JPS5840092Y2 - 車両緩衝用コンクリ−トブロック - Google Patents

車両緩衝用コンクリ−トブロック

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Publication number
JPS5840092Y2
JPS5840092Y2 JP14659981U JP14659981U JPS5840092Y2 JP S5840092 Y2 JPS5840092 Y2 JP S5840092Y2 JP 14659981 U JP14659981 U JP 14659981U JP 14659981 U JP14659981 U JP 14659981U JP S5840092 Y2 JPS5840092 Y2 JP S5840092Y2
Authority
JP
Japan
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concrete block
vehicle
longitudinal direction
cushioning
slope
Prior art date
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Expired
Application number
JP14659981U
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English (en)
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JPS5850110U (ja
Inventor
清明 立仙
Original Assignee
安藤技建株式会社
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Publication date
Application filed by 安藤技建株式会社 filed Critical 安藤技建株式会社
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Publication of JPS5850110U publication Critical patent/JPS5850110U/ja
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  • Refuge Islands, Traffic Blockers, Or Guard Fence (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は車両緩衝用コンクリートブロックに関するもの
で、更に詳しくは走行中の自動車等が針突、接触等して
も、その衝撃エネルギーを最も合理的かつ効果的に吸収
減殺することにより、対向車線への突入を防止し、しか
も元の車線へ復帰させるようにした車両緩衝用コンクリ
ートブロックに関するものである。
近時、各種自動車の性能向上に伴って、とくに高速道路
等においては、自動車が中央分離帯に乗り上げた後、対
向車線に突入して正面衝突するという・悲惨な交通事故
が増加の一途を辿っており、これらの対策が大きな社会
問題となりつつある。
ところで、通常中央線あるいは中央分離帯に突入、針突
すると、ドライバーは気が動転してしまい、その後正常
運転ができず、それが為前述の如く対向車線への突入と
いうハプニングが発生することがあることから、自動車
社会の発展している米国においては、車両緩衝用コンク
リートブロックとして、スライドキャッチャ−あるいは
ジョジアバリャーと称される、衝撃エネルギーを吸収緩
和するこの種のコンクリートブロックが、路肩あるいは
中央部に路側帯9分離帯として使用され、それなりの成
果を挙げているとされている。
本考案は上記に鑑み、前記衝撃エネルギーの吸収効率を
さらに向上させると共に、ドライバー等に早期に注意を
喚起せしめ悲惨な交通事故を未然に防止しようとする目
的にある。
本考案の一実施例を図面に基づいて具体的に説明する。
1は接地底面部にボルト等の螺入螺戻で出没する小型プ
レート2を複数個設けてなる断面山形状のコンクリート
ブロック本体で、小型プレート2の高さ調整装置の高低
によってコンクリートブロック本体1を接地面に安定的
に設置するのである。
またその長手方向に設けた側面傾斜部1aは、自動車等
の車輪の乗り上がりを防止すると共に、仮りに乗り上が
ってもコンクリートブロック本体1の稜線1bを越える
ことなく、元の車線に復帰させる目的にあり、必ずしも
両側面に設ける必要はなく、例えば路肩等に設置するも
のでは片側傾斜部1aでもよいし、またその傾斜部1a
の形状は任意で、第1図の如く真正斜面でも、第2図の
如く凹彎曲斜面等のいずれでもよいものである。
しかしコンクリートブロック本体1は、少くとも断面形
状が三角型を基本としていることが必要である。
それはコンクリートブロック本体1が自動車等の衝突、
針突等で転倒しても、三角型であるためそれ以上するす
ると転倒移行することを防止できるし、必ず側面傾斜部
1aが生成されることから、転倒直後に別の自動車等が
衝突、針突等しても前述の効果を奏しえるからである。
このコンク−ドブロック本体1はその長手方向に適宜の
長さを有しており、その長手方向直交両端面部1Cには
接金具3挿入用の溝4が設けられていて、この実施例で
は接合具3は蝶番式の板体で、直交両端面部1Cに貫設
した溝4に嵌挿一体化される構成となっていて、コンク
リートブロック本体1の移行に附随して適宜曲折するか
