JPS5839515B2 - グルコ−スイソメラ−ゼノ キユウチヤクヨウタンタイ - Google Patents

グルコ−スイソメラ−ゼノ キユウチヤクヨウタンタイ

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JPS5839515B2
JPS5839515B2 JP50112012A JP11201275A JPS5839515B2 JP S5839515 B2 JPS5839515 B2 JP S5839515B2 JP 50112012 A JP50112012 A JP 50112012A JP 11201275 A JP11201275 A JP 11201275A JP S5839515 B2 JPS5839515 B2 JP S5839515B2
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レオ イートン デービツド
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    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12PFERMENTATION OR ENZYME-USING PROCESSES TO SYNTHESISE A DESIRED CHEMICAL COMPOUND OR COMPOSITION OR TO SEPARATE OPTICAL ISOMERS FROM A RACEMIC MIXTURE
    • C12P19/00Preparation of compounds containing saccharide radicals
    • C12P19/24Preparation of compounds containing saccharide radicals produced by the action of an isomerase, e.g. fructose
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N11/00Carrier-bound or immobilised enzymes; Carrier-bound or immobilised microbial cells; Preparation thereof
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Description

【発明の詳細な説明】 一般的に本発明は本質的に水に不溶の担体物質の上に触
媒的に活性な酸素の固定化に関する。
特に本発明はMgOとA1□03の混合金属酸化物から
なる大表面積の多孔性無機支持体の内部表面上へのグル
コースイソメラーゼの吸着に関スる。
酵素の触媒的特異性のために、それを利用する方法を見
出すことに実験室的におよび工業的応用の両方でかなり
の関心が払われてきた。
酵素は一般に水に可溶であり、その理由で、多(の酵素
はむしろ高価な酵素回収および精製の段階のない状態で
は一般に1回しか使用できないので大規模なバッチ式操
作で使用することは経済的でない。
けれども近年、反応体から容易に除去できる本質的に水
に不溶の支持体物質に活性酵素を固定する技術が工夫さ
れた。
このようにして不溶性の固定酵素を再使用することがで
きるようになった。
本明細書では複合物の単位重量当り高度の酵素活性を示
す新規な固定グルコースイソメラーゼ複合物について述
べる。
グルコースイソメラーゼは、糖グルコースを糖フラクト
ース(しばしばレウ゛ロースと呼ばれる)に異性化する
触媒として働く酵素である。
グルコースを7ラクトースに転化することが望まれるの
はいろいろな理由でよく認められている。
たとえば、フラクトースはグルコースと同じカロリーを
有するけれどもより甘い。
したがってフランl−−スについては相対的に低いカロ
リーの摂取で一’Mの甘味が得られる。
さらに砂糖グルコースはいろいろな原料から比較的に豊
富であり、したがってフラクトース生成の原材料として
有用である。
グルコースがアルカリ法および酵素法の両方によって7
ラクトースに異性化できることは良く知られている。
グルコース溶液のアルカリ異性化にはフラクトースへの
異性化が起るアルカリ性にグルコース含有溶液をするこ
とが必要である。
不幸にして、一般に非選択的アルカリ性媒触が生成物の
味に悪い影響を及ぼし、除去困難な望ましくない副生成
物を生成する傾向があるためグルコースのフラクトース
へのアルカリ異性化は不十分であった。
アルカリ異性化の既知の望ましくない副生成物のうちに
はさらに除去の段階を必要とするいろいろな色素体およ
び酸性生成物がある。
