JPS5838417Y2 - 定電圧装置 - Google Patents

定電圧装置

Info

Publication number
JPS5838417Y2
JPS5838417Y2 JP17674977U JP17674977U JPS5838417Y2 JP S5838417 Y2 JPS5838417 Y2 JP S5838417Y2 JP 17674977 U JP17674977 U JP 17674977U JP 17674977 U JP17674977 U JP 17674977U JP S5838417 Y2 JPS5838417 Y2 JP S5838417Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
constant voltage
circuit
transistor
constant
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP17674977U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54102620U (ja
Inventor
明 佐藤
悦郎 川縁
Original Assignee
横河電機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 横河電機株式会社 filed Critical 横河電機株式会社
Priority to JP17674977U priority Critical patent/JPS5838417Y2/ja
Publication of JPS54102620U publication Critical patent/JPS54102620U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5838417Y2 publication Critical patent/JPS5838417Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Continuous-Control Power Sources That Use Transistors (AREA)
  • Dc-Dc Converters (AREA)
  • Control Of Electrical Variables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は直流電圧を安定化する定電圧装置に関し、特
に定電圧装置にかける電力消費を小さくし、効率のよい
定電圧装置を提供しようとするものである。
直流の定電圧装置としては従来より負荷に対し可変イン
ピーダンス素子として例えばトランジスタを直列接続し
、この可変インピーダンス素子としてのトランジスタの
インピーダンスを入力電圧と基準電圧との偏差に応じて
制御し負荷に供給する電圧を安定化するようにした定電
圧装置がよく使われている。
この種の定電圧装置において入力電圧と安定化出力電圧
との差が大きく、また電流を充分に取り出している状態
では可変インピーダンス素子として用いられるトランジ
スタにおける電力消費量が大きくなる。
このためこのような状況下でもトランジスタが耐えられ
るようにするには容量の大きいトランジスタを用いなけ
ればならない。
よってこの種の定電圧装置に訟いて基準電圧を変化させ
安定化出力電圧を入力電圧に近い電圧から入力電圧より
充分低い電圧1で変化させようとすると、低電圧で大電
流出力時の状態で回路を設計しなければならない。
このため必要以上に容量の大きいトランジスタを可変イ
ンピーダンス素子として用いなければならなくなりコス
トが高くなる欠点がある。
筐た負荷と直列接続した可変インピーダンス素子として
のトランジスタにおける電力消費が太きぐなる欠点もあ
る。
この考案の目的は定電圧装置における電力消費を少なく
し、不要な電力消費を抑えると共に可変インピーダンス
素子として用いるトランジスタの容量を小さなものを使
用できる定電圧装置を提供するにある。
この考案では可変インピーダンス素子を用いた第1定電
圧回路と、スイッチング素子のオンオフ比を変化させて
電圧を安定化する第2定電圧回路とを直列接続し、第2
定電圧回路によって予め安定化した電圧を第1定電圧回
路に供給し、第1定電圧回路よりリップルのない安定化
電圧を得るようにしたものである。
このとき第1及び第2定電圧回路はその基準電圧を互に
運動させて変化させるようにし、このようにして第1定
電圧回路の入力電圧と出力電圧の差を常に一定電圧に抑
え第1定電圧回路3における電力消費量を少なくするよ
うにしようとするものである。
以下にこの考案の一実施例を図面について詳細に説明す
る。
図中1−1は入力端子を示す。
この入力端子11には特に図示しないが例えば商用電源
をトランス等により降圧し、その降圧出力を整流平滑し
たような直流電圧が与えられる。
入力端子1−1に与えられた入力電圧は先ず基準電圧発
生回路2に供給される。
基準電圧発生回路2は例えば抵抗器R1と定電圧ダイオ
ードD1との直列回路により構成することができ、定電
圧ダイオードD1と並列にポテンショメータVRを接続
し、ポテンショメータVRの可動子より任意の電圧の基
準電圧を得るようにしている。
3は第1定電圧回路を示し、4は第2定電圧回路、5−
5は出力端子、6は第2定電圧回路の出力端子、7は負
荷を示す。
即ち入力端子1−1に与えられた入力電圧は基準電圧発
生回路2と第2定電圧回路4に供給される。
第2定電圧回路4は電圧供給路に対し直列接続しスイッ
チング素子として動作するトランジスタQ2と、このト
ランジスタQ2の出力側に直列接続したインダクタンス
素子L1と、インダクタンス素子L1の出力側(a点)
と共通電位点との間に接続したコンデンサC1と、イン
ダクタンス素子L1の出力側(a点)の電圧と基準電圧
との偏差を増幅し、その増幅出力をトランジスタQ・2
のベースに供給する差動増幅器構成の演算増幅器Q1と
、インダクタンス素子L□に蓄えられたエネルギの放出
通路を構成するダイオードD2と、演算増幅器Q1の反
転入力端子にa点の電位より一定電圧低い電圧を供給す
るためのダイオードD3と、このダイオードD3と演算
増幅器Q1の反転入力端子との接続点と共通電位点の間
に接続した抵抗器R3と、演算増幅器Q1に正帰還を掛
はトランジスタQ2のオンオフ速度を速くするための抵
抗器R2とにより構成される。
このように構成された定電圧回路4によれば入力端子1
−1間に直流電圧を与えると初期状態ではコンデンサC
1の充電電圧が末だゼロであるため演算増幅器Q1には
ポテンショメータVRによって設定した基準電圧だけが
その非反転入力端子に与えられる。
よって演算増幅器Q1の出力は正電圧となりNPN型ト
