JPS5839492B2 - スポンジジヨウバイチオツカツタ サイバイホウホウ - Google Patents

スポンジジヨウバイチオツカツタ サイバイホウホウ

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JPS5839492B2
JPS5839492B2 JP50109669A JP10966975A JPS5839492B2 JP S5839492 B2 JPS5839492 B2 JP S5839492B2 JP 50109669 A JP50109669 A JP 50109669A JP 10966975 A JP10966975 A JP 10966975A JP S5839492 B2 JPS5839492 B2 JP S5839492B2
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JP
Japan
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medium
sponge
culture medium
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seeds
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周作 原
芳道 大森
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OOSAKAFU
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P60/00Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
    • Y02P60/20Reduction of greenhouse gas [GHG] emissions in agriculture, e.g. CO2
    • Y02P60/21Dinitrogen oxide [N2O], e.g. using aquaponics, hydroponics or efficiency measures

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  • Hydroponics (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はより合理的に水耕栽培ができるスポンジ状培地
を使った栽培方法に関する。
軟弱野菜、草花等の作物の能率的な工業的生産方法とし
て機械化による水耕栽培方法が有力であることが知られ
ており、水耕栽培装置として特公昭47−24377号
公報、特公昭47−28736号公報等に開示されてい
る装置がある。
このような装置による作物の育苗又は育成の機械化によ
る生産方法にともなって、播種も機械的自動化が要請さ
れ、かつ播種から収穫まで自動的に行なうようにするこ
とが望まれる。
前記のような水耕栽培に使用する培地としては、実公昭
45−28258号公報等に開示されている軟質フオー
ムがあり、このような連続的空孔を有する合成樹脂は水
分、肥料、酸素等植物の生育に必要な要素の保有が良好
であり、水耕栽培の培地として非常に有望である。
また水耕用培地ではないが育苗床としても、実公昭45
−8087号公報又は実公昭45−13124号公報に
開示されている如く、帯状の合成樹脂製育成床が使用さ
れている。
以上のような合成樹脂製のスポンジ状培地は作物の栽培
に適しており、播種後の持運びが簡単で水耕栽培装置に
適用することにより、より栽培の自動化並びに管理作業
を簡易化することができる。
しかし、このような培地であっても播種は手作業的に行
なっているのが普通であり、完全自動化は期待できなか
った。
そこで本発明は、このような合成樹脂、特にスポンジ状
の培地を使って、この培地に自動的に播種して、播種か
ら収穫までの工程の自動化を可能にするものである。
すなわち、本発明はスポンジ状培地に切開条溝を形成し
て、この切開条溝を開口しながら播種して栽培する方法
を提供することを目的とする。
本発明方法は、帯状のスポンジ状培地を連続的に送りな
がらカッタで切開条溝を入れ、培地を両側面から押圧し
て前記切開条溝を開口するとともにこの開口部に所望の
種子を播種することを特徴とし、また同時に本発明は播
種から収穫並びに結束まで播種室内に作付けられた栽培
最小単位のスポンジ状培地をそのまま継続して使用しな
がら極力自動管理しながら連続的に栽培できる栽培方法
を提供することを目的とする。
すなわち本発明方法は、帯状のスポンジ状培地にカッタ
で連続的に形成した切開条溝を開口しながらこの開口部
