JPS5840533B2 - 3−メチルペンタン−1,5−ジオ−ルの製法 - Google Patents

3−メチルペンタン−1,5−ジオ−ルの製法

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JPS5840533B2
JPS5840533B2 JP50011964A JP1196475A JPS5840533B2 JP S5840533 B2 JPS5840533 B2 JP S5840533B2 JP 50011964 A JP50011964 A JP 50011964A JP 1196475 A JP1196475 A JP 1196475A JP S5840533 B2 JPS5840533 B2 JP S5840533B2
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methyl
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    • C07C29/10Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring by hydrolysis of ethers, including cyclic ethers, e.g. oxiranes
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、3−メチルペンタン−1・5−ジオールの新
規な製法に関する。
この化合物は従来法によれば、ビニルメチルエーテルを
クロトンアルデヒドにディールス−アルダ−付加反応さ
せ、得られた3・4−ジヒドロ−2−メトキシ−4〜メ
チル〜2H−ピランを水素化することによって製造され
る(オーガニック・シンセージ334巻1954年29
頁以下及び71頁以下参照)。
しかしこの方法は、出発化合物の入手が制限されるので
、工業的規模において用いるためには適しない。
従って本発明の課題は、特にポリウレタンの製造にとっ
て重要な成分である3−メチルペンタン〜1・5−ジオ
ールを経済的な手段で製造することであった。
本発明者らは、2−メチル−1−ブテン−4−オールを
、高められた温度及び高められた圧力において、−酸化
炭素及び水素と有機三級ホスフィンにより変性されたロ
ジウムカルボニル錯化合物の存在下に反応させ、そして
得られた2−ヒドロキシ−4〜メチルテトラヒドロピラ
ンを高められた温度及び高められた圧力において、水素
化触媒の存在下に水素化するとき、3−メチルペンタン
−1・5−ジオールが有利に得られることを見出した。
新規方法は、3−メチルペンタン−1・5−ジオールを
、簡単な手段で良好な収率において工業的に提供しうる
という利点を有する。
出発化合物である2−メチル−1−ブテン−4−オール
は、イソブタンをホルムアルデヒドと縮合させることに
より容易に得られる(ドイツ特許第 1275049号明細書参照)。
ヒドロホルミル化のためには、−酸化炭素及び水素は好
ましくは1:0.25〜1:4の容量比、特に1:0.
5〜1:2の容量比において用いられる。
この混合物は通常2−メチル−1−ブテン−4−オール
に対し少なくとも化学量論的量で用いられるが、200
モル%までの過剰に用いることが有利である。
有利にはヒドロホルミル化は、60〜140℃の温度に
おいて行なわれ、70〜110℃の温度が特に好ましい
ことが知られた。
反応は、すでに数気圧たとえば10気圧の圧力において
進行するしかしこの際満足すべき空時収量を達成するた
めには、反応混合物中の比較的高いロジウム濃度を用い
る必要がある。
このためにはヒドロホルミル化の際に80〜700気圧
の圧力を用いることが有利である。
有機三級ホスフィンにより変性されたロジウムカルボニ
ル錯化合物は、2−メチル−1−ブテン−4−オールに
対しロジウム金属として計算して0.5〜500 pp
m 特に1〜50 ppm の量で用いることが有
利である。
変性剤として用いられる有機三級ホスフィンは置換基と