アルカリ異性化に関する短所のいくつかは比較的最近の
発見である、微細なアルミナをアルカリ性環境で使用し
グルコースを異性化するという方法で克服された。
米国特許明細書第3431253号に記載されているよ
うに大きい表面積を有するアルスリ性アルミナ(>pH
7)を使用することによって、有害な副生成物の形成を
避けることが可能とカることか分った。
さらに記載されている長所は芳実したアルミナ粒子を使
用することによって、アルミナは反応媒体から容易に除
去でき再使用できることである。
けれども不幸なことには、微細なアルミナの使用はグル
コース溶液に比較的長い滞留時間を必要とし、かくてよ
り経済的な持続的あるいは流通反応を妨げる傾向がある
さらにグルコースと7ラクトースとの間に存在する擬似
平衡状態のために、上記特許明細書に記載されているバ
ッチ式反応条件のもとで、グルコースを最適にフラクト
ースに転化することは制限される。
アルカリ異性化に関した問題のためにグルコースイソメ
ラーゼを使用する酵素的異性化法への注目が増加してい
る。
ここで使用されているグルコースイソメラーゼは、酵素
源には関係なくグルコースのフラクトースへの異性化に
触媒的に働く酵素または酵素系という。
酵素それ自体は、いろいろな生物(たとえば米国特許第
3813318号明細書)から得られ、グルコースイソ
メラーゼを抽出し精製する方法は数多く知られている。
大規模な商業的フラクトース製造のため可溶性のグルコ
ースイソメラーゼ製造の使用は一般に、1回使用のため
のコストおよびまたは消費した可溶性酵素の回収または
不活化に関するコストのために制限される。
それらの理由で最近は大きい表面積の本質的に水に不溶
の担体(それは有機質でも無機質の両方)の上に酵素を
固着する方法を見つげることが注目されてきた。
酵素支持物質として有機質担体を使用することに関し多
くの短所がある。
たとえば多くの有機物は、特に長期間使用では微生物の
攻撃を受ける。
さらに有機物のうちには水性環境で膨張し、連続的なカ
ラム操作の使用において圧力の問題を生じてくる。
さらにまた多くの有機物は、多くの酵素の担持を確実に
するのに必要な大きい表面積に欠け、その有機物の性質
のために、多くの有機質担体は伝統的方法により殺菌す
ることが困難である。
上記短所の多くは、ある種の無機物質を酵素支持物質と
して使用するという最近の発見によって克服された。
多くのシリカ質にいろいろな酵素を吸着する方法が、米
国特許第3556945号明細書に記載されている。
中間体シランカプリング剤を通して広範な無機物に酵素
を化学的にカプリングする方法が米国特許第35195
38号明細書に記載されている。
さらに最近R,A0Messingが出願し本出願人に
譲渡された「多孔性無機支持体に固着した酵素」の主題
の米国特許出願S、N、332807号において、非常
に有効な固定した酵素複合物が孔の平均直径が1000
久より小望ましくは約500久より小または約100に
と500にの間である多孔性セラミック物質の内部表面
に酵素を結合することによって製造することができると
いうことが記載されている。
少なくとも酵素の大きさと同じであるが約xoooAよ
り小さい孔の平均直径を選ぶことによって、多くの酵素
担持のための大きい表面積が得られ、内部的に結合した
酵素で、特に荒れている反応条件で脱離から保護される
傾向があるということが記載されている。
R、A 、 Messingが1973年2月16日に
出願し本出願人に譲渡した「固着したグルコースイソメ
ラーゼでフルクトースを製造する方法」の主題の米国特
許出願S、N、332739号において、孔の平均直径
約100Aから1ooo久の大きさの多孔性アルミナ体
に吸着したグルコースイソメラーゼからなる複合物を使
用してグルコースをフラクトースに異性化する方法が記
載されている。
上記で引用した特許出願に記載されているように、グル
コースをフラクトースに酵素的に異性化するのにいろい
ろな金属イオンが必要であることが知られている。
たとえばY、タカサキらの「糖異性化酵素、精製結晶化
そしてストレプトミセスsp からのグルコースイソメ
ラーゼの性質」の標題の論文(Agr 、 B iol
、Chem、 33巻11号、1527−34ページ
(1969))参照。
この論文中でMg、Co、Fe、Mn、Ni、Ba、C
a、Zn、およびCuのようないろいろな金属イオンの
効果が調べられ、引用したストレプトミセス89株から
のグルコースイソメラーゼはその活性にコバルトとマグ
ネシウムイオンの両方が存在することが必要であると結
論している。
典型的には米国特許出願S、N。
332739号の実施例に示されているように、これら
および他のイオンの存在が固着した酵素系と接触する前
にグルコース供給に加えることによって確実にされてい
