JPS583849Y2 - 橋梁架設装置 - Google Patents

橋梁架設装置

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Publication number
JPS583849Y2
JPS583849Y2 JP1980127793U JP12779380U JPS583849Y2 JP S583849 Y2 JPS583849 Y2 JP S583849Y2 JP 1980127793 U JP1980127793 U JP 1980127793U JP 12779380 U JP12779380 U JP 12779380U JP S583849 Y2 JPS583849 Y2 JP S583849Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bridge
support arm
roller
guide rail
cantilever support
Prior art date
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Expired
Application number
JP1980127793U
Other languages
English (en)
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JPS5751709U (ja
Inventor
良明 金子
正直 高橋
昭夫 若林
Original Assignee
防衛庁技術研究本部長
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Publication date
Application filed by 防衛庁技術研究本部長 filed Critical 防衛庁技術研究本部長
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Publication of JPS5751709U publication Critical patent/JPS5751709U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、任意の場所に移動して応急的に橋梁を架設す
るようにした車両の橋梁架設装置に関するものである。
従来の橋梁架設装置は大別して3種類があり、第1は第
1図に示す如く橋梁1を支持苔2のまわりに転回させて
対岸に架設するもの、第2は第2図に示す如く両端支持
はり3を対岸まで伸長させ、これに橋梁1をつり下げて
架設するもの、第3は第3図に示す如く橋梁1を片持支
持腕4で支持して架設するもので、本考案は第3の架設
装置に関するものである。
従来、第3図の架設装置においては、橋梁1を架設して
後車両を移動、離脱せしめるために、片持支持腕4に設
けたローラ5,6は橋梁1に対して前後方向に移動して
分離する構造となっているので、第1の欠点として第3
図に示すように繰出した状態で更に繰出しを行うと、橋
梁1が空中で離脱して落下する危険がある。
このため、従来は電気スイッチで橋梁1の位置を検知し
て繰出しを停止する方法を採っているが、高精度の制動
装置を必要として構造が複雑となり、また電気系統の故
障による逸走落下の危険がある。
第2の欠点として、架設して離脱する場合車両を移動さ
せる必要があり、操作が複雑となるとともに地面の状態
によっては車両の移動が平滑に行われず、離脱が円滑容
易に行われない。
本考案は、繰出し時に橋梁の逸走を防止することと、離
脱時に車両を移動させなくてよいようにすることを目的
としたものである。
しかして、本考案は案内レールの端部にストッパを設け
たことと、ローラを引込み可能な如く片持支持腕に取付
けたことに特徴がある。
本考案の一実施例を第4図〜第6図および第8図〜第1
4図に示す。
第7図と第15図は従来の例である。
第4図は全体の側面図、第5図は平面図で、車台7に対
して橋梁1を支持するための片持支持腕4は中心ピン8
および昇降用シリンダ9により支持されている。
片持支持腕4両側に設けられたローラ5,6は橋梁1に
設けられた案内レール10に嵌合して橋梁1は片持支持
腕4に支持されている。
橋梁1は走行時にはローラ5,6だけでは車台に十分強
固に保持できないので、車台7の他端に設けられた固定
腕11と固定ピン12により保持されている。
固定ピン12は架設前には引抜くものである。
第6図は橋梁1を最大限に繰出した状態の側面図を示す
繰出しは図示されてない駆動装置(例えば、ピニオン、
ラック機構)により行われ、矢印は橋梁1の自重により
ローラ5,6に作用する力の方向を示す。
第7図は従来の橋梁1端部の縦断面図を示すもので、案
内レール10の端部は架設後の橋梁1離脱のために開放
されており、この状態から更に繰出しを行うと橋梁1が
空中で離脱して落下する。
第8図は本考案による橋梁端部の縦断面図を示す。
案内レール10の端部にはストッパ13が固着されてお
り、したがって橋梁1を更に繰出すことはできない。
第9図は、橋梁を架設するために昇降用シリンダ9を伸
ばして片持支持腕4を傾け、橋梁1の先端を対岸に接地
させた状態を示す。
この状態では、橋梁1の自重により矢印に示す如く橋梁
1の先端とローラ5に荷重が作用し、ローラ6は荷重か
ら解放される。
第10図は、昇降用シリンダ9を更に伸ばして橋梁1の
手前の端部を接地させた状態を示し、第11図は第10
図におけるローラ5,6の部分の縦断面図を示す。
ローラ6は案内レール10の端部上方の開口部から上下
に離脱し、ストッパ13により妨げられることはない。
第11図の矢印は図示の状態からローラ5を橋梁1から
離脱させる場合の片持支持腕4の運動方向を示す。
第12図は第11図のローラ5の部分の横断面図であり
、離脱のためにローラ5を引込めた状態を示す。
ローラ5はロッド14を介してピストン15に結合され
ており、ピストン15は片持支持腕(図示せず)に固着
された引込用シリンダ16に挿入され、油圧等によりロ
ーラ5を出し入れすることにより案内レール10への嵌
