JPS5839869A - ベルト式自動変速機 - Google Patents
ベルト式自動変速機Info
- Publication number
- JPS5839869A JPS5839869A JP13956281A JP13956281A JPS5839869A JP S5839869 A JPS5839869 A JP S5839869A JP 13956281 A JP13956281 A JP 13956281A JP 13956281 A JP13956281 A JP 13956281A JP S5839869 A JPS5839869 A JP S5839869A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- face
- boss
- fixed
- drive plate
- movable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H55/00—Elements with teeth or friction surfaces for conveying motion; Worms, pulleys or sheaves for gearing mechanisms
- F16H55/32—Friction members
- F16H55/52—Pulleys or friction discs of adjustable construction
- F16H55/56—Pulleys or friction discs of adjustable construction of which the bearing parts are relatively axially adjustable
- F16H55/563—Pulleys or friction discs of adjustable construction of which the bearing parts are relatively axially adjustable actuated by centrifugal masses
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Transmissions By Endless Flexible Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はベルト式自動変速機に係り、特に駆動軸が受け
る反動トルクを検出して被動側プーリ径を拡大せしめる
トルク検出機構を三重軸構造とし、被動側プーリを構成
する固定フェースと可動フェース間の相対回転を防止す
ることにより、該プーリとベルトの滑りを防止し、以っ
てトルク検出機能、変速性能、ベルトの耐久性等の向上
を図るようにしたベルト式自動変速機に関する。
る反動トルクを検出して被動側プーリ径を拡大せしめる
トルク検出機構を三重軸構造とし、被動側プーリを構成
する固定フェースと可動フェース間の相対回転を防止す
ることにより、該プーリとベルトの滑りを防止し、以っ
てトルク検出機能、変速性能、ベルトの耐久性等の向上
を図るようにしたベルト式自動変速機に関する。
ベルト式自動変速機における変速手段としては、軸速度
に比例して発生する遠心力を利用したものの他、被動軸
側に作用する負荷によって発生する反動トルクを検出し
、この負荷を利用して変速するようにしたトルク検出機
構が知られている。従来のトルク検出機構にあっては、
可変プーリを構成する固定フェースと可動フェース間の
相対回転は不可避であり、ためにベルトとプーリ間に滑
りが生じ、ベルトが摩耗してこれの耐久性が低下するの
みならず、円滑な変速作動が害され、又損失動力の発生
等を伴っていた。
に比例して発生する遠心力を利用したものの他、被動軸
側に作用する負荷によって発生する反動トルクを検出し
、この負荷を利用して変速するようにしたトルク検出機
構が知られている。従来のトルク検出機構にあっては、
可変プーリを構成する固定フェースと可動フェース間の
相対回転は不可避であり、ためにベルトとプーリ間に滑
りが生じ、ベルトが摩耗してこれの耐久性が低下するの
みならず、円滑な変速作動が害され、又損失動力の発生
等を伴っていた。
本発明者等はこの種ベルト式自動変速機の上記問題点に
鑑み、これを有効、且つ合理的に解決すべく本発明を成
したもので、その目的とする処は、トルク検出機構を三