る。
グルコース供給物質にいろいろな金属イオンを添加する
ことは固定したグルコースイソメラーゼ特に連続流通反
応器(たとえば栓流カラム)で7ラクトースを生成する
場合にさらに処理過程が必要である。
さらにそのようなイオンを供給液に加えた場合、それは
最終生成物の一部となる。
これは特にコバルトイオンのようなイオンの場合には望
ましくない。
最終生成物特に食品にそのようなイオンが存在すること
は望ましくなくそしてそのようなイオンの除去に関して
追加のコストがかかるという理由で必要な金属イオンの
存在を確実にし、しかも過去の系に関した問題を避ける
固定したグルコースイソメラーゼ系を提供する必要が認
められた。
まったく驚いたことに、固定したグルコースイソメラー
ゼ系の必要な金属イオンの一部およびその系の臨界的p
Hパラメーターを同時に非常に臨界的な金属酸化物の組
成範囲を有する多孔性無機質担体物質に明らかに組合わ
せることができることがわかった。
以下に詳述する。本発明の本質は固定グルコースイソメ
ラーゼ複合物に対する担体のダラム当りの非常に高い酵
素負荷が多孔性Al2O3酵素支持物質中にMgOの臨
界量を加えることによって達成されるという発見にある
特にグルコースイソメラーゼ酵素を大きい表面積(少な
くとも5 m/f? )の多孔性で、孔の平均直径が約
100Aないし約100OAで重量比0.84%と12
,0%の間のMgOと99.16%と88.0%の間の
Al2O3、望ましくは約0.84%と約3.80%の
間のMgOからなる無機質の担体の内部表面に吸着させ
ることによって非常に有効な固定グルコースイソメラー
ゼ複合物を製造できることが判明した。
非常に望ましい具体例で、多孔性MgO−Al 203
酵素担体は米国標準ふるいで約4メツシユと200メツ
シユの間、望ましくは30メツシユと45メツシユの間
の平均粒子径で、孔の平均直径が約150大と250λ
の中間である粒子状である。
担体を製造する方法、固着グルコースイソメラーゼ複合
物そして、その複合物を使用してフラクトースを製造す
る方法について次にのべる。
固定したグルコースイソメラーゼ複合物を使用してグル
コース含有液中のグルコースを部分的に異性化する方法
は異性化条件下でグルコース水溶液をこの複合物と反応
させる工程を含む。
望ましくは、その複合物は平均粒子の大きさが約4メツ
シユと200メツシユの間にある多数の多孔性粒子の内
部表面積に吸着したグルコースイソメラーゼ分子からな
り、しかもその複合物は少なくとも10重量%のグルコ
ースを含有するグルコース溶液を連続的に異性化条件の
もとに通過させる盲栓流通カラムに入れられている。
非常に望ましくは、グルコース溶液のpHがカラムを通
過する前に約7.0と9.0の間であり、さらに望まし
くは7.4と8.8の間であり、無機質支持体は重量比
で約0.84と3.80%の間のMgOと99.16と
96.2%の間のAl2O3からなり、孔の平均直径が
約150Aと25OAの間であり、平均の粒子の大きさ
が米国標準ふるいで約30ないし45メツシユの範囲内
である。
本発明の本質はグルコースイソメラーゼ担体の化学的お
よび物理的性質およびその酵素をグルコース溶液から7
ラクトースの生成のために固定化するためのその利用に
ある。
特にMgO−Al2O3多孔質担体中のMgOの量はグ
ルコースイソメラーゼ酵素の最適のpHと負荷能を持ち
、酵素の金属イオンの必要性を部分的に満す大きい表面
積支持体を提供する上で臨界的であることがわかってい
る。
本発明の担体は上記引用検討した米国特許出願S、N、
332739号明細書で記載されたものの改善であるこ
とを重視すべきである。
その特許出願において、ここでその出願について言及し
たように多孔性Al2O3の孔の平均直径が約100久
と1o ooAO間であり、非常に望ましくは約140
Aと22OAの間であることが指摘された。
MgOの臨界量を添加することを必要としている本発明
の担体の製造にはわずかに差があるので望ましい孔の平
均直径は1 souないし2 souの範囲であるとい
うことがわかった。
上記特許出願の担体な上回わる明確な改善はグルコース
イソメラーゼに必須のマグネシウムイオンが多孔性アル
ミナ担体中に酸化マグネシウムの形で混合できるのでマ
グネシウムが担体表面に吸着したグルコースイソメラー
ゼに密接に近接していることを発見したことある。
マグネシウムがグルコースイソメラーゼの触媒作用を助
ける正確な機構は十分に分っていないけれども、MgO
を少量の管理された量を多孔性アルミナ母体に混入する
と少なくとも4つの明瞭な利点があることが分ったすな
わち、 (1)多孔性支持体の微孔内のpHおよび基体または供
給体のpHが酸素の必要性により制御できる。