合とその解除ができる。
ローラ5の端面ば、案内レール10への嵌合を容易にす
るためテーパが設けである。
第13図はローラ5を橋梁1から離脱する場合の他の手
段を示す断面図で、ローラ5を引込めないで橋梁1から
の離脱を行わせようとするものである。
すなわち、ます片持支持腕4を車台(図示せず)の移動
により矢印Aに示す方向に移動させてローラ5を橋梁1
端部へ移動させ、次に昇降用シリンダ(図示せず)の操
作により矢印Bに示す如く移動させてローラ5を橋梁1
端部の開口部から離脱させる。
第14図は、片持支持腕4が橋梁1よりの離脱を完了し
た状態の側面図を示す。
片持支持腕4は昇降用シリンダ9の操作による矢印に示
す運動で離脱が行われる。
車台7は架設の全過程を通じて静止したままであり、し
たがって、アウトリガ17も接地したままでよい(アウ
トリガ17は第10図に示す状態以降は引込めても引込
めなくてもよい)。
第15図は、第14図との対比において従来のものが離
脱を完了した状態を示す。
すなわち、片持支持腕4は車台7の移動による矢印に示
す運動で橋梁1からの離脱が行われ、したがって、離脱
に際し車台7の移動を要し、アウトリガ17はあらかじ
め引込めておかなけれは゛ならない。
以上のように、本考案は橋梁の案内レールの端部にスト
ッパを設けるという簡単な構造で、橋梁の空中での逸走
落下を防止し安全に支持できる効果があり、かつ、ロー
ラを引込み可能な構造にすることにより、車台を移動さ
せずに架設装置と橋梁との分離が行えるようになり、地
面の状態による影響をほとんど受けずに容易に橋梁の離
脱ができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は、従来の橋梁架設装置のそれぞれ
異なる例を示す側面図、第4図は本考案の橋梁架設装置
を装備した車両の走行状態を示す側面図、第5図は同じ
くその平面図、第6図は橋梁を繰出した状態の側面図、
第7図は従来の橋梁端部の縦断面図、第8図は本考案の
橋梁端部の縦断面図、第9図、第10図は橋梁を架設す
る状態の側面図、第11図は橋梁の離脱方法を示す橋梁
端部の縦断面図、第12図は同じくその横断面図、第1
3図は橋梁の他の離脱方法を示す縦断面図、第14図は
離脱完了状態の側面図、第15図は従来の離脱完了状態
の側面図である。 1・・・・・・橋梁、4・・・・・・片持支持腕、5,
6・・・・・・ローラ、7・・・・・・車台、9・・・
・・・昇降用シリンダ、10・・・・・・案内レール、
13・・・・・・ストッパ、14・・・・・・ロッド、
15・・・・・・ピストン、16・・・・・・引込用シ
リンダ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 橋梁に付設した案内レールと車両側の片持ち支持腕に付
    設したローラをはめ合せて橋梁を車台上および架設位置
    に保持する支持手段と、橋梁を車台上から架設位置へ繰
    出し、かつ再び架設位置力・ら車台上へ収容するための
    橋梁の水平移動手段と、繰出した橋梁を地面上に降し、
    かつ再びこれを持上げるための橋梁の垂直移動手段と、
    地面上に降した橋梁から車両側の片持支持腕を分離し、
    かつ再び結合するための着脱手段とから成り、橋梁を車
    台上に積載し任意の場所に移動してこれを架設する車両
    の橋梁架設装置において、橋梁に付設された前記案内レ
    ールの端部に前記片持ち支持腕のローラに対応したスト
    ッパを設け、該案内レールとはめ合せるためのローラを
    案内レールと直角方向に作動するシリンダを介し案内レ
    ールに対して進退自在に片持ち支持腕に取付けたことを
    特徴とする橋梁架設装置。
JP1980127793U 1980-09-10 1980-09-10 橋梁架設装置 Expired JPS583849Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980127793U JPS583849Y2 (ja) 1980-09-10 1980-09-10 橋梁架設装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980127793U JPS583849Y2 (ja) 1980-09-10 1980-09-10 橋梁架設装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5751709U JPS5751709U (ja) 1982-03-25
JPS583849Y2 true JPS583849Y2 (ja) 1983-01-22

Family

ID=29488193

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980127793U Expired JPS583849Y2 (ja) 1980-09-10 1980-09-10 橋梁架設装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS583849Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5342427A (en) * 1976-09-30 1978-04-17 Boeicho Gijutsu Kenkyu Honbuch Emergency erected bridge

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5342427A (en) * 1976-09-30 1978-04-17 Boeicho Gijutsu Kenkyu Honbuch Emergency erected bridge

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5751709U (ja) 1982-03-25

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