ランジスタQ2はオンとなる。
よってコンデンサC1にはインダクタンス素子L1を通
じて充電がなされa点の電位は漸次上昇する。
a点の電位が基準電圧よりダイオードD3の電圧降下分
だけ高くなると演算増幅器Q1の入力電圧が互に等しく
なりトランジスタQ2はオフとなる。
トランジスタQ2がオフになるとコンデンサC1の充電
電荷と及びインダクタンス素子L□に蓄えられたエネル
ギはa点からこの定電圧回路4の出力端子6側に放出さ
れ、第1定電圧回路3と負荷7を通じて共通電位点から
コンデンサC1の他端と及びダイオードD2を通じてイ
ンダクタンス素子L1の他端にそれぞれ帰路される。
このエネルギの放出によりa点の電位が漸次低下し少な
くともダイオードD3の電圧降下分だけ基準電圧より低
くなると演算増幅器Qlの出力は再び正電圧となりトラ
ンジスタQ2をオンにさせインダクタンス素子L1とコ
ンデンサC1にエネルギを供給する。
このようにしてa点の電位はポテンショメータVRによ
って設定した基準電圧よりダイオードD3の電圧降下分
だけ高い電位を中心に成る振幅のリップルが重畳した電
圧に保持される。
一方第1定電圧回路3は第2定電圧回路4の出力端子6
の電圧がトランジスタQ4を通じて出力端子5に供給さ
れるように可変インピーダンス素子としてのトランジス
タQ4を電圧供給路に直列接続すると共に演算増幅器Q
3の非反転入力端子にポテンショメータVRの可動子に
得られる基準電圧を与え、反転入力端子にトランジスタ
Q4の出力側の電圧を与える。
よって演算増幅器Q3の非反転入力端子の電圧は基準電
圧に保持される。
出力端子5−5間の電圧と基準電圧との偏差が演算増幅
器Q3にて増幅されてトランジスタQ4のベースに供給
される。
従ってトランジスタQ4のインピーダンスが演算増幅器
Q3の出力によって制御される。
よって出力端子5−5間にはリップル分がなく、基準電
圧に等しい電圧に安定化された一定電圧が得られる。
コノように第1及び第2定電圧回路3と4の基準電圧を
連動して変化させることにより第1定電圧回路3の入力
電圧は第2定電圧回路4によって予め出力端子5−5間
に得たい電圧近くに降下され安定化しているからトラン
ジスタQ4の電力消費を小さくすることができる。
即ち第1定電圧回路3のトランジスタQ4のコレクタに
は基準電圧よりダイオードD3の電圧降下分だけ高い電
圧が供給され、エミッタは基準電圧と等しい電圧に保持
されるからこのトランジスタQ4のコレクターエミッタ
間にはダイオードD3の電圧降下分の電圧しか掛らない
こととなる。
よってダイオードD3を1本のシリコンダイオードを用
いたとするとその電圧降下は約0.7V程度となり、ト
ランジスタQ4のコレクターエミッタ間には約0−7V
Lか掛らないこととなる。
このコレクターエミッタ間に掛る電圧はポテンショメー
タVRによって設定される基準電圧を変えても変化はな
く、よって入力端子1−1間に与えた入力電圧より大幅
に低い電圧を出力端子5−5間に得る場合でもトランジ
スタQ4のコレクターエミッタ間の電圧は0−7Vに保
持され、トランジスタQ4における電力消費量を小さく
抑えることができる。
然も入力電圧を第2定電圧回路4によって大幅に低い電
圧に安定化するように基準電圧を低い電圧に設定しても
、この定電圧回路4ではトランジスタQ2がオンとなり
電流が流れている状態ではトランジスタQ2はほぼ飽和
領域に達するまでに活性化されるのでコレクターエミッ
タ間の電位差は小さく、よってこの状態での電力消費量
は小さい。
またオフのときはコレクターエミッタ間の電位差は入力
電圧からa点の電圧を差し引いた電圧となり電位差は大
きいがこの場合は電流が流れていないから電力消費はゼ
ロである。
よって第2定電圧回路4では入力電圧に対しその出力電
圧をどのように設定してもこの定電圧回路4における電
力消費量は小さい。
以上説明したようにこの考案によればスイッチング型定
電圧回路によって予め電圧を所望の電圧に低下させてお
き、その出力電圧を可変インピーダンス型定電圧回路に
よって安定化することによりスイッチング型定電圧回路
の出力に台筐れるリップルを除去した安定化出力を得る
ことができる。
然も可変インピーダンス型定電圧回路に訃ける電力消費
量を小さくできるから効率がよく、昔た電力容量の小さ
いトランジスタを可変インピーダンス素子として使用す
ることができる。
よって製造コストが安く、且つ実用上においても電力効
率のよい安定化電源装置を提供でき、その効果は製造上
は元より実用上にむいても頗る犬である。
尚上述では一つのポテンショメータVRを第1及び第2
定電圧回路の基準電圧設定器として用いたが、必ずしも
この必要はなく互に運動するポテンショメータを用いる
場合もこの考案の技術範囲に含1れる。
更に第2定電圧回路4としてトランジスタQ2をスイッ
チングさせるようにしたスイッチングレギュレイタを用
いたが、例えばサイリスタを位相角制御するようにした
定電圧回路も用いることができること容易に理解できよ
う。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の一実施例を示す接続図やある。 1・・・入力端子、2・・・基準電圧発生回路、3・・
・第1定電圧回路、4・・・第2定電圧回路、5・・・
出力端子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基準電圧を基準として可変インピーダンス素子を制御し
    基準電圧に対応した出力電圧を得るようにした第1定電
    圧回路と、上記基準電圧を基準としてスイッチング素子
    をオンオフ制御して基準電圧に対応した出力電圧を得る
    第2定電圧回路とよりなり、該第2定電圧回路の出力電
    圧を上記第1定電圧回路に入力すると共に電圧降下手段
    を介して上記第2定電圧回路に帰還するよう横取した定
    電圧装置。
JP17674977U 1977-12-29 1977-12-29 定電圧装置 Expired JPS5838417Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17674977U JPS5838417Y2 (ja) 1977-12-29 1977-12-29 定電圧装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17674977U JPS5838417Y2 (ja) 1977-12-29 1977-12-29 定電圧装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54102620U JPS54102620U (ja) 1979-07-19
JPS5838417Y2 true JPS5838417Y2 (ja) 1983-08-31