(2)固定した活性グルコースイソメラーゼの量を、マ
グネシウムイオンでの表面の前処理したりまたは供給体
にマグネシウムイオンを混入することに関するいかなる
活性をも実質的に上回るように増加することができる。
(3)酵素の利用率または結合の効率を多孔性担体中の
マグネシウムの量の点で増強できる。
(4)酵素の半減期を延長できる。
全体的な改善をもたらすのに必要なMgO−Al2O3
担体中のMgOの重量比の臨界的範囲は約0,84%と
12.0%の間である。
望ましくはMgOの量は0.84%と380%の間の範
囲であり、非常に有用な担体はMgOの量が20%と2
4%の間の狭い範囲内である時得られるということがわ
かった。
特にMgOの量が0.84%以下の場合担体の吸着能は
著しく減少し、一方MgOが12.0%以上の場合は酵
素活性が減少することがわかった。
ともにその影響は多孔性担体のMgOの含有量およびま
たは、下記の例で示すような微孔内のpHにおけるそれ
による影響に関連する。
本質的にAl1”03とMgOのいろいろな量からなる
酵素の多孔性無機質担体はいろいろな方法で製造できる
けれども米国特許出願S 、N。332807号明細書
に示されているように無機質担体の孔の平均直径は少な
くともその酵素と同じ大きさで、しかし約xoooAよ
り小さく非常に望ましくは約500λより小さいまたは
可能であるならば約100にと500久の間であるべき
であることが発見された。
グルコースイソメラーゼと本担体の場合においては、望
ましい孔の平均直径は約150久と250久の間である
べきであることがわかった。
従って下記の例ではその範囲内の孔の平均直径を持つ多
孔性Mg0−A I20.78体を製造するために特別
の指示が与えられている。
さらに担体にグルコースイソメラーゼを固定し固定した
グルコースイソメラーゼの複合物を形成するための指示
がされている。
またグルコースなフラクトースに異性化するために固定
したグルコースイソメラーゼを使用する方法が述べられ
ている。
MgO−Al2O3多孔性担体を製造する一般方法は約
300人±20OAの粒子の平均の大きさを持つアルミ
ナ粒子から出発することを含む。
それからこれらの粒子をマグネシウムイオンのいろいろ
な量または濃度からなる溶液に混合してよく混合したス
ラリーとする。
マグネシウムイオンはMgCl2・6H20またはMg
(OH2)のようないろいろな入手できる源から加える
ことができる。
そのスラリーをそれから穏やかに乾燥して水を除去する
この乾燥の段階は圓々の粒子をともに縮小する傾向があ
るので最終乾燥生成物は多孔性であり出発物質の粒子の
平均大きさに近い孔の平均の大きさを持っている。
穏やかな乾燥は単純な空気乾燥、穏やかな加熱(〜10
0℃)による乾燥、スラリーのスプレー乾燥等のような
多くの方法で達成できる。
乾燥段階での主な要件は粒子をともに縮少させるとき形
成した骨格となる孔構造を保持するのに充分なほど穏や
かであることである。
乾燥した後、多孔体を焼結させる温度以下の温度で焼成
して強化する。
たとえば約400℃ないし600℃で約1ないし16時
間焼焼成る。
得られた生成物を必要ならばそれから細く砕き、個々の
多孔性粒子を所望ならば米国標準ふるいで4メツシユと
200メツシユの間、望ましくは30メツシユと45メ
ツシユの間の所望のメツシュ範囲によって選別する。
別にそのスラリを焼成する前に噴霧乾燥して所望の粒子
範囲にすることもできる。
多孔性粒子を製造した後、それを用いて多孔体の内部表
面にグルコースイソメラーゼ分子を吸着させて固定する
ことができる。
孔の平均直径が1oooAより小の30ないし45メツ
シユの多孔性粒子を使用すると、最大の酵素負荷のため
にダラム当りの非常に大きな表面積(たとえば約577
+27flより大きい)が確実となる。
我々はその酵素負荷が、酵素の吸着の前に担体をクエン
酸水溶液(たとえば、0.1モル濃度のクエン酸または
クエン酸ナトリウム溶液、pH7,0)と反応させると
著しく増加することを発見した。
一般の酵素吸着法は多孔性粒子を、洗浄した湿多孔性担
体の1グラム当り酵素製剤的1mlないし2rnlのグ
ルコースイソメラーゼ水溶液と混合することを含む。
望ましくは酵素製剤は非常に濃縮したもので、1 ml
当り約1000ないし約5000IGIU を含む。
望ましくは吸着段階は多孔性粒子の大きさ、酵素溶液濃
度およびその類似のものに依存しており少なくとも2時
間である。
7度その酵素を固定すると、得られた複合物は使用する
まで望ましくは水にまたは霧状ケーキとして貯蔵するこ
とができる。
使用に際して、その複合物を、最適の異性化が起るpH
範囲に緩衝したグルコース含有溶液と反応させる。
pHは7.0と9.0の間に、望ましくは7.4と8.
