JPH0314952Y2 - - Google Patents

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JPH0314952Y2
JPH0314952Y2 JP18203684U JP18203684U JPH0314952Y2 JP H0314952 Y2 JPH0314952 Y2 JP H0314952Y2 JP 18203684 U JP18203684 U JP 18203684U JP 18203684 U JP18203684 U JP 18203684U JP H0314952 Y2 JPH0314952 Y2 JP H0314952Y2
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voltage
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switch element
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、整流回路及びこの整流回路の出力を
平滑する平滑コンデンサを備えた電源装置に関
し、更に詳しくは、入力投入時における突入電流
を低減させた電源装置に関するものである。
(従来技術) スイツチングレギユレータ等に用いられる、交
流入力を直接整流、平滑する形の整流平滑回路で
は、入力投入時に平滑コンデンサを充電するため
の大電流(突入電流)が流れ、これが問題とな
る。
第7図は、このような突入電流の対策を施した
従来の電源装置の構成接続図である。図におい
て、BRは交流信号VACを整流する整流回路、C1
は平滑用コンデンサ、1は平滑用コンデンサC1
の両端に得られた直流電圧Vcを入力とするDC/
DCコンバータ、R1は整流回路BRと平滑コンデ
ンサC1との間に直列に挿入した突入電流制限用
抵抗、S1は抵抗R1と並列に接続したサイリスタ
等のスイツチ素子、2はこのスイツチ素子S1、及
びDC/DCコンバータ1の制御回路、OPは電圧
比較器で、平滑コンデンサC1の両端に得られる
直流電圧VCを抵抗R2,R3で分割した電圧Vd
と、基準電圧Vr1とを比較し、その比較結果を制
御回路2に出力させている。
第8図は、第7図装置の動作波形図である。イ
は整流回路BRに印加される交流信号VACの波形
である。制御回路2は、はじめにスイツチ素子S
1をオフとするように制御しており、交流信号
VACが投入された時点A付近では、抵抗R1で制
限されたロに示すような電流I1が給電回路(整流
回路を含む入力側回路)に流れる。電流I1の振幅
は抵抗R1の値で調整される。平滑コンデンサC1
には、はじめ抵抗R1によつて制限された電流I1
流れて充電され、その両端にハに示すように徐々
に増大する直流電圧VCを発生する。
電圧比較器OPは、分圧抵抗R2,R3で分圧
された電圧Vdと基準電圧Vr1とを比較してお
り、コンデンサC1の両端電圧VCが所定の電圧
VTHに達した時点Bで、その出力を反転し、制
御回路2は、この時点Bでスイツチ素子S1を導通
させる。
スイツチ素子S1が導通すると、今度は、この
スイツチ素子S1を介して平滑コンデンサC1に
電流I2が流れ、この平滑コンデンサC1が充電され
る。この時点での充電電流I2は、平滑コンデンサ
C1の両端電圧VC(=VTH)と、入力交流信号の
波高値VPとの差で決まる。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、このような従来装置においては、ス
イツチ素子S1をオンとした時流れる充電電流I2
は、整流回路BRを構成しているダイオード及び
スイツチ素子S1の順方向インピーダンス(これ
らの値は通常1Ω前後である)等によつて制限さ
れるだけで、その値は大きい。特に、入力電圧範
囲が広い電源では、所定電圧VTHは最低入力電
圧をもとに設定してあり、それ故に入力電圧が高
くなるに従い充電電流I2は増大し、給電系に影響
を与えるという問題点がある。
本考案は、従来装置におけるこのような問題点
に鑑みてなされたもので、その目的は、入力電圧
が高い時においても、入力投入時の突入電流を小
さく抑えることのできる広入力電圧範囲の電源装
置を実現しようとするものである。
(問題点を解決するための手段) 前記した問題点を解決する本考案は、整流回
路、この整流回路の出力を平滑するコンデンサ、
前記コンデンサと回路を成す入力回路側に挿入接
続した突入電流制限用の抵抗、この抵抗と並列に
接続したスイツチ素子、前記整流回路の出力を入
力し当該入力電圧の波高値が所定値より低い場合
一定な値の基準電圧を発生し波高値が所定値より
大きい場合この波高値に応じた値の基準電圧を発
生する基準電圧発生回路、この基準電圧発生回路
から出力される基準電圧と前記平滑コンデンサに
得られる電圧との比較結果に応じて前記スイツチ
素子のオン、オフを制御する制御回路を備えた構
成される。
(実施例) 第1図は、本考案に係る装置の一例を示す構成
接続図である。この図において、第7図従来装置
の各部分に対応する部分には同一符号を付して示
す。本考案装置においては、整流回路BRで整流
された整流信号を入力し、交流信号VACの波高
値VPに対応した基準電圧Vroを作る基準電圧発
生回路3を設け、電圧比較器OPは、平滑コンデ
ンサC1の両端電圧VCと基準電圧発生回路3から
の基準電圧Vr0とを比較し、制御回路2はこの
