JPS5840205Y2 - 自動車用ドアロツク装置に於ける衝突音防止装置 - Google Patents

自動車用ドアロツク装置に於ける衝突音防止装置

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JPS5840205Y2
JPS5840205Y2 JP1979046029U JP4602979U JPS5840205Y2 JP S5840205 Y2 JPS5840205 Y2 JP S5840205Y2 JP 1979046029 U JP1979046029 U JP 1979046029U JP 4602979 U JP4602979 U JP 4602979U JP S5840205 Y2 JPS5840205 Y2 JP S5840205Y2
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JP
Japan
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latch
cushion
groove
lock
ratchet
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JP1979046029U
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JPS55145655U (ja
Inventor
義和 浜田
Original Assignee
三井金属鉱業株式会社
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Publication date
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Priority to US06/135,900 priority patent/US4358141A/en
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Priority to GB8011293A priority patent/GB2048365B/en
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動車用ドアロック装置に於ける衝突音防止
装置に係るものである。
自動車用のドアロック装置は、ロック装置本体側に、ス
トライカ−と噛合うラッチ及び該ラッチの逆転を防止す
るラチェットが取付けられている。
即ち、ラッチの外周面には、ストライカ−が係合する係
合溝と、ラチェットの爪が係合するハーフロックの保合
段部及びフルロツク係合段部がそれぞれ形成されている
が、閉扉作動時は、ストライカ−のラッチの保合溝に係
合する衝突音と、ラチェットの爪がハーフロックに係合
段部の溝底に衝突する衝突音が発生する。
この場合、それぞれの衝突音が発生されないようにした
ものはすでに公知である。
例えば、ラッチの係合溝のストライカ−が衝突する面に
軟質のクッション体を嵌合する。
又、ラチェットの爪が、ラッチ外周面に衝突する部分に
クッション体を嵌合させている。
このように構成しておけば、前記衝突音は双方とも防止
できるが、本考案は、前記別々に取付けていたクッショ
ン体を一つものとして取付手間を簡易化すると共に、前
記クッション体の連結部を板状物に形成し、該板状物を
ラッチとカバープレーとの間に挿入して、ラッチの振動
による衝突音も併せて防止できるように威したものであ
る。
即ち、本件考案はラッチの外周面にストライカ−の係合
する保合溝を設け、該保合溝を設けることによって形成
される突起の外側には逆転防止用のラチェットの爪が係
合するハーフロック係合段部とフルロツク保合段部をそ
れぞれ形成し、前記突起の、一方側の係合溝の内周と、
他方側のハーフロック保合段部の溝底部分には、それぞ
れクッション部を取付け、該両クッション部はラッチと
カバープレートとの間に挿入さている板状クッション体
で連結した自動車用ドアロック装置に於ける衝突音防止
装置の構成を要旨とするものである。
図により説明すると、1はロック装置本体で、2はカバ
ープレート、3はボディであり通常合成樹脂等により形
成され、その上面にバックプレート4が被せられる。
バックプレート4の一側は通常直角に起立して起立部5
を構成する。
而して、ボディ3には凹陥部6が形成され、該凹陥部6
内には、軸7により、ラッチ8が軸止される。
又、凹陥部6内には軸9により、ラチェット10が軸止
される。
前記ラッチ8の外周面には、ストライカ−11の係合す
る係合溝12及びラチェツ)10の爪13が係合する係
合段部14,15がそれぞれ形成される。
保合段部14はバーフロック用であり、係合段部15は
フルロツク用である。
前記う1ンチ8とラチェット10は共に同一・回動平面
に於いて回動するように形成する。
16は前記ボディ3及びカバープレート2の双方に形成
されるストライカ−11の進入溝であり、前記ラッチ8
の係合溝12は、閉扉前に於いては、進入溝16にスト
ライカ−11を受入れる状態に臨んでいる(第1図)。
前記ラッチ8はバネ17により常時第1図で時計方向に
回動するように付勢されている。
該バネ17は第1図と第2図に示した如く、トーション
コイルスプリングを用い、これを軸7に巻いて用いるが
、この場合、前記バネ17は、単なるトーションTOR
8ION (捻り)のみではなく、伸長スプリングとし
ても作用も期待し得る状態に構成して、前記ラッチ8を
第2図に於いて下方向に弾力的に押圧するように形成す
る。
前記ラッチ8のフルドア係合段部15の形成されている
突起18の両側には、それぞれ切欠部19゜19′を形
成し、該切欠部19,19’にクッション体20を取付
ける。
該クッション体20は一部が板状物22に形成され、板
状物22には軸7が貫通する透孔21を穿孔し、他部は
前記切欠部19,19’に嵌合するクッション部23.