して、1〜20個の炭素原子を有するアルキル基、5〜
8個の炭素原子を有するシクロアルキル基、さらに1〜
4個の炭素原子を有するアルキル基又は1〜4個の炭素
原子を有するアルコキシ基1個又は2個を置換基として
有していてもよいフェニル基を有することが好ましい。
好適なホスフィンは、たとえばトリフェニルホスフィン
、トリフニルホスフィン、)IJ −p−)!Jルホス
フィン、)リ−n −7”チルホスフィン及びトリシク
ロヘキシルボスフィンである。
その入手が容易なことにより特にトリフェニルホスフィ
ンが有利に用いられる。
ロジウム1グラム原子につき少なくとも3モルの前記ホ
スフィンを用いる場合に、2−ヒドロキシ−4−メチル
テトラヒドロピランにつき特に良好な収率が得られる。
1:5〜1:3oのロジウム対燐の原子比が特に有利で
あることが知られた。
触媒的に活性なロジウムカルボニル錯化合物の詳細な組
成は知られていないが、1個又は2個以上のカルボニル
配位子が有機三級ホスフィンによって置き換えられたロ
ジウムカルボニル又は水素化ロジウムカルボニルを意味
すると思われる。
ロジウムカルボニル又はロジウムカルボニル−オレフィ
ン錯化合物から出発し、そしてこれらを相当する量の三
級ホスフィンと反応させるか、あるいはロジウム−三級
ホスフィン錯化合物を一酸化炭素で処理する。
しかし好適なロジウム化合物、たとえば二量体シクロオ
クタジェニルロジウムクロリド、酸化ロジウム、塩化ロ
ジウム又はロジウムの脂肪酸塩から、反応混合物中で、
相当する量の三級ホスフィン及び−酸化炭素を用いて触
媒的に活性なロジウム錯化合物を生成させることが有利
である。
通常追加の溶剤を併用しないで、2−メチル−1−ブテ
ン−4−オールが溶剤として利用される。
しかし反応条件下に不活性な溶剤、たとえばアルカノー
ルたとえばブタノール、さらにエーテルたとえばテトラ
ヒドロフラン、あるいは炭化水素たとえばシクロヘキサ
ンを溶剤として用いることもできる。
反応時間は、2−メチル−1−ブテン−4−オールの2
−ヒドロキシ−4−メチルテトラヒドロピランへの比較
的完全な反応が起こるように選フことができる。
この際反応時間は触媒濃度に応じて6〜48時間である
他方において2−メチル−1−ブテン−4−オールの一
部のみをヒドロホルミル化し、反応混合物から2−ヒド
ロキシ−4−メチルテトラヒドロピランを分離し、そし
て未反応の2−メチル−1−ブテン−4−オールを反応
に再供給することもできる。
反応生成物として得られる2−ヒドロキシ−4−メチル
テトラヒドロピランを特別に精製することは必要でない
が、併用したホスフィンを水素化の前に蒸留により分離
することが推賞される。
部分的反応により操作する際には、未反応の2−メチル
−1−ブテン−4−オールを分留により低沸点分画とし
て除去したのち、2−ヒドロキシ−4−メチルテトラヒ
ドロピランを蒸留により残留物と分離することが好まし
い。
触媒を含有する残留物は、ヒドロホルミル化のために再
使用することができる。
きわめて純粋な3−メチルペンタンート5−ジオールの
製造に特に価値が置かれるので、2−ヒドロキシ−4−
メチルテトラヒドロピランをさらに水素化する前に分別
蒸留により精製することが推賞される。
なぜならばこれにより3−メチルペンタンート5−ジオ
ールの精製が簡単になるからである。
ヒドロホルミル化により得られた2−ヒドロキシ−4−
メチルテトラヒドロピランは、3−メチルペンタンート
5−ジオールに水素什される−水素化は好ましくは希釈
剤なしで行なわれる。
水素化のためには普通の水素化触媒が用いられる。
活性化添加物、たとえば銅、クロム及びマンガンを含有
していてもよいコバルト及びニッケルを含有する触媒が
特に好ましいことが知られた。
さらに好適な水素化触媒は、いわゆる銅−クロム酸化物
を基礎とするアドキンス触媒である。
触媒はいわゆる全触媒、たとえばラネーニッケル又はラ
ネーコバル)として用いてもよいが、触媒金属を担体上
に沈着させて使用することも可能である。
好適な担体は、たとえば珪酸、シリカゲル、酸化アルミ
ニウム又は軽石である。
この種の担持触媒は、触媒的に活性な金属をたとえば2