重軸構造とし、被動側プーリを構成する固定フェースと
可動フェース間の相対回転を防止することにより、該プ
ーリとベルト間の相対滑りを有効に防止し、以ってトル
ク検出機能、変速性能、ベルトの耐久性等の向上を図る
ようにしたベルト式自動変速機を提供する番とある。
鑑み、これを有効、且つ合理的に解決すべく本発明を成
したもので、その目的とする処は、トルク検出機構を三
重軸構造とし、被動側プーリを構成する固定フェースと
可動フェース間の相対回転を防止することにより、該プ
ーリとベルト間の相対滑りを有効に防止し、以ってトル
ク検出機能、変速性能、ベルトの耐久性等の向上を図る
ようにしたベルト式自動変速機を提供する番とある。
以下に本発明の好適一実施例を添付図面に基づいて詳述
する。
する。
第1図は本発明に係る自動変速機の横断側面図、第2図
は第1図2−2線断面図、第3図は第1図3−3線断面
図である。
は第1図2−2線断面図、第3図は第1図3−3線断面
図である。
第1図中1は駆動軸で、これの一方の延出端1aには可
変プーリ2が配設されており、他端1bは例えば原動機
(図示せず)の出力軸に連結されている。プーリ2は軸
端に嵌着された皿状の固定フェース3と、該固定フヱー
ス3と対面する如く軸1上で軸方向に摺動自在に設けら
れた皿状の可動フェース4とか−ら成る。可動フェース
4は軸1にスプライン嵌合等で取り付けられ、これ4の
反固定フェース側の背面には複数のウェイトローラ5・
・・が放射状に配設され、ウェイトローラ5・・・は可
動フェース4の背面とこれを塞ぐ如く設けられたランプ
プレート6間で保持されている。ランププレート6は可
動フェース4と摺動自在に係合して一体に回転し、軸方
向はスリーブ7.8にて拘束されて定位置に保持され、
ローラ5・・・は可動フェース4の背面傾斜ガイド部4
aとプレート6の対称的な傾斜ガイド部6a間に臨んで
いる。
変プーリ2が配設されており、他端1bは例えば原動機
(図示せず)の出力軸に連結されている。プーリ2は軸
端に嵌着された皿状の固定フェース3と、該固定フヱー
ス3と対面する如く軸1上で軸方向に摺動自在に設けら
れた皿状の可動フェース4とか−ら成る。可動フェース
4は軸1にスプライン嵌合等で取り付けられ、これ4の
反固定フェース側の背面には複数のウェイトローラ5・
・・が放射状に配設され、ウェイトローラ5・・・は可
動フェース4の背面とこれを塞ぐ如く設けられたランプ
プレート6間で保持されている。ランププレート6は可
動フェース4と摺動自在に係合して一体に回転し、軸方
向はスリーブ7.8にて拘束されて定位置に保持され、
ローラ5・・・は可動フェース4の背面傾斜ガイド部4
aとプレート6の対称的な傾斜ガイド部6a間に臨んで
いる。
父上記可動フェース4とランププレート6間で、ローラ
5 ・間に形成される空間部には複数のスプリング9・
・・が縮装され、可動フェース4はこれらスプリング9
・・・の弾発作用で固定フェース3側、即ちプーリ2の
拡径方向に常時押圧付勢されている。
5 ・間に形成される空間部には複数のスプリング9・
・・が縮装され、可動フェース4はこれらスプリング9
・・・の弾発作用で固定フェース3側、即ちプーリ2の
拡径方向に常時押圧付勢されている。
一方、被動軸10は前記駆動軸1と平行に設けられ、被
動軸10の延出端部10aには発進クラッチ11が設け
られている。即ち、被動軸1oの軸端にはドラム状のク
ラッチアウタ12が設けられ、アウタ12にはドラム部
り2a内壁に接する摩擦係合部材であるクラッチシュー
13が対向する如く設けられている。一方、被動軸1o
の外側には軸受14.15を介して筒軸状のドライブプ
レートホス16が回動自在に支承され、ポス16端部に
はドライブプレート17が固着され、プレート17には
上記クラッチシュー13に対°応する遠心拡開素子18
が設けられている。尚19はクラッチダンパーラバーで
ある。
動軸10の延出端部10aには発進クラッチ11が設け
られている。即ち、被動軸1oの軸端にはドラム状のク
ラッチアウタ12が設けられ、アウタ12にはドラム部
り2a内壁に接する摩擦係合部材であるクラッチシュー
13が対向する如く設けられている。一方、被動軸1o
の外側には軸受14.15を介して筒軸状のドライブプ
レートホス16が回動自在に支承され、ポス16端部に
はドライブプレート17が固着され、プレート17には
上記クラッチシュー13に対°応する遠心拡開素子18
が設けられている。尚19はクラッチダンパーラバーで