23’となり、クッション部23は係合溝12に臨み、
クッション部23′はノ\−フ係合段部14の溝底部に
臨む。
前記クッション部23.23’部分の断面形状はコ型で
ある。
24は、コイルバネで、第1図に於いて、ラチェツ1−
10を反時計方向に付勢し、その爪13をラッチ8の係
合段部14.15に弾着させる。
25は、前記トーションコイルバネ17の一端が係合す
る突起である。
なお、第9図〜第11図に示したものは、前記板状物2
2とクッション部23.23’の変形例であり、第9図
はリブaを形成したもの、第10図は突起18よりクッ
ション部23を高くして突出部すを形成し、更に内側に
抱込部Cを形成したもの、第11図は前記突出部すのみ
を形成したものである。
本考案は上述の構成から戊り、閉扉するとストライカ−
11は進入溝16よりラッチ8の係合溝12に係合し、
該保合溝12と衝突したのちこれを第1図で反時計回動
させ、以って第7図の状態を経て第8図の如く係合し、
ラッチ8の外周面に形成されているフルドアロック係合
段部15にラチェツ) 10の爪13が係合してラッチ
8の逆転を防止する。
このとき、ストライカ−11は、ラッチ8の係合溝12
に衝突するが、そこには、クッション部23が取付けで
あるので衝突音を発生させない。
又、ラチェット10の爪13が、バーフロック係合段部
14の溝底に衝突(第7図参照)するが、この場合はク
ッション部23′が作用して衝突音を発生させない。
然して前記の如く取付けられているクッション部23.
23’は、板状物22でワンピースに連結されているか
ら、これの装着は至極簡単に行なえるばかりでなく、前
記板状物22は、ラッチ8とカバープレート2の間に挿
入されているので、ラッチ8のガタ付きを無いものとす
るのである。
一般に前記のようにストライカ−とラッチの噛合時の衝
突音防止のため、及び、ラッチとラチェットの係合時の
衝突音防止のために、その衝突面にそれぞれクッション
体を設けることは公知であるが、公知のものは、別々の
クッション体を別々に取付けていたので、それだけ取付
手間を必要としていた。
然るに本件考案は、ラッチ8の外周面にストライカ−1
1の係合する保合溝12を設け、該保合溝12を設ける
ことによって形成される突起18の外側には逆転防止用
のラチェツ) 10の爪13が係合するバーフロック保
合段部14とフルロツク係合段部15をそれぞれ形威し
、前記突起18の一方側の保合溝12と他方側のバーフ
ロック係合段部14の溝底部分には、それぞれクッショ
ン部23.23’を取付け、該両クッション部23.2
3’はラッチ8とカバープレート2との間に挿入されて
いる板状クッション体22で連結した自動車用ドアロッ
ク装置に於ける衝突音防止装置としたから、ラチェット
10の衝突音を、クッション部23′で防止できること
は勿論のこと、前記クッション部23.23’は板状ク
ッション体22で、ワンピースのクッション体20に形
成しであるから、取付は手間を著しく簡易化できるよう
になると共に、前記クッション部23.23’の外れ防
止の効果も期待でき、又、前記板状クッション体22は
、ラッチ8とカバープレート2の間に挿入したことによ
り、ラッチ8の振動防止の効果も期待でき、従って、前
記板状クッション体22は、クッション部23.23’
のワンピース化の作用効果と、ラッチ8の振動防止の作
用効果の両件用効果を、併せ期待し得る効果を発揮する
【図面の簡単な説明】
第1図はラッチとラチェットの閉扉前の状態図、第2図
は第1図の縦断底面図、第3図は第1図の縦断右側面図
、第4図はラッチの平面図、第5図はクッション体の平
面図、第6図はクッション体の拡大斜視図、第7図は半
ドア状態のラッチとラチェットの衝突状態図、第8図は
フルドアロックの状態図、第9図、第10図、第11図
は各実施例図である。 符号の説明 1・・・・・・ロック装置本体、2・・間
カバープレート、3・・・・・・ボテ゛イ、4・曲・バ
ックプレート、5・・・・・・起立部、6・・・・・・
凹陥部、7・・・・・・軸、8・・曲ラッチ、9・・・
・・・軸、10・・・・・・ラチェット、11・・曲ス
トライカ−112・・・・・・係合溝、13・・・・・
・爪、14・・曲ハーフロック係合段部、15・・・・
・・フルロツク係合段部、16・・曲進大溝、17・・
