JPS5839511A - カ−エアコン制御装置 - Google Patents

カ−エアコン制御装置

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JPS5839511A
JPS5839511A JP56138871A JP13887181A JPS5839511A JP S5839511 A JPS5839511 A JP S5839511A JP 56138871 A JP56138871 A JP 56138871A JP 13887181 A JP13887181 A JP 13887181A JP S5839511 A JPS5839511 A JP S5839511A
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康史 小島
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一雄 小島
Mitsutoshi Moriya
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00642Control systems or circuits; Control members or indication devices for heating, cooling or ventilating devices
    • B60H1/00814Control systems or circuits characterised by their output, for controlling particular components of the heating, cooling or ventilating installation

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  • Thermal Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 適なカーエアコン制御装置に関し、さらに詳しくは自動
車の車室をフロント,リアの2つの空調ゾーンとしてと
らえ、車室前方の第1の空調ゾーンに冷暖房可能でその
冷暖房能力が調整可能な第1の空調装置を配設し、車室
後方の第2の空一ゾーンに冷房能力が調整可能な第2の
空調装置と暖房能力が調整可能な第3の空調装置と全配
股した力一エアコンに適用されて上記第1,第2の空調
ゾーンの温度を制御するカーエアコン制御装置に関する
上記のように、第1ないし第3の空調装置を配設するこ
とは既に実施されているが、各空調装置の作動有無なら
びに調節量は各空調装置において手動操作機構を操作す
ることによってばらばらに決定されるため、操作が煩わ
しく非合理的であった。
本発明は上述した不具合を解消することを目的としたも
ので、複数の室温検出器と、室温を任意に設定できるI
I数の設定器と、複数の空調装置を一括して制御する制
御装置を有し、室温を設定室温にするために、冷房が必
要な時には冷暖房可能な空調器、冷房車用空調器の両者
あるいはいずれか一方を、逆に暖房が必要な時には冷暖
房可能な空調器、暖房専用空調器の両者あるいはいずれ
かー・方を作動させると同時に、それぞれの空調装置の
空調能力を合理的に自動制御し、快適な車室内を作り出
すようにしたものである。
さらに、本発明は前,後席に独立した温度・設定器を有
し前,後席を異なった設定室温に自動制御することと、
前席コントロールパネルにて後席空調装置を一括制御す
ることを選択可能とすることにより、操作に不慣れな乗
員が後席に乗車したときにも快適な温度制御ができるよ
うにすることを第2の目的とする。
以下本発明を図に示す実施例にて説明する。第1図はそ
の実施例を示す空調装置の配置図であり1は車室前部(
フロント)に設置された冷暖房可能な空調装置であり、
2は車室後部(リア)Gこ設置された冷房専用空調装置
、3はリアに設置Rさtcだ暖房専用空調装置である。
第2図に示すよう番こ空調器fl!1の内部には送風−
のためのブロワ4、送風空気を冷却するエバポレータ5
、加熱するヒータコア6、この冷却、加熱空気の割合を
調整するエアーミックスダンバー7゛を備えている。ま
た空調装置2の内部には送風のためのブロワ8、送風空
気を冷却するリアエバポレータ9を有してしする。
暖房専用空調装置3の内部には送風のためのブロワ1 