に所望の種子を播種し、この播種されたスポンジ状培地
を一定長さに切断して育苗槽に収納し、培地を収納した
育苗槽を適度な陽光が照射されかつ養水分並びに室温が
自動管理されながら与えられる育苗用ガラス室又はプラ
スチック・・ウス内等に所要期間入れて育苗し、生育し
た苗をコンベヤシステム栽培法によって養液に浸漬しな
がら移動する水耕栽培装置の容器に収納し、この水耕栽
培装置で養水分並びに陽光や温度等の環境条件を十分に
与えながら所要期間栽培し、所望状態にまで生長したス
ポンジ状培地付き作物を前記容器から収穫し、この収穫
した一定規格のスポンジ状培地付き作物は自動結束装置
によってスポンジ状培地を折り畳むかまたは渦巻状に巻
いて、表面積が小さくなるようにまるめるとともに結束
されることを特徴とする。
更に本発明は上部に形成された切開条溝に播種されてい
る帯状のスポンジ状培地を立姿状態に保持するべく培地
の両側面と部分的に当接する保持部を多数並設しており
、この保持部並びに保持部間の底面に作物の根の通らな
い多数の細孔を形成して構成されている培地受を提供す
ることを目的とする。
本発明におけるスポンジ状培地とは、弾性のある多孔質
合成樹脂で帯状に形成されており、例えば厚さが15關
程度、高さが厚さの3〜4倍程度であり、その寸法は栽
培する作物の種類、すなわち根の繁茂状態又は育成期間
等によって適宜選択する。
また、切開条溝は培地表面にカッタで10、aの深さに
形成されるが、この深さも種子の種類によって適宜決定
する。
切開条溝は1条に限る必要はなく2条以上形成しても良
いが、その場合は培地厚さも1条の場合より厚くしてお
(はうが好ましく、また種子も各条ごと交互に位置する
ように播種するのが好ましい。
また本発明における栽培方法とは、浸種から播種、育苗
、水耕栽培、収穫、更に結束までのすべての工程を含ん
だ一貫した方法を意味する。
以下、本発明栽培方法を実施するための諸装置の実施例
を図面に基いて説明する。
第1図は播種装置の第1実施例を示しており、播種装置
1は巻かれている帯状の原材料スポンジ状培地2と、こ
の培地2を装置内部へ連続的に送給する供給機構3と、
送給される培地上面に切開条溝を形成するカッタ4と、
切開後の培地を両側面からベルトで押圧して条溝を開口
させる条溝開口機構5と、開口されている状態の条溝に
種子を挿入する播種機構6、播種後の培地を一定長さに
切断する切断機構Iとから構成されている。
供給機構3は2組の送りローラ3a、3bと、培地2の
高さを一定にする1組のレベル保持ローラ3Cと、少な
くとも前記送りローラ3bを駆動する駆動装置(図示せ
ず)とから成り、送りローラ3bには培地2との間にす
べりを生じさせないように外周面に多数の爪3dを形成
しである。
送りローラ3aは駆動しても良いが、レベル保持ローラ
3cと励動して帯状培地の通過位置を一定に保持すべ(
回転自在に設けておくだけで十分である。
前記培地2はレベル保持ローラ3cによって一定高さに
保持されるので、後方のカッタ4によって形成される切
開条溝2aは一定深さとなる。
尚、前記カッタ4は切開深さを調節自在に構成されてい
る。
条溝開口機構5は、培地の両側に配置された2組のベル
トコンベヤであり、各組は2本のローラ5aと、このロ
ーラに掛げられたベルト5bと、ローラ間のベルトを培
地に押圧する押え板5cとから成り、2組のベルトコン
ベヤは1個の駆動装置(図示せず)によって培地送給速
度と等速度にベルト5bを移動するように構成されてい
る。
尚、条溝開口機構5は供給機構3の駆動装置で駆動して
も良い。
ベル)5bの断面形状は矩形、円形でも良いが半円形の
ほうが好ましく、半円形の円形面で培地の両側面を押圧
する。
前記ベルト5bはローラ5aの上端に掛けられており、
培地2の上縁より若干下側、例えば切開条溝2aの深さ
に相当する付近に両側より当接し、培地を介在して位置
する2本のベルトで押圧挾持する。
条溝開口機構5の開口動作は第1図すから明らかなよう
に、培地2はスポンジ製であるが故にベルト5bによっ
て切開条溝2aの深さに相当する付近が挾持されると、
条溝2aは弾性的に開口することになる。
そしてこの開口した条溝2aに種子が上方から落下して
くる。
播種機構6は条溝開口機構5の上方に配置されているホ
ッパ6aと、ホッパから条溝2a内に落下した種子をな
らす種子ならしブラシ6bとから成る。
前記ホッパ6aは種子を収納しておいて定量づつ落下す
るように形成されている。
すなわちホッパ6aの内部は第1図Cに示す如く、軸方
向に溝のある種子排出ローラ6cとこれに当接する種子
排出規制ブラシ6eとが設けられている。
尚、6fは条溝内に入らず外へこぼれた種子を再使用に
備えて溜でおく種子溜を示す。
切断機構7はカッタ7aを瞬間的に駆動して、帯状培地
