JPS5840214Y2 - ストツパ−ツキドアヒンジ - Google Patents

ストツパ−ツキドアヒンジ

Info

Publication number
JPS5840214Y2
JPS5840214Y2 JP13711874U JP13711874U JPS5840214Y2 JP S5840214 Y2 JPS5840214 Y2 JP S5840214Y2 JP 13711874 U JP13711874 U JP 13711874U JP 13711874 U JP13711874 U JP 13711874U JP S5840214 Y2 JPS5840214 Y2 JP S5840214Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stopper
shaft
shaft cylinder
rotating piece
door
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP13711874U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5163063U (ja
Inventor
正昭 佐々木
Original Assignee
カブシキガイシヤ オオイセイサクシヨ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by カブシキガイシヤ オオイセイサクシヨ filed Critical カブシキガイシヤ オオイセイサクシヨ
Priority to JP13711874U priority Critical patent/JPS5840214Y2/ja
Publication of JPS5163063U publication Critical patent/JPS5163063U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5840214Y2 publication Critical patent/JPS5840214Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Hinge Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、開き角度を制限するストッパーを備えるドア
ーヒンジに関する。
このようなヒンジとしては、第1図及び第2図に示すよ
うに、2枚の回動片a、bの端縁に、それぞれの一部を
同曲して軸筒Cを食違い状に形成し、この軸筒Cに枢軸
dを貫挿して、両回動片a。
bを互いに枢着するとともに、一方の回動片aの端縁に
おける軸筒Cを形成しない部分に、他方の回動片すの開
き角度を制限するく字状折曲したストッパーeを形成し
たものがある。
(実公昭36−13609号公報参照)。
しかし、このヒンジにおいては、第2図に示すように、
たとえストッパーeの先端面fを、他方の回動片すに面
当接し得るように形成したとしても、全開時に、回動片
すか゛ストッパーeに当接したとき、ストッパーeは、
この当接部と枢軸dの中心とを結ぶ線りに直交する方向
の力F。
を受け、この力F、は、当接面に直交する法線方向の分
力F1とそれに直交する方向の分力F2として作用し、
この分力F2によりストッパーeは側方力を受け、変形
しやすいという欠点がある。
また、このストッパーeは、基部と中間部とにおいて直
角に新曲されているので、これらの折曲部で座屈や変形
が生じやすく、力F。
を受けたときに、第2図に想像線で示すように変形する
恐れがある。
さらに、分力F2に対する反力F2’が枢軸dに側方力
として作用し、枢軸dの変形や枢軸d′と軸筒Cとのか
みつき現象等を招く恐れがある。
また、第3図及び第4図に示すように、ストッパーe’
を、相手方の回動片a′又はb′の軸筒C′を取り巻く
円弧状に形成したものもある(実開昭48−43063
号公報参照)。
しかし、この従来例においては、ストッパーe′の先端
面f′が、片目子方の回動片b′又はa′に面当接せず
、その角部のみが局部的に当接するので、回動片a′又
はb′の折損やストッパーe′の破損等の恐れが大であ
るという欠点がある。
また、第4図に示すように、全開時に、回動片b′がス
トッパーe′に当接したとき、ストッパーe′は、第2
図に示す従来例の場合と同様に、当接部と枢軸d′の中
心とを結ぶ線りに直交する方向の力Foを受け、この力
F。
は、当接面と直交する方向の分力F1とそれに直交する
方向の分力F2とに分解される。
しかして、この従来例においては、分力F工により、ス
トッパーe′の先端部が第4図における上方に押し上げ
られるように変形しやすいという欠点がある。
これを別の面から見ると、回動片b′の第4図における
反時計方向の回動時に、回動片b′におけるストッパー
e′との当接面が一種のカム面をなして、ストッパーe
′の先端部を枢軸d′から離れる方向に押し広げる作用
をなし、この作用により、ストッパーe′は変形させら
れやすいともいえる。
さらに、枢軸d′には、分力F2に対する反力F2’が
側方力として作用し、第2図に示す従来例の場合と同様
な欠点を生じる。
なお、第4図に示す従来例の場合、分力F1及び分力F
2により、ストッパーe′は最終的に同図に想像線で示
すように変形すると考えられる。
本考案は、上述のような従来のヒンジ構造におけるスト
ッパーの変形や破損の恐れ、枢軸に側方力が作用するこ
とによる悪影響等を除去し、耐荷重性能の向上を計った
ストッパー付ドアーヒンジを提供することを目的とする
ものである。
この目的を遠戚するため、本考案においては、各回動片
におけるストッパーを、相手方の回動片における軸筒と
同心状をなす円弧状に形成するとともに、このストッパ
ーの先端面を、軸筒の中心軸線を通る半径方向の面に整
合するように形成し、かつこのストッパーの先端面が当
接する相手方回動片における軸筒の付根部の面をも軸筒
の中心軸線を通る半径方向の面に整合するように形成す
ることにより、両回動片を全開したとき、ストッパーの
先端面が相手方回動片における軸筒の付根部に面当接し
、全開時の衝撃荷重を均一に分散し得るとともに、その
ときの衝撃力がストッパーや枢軸に側方力として作用し
ないようにしである。
以下本考案を、第5図から第8図に示す実施例に基づい
て説明する。
第5図における1は回動片で、取付基片2の一側縁にお
ける片半部には、円筒状軸筒3が、同軸筒3の中心方向
を向く付根部3aを介して連設され、同じく残りの半部
には、軸筒3と同軸をなすほぼ半円弧状のストッパー4
