JPS5839711Y2 - バイブレ−タ付足専用浴槽 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は足部を刺激し血行を良くすることにより足部の
疲労を取り、かつ東洋医学に首う「ツボ」が多数存在す
る足裏を刺激し、該「ツボ」に通ずる内臓等の各種器管
の回復治療効果も発揮することができ、必要に応じてバ
イブレータ部分を取外し、頭部マツサージ用、あるいは
ふくらはぎマツサージ用としてバイブレータ単体でも使
用できる機能的な構成に係るバイブレータ付足専用浴槽
に関する。

従来、足裏部に多数の「ツボ」が存在し、これを刺激す
ることにより、疲労回復、あるし・は内臓等の各器管の
治療効果をも発揮することは知られている。

また、足部全体を刺激すれば身体全体の血行が良くなり
、健康の維持、回復と密接な関係があることも昔より知
られている。

これ等の事実に鑑みて存竹踏みゃ、マツサージの際足裏
に乗ってもらう等極めて原始的な手段もあるが、効率が
悪いばかりでなく、刺激効果を上げるためには、長時間
の作業を余儀なくされ、本人、若しくは治療者自身がつ
かれてしまう等の欠点があった。

浴槽中にパイブレーク機構を取付ける方法も考えられて
いるが、単に一体的にバイブレータ機構が取付固定され
て（・るため、他の用途に用いることはできず、多用性
に乏しく結果的に高価なものとならざるを得す、また浴
槽全体が振動してしまったり、あるいは「ツボ」が最も
多数存在する足裏部分の特殊形状を考慮に入れていない
ことから、単に足部全体が振動を起すのみで効果的なパ
イフレージョン効果を得られない等、多くの欠点を有し
ていた。

本考案はかかる諸欠点を除去し、ト湯等の温水刺激洗浄
効果とバイブレーション効果の相乗効果を足部に効果的
に与え、特に足裏の「ツボ」に集中的に刺激を与えるこ
とができる構成で、しかもバイブレータ収納ケースは取
外し自在の構成からなり、頭部マツサージ用、あるいは
ふぐらはき゛マツサージ用として使用することもできる
多用性に富む形状よりなるとともに、それ自体単体で使
用する場合にはカバーを簡単に取付けることができる機
能的形状に係り、衛生的であるとともに、経済的で多用
性にも富むパイブレーク付足専用浴槽を提供することを
目的とする。

本考案の構成は足専用浴槽用の底部に開口部を設け、該
開口部に取外し自在に足載履用バイブレータ収納ケース
を取付けてなるバイブレータ付足専用浴槽に訃いて、前
記バイブレータ収納ケースは、内部にバイブレータを備
え、該パイブレークの振動を振動板を介してパイプレー
ク収納ケース上面に伝えるとともに該バイ７レータケー
ス上面が足専用浴槽内底部に露呈するとともに、バイブ
レータの収納ケース上面は、載置する足裏形状及びふぐ
らはき゛に抵抗なく当接すべく球状面体とし、さらには
パイブレークの収納ケース上方部分局部に突出鍔部を設
け、該鍔部は足専用浴槽底部に形成した開口部周縁に形
成した段部と防振、防水バッキングを介して密着すると
ともに、バイブレータを取外して単体で使用する時には
カバー冠着係止部材となることを特徴とするパイブレー
ク付足専用浴槽に関するものであり、これを図面に示す
実施例に基づき説明すれば次の如くである。

第１図、第２図中１は足専用浴槽であり、長方形状のプ
ラスチック製容器から成り、底部には端部に防振ゴムを
取付けた脚２が４本取付けられている。

３は足専用浴槽中央部に円形に開口されてなる開口部で
あり、開口部周縁には段部３ａが形成されて釦す、開口
縁部には下方に向い円形輪体２ｂが一体的に突設されて
ふ一す、該輪体には係合溝３ｃが形成されている。

４は略Ｕ字形状バイブレータであり、内部に介在してな
る電磁石４ａの作用により振動する。

５はこのパイブレークの振動を受ける振動板でありバイ
ブレータ４上向に位置する。

６はバイブレータ収納ケースであり、上面を球状面体と
する円筒形状から成り、内部に前記バイブレータ４を収
納し、上面部分６８下方内部にて前記振動板を接続して
収る。

パイブレーク収納ケース６の上品部分６ａは救形状の面
からなり、上面部分６ａの周縁には開口部３と安定した
状態で接続すべく鍔部６ｂが突出形成されて訃り、該鍔
部６ｂと足専用浴槽１の開口部３０段部３ａとが防振防
水バッキング１を介在して密着されるとともに、鍔部６
ａ下方で収納ケース６上面部分に形成された係合溝６ｃ
と足専用浴槽１の開口部３に形成された前記係合溝３ｃ
が係合されることにより、収納ケース６の上面部分６ａ
のみが足専用浴槽１の中央部に露呈して係合される形態
となる。

