JPS5839361Y2 - マスクパタ−ンの位置測定治具 - Google Patents
マスクパタ−ンの位置測定治具Info
- Publication number
- JPS5839361Y2 JPS5839361Y2 JP1978118804U JP11880478U JPS5839361Y2 JP S5839361 Y2 JPS5839361 Y2 JP S5839361Y2 JP 1978118804 U JP1978118804 U JP 1978118804U JP 11880478 U JP11880478 U JP 11880478U JP S5839361 Y2 JPS5839361 Y2 JP S5839361Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mask
- frame
- pattern
- jig
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- Expired
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- A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、プリント基板の導体パターン作成に用いるマ
スクのパターン位置を測定する治具装置に関し、測定を
正確に行うことのできる装置を提供するものである。
スクのパターン位置を測定する治具装置に関し、測定を
正確に行うことのできる装置を提供するものである。
プリント基板における導体パターンの作成工程は、導体
パターンがネガまたはポジで印刷されたマスクを、フォ
トレジストが塗布されたプリント基板の銅箔に重ねて、
選択露光し、現像、エツチングする作業から成っている
。
パターンがネガまたはポジで印刷されたマスクを、フォ
トレジストが塗布されたプリント基板の銅箔に重ねて、
選択露光し、現像、エツチングする作業から成っている
。
このとき、両面プリント基板や多層プリント基板におい
ては、各面のパターン相互の位置関係を高精度に合わせ
ないと、スルーホールのランドがずれたりすることにな
る。
ては、各面のパターン相互の位置関係を高精度に合わせ
ないと、スルーホールのランドがずれたりすることにな
る。
この問題は、特に最近のように、配線密度の高いプリン
ト基板において重要である。
ト基板において重要である。
各面のパターン相互の位置合わせを高精度に行うには、
各マスクのパタ;ンが基準位置に対して高精度に出来上
がっていることがまず必要であり、これさえ満たされて
おれば、マスクの基準位置とプリント基板の基準位置を
揃えてマスクを重ねることにより、各面のパターン間の
相対位置関係を高精度に出すことは容易である。
各マスクのパタ;ンが基準位置に対して高精度に出来上
がっていることがまず必要であり、これさえ満たされて
おれば、マスクの基準位置とプリント基板の基準位置を
揃えてマスクを重ねることにより、各面のパターン間の
相対位置関係を高精度に出すことは容易である。
そこで本考案は、マスクパターンがその基準位置から所
定寸法の位置にあるかどうかを正確に測定検査できる装
置を提供し、前記のような要求を実現することを目的と
する。
定寸法の位置にあるかどうかを正確に測定検査できる装
置を提供し、前記のような要求を実現することを目的と
する。
次に本考案の実施例について詳述する。
第1図はマスクが取付けられたマスク枠の斜祝図、第2
図は同マスク枠を装着する測定治具、第3図は第2図の
it−m’断面図、第4図は第2図の測定治具を搭載し
てマスクパターンの位置を測定する座標測定機である。
図は同マスク枠を装着する測定治具、第3図は第2図の
it−m’断面図、第4図は第2図の測定治具を搭載し
てマスクパターンの位置を測定する座標測定機である。
第1図1ごおいて、1はガラス等でできたフォトマスク
であり、プリント板に形成すべき銅箔パターンと同じパ
ターンがネガまたはポジで印刷されている。
であり、プリント板に形成すべき銅箔パターンと同じパ
ターンがネガまたはポジで印刷されている。
このマスク1は、四角形の金属枠2に、高精度の寸法を
もって位置決めし固着しである。
もって位置決めし固着しである。