を一定長さの単体培地2bに形成する機構であり、カッ
タ7aを駆動する機構は図示していないが、他の機種、
例えば紙切断機、麺帯切断機等の機構を応用して、供給
機構3と連動して作動するように構成しておく。
第2図は播種機構を変形した第2実施例を示しており、
この装置11の播種機構12はシードテープ(種紐)1
2aを使って播種する機構である。
シードテープは周知のようにボビン12bK巻かれてお
り、その先端を一度人為的に条溝2a内に挿入すると、
その後は押えローラ12cによって連続的に条溝内へ供
給され、種子は平均的にほぼ一定間隔で均等な密度とな
るように播種される。
前記播種装置を使った播種方法を説明する。
図示するように巻かれていたり、または直線状であるが
連続的に供給可能にされた帯状のスポンジ状培地2の始
端を装置内部に通して、供給機構3で移送できるように
配置する。
供給機構3並びに条溝開口機構5を作動してスポンジ状
培地を移動させ、その上面にカッタ4で切開条溝2aを
形成する。
連続的に形成される前記切開条溝2aを条溝開口機構5
の2本のベルト5bで挾持しながら押圧して開口させる
開口された切開条溝の開口部に播種機構6のホッパ6a
から種子を落下させ、かつ種子ならしブラシ6bで種子
を一定間隔に位置させるようにならす。
播種後の培地2は切開条溝の開[」部が閉じて種子をス
ポンジの弾性力によって保持しており、切断機構Iのカ
ッタ7aによって一定長さの単体培地2bに形成される
第3図a、bは育苗工程を示しており、前記播種装置で
隅棟された単体培地2bは、第3図aのような育苗槽1
5に多数密接させて収納する。
そして、特公昭47〜28736号公報に開示された水
栽培植物装置又は第3図すに示すような育苗・・ウス1
6等の養水分並びに温度等必要とする環境条件を集中自
動管理のできる装置に入れて生育させる。
前記育苗ハウス16では育苗槽15を多段に棚に配置し
てミスト手段あるいは水位上下式給水手段等(図示せず
)によって養水分を供給し、エアーコンデショナ17に
よって室温を調整するように構成している。
苗がある程度成長してくると、根がからまり、互いの葉
が陽光を遮蔽することになるので、培地を隔離して配置
しなげればlよらない。
作物の育成は、第4図aに示したような水耕栽培装置又
は特公昭47−24377号公報に開示された水栽培装
置等を利用する。
この場合、第4図すに示すように、苗を有する規格が統
一されたスポンジ状単体培地2bをバスケット18に一
定の植栽距離となるように移し替える。
また、この場合には第4図Cに示すような形状の培地受
19をバスケット18内に載置するとより省力化され効
率的に生育させることができる。
培地受19には直線状に等間隔に配置された突起19a
と19bとの間に単体培地2bを挿入載置するように構
成してあり、底には作物の根が通らない多数の細孔を形
成している。
尚、バスケット18にも細孔は形成されている。
19Cは突起19aと?9bとの間に掛は渡して、突起
19a及び突起19bの間隙からはみ出て発育してくる
根に陽光が当らないようにした遮蔽蓋である。
突起19a 、 19bは単体培地を立姿状態に保持す
る保持部を構成している。
また、突起19a、19bは交互に位置させて根がどち
らか一方の突起間からはみ出すように構成するほうが好
ましい。
この培地管19によれば根に十分な養水分を与え、また
根の呼吸作用に必要な酸素をも十分に供給し得るので、
生物の生長を増進させることができ、上記のような規格
化されてかつこれに対するスポンジ状培地の装脱が容易
となる形状とすることにより育苗工程後の植付作業や、
十分に生育した後での収穫作業が著しく簡易化され、省
力化させることができる。
尚、前記培地管19はこれ自体バスケットとして使用す
ることも可能である。
前記培地管19を載せたバスケット18は第4図aに示
す如く、コンベヤに懸下して、収納している苗をゆっく
りと移動させなから水耕栽培するのに使用される。
第4図aに示した波動式の水耕栽培装置31は、コンベ
ア一式水耕装置の一つの実施例を示したものであるが、
このような栽培装置が陽光を十分に入射させ得るような
ガラス温室等の培養室32内に■台又は複数台設置され
ており、この培養室32はエアーコンデショナによって
温度及び湿度を作物の生育に適する状態に保持するべく
制御され管理されている。
バスケット18はコンベヤチェーン33に装着されてお
り、このコンベヤチェーンを掛けであるスプロケット3
4.35を駆動することにより、バスケットは水耕槽3
6,37の培養液に浸されながら搬送される。
バスケット18の上端は波形状のガイド板38.39に
よって案内されており、バスケットは移動するとともに
このガイド板の作用によって上下にゆっくりと振動し、