・・・・バネ、18・・・・・・突起、19.19’・
・間切欠部、20・・・・・・クッション体、21・・
・・・・透孔、22・・曲板状物、23.23′・・・
・・・クッション部、24・・曲コイルバネ、25・・
・・・・突起、a・・・・・・リブ、b・・・・・・突
出部、C・・曲抱込部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ラッチ8の外周面にストライカ−11の係合する保合溝
    12を設け、該保合溝12を設けることによって形成さ
    れる突起18の外側には逆転防止用のラチェット10の
    爪13が係合するハーフロック係合段部14とフルロツ
    ク保合段部15をそれぞれ形成し、前記突起18の、一
    方側の係合溝12の内周と、他方側のハーフロック保合
    段部14の溝底部分には、それぞれクッション部23.
    23’を取付け、該両クッション部23 、23’はラ
    ッチ8とカバープレート2との間に挿入されている板状
    クッション体22で連結した自動車用ドアロック装置に
    於ける衝突音防止装置。
JP1979046029U 1979-04-07 1979-04-07 自動車用ドアロツク装置に於ける衝突音防止装置 Expired JPS5840205Y2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979046029U JPS5840205Y2 (ja) 1979-04-07 1979-04-07 自動車用ドアロツク装置に於ける衝突音防止装置
US06/135,900 US4358141A (en) 1979-04-07 1980-03-31 Noise prevention device in an automobile locking apparatus
CA000349193A CA1155149A (en) 1979-04-07 1980-04-03 Noise prevention devices in an automobile locking apparatus
GB8011293A GB2048365B (en) 1979-04-07 1980-04-03 Automobile door locking apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979046029U JPS5840205Y2 (ja) 1979-04-07 1979-04-07 自動車用ドアロツク装置に於ける衝突音防止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55145655U JPS55145655U (ja) 1980-10-20
JPS5840205Y2 true JPS5840205Y2 (ja) 1983-09-09

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JP1979046029U Expired JPS5840205Y2 (ja) 1979-04-07 1979-04-07 自動車用ドアロツク装置に於ける衝突音防止装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5841169A (ja) * 1981-09-03 1983-03-10 日産自動車株式会社 自動車用ドアロツク装置
DE102007016409B4 (de) * 2007-03-30 2008-12-18 Keiper Gmbh & Co.Kg Schloss für einen Fahrzeugsitz
JP6915013B2 (ja) * 2019-10-04 2021-08-04 株式会社城南製作所 車両用フードロック装置
JP7288381B2 (ja) * 2019-10-04 2023-06-07 株式会社城南製作所 車両用フードロック装置及び車両用フードロック装置の製造方法
JP7288382B2 (ja) * 2019-10-04 2023-06-07 株式会社城南製作所 車両用フードロック装置及び車両用フードロック装置の製造方法

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