が連設されている。
しかして、各ストッパー4の先端面4aは、軸筒3の中
心軸線CLを通る半径方向の面に整合するように形成さ
れるとともに、2個の回動片1を後述するように組合せ
たとき、相手方のストッパー4が当接する付根部3aの
面も、軸筒3の中心軸線CLを通る半径方向の面に整合
するように形成されている。
この回動片に個を、第6図示のように、その軸筒3とス
トッパー4とが、互いに相手側のストッパー4と軸筒3
に嵌合し合うようにして、かつ隣接する各軸筒3の中心
軸線CLが互いに整合するようにして食違い状に組合わ
せ、かつ隣接する軸筒3,3に枢軸5を貫通することに
より、本考案のドアーヒンジは構成される。
このドアーヒンジは、第7図に示すように、各回動片1
,1における取付基片2,2を、それぞれ固定体6の側
端付近の外面と、ドア7の内端面とに止着し、ドア7を
閉じた状態で、各取付基片2,2が直交するとともに、
各ストッパー4が軸筒3に対してドア7の外方側に位置
し、軸筒3を防護するようにしである。
本考案は上述のような構成としであるので、ドア7を全
開した際、第8図に示すように、各ストッパー4の先端
面4aは、相手方回動片1における軸筒3の中心方向へ
向く付根部3aに、全く同一の条件をもって均一に面当
接し、ドア7全開時の衝撃荷重を均一に分散することが
できる。
また、各回動片1における付根部3aがストッパー4の
先端面4aに当接したとき、各ストッパー4は、第8図
に示すように、枢軸5の中心、すなわち軸筒3の中心軸
線CLと、当接面とを結ぶ線りに直交する方向の力F。
を受けるが、本考案においては、ストッパー4の先端面
4aも、それに当接する付根部3aの面も、ともに中心
軸線CLを通る半径方向の面に整合するように形成され
ているため、それらの当接面は線りに一致し、力F。
はこの当接面に対して直角方向に作用する。
この結果、本考案においては、第2図に示す従来例にお
ける分力F2や、第4図に示す従来例における分力F1
のように、ストッパー4の先端を側方(第8図における
上下方向)に曲げようとする分力が生じる余地は全くな
く、かつ枢軸5に側方力として作用する力も全く生じな
い。
しかも、ストッパー4は、軸筒3と同軸をなす円弧状に
形成されており、かつその先端面4aが受ける荷重は上
述のように先端面4aと直交する方向、すなわちストッ
パー4の円弧に対する接線方向のみに制限されるので、
第2図に示す従来構造のストッパーのように、折曲部で
座屈や変形が生じやすいというような欠点や、第4図に
示す従来構造のストッパーのように、相手方回動片によ
るカム作用や分力F1の影響により、枢軸から離れる方
向に拡開されやすいというような欠点はなく、強度的に
きわめて有利である。
以上の点を総合すると、本考案のストッパー付ドアーヒ
ンジは、ストッパーの変形や破損の恐れが少なく、かつ
枢軸に側方力が作用しないため、枢軸の変形や軸筒との
かみつき等の恐れがなく、材質や板厚等の条件を従来構
造のものと同一とした場合、従来のものに比して格段に
大きな全開時衝撃荷重に耐えることができるすぐれたも
のであるということができる。
また、本考案は、全く同形同寸の2個の回動片を1対と
して用いることができるので、製造が容易で、経済的で
あす、シかも組付は精度を向上し得るという付随的な効
果もある。
さらに、本考案においては、各ストッパーが軸筒に対し
てドアの外方に位置するようにして、各回動片の取付基
片を、固定体及びドアにそれぞれ止着したので、自動車
の側面衝突時等に、ドアの外方・からの衝撃が直接軸筒
に作用するのをストツノで−で防護することができ、枢
軸の折損等を防止することができる。
また、ストッパーと軸筒との間隙を小とするか又は密接
させることにより、ストッパーにまり軸筒を補強するこ
とができるという利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のヒンジの一例を示す斜視図、第2図は同
じくその要部の縦断面図、第3図は従来のヒンジの別の
例を示す斜視図、第4図は同じくその要部の縦断面図、
第5図は本考案のドアヒンジにおける回動片の一実施例
を示す斜面図、第6図は本考案のドアヒンジの組立状態
を示す斜面図、第7図は同じく使用状態を示す平面図、
第8図は同じくドアを全開した場合の要部の横断面図で
ある。 1・・・・・・回動片、2・・・・・・取付基片、3・
・・・・・軸筒、4・・・・・・ストッパー、5・・・
・・・枢軸、6・・・・・・固定体、7・・・・・・ド
ア。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 取付基片2の一側縁における片半部に、円筒状軸筒3を
    、同軸筒3の中心方向へ向く付根部3aを介して連設す
    るとともに、残りの半部に、軸筒3と同軸をなし、かつ
    軸筒3の外径よりもやや大径の内径を有する円弧状スト
    ッパー4を連設してなる同形同寸の回動片に個を、その
    軸筒3とストッパー4とが、それぞれ相手側のストッパ
    ー4の内側と軸筒3の外側に嵌合し合うようにして、食
    違い状に組合わせ、かつ隣接する軸筒3,3に枢軸5を
    貫挿してなり、しかも各ストッパー4の先端面4aと、
    該先端面4aが当接する付根部3aの面とを、軸筒3の
    中心軸線を通る半径方向の面に整合するように形成し、
    さらに、前記各ストッパー4が軸筒3に対してドアの外
    方に位置するようにして、一方の回動片1の取付基片2
    を固定体6に、かつ他方の回動片1の取付基片2をドア
    の端面にそれぞれ止着してなるストッパー付ドアーヒン
    ジ。
JP13711874U 1974-11-14 1974-11-14 ストツパ−ツキドアヒンジ Expired JPS5840214Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13711874U JPS5840214Y2 (ja) 1974-11-14 1974-11-14 ストツパ−ツキドアヒンジ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13711874U JPS5840214Y2 (ja) 1974-11-14 1974-11-14 ストツパ−ツキドアヒンジ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5163063U JPS5163063U (ja) 1976-05-18
JPS5840214Y2 true JPS5840214Y2 (ja) 1983-09-09

