JPS5839558Y2 - 磁気記録媒体 - Google Patents

磁気記録媒体

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Publication number
JPS5839558Y2
JPS5839558Y2 JP1978177770U JP17777078U JPS5839558Y2 JP S5839558 Y2 JPS5839558 Y2 JP S5839558Y2 JP 1978177770 U JP1978177770 U JP 1978177770U JP 17777078 U JP17777078 U JP 17777078U JP S5839558 Y2 JPS5839558 Y2 JP S5839558Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic recording
protective sheet
flexible disk
recording medium
disk
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978177770U
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English (en)
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JPS5597831U (ja
Inventor
洋 保坂
Original Assignee
東京磁気印刷株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by 東京磁気印刷株式会社 filed Critical 東京磁気印刷株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、磁気記録媒体に関するものであり、特ニ、プ
ラスチックフィルムあるいは紙などの可撓性のある基体
に磁気記録層を設けたフレキシブルディスクに関するも
のである。
従来のこの種のフレキシブルディスクには、IBMフロ
ッピーディスク型、IBM6:5カートリツジ型、ディ
スク単体で使用するもの等がある。
IBMフロンピーディスク型は、塩化ビニル製のジャケ
ットの中にフレキシブルディスクを収納した形態である
これは、取り扱いが容易であり、汚染され難いという長
所があり、近年広まりつつあるディスクである。
しかしながら、円滑に作動するディスクを作成するには
、ディスクおよびジャケントに高精度な加工技術が必要
となり、その上ジャケットはディスクを包み込む形状を
しているため材料も多く使用することになり、高価格と
なってしまうという欠点がある。
また、IBM6:5カートリンジ型は、プラスチック製
のケースに複数状のディスクを収納する形態のものであ
る。
この型のものも上記フロッピーディスク型のものと同様
の長所、欠点を有している。
更にまた、ディスク単体で使用するものは、ディスクを
保護するケースが無いため、外部からの汚染源に対して
無防備である。
磁性面の汚染はドロップアウトの原因となり、磁気記録
媒体にとって最も防がなければならないものの一つであ
る。
人間の手の脂質も汚染の原因となるため、磁性面に直接
子が触れてはならない。
従って、ディスク単体の場合には取り扱いに注意が必要
となる。
また、ケースが有る場合はケースに適当な剛性のある材
料を選択すれば、ディスクは剛性の低い薄いフィルムを
使用しても、取り扱い性の良いものを得ることができる
が、ディスク単体で用いる場合は、ディスク自身に適当
な剛性を付与させなげればならない。
薄いフィルムディスクでは、柔軟過ぎて折り曲げ易くな
ること、機器にセントし難いなど、取り扱い性が劣る。
そのため、取り扱い上の制約から、ある程度厚いフィル
ムディスクを使用しなげればならない。
しかし、磁気記録、再生を正常に行なうために欠くこと
のできない良好で安定したヘンドタンチを得るためには
、薄いフィルムが適している。
そこで、厚いフィルムのディスクでは、ヘッド圧を高め
て良好なヘンドタンチを得るようにしている。
しかし高いヘッドタッチはディスクおよびヘッドの耐用
度を低下させてしまう。
このように、取り扱い性、ヘソドタンチ、耐用度にとっ
て最適なフィルム厚は一致しない場合が多く、何れかの
項目の犠牲となると(゛つ欠点がある。
本考案の目的は、上記のような従来のフレキシブルディ
スクの欠点を除いた、取り扱いが容易、磁性面が汚染さ
れ難く、安価な磁気記録媒体を提供することである。
次に、添付図面に基づいて本考案の実施例について本考
案を詳細に説明する。
第1図は本考案の磁気記録媒体の一実施例の分解部品図
である。
この磁気記録媒体は、プラスチックフィルム等の可撓性
のある基体3B上に磁気記録層3Aを設けたフレキシブ
ルディスク3と、紙、合成紙、プラスチックまたは金属
製の一部に開口部5を有した単板状の1枚のみの保護シ
ート2と、取付は部材としてのクランプ1および4とか
らなっている。
保護シート2およびディスク3の中心部には、クランプ
1および4を通す孔2Aおよび3Cがそれぞれ設けられ
ている。
ディスク3、クランプ1および4、保護シート2は、第
2図に部分断面図で示すような関係となっているため、
保護シート2を固定してもディスク3はクランプと共に
回転することができる。
保護シート2に設げられた開口部5は、磁気ヘッドをデ
ィスク3の磁性面3Aへ接触させるためのものである。
この磁気記録媒体は第3図および第4図に示すようにタ
ーンテーブル9にセントして使用することができる。
第3図はその使用状態を斜視図で示し第4図は断面図で
示している。
磁気記録媒体の保護シート2は、ストツパ6によって固
定される。
ディスク3は、モータ8の軸8Aによってクランプ1お
よび4を介して回転され、開口部5に配置された磁気ヘ
ンドアで磁気記録層3Aへの記録または磁気記録層3A
からの再生がなされる。
本考案の磁気記録媒体は、このような構成となっている
ため、従来のフレキシブルディスクでは得ることのでき
なかった、下記のような効果を発揮することができる。
(1)磁性面の大部分が保護シートによって保護されて
いるため汚染され難い。
開口部以外は、直接子で触れても磁性膜に脂質が付着す
ることはない。
ただし、表裏両面に磁性膜を有するディスクを使用した
場合でも、裏面は直接保護シートによって保護されては
いないが、第3図によく示されているように、フレキシ
ブルディスク3が円形状であり、保護シートがそのフレ
キシブルディスク3の直径に等しいか又はそれより大き
い各辺を有する矩形状のシートであると、その矩形状保
護ノートの隅部を把持することにより、手で取り扱う時
、磁性膜に触れることなく保護シートを保持することが
出来るので、手の脂質が裏面の磁性膜に付着することは
防止される。
(2)保護シートに、取り扱い易い剛性の材料を使用す
れば、取り扱い性の良好なディスクを得ることができる