8の間に調整すべきである。
当業者には既知のいろいろな緩衝剤がグルコース溶液に
使用できる。
望ましい連続方法系では、接合物粒子を、少なくとも重
量比で10%のグルコースを含有する緩衝液が連続的に
通過する、盲栓流通カラム(直径が平均150穴ないし
250大の孔のある30ないし45メツシユの粒子)に
入れる。
望ましくはグルコース溶液の濃度は少なくとも重量比的
30%である。
カラムを通しての流速は最大の異性化を確実にするため
にたとえばグルコースの約42%ないし50%をフラク
トースに転化するように調整する。
担体と固定酵素を作成する望ましい方法は下記のとおり
である。
MgO−Al2O3多孔性体を形成するために使用され
るアルミナ粒子は商業的に得られ、次の特徴を有する。
表面積 ioo±20 rrl/f? 平均粒子直径(久) 300±200 重量比10%水性懸濁液のpH4,4 比重 3.6fI/CC 注意 X線解析で約90%ガンマ−アルミナを示す。
水溶性グルコースイソメラーゼ源は1 rul当り約2
700国際グルコースインメラーゼ単位(IGIU)を
含む粗製剤であり、I IGIUは、2モル濃度のグル
コース溶液から、60℃でpH6,85で1分間に1μ
■モルの7ラクトースを生成するのに必要な酵素活性を
表わす。
酵素を固定した後、異性化に最適のpH範囲は7.4な
いし8.8であり、そしてpHの上限のために担体中の
MgOの量は下記に示すように重量比で、約12.0%
以下に制限しなげればならない。
各担体中のMgOの相対量は湿式化学分析またはフレー
ムスペクトロスコピーで測定した。
各酵素複合物の酵素活性の分析は不溶性酵素の使用と、
商業的に適用する隆起るだろう活性変化を反映する改良
法で行なわれた。
従ってすべての複合物について1.5cf/l直径のカ
ラムに充填した固定酵素に0.005モル濃度MgCl
2を含むpH8,4の50%(重量比)のグルコース供
給体(セレロース(Cerelose @ )、陽イオ
ン交換)を使用して60℃で観察した。
活性はE=性単位、F−流速(ml 7時間)、W−固
定した酵素重量(2,1日を基準)、X−%フラクトー
スそしてXe−平衡状態でのフラクトース%(51,2
%)〕として計算した。
いろいろな量のMgOを持つ担体の製造 MgO%から28.6%(重量比)のアルミナからなる
試料担体を作った。
各試料担体の個々の成分と粒子形は下記表Iに示す。
表に示す量を使用して、試料担体はまず示された量の蒸
留または脱イオン化した水に十分な氷酢酸を加えて溶液
を0.1モル濃度にすることによって作成した。
それから示された量のアルミナをはげしくかきまぜなが
ら加えてスラリーを形成した。
なめらかなりリーム状の混合物が得られるまで、約15
〜30分間かきまぜ続げた。
それからpHを2.0ないし30に調整し、示されたマ
グネシウム化合物を液としてまたは固形のままスラリー
混合物に加えた。
それから、この混合物をさらに約15〜30分間速くか
きまぜた。
得られた混合物をそれから、示したように、スリップ鋳
込みかあるいは噴霧乾燥してそれぞれ粒子かまたは球と
した。
ついでスリップ鋳造した物を破砕して通常の方法で、示
した粒子の大きさにしたがって選別する。
スリップ鋳造した物質も噴霧乾燥した物質も600℃で
16時間焼成上た。
酵素の吸着に先立って担体のpHにおいてMgO添加の
効果を各担体12を蒸留水92と約15分間平衡に達す
るまで混合して、それから通常のpHメーターで、その
混合物のpHを測定することによって決定した。
酵素の固定 上記試料担体のそれぞれは酵素製剤を各担体と反応させ
酵素を孔の内部表面上に吸着させることによってグルコ
ースインメラーゼを固定するために使用された。
使用した酵素製剤の量は、担体それぞれ15fに対して
酵素製剤約15rrllに対応した。
実際の吸着段階に先立って、各担体試料を最初カラム中
で担体試料を流動性にすることによって蒸留水で洗浄し
た。
それから、その洗浄した担体を、1時間振盪浴中で0.