水耕槽36゜37内を流れるエア−シリンダ を含んだ培養液中に浸されたり、引上げられたりして、
作物の根に養水分と酸素を供給するように構成されてい
る。
そして通常はバスケットの全面にわたって常に均等な浸
漬状態となるようにコンベヤによって保持されて搬送さ
れるので、発育むらを解消して均等な生産物を得る。
水耕槽内の培養液は循環手段40によって循環するもの
であり、排液には新たに養分を補充溶解して常に所要濃
度に維持される。
41はミスト手段であり、スプロケット周辺部でバスケ
ットが浸漬しない時間が延長する為に起る水分不足を補
うために、必要に応じて水又は培養液を噴射して補給す
る。
この水耕栽培装置で十分に生育した作物は、スポンジ状
培地を付けたままバスケット18から収穫されて結束さ
れることになる。
第5図はスポンジ培地で育成された作物の結束装置21
を示しており、この装置は、バスケット18等に載置さ
れて栽培された培地付植物を収穫した後に、単体培地2
bを2つ折りにして結束するものである。
装置21は作物の茎を紐で結束する公知の結束機と類似
しており、その公知の結束機を自動化して、更に培地を
2つに折る2つ折り機構22を組込んで構成されている
2つ折り機構22は押し込み棒22aをエアーシリンダ
22bに取付けて成り、装置21の培地載置台23には
溝23aが形成されており、この溝内に押し込み棒22
aが挿入できるように構成されている。
尚、前記エアーシリンダ22bを設ける代りに、結束杆
24を駆動する駆動装置から動力を得て、機械的に押し
込み棒22aを上下移動させるように構成しても良い。
25は従来の結束機を改良して自動装置にするために設
けられている始動スイッチであり、載置台23上を移動
してくる単体培地2bの中央が溝23a上に位置したこ
とを検知して2つ折り機構22を作動させ、続いて結束
杆24を回転させる。
この結束装置21による結束動作を次に説明する。
水耕栽培後の作物を付けた培地をコンベヤに載せて装置
21の培地載置台23へ間欠的に送る。
後続の培地によって押されてきた培地が始動スイッチ2
5に接続してこれを作動すると、エアーシリンダ22b
を作動して瞬間的に押し込み棒22aを降下させる。
培地は押し込み棒により載置台23の溝23a内に2つ
折りにして押し込まれ、これと同時に結束杆24が回動
して紐26を2つ折り培地に巻き付けて結束する。
結束された2つ折り培地は前記溝23aから下方へ落下
する。
なお、結束部分は培地部分の他、植物体の大きさにより
、茎葉部分等にも、複数箇所行う場合もある。
更に、培地を結束する場合は、培地を2つ折りにする以
外に、渦巻状に巻いたり、つづら折りにしたりしても良
い。
本発明は以上のような自動化された諸装置を使用するこ
とにより、工業的な作物生産システムを完成することが
できる。
次に、これらの諸装置を使ってミツバ栽培の各工程を順
を追って説明する。
浸種は2日はどかかつて手動によって行なわれ、浸種後
の種子は播種装置1によってスポンジ状培地2に播種さ
れる。
単体培地2bは育苗槽15に収納してただちに育苗ハウ
ス16内に入れられる。
育苗・・ウス内での育苗期間は約20日程度であり、養
水分並びに温度等の必要環境要件は集中自動管理される
所望状態にまで生育された苗は培地を付けたまま、自動
化された水耕装置31のバスケット18に移載されて植
付が完了し、この水耕栽培装置31で約40日程度生育
されて、十分成長したミツバとなる。
この水耕栽培期間でも養水分並びに温度、湿度等はガラ
ス温室内等で自動管理されている。
前記水耕栽培装置から収穫された培。駆付ミッパは結束
装置21に搬送されて結束され、その後包装して出荷又
は冷蔵保存される。
なお、本発明において、播種されたスポンジ培地と、こ
れに関連する培地受の構成は、他の形状の水耕栽培方法
、例えば培養液の滴下式、流下式、根部への噴霧式、あ
るいは水位上下式等のあらゆる方法にわたってもそのま
ま利用することができる。
本発明においては以下のような多大な効果を奏効する。
(I) 播種はスポンジ状培地に切開条溝を形成し、
この切開条溝の開口部に種子を落下させるだけで行ない
得るので非常に簡単である。
(6)スポンジ状培地の切開条溝の開口は2本のベルト
で培地を両側より挾持抑圧するだけでうまく開き、播種
を確実に行ない得る。
叫 播種されたスポンジ状培地は一定長さに切断されて
適度な大きさの一定規格の単体培地となるので、その後
の育苗や水耕栽培、収穫並びに結束等の作業が容易とな
り、出荷に際して取扱い易い分量とすることができる。
(ト)単体培地は育苗槽に密に収納し、更にこの育苗槽
を育苗ハウスに多段に配置することができるので、単位
面積当りの育苗効率が向上し、集中的に高度な育苗管理
を行うことができる。
M 水耕栽培装置での栽培は、バスケット上で培地受に