マスク枠2の隣接する少なくとも2つの辺2as2bの
端面2 a’ 、 2b’は、基準となる位置であり、
この基準位置2 a’ p 2 b’を基準にして、マ
スク1上のパターンが所定の位置寸法になるようIご位
置決めしてから、一体に固着しである。
端面2 a’ 、 2b’は、基準となる位置であり、
この基準位置2 a’ p 2 b’を基準にして、マ
スク1上のパターンが所定の位置寸法になるようIご位
置決めしてから、一体に固着しである。
プリント基板の露光にあたっては、このマスク1を枠2
と共にプリント基板に重ねるが、そのときに基準位置2
a’ + 2 b’をプリント基板の対応する基準位
置と正確に揃えることにより、プリント基板とマスクの
位置合わせが行われる。
と共にプリント基板に重ねるが、そのときに基準位置2
a’ + 2 b’をプリント基板の対応する基準位
置と正確に揃えることにより、プリント基板とマスクの
位置合わせが行われる。
このため、マスク枠基準位置2 a’ t 2 b’か
らマスク1の各パターンまでの寸法が正確になるように
、位置出ししてから相互に固着することが不町決になる
が、本考案は、この寸法が正確であるかどうか、狂って
いるとしたらその誤差はどの程度であるかを測定する装
置を提供するものである。
らマスク1の各パターンまでの寸法が正確になるように
、位置出ししてから相互に固着することが不町決になる
が、本考案は、この寸法が正確であるかどうか、狂って
いるとしたらその誤差はどの程度であるかを測定する装
置を提供するものである。
この測定を行うには、第2図の治具に第1図のマスク枠
2を装着してから、該治具を第4図の座標測定機にセッ
トする。
2を装着してから、該治具を第4図の座標測定機にセッ
トする。
第2図の治具は、マスク枠2と同様な四角形枠状部3か
ら成り、マスク枠の基準となる辺2a、2bと対応する
辺3at3bに、筒状の位置決めピン4a、4a’、4
bが設けであるゎ治具枠3の他の2辺3c、3dには、
弾圧具5,5′が設けである。
ら成り、マスク枠の基準となる辺2a、2bと対応する
辺3at3bに、筒状の位置決めピン4a、4a’、4
bが設けであるゎ治具枠3の他の2辺3c、3dには、
弾圧具5,5′が設けである。
マスク枠2を治具に装着するには、弾圧具5゜5′の操
作ボタン51を引いた状態で、矢印で示す方向からマス
ク枠2を降ろして治具枠3に載せてから、操作ボタン5
1を放す。
作ボタン51を引いた状態で、矢印で示す方向からマス
ク枠2を降ろして治具枠3に載せてから、操作ボタン5
1を放す。
すると、第3図の状態となり、マスク枠の辺2Cを、弾
圧具の圧子52がバネ53の力で押圧し、基準位置2a
′を位置決めピン4at4a’に押しつける。
圧具の圧子52がバネ53の力で押圧し、基準位置2a
′を位置決めピン4at4a’に押しつける。
同時に、もう一方の弾圧具5′の圧子52が、マスク枠
の辺2dを押圧し、基準位置2b/を位置決めピン4b
に押しつける。
の辺2dを押圧し、基準位置2b/を位置決めピン4b
に押しつける。
各円筒状位置決めピン4ay4a’、4bは高精度に真
円度が出されていて、夫々の外径・内径は正確に一致し
ている。
円度が出されていて、夫々の外径・内径は正確に一致し
ている。
したがって、位置決めピン48t48’の中心から、マ
スクのパターン上のある測定点Pまでの距離を測定すれ
ば、その測定値から位置決めピンの半径Rを差し引いた
値Xがわかる。
スクのパターン上のある測定点Pまでの距離を測定すれ
ば、その測定値から位置決めピンの半径Rを差し引いた
値Xがわかる。
同様にY方向についても、位置決めピン4bの中心から
測定点Pまでの距離を測定し、ピン半径Rを差し引けば
、求めたい寸法がyがわかる。
測定点Pまでの距離を測定し、ピン半径Rを差し引けば
、求めたい寸法がyがわかる。
測定にあたっては、治具を第4図の3のように、座標測
定機のX−Yテーブル6にセットして、表示画面7のク
ロスマーク81こ位置決めピン43′の中心が9′のよ
うに投影されるようにX−Yテーブルを操作し、そのと
きの位置をカウンタで読む。
定機のX−Yテーブル6にセットして、表示画面7のク
ロスマーク81こ位置決めピン43′の中心が9′のよ
うに投影されるようにX−Yテーブルを操作し、そのと