ある。
上記ドライブプレートボス16の外周には同じく筒軸状
の固定フェースボスう2o逅軸受21を介して回動自在
に嵌装され、これ20の端部には皿状の固定フェース2
2が固着されている0上記固定フエースボス20の外周
には更に筒軸状の可動フェースボス23が軸方向に摺動
自在、且つ周方向に回転可能に嵌装され、これ23の端
部には皿状の可動フェース24が固着されている。そし
てこの可動フェース24と前記固定フェース22とは被
動側の可変プーリ25を構成している。父上記可動フェ
ースボス23はこれ23と前記ドライブプレート17間
に縮装されたスプリング26の弾発作用で固定フェース
22側へ付勢され、従って該可動フェースボス23に固
着された可動フェース24はプーリ25の拡径方向へ常
時押圧付勢されている。
の固定フェースボスう2o逅軸受21を介して回動自在
に嵌装され、これ20の端部には皿状の固定フェース2
2が固着されている0上記固定フエースボス20の外周
には更に筒軸状の可動フェースボス23が軸方向に摺動
自在、且つ周方向に回転可能に嵌装され、これ23の端
部には皿状の可動フェース24が固着されている。そし
てこの可動フェース24と前記固定フェース22とは被
動側の可変プーリ25を構成している。父上記可動フェ
ースボス23はこれ23と前記ドライブプレート17間
に縮装されたスプリング26の弾発作用で固定フェース
22側へ付勢され、従って該可動フェースボス23に固
着された可動フェース24はプーリ25の拡径方向へ常
時押圧付勢されている。
以上のドライブプレートボス16、固定フェースボス2
0及び可動フェースボス23は三重軸構造を成し、これ
らはトルク検出機構、即ち後述の如く被動軸10が受け
る反動トルクを検出して被動側プーリ25を拡径せしめ
る機構を構成する。
0及び可動フェースボス23は三重軸構造を成し、これ
らはトルク検出機構、即ち後述の如く被動軸10が受け
る反動トルクを検出して被動側プーリ25を拡径せしめ
る機構を構成する。
ところで、上記ドライブプレートボス16の円周複数箇
所には第2図に示す如く軸方向に長孔で、周方向に傾斜
し次カム溝1・6a・・・が形成され、又上記固定フェ
ースボス20には前記ドライブプレート16に形成され
たカム溝16a・・・と等ピッチ・が形成されており、
これらカム溝16a・・・、20a・・・内には上記可
動フェースポス23に固設されたガイドピン27がガイ
ドローラ28・・・、29・・・を介して係合している
。
所には第2図に示す如く軸方向に長孔で、周方向に傾斜
し次カム溝1・6a・・・が形成され、又上記固定フェ
ースボス20には前記ドライブプレート16に形成され
たカム溝16a・・・と等ピッチ・が形成されており、
これらカム溝16a・・・、20a・・・内には上記可
動フェースポス23に固設されたガイドピン27がガイ
ドローラ28・・・、29・・・を介して係合している
。
斯くしてドライブプレートボス16と固定フェースボス
20とはカム溝16a・・・に沿って相対回転可能で、
軸方向の移動は規制され、一方、可動フェースポス23
は固定フェースボス20に対してカム溝20a・・・に
沿っての軸方向移動のみが許容され、相対回転が規制さ
れ、これら20.”23は一体に回転する如く構成され
ている。
20とはカム溝16a・・・に沿って相対回転可能で、
軸方向の移動は規制され、一方、可動フェースポス23
は固定フェースボス20に対してカム溝20a・・・に
沿っての軸方向移動のみが許容され、相対回転が規制さ
れ、これら20.”23は一体に回転する如く構成され
ている。
以上の如き構成において、駆動側プーリ2と被動側プー
リ25間には動力伝達用のVベルト30が張架されてい
る。
リ25間には動力伝達用のVベルト30が張架されてい
る。
次に本変速機の作用及び効果について述べる。
第1図は駆動軸1が低速回転している状態を示し、不図
示の原動機等からの動力は駆動軸1、駆へと伝達され、
被動側プーリ2′5が回転せしめられる。この被動側プ
ーリ25と一体にドライブプレートボス16、固定フェ
ースボス2o及び可動フェースポス23が回転し、これ
に伴ってドライブプレート17も回転し、これ17に設
けられた遠心拡開素子18はこれに作用する遠心力で拡
開され、これに固着したクラッチシュー13をクラッチ
アウタ12のドラム部12aに押圧し、クラッチアウタ
12を介して被動軸10を回転せしめる。この場合、前
述の如く駆動軸1の回転速度が低いため、ウェイトロー
