JPH0537636Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0537636Y2 JPH0537636Y2 JP7804887U JP7804887U JPH0537636Y2 JP H0537636 Y2 JPH0537636 Y2 JP H0537636Y2 JP 7804887 U JP7804887 U JP 7804887U JP 7804887 U JP7804887 U JP 7804887U JP H0537636 Y2 JPH0537636 Y2 JP H0537636Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transistor
- circuit
- adapter
- voltage
- charging
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 12
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は交流電源に接続して用いられるACア
ダプタに係り、ビデオカメラ等の電気機器にDC
出力を供給するACアダプタとしての機能に加え
て、蓄電池を充電する機能も備えた充電器兼用の
ACアダプタの回路構成に関するものである。
ダプタに係り、ビデオカメラ等の電気機器にDC
出力を供給するACアダプタとしての機能に加え
て、蓄電池を充電する機能も備えた充電器兼用の
ACアダプタの回路構成に関するものである。
この種の充電器を兼ねたACアダプタでは、蓄
電池8の充電を1時間程度で急速に行えるように
したものが多い。しかし、蓄電池の一層良好な充
電状態を得るためには、急速充電した後の蓄電池
にさらに数時間かけてゆつくりと充電する所謂ト
リクル充電を補助的に行うのが効果的である。こ
のため、近年、急速充電機能に加えてこのトリク
ル充電機能がACアダプタに付加されるようにな
つてきた。
電池8の充電を1時間程度で急速に行えるように
したものが多い。しかし、蓄電池の一層良好な充
電状態を得るためには、急速充電した後の蓄電池
にさらに数時間かけてゆつくりと充電する所謂ト
リクル充電を補助的に行うのが効果的である。こ
のため、近年、急速充電機能に加えてこのトリク
ル充電機能がACアダプタに付加されるようにな
つてきた。
このような機能のACアダプタは、急速充電モ
ードとACアダプタモードの2種の動作状態をス
イツチで切り換えるようにしているので、トリク
ル充電はACアダプタモードのとき機能すること
が必要である。従来は第3図のように、連動する
二つのスイツチSW1,SW2でトリクル充電回路1
と主電源回路2の出力を同時に切り換えるように
構成していた。すなわち、SW1,SW2が図示のよ
うに切り換え位置にあるときは、ACアダプタモ
ードになり、主電源回路2から直流電圧を負荷4
に供給すると同時に、トリクル充電回路1によつ
て蓄電池3にトリクル充電を行う。
ードとACアダプタモードの2種の動作状態をス
イツチで切り換えるようにしているので、トリク
ル充電はACアダプタモードのとき機能すること
が必要である。従来は第3図のように、連動する
二つのスイツチSW1,SW2でトリクル充電回路1
と主電源回路2の出力を同時に切り換えるように
構成していた。すなわち、SW1,SW2が図示のよ
うに切り換え位置にあるときは、ACアダプタモ
ードになり、主電源回路2から直流電圧を負荷4
に供給すると同時に、トリクル充電回路1によつ
て蓄電池3にトリクル充電を行う。
一方、SW1,SW2を反対側に切り換えて急速充
電モードにしたときには、トリクル充電回路1が
遮断され、主電源回路2から蓄電池3に対して急
速充電されるものであつた。なお、5は直流電力
が供給される入力端子である。
電モードにしたときには、トリクル充電回路1が
遮断され、主電源回路2から蓄電池3に対して急
速充電されるものであつた。なお、5は直流電力
が供給される入力端子である。
しかしながら、このような回路構成では2回路
連動スイツチが必要になるので、これがプリント
基板上で大きなスペースを占め、ACアダプタを
小型化するうえでの障害となつていた。