0 s送風空気を暖房するリアヒータコア11を有して
いる,。第2図において12は図示しない冷凍サイクル
の高圧配管でエバポレータ5への冷媒の流れを制御する
フロント冷媒バルブ(転磁弁)13と膨張弁14、及び
リアエl々ボレータ9への冷媒の流れを制御するリア冷
媒パルプ(電磁弁)15と膨張弁16を有している。1
7は図示しないウォータポンプにより送られるエンジン
冷却水の配管で、ヒータコア6、リアヒータコア11へ
の温水の流れを制御するウォータバルブ(電磁弁)18
.1’7を有している。toは冷凍サイクルコンプレッ
サのクラッチである〇 はフロントの日射の当らない位置、22はリアの日射の
当らぬ位置に取付けられている。23は外気温τ11を
検出する外気センサ、24.25は車室前部と後部日射
量8F、31を検出する日射センサで、第1図にそれぞ
れの空調装置1〜3、センサ21〜25の位置を示す。
26はフロントエバポレータ5の吹出空気温TKF 。
27はリアエバポレータ9の吹出空気温度T鵞R128
はリアヒータコア11の吹出空気温度?HRを検出し信
号を発生する温度センサである。
43は第1図に示す前席と後席を仕切るカーテン433
が閉められ、前後席が各独立した空間となっているか、
カーテンが開になっており前後席が一つの空間を構成し
ているかを、カーテンの開閉にて検出するセンサでたと
えばリミットスイッチである。すなわちカーテンが開の
場合と、閉の場合とでは空調すべき空間としての熱負荷
が異なるため、室温を設定室温に保つためには各空調装
置の能力を状態に応じて切替える必要があり、センサ4
3はその状態を検出するセンサとして使用する。なお本
実施例では後で説明するが、フロントとリアの空調装置
を同時に作動させる場合にはカーテンの開閉による車両
熱負荷への影響はフロント、リアを独立空調する場合に
比べて少ないと考えられるので、カーテンの開閉による
空調器能力の切替は行なわないことにした。しかし、よ
り精密な室温制御が必要な場合には必要に応じて空調能
力を変化させて、も良い。カーテン433は左右スライ
ド式のものの地上下に移動するものでもよい。
29はフロントコントロールパネルで、tlrsm(&
)にその詳細を示す。291はデジタル表示部と設定温
度を上昇、下降させるスイッチから成る室温設定部、2
92は70ント空調装置の作動停止及びフロントプロワ
のモードを選択するプロワスイッチ部、293はリアの
空調装置2.3をフロントにて一括制御するかどうかを
選択する切替スイッチである。
44はリアコントロールパネルで、第3図伽)に示すよ
うに後席の室温設定部441、リアプロワモード選択ス
イッチ442、およびフロントコントロールパネルにて
リアエアコン、を一括制御している時に解除するための
スイッチ443からなる。
なお、上記各コントロールパネルにおいて各スイッチは
自己復帰式のブツシュスイッチである。
また、プロワスイッチ部(292,442)は停止(o
 y 7 ) 、自動調節(ムυTO)、低速(b o
)、高速(Hl)の4モードを選択する。詳述しないが
、前席コントロールパネル29においては、70ント空
調装置1の吹出モードを切替えるための図示しない操作
レバーと一体に構成することができる。
5oGf上記のセンサ、コントロールパネル信号をデジ
タル処理できる様に変更保持する@、 A / D変換
器を含む入力回路部で、データをコンピュータ31に送
る。
デジタルコンピュータ31は予め定められた制御プログ
ラムに従って演算処理するシングルチップのマイクロフ
ンピユータで数メガヘルツ(MHs)の水晶振動子32
を接続するとともに車載バッテリより電源供給を受けて
一定の安定化電圧を発生する図示しない安定化電源の電
圧にちり作動状態になる。
マイクロコンピュータ31は、制御プログラムを記憶し
ているR OM %このROMの内容に従い演算処理す
るCPU%各種データを一時記憶するRAM及び各種信
号の入出力を調整する工10回路部、各処理の基準パル
スを発生するクロック発生部を主要部に構成した1チツ
プの′LSIによるものである。そしてこのマイクロフ
ンピユータ31は各種センサ、コントロールノぐネル等
の信号について演算、判宇等の処理を制御プログラムに
よって行ない、次に説明する各駆動回路部に指令信号を
送る。
33.34.35はコンピュータ31の指令信号に従い
、プロワモータ4,8.10に電力を供給する回路部で
、たとえばコンピュータ31が出力するデジタルコード
