JPS5839029Y2 - 接続器 - Google Patents
接続器Info
- Publication number
- JPS5839029Y2 JPS5839029Y2 JP1979090606U JP9060679U JPS5839029Y2 JP S5839029 Y2 JPS5839029 Y2 JP S5839029Y2 JP 1979090606 U JP1979090606 U JP 1979090606U JP 9060679 U JP9060679 U JP 9060679U JP S5839029 Y2 JPS5839029 Y2 JP S5839029Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall
- container
- connector
- thermoplastic resin
- blade holder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は例えばテーブルタップ、コードコネクタ等コ
ードに接続して使用する接続器の改良に関する。
ードに接続して使用する接続器の改良に関する。
従来この種の接続器は第1図a及び第1図すに示す如く
、刃受ばねイを収納する容器口を形成する器体ハと蓋体
二は電気絶縁性及び耐熱性を考慮して熱硬化性樹脂から
なっている。
、刃受ばねイを収納する容器口を形成する器体ハと蓋体
二は電気絶縁性及び耐熱性を考慮して熱硬化性樹脂から
なっている。
従って、例えば強く踏まれたり、高所から落下させてし
まった場合に加わる衝撃力Nで容器口が破損して刃受ば
ねイが露出し、使用が不可能になることがある。
まった場合に加わる衝撃力Nで容器口が破損して刃受ば
ねイが露出し、使用が不可能になることがある。
而して、容器を形成する器体や蓋体を熱硬化性樹脂から
なり刃受ばねに接する内壁と、熱可塑性樹脂からなり柔
軟性を有した外壁とを被着して一体に形成すると衝撃力
が外壁により吸収され内壁の破損つまり、容器の破損は
防止できるのである。
なり刃受ばねに接する内壁と、熱可塑性樹脂からなり柔
軟性を有した外壁とを被着して一体に形成すると衝撃力
が外壁により吸収され内壁の破損つまり、容器の破損は
防止できるのである。
しかし、内壁に外壁を一体成形によって被着した際、樹
脂が違うことにより収縮率、熱膨張率や吸湿による膨張
率などの特性が相違しているので、器体や蓋体がそって
器体と蓋体との当接部に隙間が発生し、充電部である刃
受ばねが露出したり、水滴、塵埃などが侵入し易くなっ
て短絡事故が発生することがある。
脂が違うことにより収縮率、熱膨張率や吸湿による膨張
率などの特性が相違しているので、器体や蓋体がそって
器体と蓋体との当接部に隙間が発生し、充電部である刃
受ばねが露出したり、水滴、塵埃などが侵入し易くなっ
て短絡事故が発生することがある。
この考案は上記事情に着目して改良したものであり、そ
の目的とするところは外部から加わる衝撃力でもって容
器が破損することを防止すると共に、組み合わせて容器
を形成する器体と蓋体との当接部に隙間が発生すること
をも防止する接続器を提供するにある。
の目的とするところは外部から加わる衝撃力でもって容
器が破損することを防止すると共に、組み合わせて容器
を形成する器体と蓋体との当接部に隙間が発生すること
をも防止する接続器を提供するにある。
以下この考案の一実施例を第2図a乃至第3図に基づい
て説明する。
て説明する。
1は器体であり、例えばフェノール樹脂、ユリア樹脂な
どの熱硬化性樹脂を塑造成形した内壁2と、例えばAB
S樹脂、ポリアミド樹脂などの柔軟性を有する熱可塑性
樹脂よりなる外壁3とからなり、しかもこの内壁2の外
壁3はまず内壁2を塑造成形した後に、金型内で内壁2
に外壁3を一体に密着させて塑造成形することによって
被着させている。
どの熱硬化性樹脂を塑造成形した内壁2と、例えばAB
S樹脂、ポリアミド樹脂などの柔軟性を有する熱可塑性
樹脂よりなる外壁3とからなり、しかもこの内壁2の外
壁3はまず内壁2を塑造成形した後に、金型内で内壁2
に外壁3を一体に密着させて塑造成形することによって
被着させている。
4は段部であり、内壁2を外壁3よりも突出させること
により形成している。
により形成している。
5は蓋体であり、この器体1と同じく内壁6に外壁7を
一体に塑造成形することによって被着させてなっている
。
一体に塑造成形することによって被着させてなっている
。
8は周壁であり、熱可塑性樹脂よりなる外壁7と一体に
内壁6よりも突出させて形成し、更に、内周に亙って内
壁6の同一面を有している。
内壁6よりも突出させて形成し、更に、内周に亙って内
壁6の同一面を有している。
9は器体1と蓋体5を組み合わせてなる容器であり、こ
の状態で器体1の内壁2と蓋体5の内壁6とは当接し、
この内壁2と内壁6との当接部Xは段部4に周壁8が嵌
合することにより周壁8でもって覆われている。
の状態で器体1の内壁2と蓋体5の内壁6とは当接し、
この内壁2と内壁6との当接部Xは段部4に周壁8が嵌
合することにより周壁8でもって覆われている。
10は刃受ばねであり、容器9に収納されている。
11は刃受ばねに接続したコードである。
12は端子ねじである。13は刃受ばねと対応する容器
9の位置に形成した栓刃挿入孔である。
9の位置に形成した栓刃挿入孔である。
14は組立ねしである。15はコード口である。
而して、外部から加わった衝撃力Nは外壁3,7の柔軟
性により弱められ直接的に内壁2,6に加わることが無
いと共に、器体1または蓋体5にそりが生じて当接部X
に隙間が発生しても周壁8により当接部Xの隙間は覆わ
れるものである。
性により弱められ直接的に内壁2,6に加わることが無
いと共に、器体1または蓋体5にそりが生じて当接部X
に隙間が発生しても周壁8により当接部Xの隙間は覆わ
れるものである。