連動スイツチが必要になるので、これがプリント
基板上で大きなスペースを占め、ACアダプタを
小型化するうえでの障害となつていた。
本考案はトリクル充電回路側の出力切り換えを
トランジスタを用いて電子的に行うことにより、
小型で充電特性のよいトリクル充電機能付ACア
ダプタを提供しようとするものである。
トランジスタを用いて電子的に行うことにより、
小型で充電特性のよいトリクル充電機能付ACア
ダプタを提供しようとするものである。
本考案は、第1のトランジスタを有する定電流
回路でトリクル充電回路を構成するとともに、
ACアダプタ出力端子における出力電圧の有無で
オン・オフ動作する第2のトランジスタを設け、
この第2のトランジスタによつて定電流回路の第
1のトランジスタのベース電流を制御する構成を
特徴とする。
回路でトリクル充電回路を構成するとともに、
ACアダプタ出力端子における出力電圧の有無で
オン・オフ動作する第2のトランジスタを設け、
この第2のトランジスタによつて定電流回路の第
1のトランジスタのベース電流を制御する構成を
特徴とする。
第1図は本考案を適用したトリクル充電機能付
ACアダプタ回路の一実施例を示すものである。
パルス変調方式のフライバツク型スイツチング電
源によつて、ACアダプタおよび急速充電用と、
トリクル充電用のそれぞれの直流源とした構成で
ある。
ACアダプタ回路の一実施例を示すものである。
パルス変調方式のフライバツク型スイツチング電
源によつて、ACアダプタおよび急速充電用と、
トリクル充電用のそれぞれの直流源とした構成で
ある。
商用電源10からの交流電力はダイオードブリ
ジツジ回路からなる整流器12で整流され、コン
デンサC1に一次回路の直流として蓄えられる。
トランジスタの一次巻線N1に直列接続したスイ
ツチングトランジスタQ1は駆動制御回路14に
よつて駆動される。この駆動制御回路14には、
発振回路、パルス幅変調回路、駆動回路が含まれ
ている。
ジツジ回路からなる整流器12で整流され、コン
デンサC1に一次回路の直流として蓄えられる。
トランジスタの一次巻線N1に直列接続したスイ
ツチングトランジスタQ1は駆動制御回路14に
よつて駆動される。この駆動制御回路14には、
発振回路、パルス幅変調回路、駆動回路が含まれ
ている。
トランジスタQ1によつて断続された電流はト
ランスの二次巻線N2,N3に電圧を発生させ、こ
れにより生じた電流はそれぞれダイオードD2,
D3により整流される。二次回路に得られた直流
はC2およびC3に蓄えられるが、コンデンサC2と
コンデンサC3は直列接続してあり、コンデンサ
C3に得られた電圧にコンデンサC2の電圧が重畳
されるようにしてある。
ランスの二次巻線N2,N3に電圧を発生させ、こ
れにより生じた電流はそれぞれダイオードD2,
D3により整流される。二次回路に得られた直流
はC2およびC3に蓄えられるが、コンデンサC2と
コンデンサC3は直列接続してあり、コンデンサ
C3に得られた電圧にコンデンサC2の電圧が重畳
されるようにしてある。
コンデンサC3の両端の電圧は抵抗R1,R2で分
割されて基準電圧V1との差を検出するコンパレ
ータ16に入力されている。誤差電圧は、ダイオ
ードD5を通して駆動制御回路14に加えられ、
コンデンサC3に一定の電圧が得られるように帰
還制御している。そして、スイツチSW3が図のよ
うに接点22側に切り換えられていて、ACアダ
プタモードで動作するときは負荷4に定電圧を供
給する。また、抵抗R3に流れる電流によつて発
生する電圧は、コンパレータ18で基準電圧V2
と比較され、誤差電圧がダイオードD4を通して
駆動制御回路14に加えられており、抵抗R3に
常に一定の電流が流れるように制御されている。
そして、スイツチSW3を接点21側に切り換えて
蓄電池に急速充電を行う場合は、定電流出力とし
て動作するものである。なお、二次回路で得られ
たこれらの誤差電圧は、駆動制御回路14内にお
いてフオトカプラ等を介して一次回路側に帰還さ
れ、一次回路と二次回路とが絶縁状態に構成され
るのが普通である。
割されて基準電圧V1との差を検出するコンパレ
ータ16に入力されている。誤差電圧は、ダイオ
ードD5を通して駆動制御回路14に加えられ、
コンデンサC3に一定の電圧が得られるように帰