ラ5・・・に作用する遠心力はこれらローラ5・・・を
半径方向外方へ移動せしめるには至らず、従って第1図
に示す如く駆動側プーリ2のベルト巻掛径は小さく、被
動側プーリ25のそれは大きく保持され、被動軸1oの
回転は減速され、又これの回転トルクは増幅される。
示の原動機等からの動力は駆動軸1、駆へと伝達され、
被動側プーリ2′5が回転せしめられる。この被動側プ
ーリ25と一体にドライブプレートボス16、固定フェ
ースボス2o及び可動フェースポス23が回転し、これ
に伴ってドライブプレート17も回転し、これ17に設
けられた遠心拡開素子18はこれに作用する遠心力で拡
開され、これに固着したクラッチシュー13をクラッチ
アウタ12のドラム部12aに押圧し、クラッチアウタ
12を介して被動軸10を回転せしめる。この場合、前
述の如く駆動軸1の回転速度が低いため、ウェイトロー
ラ5・・・に作用する遠心力はこれらローラ5・・・を
半径方向外方へ移動せしめるには至らず、従って第1図
に示す如く駆動側プーリ2のベルト巻掛径は小さく、被
動側プーリ25のそれは大きく保持され、被動軸1oの
回転は減速され、又これの回転トルクは増幅される。
駆動軸1の狗転速度が上昇すれば、ウェイトロー25・
・・はこれらに作用する遠心力によって半径方向外方へ
放射状に移動し、可動フェース4を固定フェース3側へ
押圧する。この場合、可動フェース4にはスプリング9
・・・の作用により常時これ4を固定フェース3側へ押
圧する力が作用しているため、結局可動フェース4には
スプリング9・・・による押圧力と前記ウェイトローラ
5・・・の移動によって発生する押圧力の合力が作用す
る。可動フェース4に前記合力が作用する結果、固定フ
ェース3と可動フェース4間の間隔は狭められ、プーリ
2のベルト巻掛径は拡大する。一方、ベルト30の駆動
側プーリ2による拡径引張動により被動側プーリ25に
あっては、ベルト30は固定フェース22と可動フェー
ス24間の半径方向内方へ喰い込む。これに伴って可動
フェース24はスプリング26の弾発力に抗して第1図
中左動し、ベルト30のプーリ25への巻掛径は縮小し
、被動軸10の回転が増速されて変速が成される。向上
記スプリング9・・が可動フェース4への押圧力の一部
を負担するため、それだけウェイトローラ5・・・の遠
心力負担が軽減し、ウェイトローラ5・・・の重量、サ
イズを縮小でき、延いては装・置傘体の小型、コ7パク
ト化を図ることができる。
・・はこれらに作用する遠心力によって半径方向外方へ
放射状に移動し、可動フェース4を固定フェース3側へ
押圧する。この場合、可動フェース4にはスプリング9
・・・の作用により常時これ4を固定フェース3側へ押
圧する力が作用しているため、結局可動フェース4には
スプリング9・・・による押圧力と前記ウェイトローラ
5・・・の移動によって発生する押圧力の合力が作用す
る。可動フェース4に前記合力が作用する結果、固定フ
ェース3と可動フェース4間の間隔は狭められ、プーリ
2のベルト巻掛径は拡大する。一方、ベルト30の駆動
側プーリ2による拡径引張動により被動側プーリ25に
あっては、ベルト30は固定フェース22と可動フェー
ス24間の半径方向内方へ喰い込む。これに伴って可動
フェース24はスプリング26の弾発力に抗して第1図
中左動し、ベルト30のプーリ25への巻掛径は縮小し
、被動軸10の回転が増速されて変速が成される。向上
記スプリング9・・が可動フェース4への押圧力の一部
を負担するため、それだけウェイトローラ5・・・の遠
心力負担が軽減し、ウェイトローラ5・・・の重量、サ
イズを縮小でき、延いては装・置傘体の小型、コ7パク
ト化を図ることができる。
斯る被動軸10の高速回転状態において、該軸10に一
定以上の負荷がかかった場合、この負荷はクラッチアウ
タ12、拡開素子18、ドライブプレート17、ドライ
ブプレートボス16を経てガイドピン27に伝達され、
第3図に示す如くガイドピン27に周方向の反力−Rを
作用せqめる。
定以上の負荷がかかった場合、この負荷はクラッチアウ
タ12、拡開素子18、ドライブプレート17、ドライ
ブプレートボス16を経てガイドピン27に伝達され、
第3図に示す如くガイドピン27に周方向の反力−Rを
作用せqめる。
第3図に示す如くドライブプレートボス16に形成され
たカム溝16aの傾斜角をθ、ガイドピン27のカム溝
16a内での左限位置中心を01、右限位置(図中実線