尚、周壁8は器体1に形成してもよい。
そして、周壁8は図示する如く、内周に亙って内壁6と
同一面を有することにより、内壁6に外壁7を一体的に
密着させて塑造成形するに際し、金型の一部が内壁6と
外壁7との接合面をまたいで位置することとなり、外壁
7を形成する樹脂が内壁6に沿ってパリとして蓋体5の
表面に付着することを防止している。
同一面を有することにより、内壁6に外壁7を一体的に
密着させて塑造成形するに際し、金型の一部が内壁6と
外壁7との接合面をまたいで位置することとなり、外壁
7を形成する樹脂が内壁6に沿ってパリとして蓋体5の
表面に付着することを防止している。
この考案は以上説明した如く、器体1または蓋体5を熱
硬化性樹脂からなる内壁2,6と熱可塑性樹脂からなる
外壁3,7とで形成し、外壁3または7と一体に器体1
と蓋体5とを組み合わせた当接部Xを覆い更に、内周に
亙って内壁6と同一面を有する周壁8を形成したから、
外部から加わった衝撃力Nは外壁3,7で弱められ直接
内壁2,6に加わることが無いので、刃受ばね10を収
納する内壁2.6を電気絶縁性及び耐熱性の良い熱硬化
性樹脂で形成しても破損することが防止できると共に、
当接部Xに隙間が発生してもこの隙間は周壁8に覆われ
ているので、充電部である刃受ばね10が露出したり、
水滴、塵埃などが侵入し難くなり短絡事故の発生も防止
することができ更に内壁6と外壁7との接合面のパリの
発生を防止した接続器が得られる。
硬化性樹脂からなる内壁2,6と熱可塑性樹脂からなる
外壁3,7とで形成し、外壁3または7と一体に器体1
と蓋体5とを組み合わせた当接部Xを覆い更に、内周に
亙って内壁6と同一面を有する周壁8を形成したから、
外部から加わった衝撃力Nは外壁3,7で弱められ直接
内壁2,6に加わることが無いので、刃受ばね10を収
納する内壁2.6を電気絶縁性及び耐熱性の良い熱硬化
性樹脂で形成しても破損することが防止できると共に、
当接部Xに隙間が発生してもこの隙間は周壁8に覆われ
ているので、充電部である刃受ばね10が露出したり、
水滴、塵埃などが侵入し難くなり短絡事故の発生も防止
することができ更に内壁6と外壁7との接合面のパリの
発生を防止した接続器が得られる。
第1図a及び第1図すは従来例を示し、第1図aは部分
切欠正面図、第1図すは部分断面とした概略の側面図で
ある。 第2図a及び第3図はこの考案の一実施例を示し、第2
図aは側面図、第2図すは部分切欠とした正面図、第2
図Cは部分断面とした側面図、第3図は概略の拡大図で
ある。 1・・・パ・・器体、2,6・・・・・・内壁、3,7
・・・・・・外壁、4・・・・・・段部、5・・・・・
・蓋体、8・・・・・・周壁、9・・・・・・容器、1
0・・・・・・刃受ばね、11・・・・・・コード、1
2・・・・・・端子ねじ、13・・・・・・栓刃挿入孔
、14・・・・・・組立ねし、15・・・・・・コード
口、X・・・・・・当接部。
切欠正面図、第1図すは部分断面とした概略の側面図で
ある。 第2図a及び第3図はこの考案の一実施例を示し、第2
図aは側面図、第2図すは部分切欠とした正面図、第2
図Cは部分断面とした側面図、第3図は概略の拡大図で
ある。 1・・・パ・・器体、2,6・・・・・・内壁、3,7
・・・・・・外壁、4・・・・・・段部、5・・・・・
・蓋体、8・・・・・・周壁、9・・・・・・容器、1
0・・・・・・刃受ばね、11・・・・・・コード、1
2・・・・・・端子ねじ、13・・・・・・栓刃挿入孔
、14・・・・・・組立ねし、15・・・・・・コード
口、X・・・・・・当接部。
Claims (1)
- 刃受ばねと、この刃受ばねを収納する容器を形成する器
体と蓋体の少なくとも一方は熱硬化性樹脂よりなる内壁
と、熱可塑性樹脂でなる外壁を一体に塑造成形して被着
してなる接続器において、前記熱可塑性樹脂よりなる外
壁と一体に、器体と蓋体とを組み合わせた当接部を覆い
更に、内周に互って内壁と同一面を有する周壁を形成し
たことを特徴とする接続器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979090606U JPS5839029Y2 (ja) | 1979-06-29 | 1979-06-29 | 接続器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979090606U JPS5839029Y2 (ja) | 1979-06-29 | 1979-06-29 | 接続器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS568085U JPS568085U (ja) | 1981-01-23 |
JPS5839029Y2 true JPS5839029Y2 (ja) | 1983-09-02 |
Family
ID=29323711
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1979090606U Expired JPS5839029Y2 (ja) | 1979-06-29 | 1979-06-29 | 接続器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5839029Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6271802U (ja) * | 1985-10-24 | 1987-05-08 |
-
1979
- 1979-06-29 JP JP1979090606U patent/JPS5839029Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS568085U (ja) | 1981-01-23 |
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