(第4図参照)あるいは破壊される構造となっている。
そうしてこのコンクノートブロック本体1の裾部1dに
は車輪が乗り上げた場合、車輪や車体等に騒音と振動を
与えドライバー等に早期に危険を知らしめる凹凸、スリ
ット、梨子地等よりなる粗面5を形成すると共に、この
裾部1dに連接してその長手方向に車両抱持用の凹部6
を設けてなる車両緩衝用のコンクリートブロックの構造
である。
図中7はフェンス類の取付孔である。
以上のように構成したコンクリートブロックを第4図に
暗示するが如く、接合具3をもって順次連設し、路肩あ
るいは中央分離帯域に設置していくのであり、その際高
さ調整装置をもって接地面に順応させ、このコンクリー
トブロックを地表面にほぼ水平状態に保持するのである
本考案は以上詳述したように、底面部に高さ調整装置を
設けてなる断面山形状のコンクリートブロック本体に側
面傾斜部を設ける構造としたので、車両等の針突あるい
は接触等における衝撃エネルギーを緩やかに吸収減殺す
ることができる効果があり、もってドライバー等の人身
事故を未然に防止できるし、また針突等して乗り上がっ
ても自然に元の車線に復帰するので、対向車線への突入
という最悪の事態を回避できるし、乗り上がり後の事後
処理を比較的冷静に判断しえるなどの卓効を有する。
また、裾部に粗面を形成するので、乗り上げた直後に瞬
時に危険を察知でき、事後処理を初期の過程ですみやか
になしえ、悲惨な交通事故の発生を大いに減少すること
ができる。
さらに、コンクリートブロック相互間を接合具で連設一
体化する構造としたので、車両の衝突、針突の際、コン
クリートブロックが第4図一点鎖線の如く単にくの字状
に変位することによって、車両の対向車線への突入を防
止しえると共に、くの字状変位時に対向車があっても、
反対側の傾斜部をもってそれの車線への突入を防ぎ正面
衝突としう最悪の事態を回避しえるのである。
さらに又、コンクリートブロックの裾部に凹部を設ける
構造としたので、傾斜面に乗り上がって車輪が滑落して
いく過程で、一時的に凹部で抱持されることによって、
急激に元の車線に復帰せず、ドライバー及び他車のドラ
イバーの運転操作に悪影響を与えず、二次的事故を防止
しえるし、ドライバー等への滑落衝撃をも減少させるこ
とができるなど数々の実用上の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであって、第1図は
斜視図、第2図は他の一例を示す斜視図、第3図は連設
状態を示す分解斜視図、第4図は連設状態を示す平面図
である。 1・・・・・・コンクリートブロック本体、2・・・・
・・小型プレート、3・・・・・・接合具、4・・・・
・・溝、5・・・・・・粗面、6・・・・・・凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 底面部に高さ調整装置を設けてなる断面山形状のコンク
    リートブロック本体の長手方向直交両端面部に接合具挿
    入用の溝を設け、かつその裾部を粗面に形成すると共に
    、さらにその裾部に連設する車両抱持用の凹部をその長
    手方向に向って設けたことを特徴とする車両緩衝用のコ
    ンクリートブロック。
JP14659981U 1981-09-30 1981-09-30 車両緩衝用コンクリ−トブロック Expired JPS5840092Y2 (ja)

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JP14659981U JPS5840092Y2 (ja) 1981-09-30 1981-09-30 車両緩衝用コンクリ−トブロック

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JP14659981U JPS5840092Y2 (ja) 1981-09-30 1981-09-30 車両緩衝用コンクリ−トブロック

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Publication Number Publication Date
JPS5850110U JPS5850110U (ja) 1983-04-05
JPS5840092Y2 true JPS5840092Y2 (ja) 1983-09-09

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JP14659981U Expired JPS5840092Y2 (ja) 1981-09-30 1981-09-30 車両緩衝用コンクリ−トブロック

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0376936A (ja) * 1989-04-10 1991-04-02 Sanyo Kiki Kk 作業機と自走台車との着脱装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6241003B2 (ja) * 2014-10-10 2017-12-06 公益財団法人鉄道総合技術研究所 車両走行路支持装置
JP7197879B2 (ja) * 2017-10-04 2022-12-28 有限会社 創友 落石防護柵

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JPS5850110U (ja) 1983-04-05

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