信号をアナログ電圧に変換し、パワートランジスタのペ
ースバイアスを変化させて、コレクタ負荷としてのプロ
ワモータの回転速度を無段に変化させるものである。3
6〜39はコンピュータ31の指令に従し)冷媒バルブ
13゜15、ウォータバルブ18. IQの各常閉型電
磁弁の開閉を行なう回路部である。40はエアーミック
スダンパ7の開度かえるモータとリンク機構、あるいは
エンジン負圧と大気を切替える電磁バルブとダイヤフラ
ムで構成されたダンパ駆動部41に、空調装置1の吹出
空気温度がコンピュータ31が算出した吹出温度となる
ように、コンピュータ31の出力に応答して信号を送る
回路で、コンピュータ31のデジタル信号をアナログ電
圧に換え、ダンパ7のポテンショメータ?aの信号と比
較して駆動部41を制御する。42は指令信号に従いフ
ンプレツサ20の電磁クラッチ20の連結、遮断を制御
する回路である。
以上が本発明に関する主要構成で、この他図示しないが
フロント空調装置1の吸込、吹出切替機構などが例えば
手動作動機構として設けられるが、それ自体は本発明の
要点ではなく、かつ公知技術を採用し得る。
次に上記構成において、その作動を第4図ないし第6図
に示す7w:1−チャートとともに説明する。
この第4図はマイクロコンピュータ31の演算処理のう
ち、本発明エアコン制御プログラムの流れを示す図であ
る。今フロント、リアのコントロールパネルにてこの空
調装置を作動させると、制御プログラムの演算処理を実
行する。すなわち、マイクロコンピュータ31の演算処
理がイニシャルセット等を行ない第4図の信号入力ステ
ップ100より数百ミリ秒の周期で順次処理を行なって
いく。
信号入力ステップ100では、各センサ及びコントロー
ルパネルの信号を入力回路30を介して順次入力し、R
AM内に記憶する。なおここで一括制御スイッチ293
が投入されると、一括制御フラグをセットし、同解除ス
イッチ443が投入されると御粘制御フラグをリセット
する。このフラグは後述するステップ102,105で
の状態判別に使用される。
次に設定温度計算ルーチン100Aでは、フントロール
パネル43および44から入力し、ステップ100で記
憶した上昇、下降のスイッチデータにより、そのスイッ
チが1回プ、ツシュされるごとに予め設定された設定温
度TgetFO,TsetROを単位社、例えば0.5
℃ずつ加算または減算して、フロント設定温〒sat?
、リヤ設定温T8・tRとして記憶する。さらにスイッ
チがブツシュされると、記憶された各設定温Tsetl
F、TsetHについて加算、減算を実行し、設定温の
値を見逸する。さらにこのステップでは、設定温の値T
setlF。
Ts@tRを各コントロールパネルの設定部!!91゜
441に10進数でセ氏温度として表示させる処理を含
む。
次のステップ101では、フロントコントロールパネル
のプロワスイッチがOFFモードかどうか、つまり70
ンシパネル29にて空調装置を作動させる指令をなした
かどうか判別する。もし、YIC8の時はステップ10
2へ、MOの時にはステップ103へすすむ。ステップ
103ではリアコントロールパネルにて空調装置を作動
させる指令をなしたかを判別する。もしym−sの時に
はステップ104へ、MOの時にはステップ105へす
すむ。このステップ105を実行するのはフロント、リ
アコントロールパネルのいずれとも手動にてプロワスイ
ッチをoyyモード以外に操作した時で、フロント、リ
アの空調装置を同時に作動させるときである。
ステップ105は、フロントパネル29の70ント一括
制御スイツチ294が押されたか、つまりリア空調装置
23をリアコントロールパネル44で制御せず、フロン
トコントロールパネルで制御するかどうか判別する。フ
ロント一括制御モードの場合は、ステップ106へ、N
Oの時ハステップ10フのフロント必要熱量計算サブル
ーチンにすすむ。
以上のようにステップ101,102,103゜105
において、制御モードが決定され、その結果符合100
0,2000.3000の各々から符号4000までで
示す3つのループを処理し、次の3種の制御モードを実
行する。
ループ1(1000〜4000)−フロントエアコン制
御。フロント空調装置1のみ作動して温度m節を行なう
ループ2(2000〜4000)−フロント。
リアエアコンの制御。フロントならびにリアの空調装置
gll、2.3を作動して温度調節を行なう。