〜40重量%の量で含有する。
水素化は溶剤を併用せずに行なうことができるが、水あ
るいは環状エーテルたとえばテトラヒドロフラン又はジ
オキサンを溶剤として併用することもできる。
水素化は有利には60〜250℃の温度において行なわ
れ、80〜180℃の温度を用いることが好ましい。
さらに水素化の際には通常20〜300気圧の圧力に保
持する。
50〜200気圧の圧力が特に好ましいことが知られた
良好な収率を得るためには、水素化の際に50〜150
気圧の水素分圧に保持することが推賞される。
水素化混合物から、場合により触媒を分離しそして併用
した溶剤を留去したのちに、3−メチルペンタンート5
−ジオールが純粋な形で、水とすべての比率で混和しう
る水のように澄明な粘稠な液体として得られる。
このものは低級アルコール及び環状エーテルに溶解する
が、炭化水素たとえばヘキサン、ヘプタン及びシクロヘ
キサンに不溶である。
本発明の方法により製造された3−メチルペンタン−1
・5−ジオールは、ポリエステルの製造及びポリウレタ
ンの製造のために適している。
このものは結晶化の傾向を低下させ、そしてポリウレタ
ン成分としての確実な柔軟化作用を示すのでポリウレタ
ンの製造のために適している。
さらに3−メチルペンタン−1・5−ジオールは、ホリ
アミドの製造のための出発物質として有用な3−メチル
−1・5−ペンタメチレンジアミンの製造のための中間
生成物としても適している。
下記実施例においては便宜上工程を分けて示す。
(a) 2−ヒドロキシ−4−メチルテトラヒドロピ
ランの製造。
実施列 1 内容30007711の回転式オートクレーブ中に、2
−メチル−1−ブテン−4−オール1500S’及びロ
ジウムシクロオクタジェニルクロリド錯化合物o、if
Iをトリフェニルホスフィン2グと一緒に入れる。
オートクレーブを閉鎖したのちそのガス空間を窒素で洗
浄し、そして冷時に一酸化炭素及び水素の等モル混合物
を50気圧の圧力まで充填する。
次いで反応混合物を80℃に加熱したのち、CO/H2
圧を2..50気圧に調整する。
消費されたガスの部分は、毎時後から圧入することによ
り補充する。
38時間の間に915気圧のガスを後から圧入する。
冷却及び放圧ののち反応混合物1950fが得られる。
薄層蒸発器により触媒を分離したのち、分別蒸留により
仕上げ処理を行なう。
全ロジウム及び用いられたホスフィンを含有する薄層蒸
留残香11グが得られ、この残香は触媒として2−メチ
ル−1−ブテン−4−オールのヒドロホルミル化のため
に再使用できる。
薄層蒸留の留出物1884ftを、棚段10個の塔中で
30mmHgの圧力において分留する。
55〜94℃の温度範囲(塔頂)において198rが留
出し、このものはガスクロマトグラフィー分析によれば
大部分が2−メチル−1−ブテン−4−オールから戒る
94〜100℃において1731が留出し、これは85
%までが2−ヒドロキシ−4−メチルテトラヒドロピラ
ン及び10%までが2−メチル−1−ブテン−4−オー
ルから成る。
100℃/ 30 mmHgにおいて、99%以上の純
度を有する2−ヒドロキシ−4−メチルテトラヒドロピ
ラン1390Pが得られる。
蒸留残香中になお存在する生成物を考慮しないで、合計
1537S’の2−ヒドロキシ−4−メチルテトラヒド
ロピランが得られる。
これは反応した2−メチル−1−ブテン−4−オールに
対し88.3%の収率に相当する。
実施例 2 実施例1と同様に操作し、ただしトリスアニシルホスフ
イン2zを用いる。
ガス吸収は53時間に910気圧である。
混合排出物1900S’を棚段10個の塔中で直接に分
留する。
58〜62℃/30mmHgの温度範囲において留出す
る2−メチ。
ルー1−ブテン−4−オール305?が得られる。
99〜b キシ−4−メチルテトラヒドロピラン1474S’が留
出する(蒸留残香は60i)。
2−ヒドロキシ−4−メチルテトラヒドロピランの収率
は、反応した2−メチル−1−ブテン−4−オールに対
し理論値の91.2%である。
実施例 3 実施列1と同様に操作して、メチルブチノール1500