きの位置をカウンタで読む。
次に、クロスマーク位置に測定点Pが投影されるように
X−Yテーブル6を移動させて、その位置のカウンタ表
示を読み、位置決めピンのカウンタ表示との差を出すと
、位置決めピンの中心から測定点Pまでの距離がわかる
。
X−Yテーブル6を移動させて、その位置のカウンタ表
示を読み、位置決めピンのカウンタ表示との差を出すと
、位置決めピンの中心から測定点Pまでの距離がわかる
。
この値から位置決めピンの半径Rを差し引けば、Xが求
められる。
められる。
Y方向の距離yを求める場合も、同じ操作を行う。
各円筒状位置決めピンの中心をクロスマークに合わせる
ために、位置決めピンの底面10の中心に小径孔9があ
けてあり、該小径孔9の上端縁を基準面とし、9′のよ
うにクロスマーク位置に投影する。
ために、位置決めピンの底面10の中心に小径孔9があ
けてあり、該小径孔9の上端縁を基準面とし、9′のよ
うにクロスマーク位置に投影する。
また、測定にあたっては、このように光学的に投影する
ため、各測定点の間で光学系の距離が変わらないように
、即ちX−Y方向に対するZ方向の光学系の距離が一定
になるように、次のような工夫がなされている。
ため、各測定点の間で光学系の距離が変わらないように
、即ちX−Y方向に対するZ方向の光学系の距離が一定
になるように、次のような工夫がなされている。
まず、マスク枠に取付けられたマスク1が、治具枠3に
おいて、同一平面内に装着されるように、治具枠3の各
所に当たり面11・・・を形成し、各当たり面11・・
・が同一面内に位置するように、高精度に仕上げである
。
おいて、同一平面内に装着されるように、治具枠3の各
所に当たり面11・・・を形成し、各当たり面11・・
・が同一面内に位置するように、高精度に仕上げである
。
そして第3図のように、装着状態では、マスク1のパタ
ーン印刷側面1′が各当たり面11・・・に当接し、同
一面内に保持される。
ーン印刷側面1′が各当たり面11・・・に当接し、同
一面内に保持される。
また、位置決めピンの測定基準面となる小径孔9の上端
縁が、マスク1のパターン印刷面1′と同一面に揃うよ
うに、当たり面11・・・と各位置決めピン4 a p
4 a’ y 4bの孔の底面10を、同一面内に形
成しである。
縁が、マスク1のパターン印刷面1′と同一面に揃うよ
うに、当たり面11・・・と各位置決めピン4 a p
4 a’ y 4bの孔の底面10を、同一面内に形
成しである。
以上のように本考案によれば、座標測定機にセットする
枠状の測定治具の少なくとも2辺に、筒状の位置決めピ
ンを設けて、該位置決めピンの外面に、マスクが取付け
られたマスク枠の対応する少なくとも2つの辺を当接さ
せることにより、位置決めピンの中心からマスク上の測
定点までのX。
枠状の測定治具の少なくとも2辺に、筒状の位置決めピ
ンを設けて、該位置決めピンの外面に、マスクが取付け
られたマスク枠の対応する少なくとも2つの辺を当接さ
せることにより、位置決めピンの中心からマスク上の測
定点までのX。
Y方向の位置決めを正確に行うことができる。
また、治具枠の片面に、マスクのパターン側面が当接す
る当たり而を設けると共に、筒状位置決めピンの孔内に
、前記当たり面と同一平面に位置する測定基準面を形成
することにより、筒状位置決めピンの投影位置とマスク
のパターン側面が同一平面内に揃えられるので、座標測
定時の光学的な誤差が発生することも無い。
る当たり而を設けると共に、筒状位置決めピンの孔内に
、前記当たり面と同一平面に位置する測定基準面を形成
することにより、筒状位置決めピンの投影位置とマスク
のパターン側面が同一平面内に揃えられるので、座標測
定時の光学的な誤差が発生することも無い。
このように本考案の測定治具を使用すれば、マスク枠の
基準位置からマスクのパターンの所定位置までの寸法が
高精度に測定できるので、マスク1がマスク枠の所定位
置に正確に固定されているかどうかを、容易にかつ正確
に測定検査することができる。
基準位置からマスクのパターンの所定位置までの寸法が
高精度に測定できるので、マスク1がマスク枠の所定位
置に正確に固定されているかどうかを、容易にかつ正確
に測定検査することができる。
この検査によって、パターン位置が正常であると判断さ