この場合において、リア空調装ff12,3をフロント
空調装fllllの従属制御下におくか、独立制御とす
るかは、フロントの御粘制御スイッチ294とリアの御
粘制御解除スイッチ443との操作で決められる。
従属制御下においては、ステップ106において、リア
空調装置2.3のブロワ8,10の風量制御モードが「
AUTOJに選択されそのことが記憶される。さらに、
リア設定温T s e t Hの記憶値としてフロント
設定温TsetlFの値が記憶される。このため、ルー
プ2においては、車室内温度がフロントコントロールパ
ネル29で設定された温度になるように各空調装置が制
御される。
独立制御下においては、ステップ106はノぐスされ、
フロント空調装置1の分担である前部空調ゾーンとリア
空調装置2.3の分担である後部空調ゾーンとは各々設
定温Ts・t?、TsetHに維持されるように温度調
節される。
ループ3(3000〜4000)−り了工了コン制御、
リア空調装置2,3のみ作動して温度調節を行なう。
前部空調ゾーンまたリ ア空調ゾーンの一方のみ温度調節する場合において、他
の空調ゾーンに空調装置1または空調装置2.3から供
給す熱量が加減される。この実施例において、前部空調
ゾーンと後部空調ゾーンとは、透明または半透明で比較
的遮風性のあるカーテン433を境界として仕切ること
ができるようにしている。カーテン433は前席背もた
れの上部空間において、前部後部各空調ゾーン間の通気
性を減少させるようにしている。従って、カーテン43
3が閉じているときに対し、開いているときは、他の空
調ゾーンへ逃げる熱量を補う分がわずかでよい。
以下上記ループ1〜3の詳細について説明する。
まずステップ107では、前席−を設定室温にするため
に必要な熱量Qνを(1)式によって計算する。
次のステップ10Bでは後席を設定室温にするために必
要な熱量Qlを(2)式によって算出する。
QF=Kq@WOF (KsetlF、丁5etlP−
KrlF・TrlF−KsF*SシーにamF@Tam
−1−CシーT r IF) −−−−−−(1)Qt
=icq*WO1(に5etR@Ts@tR−KrR・
TrR−KsReSR−1amR*Tam+(1!1−
TrR) ・・・・・−= (2)この(1)式(2)
式において、K’le WOF、VOR。
[5stlF、KmstR,Kr1F、ICrR,Is
?。
K@R,に&l1IF−,に&11RGIFGRは空気
の物性及び対象車のボディ構造等により決められる定数
であり、カーテン433で仕切られた各空調ゾーンを温
度調節するために具体的には実車試験結果にて決められ
る。
次のステップ109は、フロント必要熱11cLPを得
るべく、フロント空調装置1を作動させる様に各駆動回
路に送る指令信号を決めるサブルーチンで、その詳細を
第5図に示す。このサブルーチンに処理が移るとステッ
プ198より処理を開始する。ステップ198では、フ
ロンドブロワスイッチ292がAUTOモードかを判別
する。その結果YlBの場合はステップ200へ、NO
の時は手動によるプロワ固定モードであるため、ステッ
プ199へすすみ、スイッチで選定された風量に、フロ
ントブロワ風量指令信号W1の値を固定し、ステップ2
bエヘジヤンブする。AUTOモード時はステップ20
0で70ント設定室温TsetFとフロント室温TrF
の差により風量IPを自動的に決定し、予め設定した関
数式で風量は温度差が大きいほど大風量となるように算
定される。次にステップ201では、決定された風量w
1で要求熱量Q1を得るのに必要な吹出温度Tao?を
算出しており、次のステップ202で要求吹出温Tao
lFを得るのに必要なエアミックスダンパ7の開度Sv
を求めている。次のステップ203〜205はフロンド
ウオーダバルブ制御に関するもので、ダンパ開度Svの
値がヒータコア6をふさぐ値S v = 0%の時(M
AXCOOL)、ウォータバルブ18を閉とし、〇−以
上の時パルプ18を開にするとするべく、フロント、ウ
ォーターバルブ指令信号の内容を決定している。
以上の処理後サブルーチンを抜出し、次の処理つまりリ
アエアコン制御サブルーチン(ステップ110)へすす
む。このサブルーチンの詳細を第6図に示す。ステップ
300からサブルーチン処理を開始し、まずリアを空調
するのに必要な熱量QBが正か負か、つまり冷房を要求
しているか暖房を要求しているか判断する。冷房が必要
な時にはステップ320へ暖房必要時にはステップ32