還制御している。そして、スイツチSW3が図のよ
うに接点22側に切り換えられていて、ACアダ
プタモードで動作するときは負荷4に定電圧を供
給する。また、抵抗R3に流れる電流によつて発
生する電圧は、コンパレータ18で基準電圧V2
と比較され、誤差電圧がダイオードD4を通して
駆動制御回路14に加えられており、抵抗R3に
常に一定の電流が流れるように制御されている。
そして、スイツチSW3を接点21側に切り換えて
蓄電池に急速充電を行う場合は、定電流出力とし
て動作するものである。なお、二次回路で得られ
たこれらの誤差電圧は、駆動制御回路14内にお
いてフオトカプラ等を介して一次回路側に帰還さ
れ、一次回路と二次回路とが絶縁状態に構成され
るのが普通である。
一方、コンデンサC2の一端にはトランジスタ
Q2,Q3と抵抗R4からなる定電流回路20を接続
してあり、トランジスタQ2のコレクタ電流が充
電用出力端子23を通じて蓄電池3に供給される
ようにしてある。また、トランジスタQ2のベー
スとトランジスタQ3のコレクタとの接続点はト
ランジスタQ4のコレクタに接続してある。トラ
ンジスタQ4のベースは負荷接続用のACアダプタ
出力端子24に接続し、エミツタは抵抗R5を介
して接地してある。
Q2,Q3と抵抗R4からなる定電流回路20を接続
してあり、トランジスタQ2のコレクタ電流が充
電用出力端子23を通じて蓄電池3に供給される
ようにしてある。また、トランジスタQ2のベー
スとトランジスタQ3のコレクタとの接続点はト
ランジスタQ4のコレクタに接続してある。トラ
ンジスタQ4のベースは負荷接続用のACアダプタ
出力端子24に接続し、エミツタは抵抗R5を介
して接地してある。
前述したように、コンデンサC3の両端の電圧
は、スイツチSW3によつて急速充電用出力と負荷
用出力に切り換えられる。すなわち、スイツチ
SW3を接点21側に切り換えた状態では、コンデ
ンサC3の両端の電圧は蓄電池3に印加されてこ
れを急速充電する。このとき、トランジスタQ4
はベースが零電位となるのでオフ状態になり、そ
の結果、トランジスタQ2もオフとなる。
は、スイツチSW3によつて急速充電用出力と負荷
用出力に切り換えられる。すなわち、スイツチ
SW3を接点21側に切り換えた状態では、コンデ
ンサC3の両端の電圧は蓄電池3に印加されてこ
れを急速充電する。このとき、トランジスタQ4
はベースが零電位となるのでオフ状態になり、そ
の結果、トランジスタQ2もオフとなる。
次に、スイツチSW3を接点22側に切り換えた
状態を考える。このときはコンデンサC3の両端
の電圧が負荷4に供給されると同時に、トランジ
スタQ4のベースにも負荷4と同じ一定の電圧が
加えられることになる。このため、トランジスタ
Q4には、負荷4にかかる定電圧と抵抗R5で決ま
る一定のベース電流が流れる。その結果、トラン
ジスタQ4には一定のコレクタ電流が流れ、トラ
ンジスタQ2およびトランジスタQ3をオン状態に
する。そして、トランジスタQ2のコレクタ電流
は、抵抗R4に発生する電圧がトランジスタQ3の
ベース・エミツタ間電圧、すなわち約0.6Vにな
るように定電流制御される。
状態を考える。このときはコンデンサC3の両端
の電圧が負荷4に供給されると同時に、トランジ
スタQ4のベースにも負荷4と同じ一定の電圧が
加えられることになる。このため、トランジスタ
Q4には、負荷4にかかる定電圧と抵抗R5で決ま
る一定のベース電流が流れる。その結果、トラン
ジスタQ4には一定のコレクタ電流が流れ、トラ
ンジスタQ2およびトランジスタQ3をオン状態に
する。そして、トランジスタQ2のコレクタ電流
は、抵抗R4に発生する電圧がトランジスタQ3の
ベース・エミツタ間電圧、すなわち約0.6Vにな
るように定電流制御される。
トランジスタQ2のコレクタ電流は、トランジ
スタQ4のコレクタ電流が一定となるのでコンデ
ンサC2,C3の電圧の影響を受けにくい安定した
ものとなり、蓄電池3に一定の電流でトリクル充
電が行われることになる。
スタQ4のコレクタ電流が一定となるのでコンデ
ンサC2,C3の電圧の影響を受けにくい安定した
ものとなり、蓄電池3に一定の電流でトリクル充
電が行われることになる。
なお、定電流回路20の構成は必ずしも本実施