f?を、ロジウムシクロオクタジェニルクロリド0.1
?及びトリス−p−)リルホスフイン2f?と共に8
0℃の温度において、−酸化炭素及び水素からの等モル
混合物と250気圧の圧力下に反応させる。
ガス吸収は83時間の間に930気圧である。
得られたヒドロホルミル化生成物1870yを同様にし
て仕上げ処理する。
メチルブチノール346グが回収され、2−ヒドロキシ
−4−メチルテトラヒドロピラン1416fIが得られ
る。
2−メチル−1−ブテン−4−オールの未反応の部分を
考慮すると、この場合91%の収率が達成される。
実施例 4 実施列1と同様にして、2−メチル−1−ブテン−4−
オール1soorを触媒としてのロジウムシクロオクタ
ジェニルクロリド100■及びトリフェニルホスフィン
0.51と共に、80℃及び250気圧(CO/H2−
1: 1 )の圧力において48時間反応させる。
合計1005気圧のガスを後から圧入する。
反応混合物1871’を分留する際に、未反応の2−メ
チル−1−ブテン−4−オール180fIが回収される
87〜88℃718miHgにおいて、99%以上の純
度を有する2−ヒドロキシ−4−メチルテトラヒドロピ
ラン15525’が留出する。
蒸留残香は43S’である。2−ヒドロキシ−4−メチ
ルテトラヒドロピランの収率は87.4%であり、不飽
和アルコールの変化率は88%である。
実施例 5 2−メチル−1−ブテン−4−オール10001、ロジ
ウム−ビス−トリフェニルホスフィン−カルボニルクロ
リド (Rh CP (C6H5)s )2COCl ) 1
00m9及0’トリフエニルホスフイン3tを、250
気圧の圧力及び80℃においてCO/H2混合物(1:
1)と反応させる。
12時間の間に45気圧を後から圧入する。
温度を90℃にそして圧力を270気圧に高めたのち、
さらに12時間の間に95気圧を圧入する。
さらに290気圧において温度を100℃に高めたのち
、この反応混合物からなお190気圧の圧入ガスが消費
される。
反応混合物1237fはなお148?の未反応の2−メ
チル−1−ブテン−4−オールを含有し、そして分別蒸
留の際に2−ヒドロキシ−4−メチルテトラヒドロピラ
ン863fIが得られる。
この実験における2−ヒドロキシ−4−メチルテトラヒ
ドロピランの収率は75%である。
(b) 2−ヒドロキシ−4−メチルテトラヒドロピ
ランの3−メチルペンタンート5−ジオールへの水素化 実施例 6 内容3000mlの回転式オートクレーブ中に、ラネー
コバル)50fを懸濁した2−ヒドロキシ−4−メチル
テトラヒドロピラン1000yを入れる。
オートクレーブを窒素で洗浄し、続いて水素50気圧を
圧入する。
オートクレーブを80℃に加熱し、そして水素圧を14
0気圧に高める。
5時間の間に毎時後から圧入することにより100気圧
のガス吸収が認められる。
圧力及び温度を順次90℃7160気圧、ioo℃/1
8C気圧及び110℃7200気圧に高めると、水素は
もはや吸収されなくなる。
冷却及び放圧ののち、水素化の際に粘度がきわめて強く
増大した反応混合物に、まずメタノール500?を添加
して沢過性を高める。
触媒を沢過により分離し、続いてメタノールを棚段5個
の塔により常圧において留去する。
分留の際に3−メチルペンタン−1・5−ジオールは0
.3 gmHgの圧力において104〜105℃で留出
する。
このものはこの精製装作において、ガスクロマトグラフ
ィー分析によれば99.8%以上の純度で得られる。
8719の3−メチルペンタン−1・5−ジオールが得
られ、これは用いた2−ヒドロキシ−4−メチルテトラ
ヒドロピランに対し86%のジオール収率に相当する。
蒸留残香50グ中には3メチルペンタンート5−ジオー
ルの残りの部分(約35t)が見出される。
実施例 7 2〜ヒドロキシ−4−メチルテトラヒドロピラン127
05’にラネーコバルト501を加え、そして10時間
80℃及び150気圧の水素圧において水素化する。
反応混合物1327S’を棚段5個の塔により0.3
gmHgの圧力において分留する(ラネーコバルトはそ