1へすすむ。冷房モードにおいて、ステップ320では
、リアブロワモードがAU’!’Oか手動かを判別する
。そしてAUTO時にはステップ3’Olへ、手動時に
は、ステップ322へすすむ。ステップ31!2では、
リアコントロールパネル44で指定寄れた風量にリアク
ーラブロワ風量指令信号WBCの値を固定すると同時に
、ヒータ用ブロワを停止するためW II H== O
にする。そしてステップ302へすすむ。ムUTOの場
合のステップ301では、設定室温TsetRとリア室
温TrRとの差により風量指令信号W!10を自動的に
決定し、次のステップ302へすすむ。このステップ3
02では、決定された風量WIICにて要求熱量QBを
得るのに必要な吹出空気温TaoRを算出する。次のス
テップ304〜S07.ではリアエバポレータ9を70
ストすることなく目的の吹出温TaoRを得る様に、リ
ア冷媒パルプ15を制御するための指令信号を決定する
。すなわちリアエバポレータ9の吹出空気温度Tmnが
計算で求めた必要吹出空気温TaoRより低温の時はリ
ア冷媒バルブ15を閉に、逆の場合にはリアエバポレー
タ9が70ストするかどうか、つまりTl1lが0℃以
下がどうかを判別し、0℃以下の時は、バルブ15を閉
に、そうでない時はバルブ15を開にするように指令信
号の内容を決定する。この処理後はステップ308で冷
房に不用な温水を停止するため、リアウォータバルブ1
9を閉にする様指令信号を決定する。そしてこのサブル
ーチンを抜は出す。
一方ステップ300で暖房が必要と判断され、ステップ
321以下を実行すると、ステップ321゜323.3
09にて、リアブロワモードがAUTOか手動か判別し
、その結果に応じステップ322゜301で説明した手
法と同じ方法にてリアヒータブロワ指令信号WIHを決
定すると同時に、暖房に不用なり−ラ側プロワを停止ス
べ(Wnc=o−にし次のステップ310へすすむ。こ
こで空調装rLSの吹出空気温度TaoRを算出し、次
のステップ311〜313で吹出温TaoRを得るべく
リアウォータパルプ19の制御を行なう。つまり、TH
II<TILORの時にはバルブ19を開に、逆の時に
は閉に制御する様指令信号を決定する。処理後は、ステ
ップ314で不用な冷房を行なわないため、リア冷媒パ
ルプ15″を閉にするべく指令信号を決定し、このサブ
ルーチンを抜は出す。
以上のステップ110のサブルーチン処理後は第3図の
ステップill、119,120のクラッチ制御ルーチ
ンへすすむ。ここではフロント。
リアの冷媒バルブ13.15がともに閉の時は、コンプ
ルツサを作動させる必要がないため、クラッチ20を遮
断する様、またバルブ13.15のどちらか一方が開の
時にはクラッチ20をONする様、指令信号を決定する
。次のステップ121ではここまでの各処理で決められ
たA/Mダンパ開度や、各ブロワ風量、バルブのON、
0FIF等の指令信号を33〜40.42の各駆動回路
に出力する。
以上が、フロント空調装置1及びリア空調装置2.3を
同時に、かつ讐立に調節し、フロントコントロールパネ
ル29.リアコントロールパネル44の指示する設定室
温及び風量モードとなるように各空調装置が合理的に作
動する。
次に、フロントパネル29の70ント一括制御スイツチ
294を作動させた場合の作動について説明する。スイ
ッチ294にて一括制御信号がコンピュータ31に送ら
れた時には、第4図においてステップ105で判別され
、ステップ106の処理が実行される。ここでは、リア
の室温設定Ta・tRをフロントの設定Tset?に置
−換すると同時にリア風量制御をムUTOモードにする
処理を行ない、ステップ107へすすみ、前述した処理
を実行することになる。よって一括制御モードにおいて
は、フロントコントロールパネルとで設定した室温に後
席も制御されることになる。この時、リアコン)0−ル
パネル43の設定1[iはフロントと同じ値になりブロ
ワモードもAUTOになり、設定部441、プロワ選定
部442のスイッチ操作は実際上受付けられなくなる。
一括制御を解除する時には、スイッチ443を押せば良
い。なお必要に応じこのスイッチ443を用い企代わり
にリアコントロールパネル44のどれかのろん良い。
次にフロントコントロールパネル29にて空調装置を駆
動(リアパネルのブロワモードはoyyである)した時
の作動を説明する。
この時は第4図においてステップ101がらステップl
o2へ行く場合である。ステップ102では一括制御か