1モル濃度のクエン酸★★溶液と反応させた。
それから、酵素製剤を加え、吸着過程を促進するために
振盪しながら約24時開眼着を進行させた。
それから最終生成物を蒸留水ですすぎ、岡々の試料を上
記に示したように分析して次の結果を得た。
Eoは上記で示したように決定した1y当りの酵素活性
を表わし、E。
(当量)は不規則な形をした粒子を使用して観察した負
荷の増大に関連した正常値を表わす(たとえば球)。
商業的に実施可能とするためには商定したグルコースイ
ソメラーゼが、連続異性化法(流通)のもとで担体1i
当りの活性少なくとも約500単位に酵素負荷を持つこ
とが必要である。
表■かられかるようにこの負荷水準は、MgO−Al2
O3多孔性担体中のMgOの重量%で約0.84ないし
12.0%MgOの範囲内(そして、0.84ないし3
.8%のMgOからなる担体の場合最も良い結果が得ら
れる)である場合に得られる。
MgO含有量が負荷の改善になる正確な機構は十分に分
っていないけれども、表Hのデータから、1i当りの少
くとも500活性単位の所望の最低負荷は、pHが7.
0ないし8.9の範囲内にある担体で得られているので
、担体のpHが負荷量を決定するのに役割を果たすこと
が認められる。
かくて、MgOを添加することは酵素のMg+十の必要
の一部を満たすだけでなく、負荷の高低を制限する担体
のpH因子を決めるということが考えられている。
けれども上記のデータから多孔性MgO−Al2O3担
体中のMgOの量がまさに臨界的であり、MgOの臨界
量は重量比で約0.84%ないし12.0%の範囲内、
望ましくは約0.84%ないし約3.8%の範囲内であ
ることが結論できる。
上記の例から、多孔性無機担体は吸着グルコースイソメ
ラーゼ系に優秀な大きい表面積支持体を提供することが
わかる。
上記記載の担体、組成、およびフラクトースを製造する
方法は当業者にとっては最小の変化であるので、上記例
が単に望ましいいろいろな具体例の説明として解釈すべ
きであり、本発明の範囲は付加した特許請求の範囲で制
限されるべきであることを意味する。
本発明は次の態様を包含する。
(1)粒子が0.84から3,8パーセントのMgOと
99.16から96.2パーセントのAl2O3からな
ることを特徴とする特許請求の範囲に記載の担体。
(2)粒子の孔直径が平均150から250穴であるこ
とを特徴とする特許請求の範囲又は上記第1項記載の担
体。
(3)平均粒子の大きさが0.35ないし0.59mm
(30ないし45メツシユ)であることを特徴とする特
許請求の範囲又は上記第1項あるいは第2項に記載の担
体。
(4)流通カラム中でグルコースのフラクトースへの連
続的転化を利用することを特徴とする特許請求の範囲に
よる担体上に吸着させた、固定化グルコースイソメラー
ゼの酵素標品。
(5)第4項による酵素標品でグルコース溶液をフラク
トース溶液に部分的に異性化する方法において、カラム
を通す前にグルコース溶液をpH7,0から9.0にそ
して望ましくは7.4から8.8に調整することを特徴
とする、上記方法。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 10.84から12パーセントのMgOと99.16か
    ら88パーセントのA1□03(重量比)からなる、平
    均0.074から476關(4から200メツシユ)の
    大きさで、孔の直径が平均100から1oooAの多孔
    性粒子である、グルコースイソメラーゼの吸着用担体。
JP50112012A 1974-09-18 1975-09-16 グルコ−スイソメラ−ゼノ キユウチヤクヨウタンタイ Expired JPS5839515B2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5163983A JPS5163983A (ja) 1976-06-02
JPS5839515B2 true JPS5839515B2 (ja) 1983-08-30

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JP50112012A Expired JPS5839515B2 (ja) 1974-09-18 1975-09-16 グルコ−スイソメラ−ゼノ キユウチヤクヨウタンタイ

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AR (1) AR219691A1 (ja)
BE (1) BE833536A (ja)
CA (1) CA1049943A (ja)
DE (2) DE2559847B1 (ja)
ES (1) ES441026A1 (ja)
FR (1) FR2285399A1 (ja)
GB (1) GB1518336A (ja)
IT (1) IT1042678B (ja)
NL (1) NL7510922A (ja)
PH (1) PH12381A (ja)
TR (1) TR18720A (ja)
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DE2537670B2 (de) 1978-09-21
DE2537670A1 (de) 1976-04-08
PH12381A (en) 1979-01-29
US3982997A (en) 1976-09-28
FR2285399A1 (fr) 1976-04-16
IT1042678B (it) 1980-01-30
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