磁気ディスクフィルムは、ヘソドタンチ、(耐用度)に
とって最適な厚みを選択することが可能となり、取り扱
い性によって制約を受けることはない。
(3)保護シートが単板状の1枚のシートからのみなっ
ており、構造が単純なため、高精度な加工技術は不要で
ある。
したがって、量産性が優れている。
また、材料も多くは必要でなく、特殊な素材も使う必要
がないため、安価に作ることができる。
(4)保護シートに筆記または印刷を施すことによって
記録、分類等ができる。
実施例 本考案による磁気記録媒体を下記のように作り試験を行
なった。
ヘッド圧は202で良好な安定したヘッドタッチを得る
ことができた。
ディスク単体で使用する型の場合、取り扱い易くするた
めにはフィルムは188μ厚を使用しなげればならない
このディスクで同様の試験を行なうと、良好で安定した
ヘッドタッチを得るためには1501のヘッド圧が必要
であった。
試験 磁気記録媒体 保護シート:上質紙(厚0.3rIrrIL)70×7
0rIrIn磁気デイスクフイルム:PET75μ厚、
φ65磁気特性:Ho:3000e φr:IMXICrrI φr:φm二〇、65 記録・再生 入・出力周波数:3KH7 相対速度: 4.8cm/sec・ ヘンド:一般オーディオカセント(モノラル)用装置:
ターンテーブルにセント 下には硬度600のシリコンコム(5rrmL厚)を使
用 前述の実施例は本考案の一実施例であり、形態、使用方
法は他の例もあり得る。
ヘッドを接触させるための開口部は単なる切欠きでもよ
い。
使用方法も、高速でディスクを回転させてフィルムの遠
心力による張力を利用してヘッドをタンチさせる方式を
とっても、上記のターンテーブルを使用した例と同様に
有効である。
また、保護シートの磁気記録層が当る位置に、ランピン
グフィルム、不織布等、磁性膜を清掃する作用のあるク
リーニング部材を貼り付けておくと、耐汚染性がさらに
向上する。
保護シートの材料も用途、目的に応じて選択は自由であ
る。
【図面の簡単な説明】
添付図面の第1図は本考案の磁気記録媒体の一実施例の
分解部品配列図、第2図は第1図の磁気記録媒体の組立
状態を示す部分拡大断面図、第3図および第4図は第1
図の磁気記録媒体の使用例を示す斜視図および断面図で
ある。 1・・・・・・クランプ、2・・・・・・保護シート、
3・・・・・・フレキシブルディスク、3A・・・・・
・磁気記録層、3B・・・・・・基体、4・・・・・・
クランプ、5・・・・・・開口部、6・・・・・・スト
フパ、7・・・・・・磁気ヘッド、8・・・・・・モー
タ、8A・・・・・・モータの軸、9・・・・・・ター
ンテーブル。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)可撓性のある基体の片面にのみ又は両面に磁気記
    録層を設けたフレキシブルディスクと、該フレキシブル
    ディスクの磁気記録層への磁気ヘッドのアクセスを許す
    開口部を有した単板状の1枚のみの保護シートと、前記
    フレキシブルディスクの片面にのみ設けられた磁気記録
    層が前記1枚のみの保護シートによって覆われ又は両面
    に設けられた磁気記録層のうちの一方の磁気記録層のみ
    が前記1枚のみの保護シートによって覆われ且つ前記フ
    レキシブルディスクが前記1枚のみの保護シートに対し
    て回転しうるように、前記フレキシブルディスクを前記
    1枚のみの保護ノートへ取り付ける取付は部材とを備え
    ていることを特徴とする磁気記録媒体。
  2. (2)前記フレキシブルディスクは、円形状であり、前
    記1枚のみの保護シートは、前記フレキシブルディスク
    の直径に等しいか又はそれより大きい各辺を有する矩形
    状7−トである実用新案登録請求の範囲第(1)項記載
    の磁気記録媒体。
  3. (3)前記保護シートの前記磁気記録層に対向する面に
    、前記磁気記録層の表面を清掃するりIJ−ニング部材
    が設けられている実用新案登録請求の範囲第(1)項又
    は第(2)項記載の磁気記録媒体。
  4. (4)前記保護シートは、前記フレキシブルディスクよ
    りも剛性がある実用新案登録請求の範囲第(1)項又は
    第(2)項又は第(3)項記載の磁気記録媒体。
JP1978177770U 1978-12-25 1978-12-25 磁気記録媒体 Expired JPS5839558Y2 (ja)

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JP1978177770U JPS5839558Y2 (ja) 1978-12-25 1978-12-25 磁気記録媒体

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JP1978177770U JPS5839558Y2 (ja) 1978-12-25 1978-12-25 磁気記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5597831U JPS5597831U (ja) 1980-07-08
JPS5839558Y2 true JPS5839558Y2 (ja) 1983-09-06

Family

ID=29187588

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9475508B2 (en) 2003-07-08 2016-10-25 National Steel Car Limited Rail road car truck and fitting therefor

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4834162A (ja) * 1971-09-08 1973-05-16
JPS4929804A (ja) * 1972-07-13 1974-03-16
JPS50142206A (ja) * 1974-05-02 1975-11-15

Patent Citations (3)

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Cited By (1)

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US9475508B2 (en) 2003-07-08 2016-10-25 National Steel Car Limited Rail road car truck and fitting therefor

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JPS5597831U (ja) 1980-07-08

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