にて示す)中心を02とし、雨中心間距離をlとすると
、ガイドピン27はこれに作用する反力Rのカム溝16
a方向の分力R1(=Rsinθ)によって点01から
点02までカム溝16aに沿って距離lだけ移動する。
たカム溝16aの傾斜角をθ、ガイドピン27のカム溝
16a内での左限位置中心を01、右限位置(図中実線
にて示す)中心を02とし、雨中心間距離をlとすると
、ガイドピン27はこれに作用する反力Rのカム溝16
a方向の分力R1(=Rsinθ)によって点01から
点02までカム溝16aに沿って距離lだけ移動する。
このガイドピン27のカム溝16aに沿っての距離lの
移−動は、ガイドピン27の固定フェースボス20に形
成されたカム溝20aに沿っての距離lの軸方向成分Δ
u(−lcrsθ)だけの軸方向移゛動と、ドライブプ
レートボス16と固定フェースボ玄20間の距離lの周
方向成分Δv(=l比θ)だけの相対回転の合成運動と
して許容される。ガイトビ/27が軸方向へΔUだけ移
動することは、可動フェース24が同量だけの軸方向移
動してプーリ25のベルト巻掛径を変更せしめて変速す
ることを意味している。
移−動は、ガイドピン27の固定フェースボス20に形
成されたカム溝20aに沿っての距離lの軸方向成分Δ
u(−lcrsθ)だけの軸方向移゛動と、ドライブプ
レートボス16と固定フェースボ玄20間の距離lの周
方向成分Δv(=l比θ)だけの相対回転の合成運動と
して許容される。ガイトビ/27が軸方向へΔUだけ移
動することは、可動フェース24が同量だけの軸方向移
動してプーリ25のベルト巻掛径を変更せしめて変速す
ることを意味している。
斯くして本発明においては、従来可動フェース24が固
定フェース22に対して相対回転しつつ軸方向に移動し
ていたものを、固定フェース22に対しては軸方向移動
のみを許容して相対回転を規制し、相対回転動はドライ
ブプレートボス16と肉定フェースボス20に負担せし
めた。この結果、即ち固定フェース22と可動フェース
24間の相対回転が防止された結果、ベルト30のプー
リ25での滑りが防止され、ベルトの摩耗による耐久性
低下、損失動力の増大等の問題も発生せず、藝 変速が極めて円滑、且つ効率よく成され、又トルク検出
機構のトルク検出機能を向上せしめることができる。
定フェース22に対して相対回転しつつ軸方向に移動し
ていたものを、固定フェース22に対しては軸方向移動
のみを許容して相対回転を規制し、相対回転動はドライ
ブプレートボス16と肉定フェースボス20に負担せし
めた。この結果、即ち固定フェース22と可動フェース
24間の相対回転が防止された結果、ベルト30のプー
リ25での滑りが防止され、ベルトの摩耗による耐久性
低下、損失動力の増大等の問題も発生せず、藝 変速が極めて円滑、且つ効率よく成され、又トルク検出
機構のトルク検出機能を向上せしめることができる。
ところで、被動側プーリ2549おいて、上述の如り可
動フェース24が固定フェース22側へ移動すれば、固
定フェース22と可動フェース24の間隔が狭められ、
被動側プーリ25のベルト巻掛径は拡大し1、逆に駆動
側プーリ2のそれは縮小し、被動軸10の回転は減速さ
れるとともに、これのトルクは増幅せしめられ、所要の
トルクが得られる。
動フェース24が固定フェース22側へ移動すれば、固
定フェース22と可動フェース24の間隔が狭められ、
被動側プーリ25のベルト巻掛径は拡大し1、逆に駆動
側プーリ2のそれは縮小し、被動軸10の回転は減速さ
れるとともに、これのトルクは増幅せしめられ、所要の
トルクが得られる。
斯くして本変速機においては、回転速度及び負荷トルク
に応じて適切なる変速が成される。
に応じて適切なる変速が成される。
以上の説明から明らかな如く本発明によれば、トルク検
出機構を三重軸構造とし、被動側プーリの可動フェース
に対して軸方向移動のみを許容し、可動フェースと固定
フェースは一体に回転するよう構成したため、プーリと
ベルト間の滑りが有効に防止され、トルク検出機能、変
速性能、ベルトの耐久性向上等を図ることができる0
出機構を三重軸構造とし、被動側プーリの可動フェース
に対して軸方向移動のみを許容し、可動フェースと固定
フェースは一体に回転するよう構成したため、プーリと
ベルト間の滑りが有効に防止され、トルク検出機能、変
速性能、ベルトの耐久性向上等を図ることができる0
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は本発明に係る