Family

ID=29185578

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17674977U Expired JPS5838417Y2 (ja) 1977-12-29 1977-12-29 定電圧装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5838417Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010115072A (ja) * 2008-11-10 2010-05-20 Nec Electronics Corp レギュレータ回路

Also Published As

Publication number Publication date
JPS54102620U (ja) 1979-07-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4672518A (en) Current mode control arrangement with load dependent ramp signal added to sensed current waveform
US3368139A (en) Switching mode series voltage regulator
JPS5838417Y2 (ja) 定電圧装置
JPH0619319Y2 (ja) Dc/dcコンバータ
JPS58215815A (ja) コンパレ−タ回路
JPS645984Y2 (ja)
JP4150614B2 (ja) レギュレータ回路および電源装置
JPH0222726Y2 (ja)
JPS592572Y2 (ja) 二出力電源装置
JPH0537636Y2 (ja)
JPH0650016Y2 (ja) 高電圧安定化電源回路
JPS6013275Y2 (ja) 極性変換型スイッチングレギュレ−タ
JPS591418Y2 (ja) スイツチング形電源回路
JPH0314952Y2 (ja)
JP2563607Y2 (ja) 電源装置
JPS5932219Y2 (ja) スイッチング・レギュレ−タ
JPH0377286U (ja)
JPH0524968Y2 (ja)
JPH06261547A (ja) 高圧電源装置
JPS60194753A (ja) 電源装置
JPS5914814Y2 (ja) 電圧安定化回路
JPS62115786U (ja)
JP2511865Y2 (ja) 電源回路
JPH0418255Y2 (ja)
JPH0431611Y2 (ja)