どうか判別し、YK8の時はステップ106へすすみ、
前述したごとく、フロントパネル29にて前後席空lI
器を制御する。一括制御でない場合には、ステップ11
2へすすみ、カーテン433にて、前、後席が仕切られ
ているか判別する。この判別はセンサ43の信号にて行
なわれ、カーテン閉の時にはステップ1oりのフロント
必要熱量計算サブルーチンにて必要熱量。1を求め、次
のフロントエアコン制御サブルーチンステップ114に
てエアミックスダンパ開度、各パルプの制御を行ない、
次のリアエアコン停止ルーチン115の処理を行ないス
テップ111へ行く。
ステップ115では具体的にはりアブロワ8,1゜を停
止し、パルプ15.19を閉にする様指令信号をセット
する処理を行なう。
ステップ112でカーテン開の場合には、フロント空調
装置1のカバーすべき空間が後席までも、あるいは後席
の一部も含むこととなるため、必要熱量を求める時算出
式を熱量を増加すべく変更する。つまりカーテン開の時
にはステップ113で修正した熱量算出式を使用し、必
要熱量QPを求めステップ114へすすむ。ここでステ
ップ113の算出式は(1)式基本的にと同じであるが
、K−・ty。
CF等の定数の値が予め異なる値に定めである。
以上の説明かられかる様に、フロントパネル29にて空
調装置を始動(リアは01P1F)L/た時には、一括
制御スイッチ294にて、フロントからりア一′の空調
器を制御することも可能であり、また70ンシ空調器の
み作動させている時にも、前席、後席をしきるカーテン
の状態にて空調能力を自動コントロールするため、前席
室温を常に設定室温に制御することができる。
次にリア空調装置のみ(70ン) OIF F)を作動
させた時、つまりリアパネル44にてリア空調器2.3
を作動させている時のループ3の処理について説明する
。この時にはステップ103からステップ104へ行っ
た場合である。ステップ104.108,116にて、
ループ1と同様カーテンの状態に応じて必要熱量QRを
求め、ステップ117で熱量Q11を放出すべく空調装
置2,3を駆動する指令信号を決め、ステップ118に
てフロントの空調器lを停止する処理を行ないステップ
11門へ移行する。ステップ116の熱量算出式はKs
@tR,CRItpが変更されているだけで、(2)式
と同じである□。またステップ118の具体的処理内容
はフロンシブロワ4の停止及び、パルプ13.18を閉
にするよう指令信号をセットすることである。よってリ
アパネル44にてリア空調装置23が制御される。
なお出力ステップ114処理後゛は図示しない70ンF
空調器1の吸込、吹出切替等その他の空調器制御に関す
る処理を実行することもできる。
本発明は以下に述べる実施illにより実施することが
できる。
■各制御の判断たとえばステップ203,206゜、5
00,304,305.311において、ハンチング防
止、制御を安定させるために適当なヒステリシスを設け
て実施することは当然である。
■各ブロワは全て自動制御の場合、各風量を設定室温と
室温の差により決定する代わりに各空調器の必要吹出温
(TaolF、T’aoR)等の値を使用しても良い。
■冷房専用空調装置の吹出空気温を冷媒パルプ15の開
閉で制御する代わりに設定圧力を変化できる1ePR等
を使用しても良い。また、暖房専用の空調装置の吹出空
気温を温水パルプ19の開閉で制御する代わりに流量可
変のパルプを使用して制御してももちろん良い。
■後席コントロールパネル44においては、一括制御解
除スイッチ443を特別に設けなくともたとえばリアブ
ロワモード選択スイッチ442においてOFF位置以外
のいずれかのモードスイッチを操作することで、その操
作をコンピュータ31一括制御が解除されるようにして
もよい。
以上述べたように本発明は、1つのデジタルコンピュー
タが第1〜第3の空調装置を効率的に運転するので、車
室内の各空調ゾーンを快適温度に自動調節することがで
き、しかも温度設定器を操作するのみでよいため操作上
の煩わしさがないという優れた効果がある。
また、1つの温度設定器でもって2つの空調ゾーンの温
度を一括制御することも可能にしたので、操作の容易性
を一層増すことができるものである。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本発明の一実施例を示し、第1図は空調装置
1,2.3の配置を示す車両断面の模式図、第2図は全