自動変速機の横断側面図、第2図は第1図2−2線断面
図、第3図は第1図3−3線断面図である。 尚図面中1は駆動軸、2は駆動側プーリ、3゜22は固
定フェース、4.24は可動フェース、5はウェイトロ
ーラ、9.26はスプリング、10は被動軸、16はド
ライブプレートボス516a。 20aはカム溝、20は固定フェースボス、23は可動
フェースボス、25は被動側プーリ、27はガイドビン
、30はVベルトである。 特許 出 願人 本田技研工業株式会社代理人 弁理士
下 1) 容一部 間 弁理士 大 橋 邦 彦口====井
===コ 眠====→
自動変速機の横断側面図、第2図は第1図2−2線断面
図、第3図は第1図3−3線断面図である。 尚図面中1は駆動軸、2は駆動側プーリ、3゜22は固
定フェース、4.24は可動フェース、5はウェイトロ
ーラ、9.26はスプリング、10は被動軸、16はド
ライブプレートボス516a。 20aはカム溝、20は固定フェースボス、23は可動
フェースボス、25は被動側プーリ、27はガイドビン
、30はVベルトである。 特許 出 願人 本田技研工業株式会社代理人 弁理士
下 1) 容一部 間 弁理士 大 橋 邦 彦口====井
===コ 眠====→
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 駆動軸と被動軸に固定フェースと可動フェースとから構
成される可変プーリを夫々配設し、これら両プーリ間に
張架されたベルトの各々のプーリに対する巻掛径を駆動
側に設けたウェイトローラに作用する遠心力と、被動側
に設けたトルク検出機構とにより変更せしめるようにし
た自動変速機において、前記トルり検出機構を被動軸の
外側にこれと同心的に、且つ回動自在に設けられたドラ
イブプレートボスと、該ドライブプレートボスの外周に
回動自在に嵌装され。 端部に固定フェースを固着して成る固定フェースボスと
、該固定フェースボス外周に回動自在、且つ軸方向に摺
動自在に嵌装され、端部に可動フェースを固着して成る
可動フェースボスとで三重軸構造に構成するとともに、
前記ドライブプレートには軸方向に長孔で、周方向に傾
斜したカム溝を、固定フェースボスには軸方向に長孔の
カム溝を夫々形成し、これらカム溝に前記可動フェース
ボスに固設したガイドピンを一体的に係合したことを特
徴とするベルト式自動変速機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13956281A JPS5839869A (ja) | 1981-09-04 | 1981-09-04 | ベルト式自動変速機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13956281A JPS5839869A (ja) | 1981-09-04 | 1981-09-04 | ベルト式自動変速機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5839869A true JPS5839869A (ja) | 1983-03-08 |
Family
ID=15248150
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13956281A Pending JPS5839869A (ja) | 1981-09-04 | 1981-09-04 | ベルト式自動変速機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5839869A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011052727A (ja) * | 2009-08-31 | 2011-03-17 | Honda Motor Co Ltd | ベルト式無段変速機 |
-
1981
- 1981-09-04 JP JP13956281A patent/JPS5839869A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011052727A (ja) * | 2009-08-31 | 2011-03-17 | Honda Motor Co Ltd | ベルト式無段変速機 |
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