JPS5839063Y2 - 全自動移動農機の停止装置 - Google Patents

全自動移動農機の停止装置

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JPS5839063Y2
JPS5839063Y2 JP6916176U JP6916176U JPS5839063Y2 JP S5839063 Y2 JPS5839063 Y2 JP S5839063Y2 JP 6916176 U JP6916176 U JP 6916176U JP 6916176 U JP6916176 U JP 6916176U JP S5839063 Y2 JPS5839063 Y2 JP S5839063Y2
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JP
Japan
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culm
section
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uncut
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JP6916176U
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JPS52159926U (ja
Inventor
俊行 松本
弘践 上谷
Original Assignee
井関農機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は機体の走行および殻稈の収穫作業が全自動的
に操作されるような移動農機の停止装置に関するもので
ある。
一般に殻稈を自動的に収穀するコンバイン等の移動農機
においては未刈殻稈の有無を検出する殻稈センサが1個
装着されており、との殻稈センサはマイクロスイッチに
動作レバーをつけ、この動作レバーを殻稈が押してマイ
クロスイッチを開閉させることにより未刈殻稈の有無を
検出する方式のものが一般的に使用されている。
従来の移動農機においては、との殻稈センサからの検出
信号を入力する制御部と、この制御部の制御により走行
装置を操作する操作部とを具備した制御系をもっていた
が、完全自動制御にして無人運転で機体の走行や殻稈の
収穫作業等をさせる場合、もし制御系に1個所でも故障
があると、未刈殻稈の有無を検出する信号が送信されな
くなり殻稈の刈取が終了しても機体が停止せずそのit
走行を継続し、遂には圃場から飛び出す事故等を起し非
常に危険であった。
この考案は、かかる点に着目してなされたもので、殻稈
センサと制御部と操作部からなり未刈殻稈が無くなった
後において走行装置を停止させるような制御系を複数個
有するようにして、どこか1個所が故障しても刈取終了
後は機体の走行が停止して無人運転等を安全に行うこと
ができるような全自動移動農機の停止装置を提供するこ
とを目的とするものである。
以下、この考案の詳細を実施例により説明する。
第1図はこの考案の全自動移動農機の停止装置の一実施
例を装着したコンバインの概略側面図、第2図はその概
略平面図を示す。
図において、機体1の前方下部には圃場に植えられてい
る殻稈を誘導路に導くための複数個の分草体2a、2b
2cが分草杆3a、3b、3cによって保持され、機体
1の進行面先端にほぼ等間隔に並行に取付けられている
分草杆3bには殻稈センサ4a、4bが取付けられ、そ
の動作レバー5a、5b&!各々殻稈が導かれる誘導路
に配置されている。
機体1が前進すると、誘導路の中に次々と殻稈が入って
きて動作レバー5a、5bを押し続は殻稈センサ4a、
4bは殻稈が有ることを検出する。
殻稈がなくなると動作レバー5a、5bは弾力で元の位
置に戻り殻稈センサ4a、4bは未刈殻稈が無いことを
検出する。
分草杆3a、3b、3cの間には殻稈引起装置6がその
下端を分草体2a、2cの近傍に取付けられてもうけら
れている。
誘導路に入った殻稈は、殻稈引起装置6にもうけられ無
端状に連続して上昇する引起ラグ7により正しい位置に
引起され次の刈取操作に導かれ、バリカン状の刈取装置
8によってその根元部を切断される。
刈取られた殻稈は処理されるべく殻稈搬送装置9によっ
て機体1の上方に送られ、殻稈送込装置10により処理
装置の脱穀装置11に送込1れ、ここで籾だけが分離さ
れて籾袋詰装置12に送られ袋詰される。
これらを装備した機体1はクローラからなる走行装置1
3の上に装着されている。
走行装置13にはエンジン14からの回転力がクラッチ
装置15を介して伝達されている。
第3図は、この考案の一実施例のブロック回路図を示す
もので、殻稈センサ4a、その検出信号によって動作す
る制御部16a、その制御によって動作する操作部17
aと接続された第1の走行停止制御系と、殻稈センサ4
b、制御部16b、操作部17bと接続された第2の走
行停止制御系の2系統の制御系が並列に構成されている
第4図はこの考案の一実施例のさらに具体的な回路図を
示すもので、18a、18bは制御部16a、16bを
各々含む制御ボックスであり、回路におけるKa、Kb
は殻稈センサ4a、4bの各スイッチ、Ka *Kbは
走行スイッチ、SFは前進ソレノイド、SBは後進ソレ
ノイド、Scはクラッチソレノイド、sEはエンジンソ
レノイドである。
クラッチソレノイドScおよびエンジンソレノイドsE
は走行装置13の駆動を停止させる操作部を各々構成し
ている。
図は機体が停止し動作していない状態である。
走行スイッチKa。Kbを連動して閉じて前進ソレノイ
ドsFを動作させ機体を前進させると、やがて殻稈セン
サ4a。
4bが殻稈を検出しスイッチKa、Kbを開く。
この作用により制御ボックス18a 、18b内でクラ
ッチソレノイドScとスイッチKaの回路が、エンジン
ソレノイドSEとスイッチKbの回路が各々形成される