体構成図、第3図(&) I (b)は各々コントロー
ルパネルを示す正面図、第4図はコンピュータの制御プ
ログラムを示す流れ図、第5図および第6図は第4図の
要部の流れ図である。 1.2.3・・・空調装置、21.22・・・温度セン
サ、29.44・・・温度設定器と操作器を含むコント
ロールパネル、31・・・デジタルコンピュータ。 代理人弁理士  岡 部  隆 第 1 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)自動車の車室を2つの空調ゾーンとしてとらえ、
    車室前方の第1の空調ゾーンに冷暖房可能でその冷暖房
    能力が調整可能な第1の空調装置を配設し、車室後方の
    第2の空調ゾーンに冷房能力が調整可能な第2の空調装
    置と暖房能力が調整可能な第3の空調装置とを配設した
    カーエアコンに適用されて上記第1.第2の空調ゾーン
    の温度を制御するカーエアコン制御製蓋であって、前記
    第1の空調ゾーンの現実の温度を測定するために設けら
    れた第1の温度センサと、前記第2の空調ゾーンの現実
    の温度を測定するために設けられた第2の温度センサと
    1、前記第1の空調ゾーンの目標温度を設定するために
    設けられた第1の温度設定器と、 前記第2の空調ゾーンの目標温度を設定するために設け
    られた第2の温度設一定器と、前記第1.第2の空調ゾ
    ーンにおける空調の要否を設定するために設けられた操
    作器と、上記第1.第2の温度センナ、第1.第2の温
    度設定器、ならびに操作器からの信号に少なくとも応答
    して、前記第1の空調ゾーンの現実の温度をその目標温
    度に調節するための第1の制御量、および前記第2の空
    調ゾーンの現実の温度をその目標温度に調節するための
    第2の制御量を独立して演算する1らのデジタルコンピ
    ュータト、このデジタルコンピュータの出力によって前
    記第1.第2.第3の空調装置を作動させる作動装置と
    、 を包含してなるカーエアコン制御装置。
  2. (2)自動車の単室を2つの空調ゾーンとしてとらえ、
    車室前方の第1の空調ゾーンに冷暖房可能でその冷暖房
    能力が調整可能な第1の空調装置を配設し、車室後方の
    第2の空調ゾーンに冷房能力が調整可能な第2の空調装
    置と暖房能力が調整可能な第3の空調装置とを配設した
    カーエアコンに適用されて上記第1.第2の空調ゾーン
    の温度を制制するカーエアコン制御装置であって、前記
    第1の空調ゾーンの現実の温度を測定するために設けら
    れた第1の温度センサと、前記第2の空調ゾーンの現実
    の温度を測定するために設けられた第2の温度センサと
    、前記第1の空調ゾーンの目標温度を設定するために設
    けられた第1の温度設定器と、 前記第2の空調ゾーンの目標温度を設定するために設け
    られた第2の温度設定器と、 前記第1.第2の空調ゾーンにおける空調の要否ならび
    に設定温度の支配権を設定するために設けられた操作器
    と、 上記第1.第2の温度センサ、第1.第2の温度設定器
    、ならびに操作器からの信号に少なくとも応答して、前
    記第1の空′調ゾーンの現実の温度をその目標温度に1
    ltr1するための第1の制御量、および前記第2の空
    調ゾーンの現実の温度をその目標温度に調節するための
    第2の制御量、および前記第2の空調ゾーンの現実の温
    度を前記第1の温度設定器で設定された目標温度に調節
    するための第3の制御量を選択的に演算する1つのデジ
    タルコンピュータと、 このデジタルコンピュータの出力によって前記第1.第
    2.第3の空調装置を作動させる作動装置と、 を包含してなるカーエアコン制御装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60164415U (ja) * 1984-04-11 1985-10-31 日産自動車株式会社 自動車用空気調和装置
JP2001105839A (ja) * 1999-09-22 2001-04-17 Honda Motor Co Ltd 自動車のhvac制御システム

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