上面部分６ａを球状面としたのは、足裏の形状に合わせ
て足裏部、あるいは単体使用時の頭部、あるいはふくら
はぎとフィツトするためである。

前述した如く、バイブレーション機構そのものを取外し
自在としたことから、足裏のみでなく、頭部、首部、肩
部、ふくらはぎ部等にもバイブレーション効果を与え、
肩こりの除去、疲労の回復効果等にも単体で使用でき、
すなわち、第３図に示す如くパイブレーク収納ケース６
の鍔部６ｂを有効に利用して、カバー８あるいは突起物
が複数１固配設されたカバーを冠着し、所要開所に当て
ることにより、衛生的に、しかも適度のクッションを有
してバイブレーションによるマツサージ効果を上げるこ
とができるものである。

尚、９はバイブレーション単体使用の際のすべり止め用
脚であり、１０は電源接続用コードである。

上記構成に係る本考案によれば、電磁石４８が作動する
と、バイブレータ４が振動し、該バイブレータ５に接続
されてなる振動板５が振動し、振動板５に接続されてな
るパイブレーク４の収納ケース６が振動する。

この時振動板５は収納ケース６の上面部分６の下方に接
続され、しかも周縁部は防振防水バッキング１を介在し
ているため、収納ケース６の上面部分６ａが集中的に振
動する。

収納ケース６ａ部分は球状向に形成されているため、こ
の上に載置される足裏形状と７１′ツトし、「ツボ」の
多く存在する足裏に対し効率良く集中的にバイブレーシ
ョンによる刺激を与えるとともに、足専用浴槽１にも適
度にバイブレーション効果が伝わることから、足専用浴
槽１内のト湯の波動によるバイブレーション効果と相ま
って相乗的に足部全体を刺激することとなり、効果的な
マツサージを施すことができる。

バイブレータ機構を取外して使用する場合には、カバー
８を収納ケース６の鍔部６ｂを利用して冠着し、使用す
れば、衛生的であるとともに柱状にして頭部に当てたり
、あるいはふくらはぎ部分に当てたり、所要（同所に当
接すれば、いわゆる通常のマツサージ用パイブレークと
して使用できるものである。

尚、足専用浴槽内に洗浄液、あるいは水虫治療用等の薬
液を入れて使用すれば、「ツボ」刺激効果の他に足の洗
浄、あるいは水虫治療等の効果も発揮することができる
し、砂、小径の玉石等を入れて使用すれば、足裏部等の
美肌効果をも発揮することができる。

以上述べた如く、本考案にあっては、足裏部に対してト
湯等の刺激効果と相まって、バイブレーションによる刺
激効果を効果的に与えることができる構成であることか
ら、「ツボ」刺激による各種器管の疲労回復叉び治療に
役立つのみでなく、バイブレータ機構そのものは取外し
自在であることから、これをマツサージ用パイブレーク
とじて単体で使用することができることから経済的でも
あシ、数多くの効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案のパイブレーク付足専用浴槽の斜視図、
第２図は足を入れた状態のパイブレーク付足専用浴槽の
断面図、第３図はパイフレークを取外し、単体として使
用する状態を示す側面図である。 １・・・足専用浴槽、３・・・開口部、４・・・バイブ
レータ、６・・・バイブレータ収納ケース ６ａ・・・
バイブレータ収納ケースの上面部分、８・・・カバー。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 足専用浴槽内の底部に開口部を設け、該開口部に取外し
   自在に足載履用パイプレーク収納ケースを取付けてなる
   パイブレーク付足専用浴槽に訃いて、前記パイプレーク
   収納ケースは、内部にバイブレータを備え、該バイブレ
   ータの振動を振動板を介してパイフレーク収納ケース上
   面に伝えるとともに該バイブレータケース上面が足専用
   浴槽内底部に露呈するとともに、パイブレークの収納ケ
   ース上面は、載置する足裏形状及び頭部及びふくらはぎ
   に抵抗なく当接すべく球状面体とし、さらにはバイブレ
   ータの収納ケース上方部分局部に突出鍔部を設け、該鍔
   部は足専用浴槽底部に形成した開口部周縁に形成した段
   部と防振、防水バッキングを介して密着するとともに、
   バイブレータを取外して単体で使用する時にはカバー冠
   着係止部材となることを特徴とするバイブレータ付足専
   用浴槽。