が、スイッチKa、Kbが開いているのでクラッチソレ
ノイドScおよびエンジンソレノイドSEはともに動作
しない。
この状態で機体が走行および収穫作業を続け、やがて収
穫作業が完了しその後機体が停止して全操作を終了する
わけである。
もしスイッチKa、匍脚ボックス18aの制御部16a
、クラッチソレノイドScからなる第1の走行停止制御
系に故障があった場合、この第1の走行停止制御系だけ
しかないと機体は殻稈が無くなっても走行停止せず危険
な状態になることがあるが、この実施例ではスイッチK
b、制御ボックス18bの制御部16b、エンジンソレ
ノイドSEからなる第2の走行停止制御系が働いている
ため、未刈殻稈が無くなるとそれに次いでエンジンソレ
ノイドSEが動作し操作部17bが操作してエンジン1
4を停止させ機体の走行を止める。
また第2の走行停止制御系が故障した場合は第1の走行
停止制御系が働き、未刈殻稈が無くなるとそれに次いで
クラッチソレノイドScが動作し油圧機構等ととも操作
部17aが操作してクラッチ装置15をニュートラルに
し機体の走行を止める。
以上のようにこの実施例では制御系が完全に2系統に分
離しているので、一方の制御系のどの前号に故障が発生
しても他方の制御系が働き安全な全自動コンバインの無
人運転ができる。
第5図はこの考案の他の実施例の具体的な回路図を示す
もので、第4図と同一部品には同番号を付しである。
制御部16a、16bにタイマTa。Tbおよび所定時
間後に各々閉じるタイマスイッチta、tbを含むもの
である。
その他の動作は第4図の実施例と同様である。
未刈殻稈が無くなってスイッチKaが閉じるとタイマT
aが動作し所定時間後タイマスイッチtaが閉じてクラ
ッチソレノイドScを動作させ機体を止める。
一般に未刈殻稈がなくなると先ず走行を停止し刈取った
殻稈を完全に処理する1でエンジンは動作している必要
があるのでタイマTbのタイマ時間の方をタイマTaの
タイマ時間よりも長くしである。
この実施例によると未刈殻稈が無くなってこれを殻稈セ
ンサが検出しても直ちに走行停止せず危険にならない範
囲の所定時間は動作させるので機体の操作は第4図の実
施例より安定になる。
またタイマTa、Tbのかわりに機体の走行距離に対応
した遅延動作信号を使用することもできる。
以上の実施例は走行停止制御系2系統にしたがさらに多
数の複数系統にすることもできる。
またコンバインのほかにも自動運転をする各種の移動農
機に応用することができる。
以上のようにこの考案の全自動移動農機の停止装置によ
ると、殻稈センサ、制御部、操作部からなる第1、第2
の走行停止制御系を有し、第1の走行停止制御系では操
作部はクラッチソレノイドの動作により走行装置を停止
させ、第2の走行停止制御系では操作部はエンジンソレ
ノイドの動作により走行装置を停止させるようにするこ
とにより、一方の制御系の殻稈センサ、制御部、操作部
のいずれが故障しても走行装置を停止させることができ
、しかも、エンジン停止機構が故障したとしてもクラッ
チの断により、又クラッチ断機構が故障したとしてもエ
ンジン停止により、ともに確実に走行装置を停止させる
ことが可能になり、無人運転をしても機体を安定に走行
できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の停止装置の一実施例を使用したコン
バインの概略側面図、第2図はその概略平面図、第3図
はこの考案の一実施例のブロック回路図、第4図はこの
考案の一実施例の回路図、第5図は他の実施例の回路図
である。 1・・・機体、4a、4b・・・殻稈センサ、5a、5
b・・・動作レバー、8・・・刈取装置、13・・・走
行装置、14・・・エンジン、15・・・クラッチ装f
L 16 a 。 16b・・・制御部、17a、17b−操作部、18a
。 18b・・・制御ボックス、Ka、Kb・・・スイッチ
、Ka、Kb・・・走行スイッチ、SF・・・前進ソレ
ノイド、SB・・・後進ソレノイド、Sc・・・クラッ
チソレノイド、SE・・・エンジンソレノイド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 未刈殻稈の有無を検出する殻稈センサ、殻稈を刈取る刈
    取装置、刈取った殻稈を処理する装置、機体を走行せし
    める走行装置を具備し自動的に各動作を制御する全自動
    移動農機において、第1の殻稈センサ、この殻稈センサ
    の検出信号によって動作する第1の制御部、とのf!I
    N部の制御により未刈殻稈が無くなった後においてクラ
    ッチソレノイドの動作により走行装置の駆動を停止せし
    める第1の操作部からなる第1の走行停止制御系と、第
    2の殻稈センサ、この殻稈センサの検出信号によって動
    作する第2の制御部、この制御部の制御により未刈殻稈
    が無くなった後においてエンジンンレノイドの動作によ
    り走行装置の1駆動を停止せしめる第2の操作部からな
    る第2の走行停止制御系とを有することを特徴とする全
    自動移動農機の停止装置。
JP6916176U 1976-05-29 1976-05-29 全自動移動農機の停止装置 Expired JPS5839063Y2 (ja)

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JP6916176U JPS5839063Y2 (ja) 1976-05-29 1976-05-29 全自動移動農機の停止装置

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JPS52159926U JPS52159926U (ja) 1977-12-05
JPS5839063Y2 true JPS5839063Y2 (ja) 1983-09-03

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