れた表面用マスクおよび裏面用マスクを用いることによ
り、表裏両面間のパターンずれの無い、高密度配線プリ
ント基板を容易に得ることができる。
れた表面用マスクおよび裏面用マスクを用いることによ
り、表裏両面間のパターンずれの無い、高密度配線プリ
ント基板を容易に得ることができる。
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図はマスク枠
の斜視図、第2図はマスクパターンの位置測定治具の斜
視図、第3図は第2図のlll−1’断面図、第4図は
座標測定機の斜視図である。 図において、1はマスク、2はマスク枠、2a′。 2b′は基準位置、3は測定治具枠、4 a t 4
aZ4bは位置決めピン、6はX−Yテーブル、7は表
示画面、10は基準面、11・・・は当たり面、Pは測
定点である。
の斜視図、第2図はマスクパターンの位置測定治具の斜
視図、第3図は第2図のlll−1’断面図、第4図は
座標測定機の斜視図である。 図において、1はマスク、2はマスク枠、2a′。 2b′は基準位置、3は測定治具枠、4 a t 4
aZ4bは位置決めピン、6はX−Yテーブル、7は表
示画面、10は基準面、11・・・は当たり面、Pは測
定点である。
Claims (1)
- 座標測定機に装着される枠状の測定治具の片面に、マス
ク枠に取付けられたマスクのパターン印刷面が当接する
当り面を設けると共に、該枠状測定治具の隣接する少な
くとも2辺に上記マスクの平面に対するX(横)および
Y(縦)方向を位置決めする筒状の位置決め体と、残る
2辺に該筒状の位置決め体の外側面に上記マスク枠の対
応する少なくとも2つの辺を当接させる弾圧具と、上記
筒状位置決め体の孔内に上記当り面と同一面に位置する
測定基準面を形成したことを特徴とするマスクパターン
の位置測定治具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978118804U JPS5839361Y2 (ja) | 1978-08-30 | 1978-08-30 | マスクパタ−ンの位置測定治具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978118804U JPS5839361Y2 (ja) | 1978-08-30 | 1978-08-30 | マスクパタ−ンの位置測定治具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5537211U JPS5537211U (ja) | 1980-03-10 |
JPS5839361Y2 true JPS5839361Y2 (ja) | 1983-09-05 |
Family
ID=29073494
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978118804U Expired JPS5839361Y2 (ja) | 1978-08-30 | 1978-08-30 | マスクパタ−ンの位置測定治具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5839361Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6591916B2 (ja) * | 2016-03-07 | 2019-10-16 | 株式会社ブイ・テクノロジー | マスク製造装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS472157U (ja) * | 1971-01-20 | 1972-08-24 | ||
JPS5723890Y2 (ja) * | 1974-07-13 | 1982-05-24 |
-
1978
- 1978-08-30 JP JP1978118804U patent/JPS5839361Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5537211U (ja) | 1980-03-10 |
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