前記第2のステータコアより構成されるB部、
並びに前記回転電機の出力に応じた寸法L2を持つ前記
第1のステータコアより構成されるA2部よりなり、前
記B部の溝部11′にはナット7が固着される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、回転電機において、ステータ部を挟んで両端にブラケットを締結す る締結方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、回転電機においては、自動化作業上の必要性から、またステータに 一方のブラケットを装着し他方のブラケットを装着する前に発電機性能検査を行 うため、また一方のステータにブラケットを装着し他方のブラケットを装着せず に出荷する機種と両端のブラケットを装着した後出荷する機種との部品共通化を 図るために、一方のブラケットをステータ部にネジ止め等により固定した後にス テータ部を挟み他方のブラケットをネジ止め等により固定する構造が取られてい る。
【0003】 図5、図6、図7は上記従来の構造を持つ回転電機を示す。 図6は、第1のステータコア2を積層しその外周部の一部を溶接5により固着し たステータ6に、第1のブラケット3を第1のボルト4及びナット7により固着 し、更にステータ6及びブラケット3の内部にロータ14を装着した状態を示す 。 図7は、図6における状態に更に第2のブラケット9をステータ6の他の端に装 着し、第2のボルト8及びナット7にて固着した状態を示す。 図5は、第1のボルト4を挿通する孔1を持つ第1のステータコア2を示す。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の構造においては、回転電機の出力により異なるステータの厚さLに より、締結用の第1のボルト4及び第2のボルト8の両方を異なる長さにする必 要があり、このためボルトの種類が多くなり、更にボルト1ヶ当りの価格が高価 となるという問題がある。
【0005】 本考案はかかる事情に鑑みてなされたものであり、異なるステータの厚さLに 対して共通の第1のボルトを使用可能とすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本願考案においては、孔1を持つ第1のステータ コア2及び溝部11を持つ第2のステータコア10から構成されるステータ13 において、該ステータ13は回転電機の出力に関係しない寸法L1を持つ前記第 1のステータコア2より構成されるA1部および前記第2のステータコア10よ り構成されるB部、並びに前記回転電機の出力に応じた寸法L2を持つ前記第1 のステータコア2より構成されるA2部よりなり、前記B部の溝部11′にはナ ット7が固着されるという技術手段を第1の特徴とし、更に該ステータ13の外 周部の一部および溝部11′内に固着されるナット7を溶接5により固着すると いう技術手段を第2の特徴としている。
【0007】
【作用】
上記の構成により、回転電機の出力の異なる機種に対して共通のボルトを使用 することが可能となるのである。
【0008】
【実施例】
以下図面により本願考案をエンジン発電機に適用したときの実施例について説 明する 図1ないし図4は本願考案の一実施例を示すものであり、同一部分は前記図5 ないし図7と同一の参照符号で示す。 図4は本願考案によるエンジン発電機を示し、図2は第1のブラケットをステー タに固着した状態を示し、図1はステータを示し、図3は第2のステータコアを 示している。
【0009】 まず図1において、図示Bの部分は第2のステータコア10を溝部11を揃えた 状態で積層し、揃えた溝部11′にはナット7が固着され、図示A1の部分は従 来と同様の第1のステータコア2が孔部1を揃えられ、かつB部の前記ナット7 とボルト挿通可能に積層されており、A2部は前記第1のステータコア2が積層 され、A1部、B部、A2部の外周の一部は溶接5により固着されステータ13 が構成されている。B部内の前記ナット7は溶接5あるいは他の固着方法により 前記第1のステータコア2ないし前記第2のステータコア10に固着されている 。前記ステータ13において、A1部とB部の寸法L1は回転電機の出力の異な る機種に渡り同一の寸法となり、出力に対応する寸法の違いはA2部の寸法L2 を変えることにより対応する。
【0010】 図2は前記ステータ13に第1のブラケット3をボルト12により固着し、更に ローター14を装着した状態を示す。前記ボルト12は前記ステータ13のB部 に固着される前記ナット7とネジ止めされている。
【0011】 図4は図2で示される第1のブラケット3とステータ13をボルト12にて固着 したものに、ステータ13を挟むように更に第2のブラケット9をボルト8及び ナット7で固着した状態を示す。
【0012】 以上に示した実施例は、エンジン発電機、エンジンウエルダーなど種々の回転電 機に適用が可能である。
【0013】
【考案の効果】
以上のように本願考案によれば、ステータ13の寸法L1を出力の異なる回転電 機に共通とすることが可能となり、従って第1のブラケット3とステータ13を ネジ止め固着するボルト12は共通化することが可能となりボルトのコストダウ ンが図れ、従って全体としての回転電機のコストダウンが可能となるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願考案の一実施例のステータの一部を破断し
た正面図
【図2】本願考案一実施例のブラケットとステータの固
着した状態の一部を破断した正面図
【図3】本願考案一実施例の第2のステータコアを示す
正面図
【図4】本願考案一実施例のエンジン発電機を示す正面
【図5】第1のステータコアを示す正面図
【図6】従来のブラケットとステータを固着した状態の
一部を破断した正面図
【図7】従来のエンジン発電機を示す正面図
【符号の説明】
2 第1のステータコア 3 第1のブラケット 6 従来のステータ 8 ボルト 9 第2のブラケット 10 本願考案一実施例による第2のステータコア 12 本願考案一実施例による共通化されたボルト 13 本願考案一実施例によるステータ 14 ロータ(ファン部を示す) 15 ステータに巻層されたコイルのコイルエンド

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 孔1を持つ第1のステータコア2及び溝
    部11を持つ第2のステータコア10から構成されるス
    テータ13において、該ステータ13は回転電機の出力
    に関係しない寸法L1を持つ前記第1のステータコア2
    より構成されるA1部および前記第2のステータコア1
    0より構成されるB部、並びに前記回転電機の出力に応
    じた寸法L2を持つ前記第1のステータコア2より構成
    されるA2部よりなり、前記B部の溝部11′にはナッ
    ト7が固着されることを特徴とする回転電機。
  2. 【請求項2】請求項1における回転電機において、ステ
    ータ13の外周部の一部および溝部11′内に固着され
    るナット7を溶接5により固着することを特徴とする回
    転電機。
  3. 【請求項3】請求項2における回転電機により構成され
    るエンジン発電機。
  4. 【請求項4】請求項2における回転電機により構成され
    るエンジンウエルダー。
JP1994004787U 1994-03-25 1994-03-25 回転電機のステータ Expired - Lifetime JP3002408U (ja)

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