Family

ID=28408760

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13711874U Expired JPS5840214Y2 (ja) 1974-11-14 1974-11-14 ストツパ−ツキドアヒンジ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5840214Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ZA815514B (en) * 1980-08-22 1982-08-25 Hat Glass Pearson Ltd Door hinge
JP7215877B2 (ja) * 2018-10-31 2023-01-31 株式会社オカムラ ヒンジ機構及び扉付什器

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5163063U (ja) 1976-05-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5709516A (en) Washer faced spring assembly
US6588063B2 (en) Hinge assembly
US3991436A (en) Butt hinge with means to prevent the wear of knuckles
US5727885A (en) Sliding bearing half shell
KR101062534B1 (ko) 힌지
EP1103688A2 (en) Hinge device
JPS5840214Y2 (ja) ストツパ−ツキドアヒンジ
TW200400328A (en) Hinge assembly
JPS60238586A (ja) ヒンジ
JPS59179983A (ja) 家具用ヒンジ
KR20010078020A (ko) 선회 가능한 너트를 구비한 너트 조립체
JP2003063288A (ja) 車両用シートの回転装置
US6633012B2 (en) Key device with a scissors-like structure
US9702171B2 (en) Locking device
JPH0333384A (ja) 閉鎖用ばねを有するヒンジ、好ましくは家具用ヒンジ
CN218541904U (zh) 车门限位器和汽车
JPH0625568Y2 (ja) 車両のアウトサイドハンドル装置
JP7253962B2 (ja) ワンタッチ取付ヒンジ
JP7481102B2 (ja) ワイヤハーネス用プロテクタ
JPS6033265Y2 (ja) ドアヒンジ装置
CN106567632B (zh) 一种枢转连接件及具有该枢转连接件的储物装置
JP3409429B2 (ja) 一体成形樹脂ヒンジ
JP3028262U (ja) 蝶 番
JP6879721B2 (ja) ドアキャッチ
KR960006034Y1 (ko) 배기관용 연결구