の前に沢過により除去する)。
分留の際に671の初留が得られ、このものは90%ま
でが3−メチルペンタンート5−ジオールから成る。
主留分は99〜100℃及び0.3mmHgにおいて留
出する。
99.7%の3−メチルペンタンート5−ジオール10
49S’が得られ、これは81.5%の収率に相当する
蒸留残香32グは、ガスクロマトグラフィー分析によれ
ば大部分が3−メチルペンタン−1・5−ジオールから
成る。
実施例 8 2−ヒドロキシ−4−メチルテトラヒドロピラン(約9
6%、なお4%の高沸点成分を含有する)7351を、
水1141と混合する。
触媒としてラネーニッケル50f?を用い、水素化を8
0℃及び150気圧の水素圧において行なう。
反応混合物8602を濾過して触媒を除去する。
分別蒸留により、92〜94℃及び0.2 mmHgに
おいて97%の3−メチルペンタンート5−ジオール6
74グが得られる。
これは用いた2−ヒドロキシ−4−メチルテトラヒドロ
ピランに対し88%の収率に相当する。
実施列 9 内容220m1のオートクレーブ中で、2−ヒドロキシ
−4−メチルテトラヒドロピラン1001を、銅−クロ
ム酸化物触媒5fを用いて、80℃7140気圧、90
℃716o気圧、100℃/180気圧及びiio℃7
200気圧において水素化する。
水素吸収は第2水素化段階(4時間)において35気圧
、第3段階(5時間)において25気圧、そして第4段
階(4時間)において20気圧である。
水素を放圧したのち反応混合物87fIが得られる。
p過(活性炭を用いて行なつ)シたのち、分別蒸留によ
り3−メチルペンタンート5−ジオール51グが得られ
る。
これは用いた環状半アセタールに対し50%の収率に相
当する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 12−メチル−1−ブテン−4−オールを、高められた
    温度及び高められた圧力において、−酸化炭素及び水素
    と有機三級ホスフィンにより変性されたロジウムカルボ
    ニル錯化合物の存在下に反応させ、そして得られた2−
    ヒドロキシ−4−メチルテトラヒドロピランを、高めら
    れた温度及び高められた圧力において水素化触媒の存在
    下に水素化することを特徴とする、3−メチルペンタン
    〜1・5−ジオールの製法。
JP50011964A 1974-01-30 1975-01-30 3−メチルペンタン−1,5−ジオ−ルの製法 Expired JPS5840533B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE2404312A DE2404312A1 (de) 1974-01-30 1974-01-30 Verfahren zur herstellung von 3-methylpentan-1,5-diol
DE2404312 1974-01-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS50106910A JPS50106910A (ja) 1975-08-22
JPS5840533B2 true JPS5840533B2 (ja) 1983-09-06

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ID=5906045

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50011964A Expired JPS5840533B2 (ja) 1974-01-30 1975-01-30 3−メチルペンタン−1,5−ジオ−ルの製法

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US (1) US3966827A (ja)
JP (1) JPS5840533B2 (ja)
DE (1) DE2404312A1 (ja)
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