例に限られるものではなく、例えば第2図のよう
にトランジスタQ3を直列接続した二つのダイオ
ードD6,D7に代えてもよい。
例に限られるものではなく、例えば第2図のよう
にトランジスタQ3を直列接続した二つのダイオ
ードD6,D7に代えてもよい。
以上述べたように、本考案は負荷供給用の安定
した電圧で自動的に動作する電子的なスイツチを
設け、この電子的なスイツチによつて、トリクル
充電回路側の出力切り換えを行うようにしたもの
である。
した電圧で自動的に動作する電子的なスイツチを
設け、この電子的なスイツチによつて、トリクル
充電回路側の出力切り換えを行うようにしたもの
である。
本考案によれば、2回路連動スイツチが不要と
なりACアダプタ本体を小型化できるばかりでな
く、定電流特性のよいベース制御による安定な動
作のトリクル充電機能を簡単な回路で得られる効
果がある。
なりACアダプタ本体を小型化できるばかりでな
く、定電流特性のよいベース制御による安定な動
作のトリクル充電機能を簡単な回路で得られる効
果がある。
第1図は本考案の一実施例を示す概略の回路構
成図、第2図は定電流回路の他の実施例を示す回
路図、第3図は従来のACアダプタの構成図であ
る。 3……蓄電池、4……負荷、23……充電用出
力端子、24……ACアダプタ出力端子、Q2……
第1のトランジスタ、Q4……第2のトランジス
タ、SW3……スイツチ。
成図、第2図は定電流回路の他の実施例を示す回
路図、第3図は従来のACアダプタの構成図であ
る。 3……蓄電池、4……負荷、23……充電用出
力端子、24……ACアダプタ出力端子、Q2……
第1のトランジスタ、Q4……第2のトランジス
タ、SW3……スイツチ。
Claims (1)
- 急速充電機能とACアダプタ機能とを切り換え
るスイツチを備え、ACアダプタとして動作して
いるとき蓄電池にトリクル充電が可能なACアダ
プタにおいて、第1のトランジスタを有する定電
流回路でトリクル充電回路を構成するとともに、
ACアダプタ出力端子に出力電圧を供給したとき
にオン動作する第2のトランジスタを設け、該第
2のトランジスタによつて第1のトランジスタの
ベース電流を制御するように構成したことを特徴
とするトリクル充電機能付ACアダプタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7804887U JPH0537636Y2 (ja) | 1987-05-22 | 1987-05-22 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7804887U JPH0537636Y2 (ja) | 1987-05-22 | 1987-05-22 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63187539U JPS63187539U (ja) | 1988-12-01 |
JPH0537636Y2 true JPH0537636Y2 (ja) | 1993-09-22 |
Family
ID=30926629
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7804887U Expired - Lifetime JPH0537636Y2 (ja) | 1987-05-22 | 1987-05-22 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0537636Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2741100B2 (ja) * | 1990-08-23 | 1998-04-15 | シャープ株式会社 | 充電システム |
-
1987
- 1987-05-22 JP JP7804887U patent/JPH0537636Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63187539U (ja) | 1988-12-01 |
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