よって育苗後の一定規格の単体培地を適当な間隔に極め
て簡単な作業で載置することができ、後はコンベヤ機構
によって連続的に移動しながら行なわれ、収穫の手間も
同様に極めて省力化でき、また、水耕栽培の環境及び養
水分等については最適状態に自動管理されているので、
作物を安定して連続的に効率良く生産することができる
M 収穫された作物はスポンジ培地を付けたままであり
、この培地を結束装置で2つ折りにして結束するので、
普通最も労力を要する結束作業が自動化されかつ極めて
省略化される。
(4)収穫された作物は根が蔓延したスポンジ培地を付
けたままであってこれに常に養水分を保有させ得るので
、収穫出荷後も長期保存に耐えることができ、長距離輸
送を可能にし、かつ店頭や買入後の家庭における保存度
を向上するので、消費者に常に十分新鮮な野菜を提供す
ることができる。
(ホ)播種から結束までほとんど人手を煩られせること
なく、自動機械化することができるので、最初に十分な
施設を設けるならば、小人数の農家でも相当な規模の経
営を行って、安定した収益を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明播種方法を実施するための播種装置の第
1実施例を示しており、その内第1図aは全体の斜視説
明図、第1図すは条溝開口機構の断面を示す説明図、第
1図Cは播種機構の概略説明図、第2図は同じく播種方
法を実施するための播種装置の第2実施例を示した全体
斜視説明図、第3図は育苗工程を示しており、その内第
3図aは育苗槽に単体培地を収納した斜視図、第3図す
は育苗ハウスの一部切欠斜視図、第4図は水耕栽培工程
を示しており、その内第4図aは水耕栽培装置の概略正
面図、第4図すは培地を配置したバスケットの斜視説明
図、第4図Cはバスケットに載置する培地受の実施例を
示す説明図、第5図は結束装置の実施例を示しており、
その内第5図aは正面図、第5図すは平面図である。 1.11・・・・・・播種装置、2・・・・・・スポン
ジ状培地、2b・・・・・・単体培地、3・・・・・・
供給機構、4・・・・・・カッタ、5・・・・・・条溝
開口機構、6,12・・・・・・播種機構、I・・・・
・・切断機構、12a・・・・・・シードテープ、15
°・・・・・育苗槽、18・・・・・・バスケット、1
9・・・・・・培地受、19a 、 19b・・・・・
・突起、19C・・・・・・遮蔽蓋、21・・・・・・
結束装置、22・・・・・・2つ折り機構、22a・・
・・・・押し込み棒、24・・・・・・結束杆、31・
・・・・・水耕栽培装置、33・・・・・・コンベヤチ
ェーン、36 、37・・・・・・水耕槽、40・・・
・・・循環手段、4・・・・・・ミスト手段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 帯状のスポンジ状培地を立姿状態で連続的に送りな
    がらカッタで切開条溝を入れ、該培地を両側から押圧し
    て前記切開条溝を開口させ、その開口部に所望の種子を
    多数連続して播種することを特徴とするスポンジ状培地
    を使った栽培方法。 2 帯状のスポンジ状培地にカッタで連続的に切開して
    播溝を開口し、この開口部に所望の種子を多数条列状に
    播種し、この播種されたスポンジ状培地を一定規格の長
    さに切断して立姿状に多数密接させて並べた状態で養分
    、水分、日光及び温度が適当に与えられる条件下で育苗
    し、その育成された苗をコンベア一式水耕栽培装置等で
    育苗時における立姿のままで、一定の植栽距離となるよ
    うに、かつ底面に作物の根が通ぜずに培養液のみが出入
    り出来る多数の細孔を有する培地管に挿入載置すること
    によって移植収容されて連続して栽培できることを特徴
    とするスポンジ状培地を使った栽培方法。 3 帯状のスポンジ状培地を立姿状態にして連続的に切
    開して開溝し、この溝中に播種してから適当な一定の長
    さに切断した培地を用いた育苗装置乃至はコンベア一式
    水耕栽培装置において適当な水分、養分、日光、温度を
    与えられて完成品に成るまで栽培された作物集団を、各
    培地単位毎に収穫し、これら各単位のスポンジ状培地を
    2つ折等にして表面積が小さくなるようにまとめるとと
    もに、更に結束されて包装出荷ができ易い状態にするこ
    とを特徴とするスポンジ状培地を使った栽培方法。
JP50109669A 1975-09-09 1975-09-09 スポンジジヨウバイチオツカツタ サイバイホウホウ Expired JPS5839492B2 (ja)

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