電圧比較器OPからの信号に基づいて、スイツチ
素子S1を制御するように構成したものである。
第2図は、基準電圧発生回路3から出力される
基準電圧Vr0とそこに入力される信号の波高値
VPとの関係を示す線図である。
入力電圧の波高値VPが、動作可能な最低入力
電圧の波高値VP0より低い状態では、一定な基
準電圧V1を発生し、VPがVP0を越えると、VP
増加に応じて増大する(1)式で示される基準電圧
Vr0を発生する。
Vr0=K(VP−V1) (1) ただし、K:定数 第3図及び第4図は、基準電圧発生回路3の具
体的接続例を示す構成接続図である。
第3図の実施例では、ダイオードD3、コンデ
ンサC2で入力電圧(整流回路BRの出力)の波
高値VPを取り出し、これをツエナーダイオード
D6(ツエナー電圧VD6)を介して抵抗R4,
R5で分割して、(2)式に示すようにVPに対応し
た電圧Vr2を得る。ここでC2はC1に比べて十分
小さく、これへの突入電流は問題とならない。
Vr2=(VP−VD6)・R4/R5+R4) (2) この電圧Vr2はダイオードD4を介して電圧
比較器OPの一方の入力端(−)に印加される。
Vr1は第2図における一定電圧V1に相当する基
準電圧であり、ダイオードD5を介して、電圧比
較器OPの一方の入力端(−)に印加される。
ダイオードD4,D5は、電圧Vr1、電圧Vr
2のいずれか高い方の電圧を取り出すものであつ
て、電圧比較器OPの一方の入力端(−)には、
VPに応じて、第2図に示すような特性の基準電
圧Vr0が印加される。
第5図は、第3図装置の動作を説明するための
波形図で、イは、入力交流信号VAC、ロは給電回
路に流れる電流、ハは平滑コンデンサC1の両端
に得られる電圧VCのR2,R3での分割値Vdをそれ
ぞれ示す。イ〜ハにおいて、実線は入力交流信号
が小さく、従つて、波高値VP1が小さい場合であ
り、破線は入力交流信号が大きく、従つて、波高
値VP2が大きい場合である。
入力交流信号VACが小さい場合(波高値VP1)、
基準電圧発生回路3からは、一定電圧V1が出力
され、この一定電圧V1とハの実線に示す電圧VC
に比例した電圧Vdが電圧比較器OPで比較され、
制御回路2はこの電圧比較器OPの出力に基づい
て、スイツチ素子S1を制御する。すなわち、
Vd<V1の間(T1)は、スイツチ素子S1をオフ
とし、抵抗R1が回路に挿入されて、突入電流を
ロの実線に示すように小さな値に制限する。Vd
>V1となると、スイツチ素子S1をオンとし、
回路電流I1をスイツチ素子S1を介して流す。
入力交流信号VACが大きい場合は、基準電圧発
生回路3からは、波高値VP2に対応した基準電圧
Vr2が出力される。この結果、制御回路2は、
スイツチ素子S1をVd<Vr2の間(T2)オフと
し、この間抵抗R1によつて突入電流をロの破線
に示すように小さな値に制限する。
ここで、基準電圧発生回路3からの基準電圧が
変化しないものとすれば、ハのC時点でスイツチ
素子S1がオンとなり、ロの一点鎖線に示すような
大きな突入電流が流れることとなる。
第4図の実施例では、第3図装置において、抵
抗R5に並列にトランジスタQ1を接続し、この
トランジスタQ1を、制御回路2からの信号によ
り、VCが上昇していつて電圧比較器OPの出力が
反転した時点でオンとし、基準電圧がV1に低下
するように構成したものである。
第6図は、第4図装置の動作波形図で、イは入
力交流信号VAC、ロは平滑コンデンサC1の両端
電圧VCの分割値Vdの信号波形を示す。
入力投入時のスイツチ素子S1の動作は、第3
図装置と同様であるが、スイツチ素子S1をオンと
した以後は、基準電圧発生回路3からの基準電圧
はV1になる。入力交流信号VACが、イに示すt2
の時点で、例えば停電となると、VCは徐々に低
下する。第3図装置においては、ロにおいて、t3
の時点(Vd≦Vr2)で停電と判断するが、第4
図装置では、t4の時点(Vd≦V1)で停電と判断
するようにしている。
なお、上記の実施例では、スイツチ素子として
サイリスタを使用した場合を示したが、他のスイ
ツチ素子を用いてもよい。また入力電圧に比例し
た基準電圧Vr2の発生は他に入力電圧の波高値
に対応する電圧が得られていれば、そこから作り
出しても良い。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案によれば、入力電
圧が高い場合(波高値が高い)でも、入力投入時
の突入電流を小さく抑えることのできる広い入力
電圧範囲の電源装置が実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案に係る装置の一例を示す構成
接続図、第2図は第1図装置における基準電圧発
生回路の特性を示す線図、第3図及び第4図は基
準電圧発生回路の具体的接続例を示す構成接続
図、第5図は第3図装置の動作波形図、第6図は
第4図装置の動作波形図、第7図は従来装置の構
成接続図、第8図はその動作波形図である。 BR……整流回路、C1……平滑コンデンサ、R
1……抵抗、1……DC/DCコンバータ、2……
制御回路、3……基準電圧発生回路、OP……電
圧比較器。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 整流回路、この整流回路の出力を平滑するコ
    ンデンサ、前記コンデンサと回路を成す入力回
    路側に挿入接続した突入電流制限用の抵抗、こ
    の抵抗と並列に接続したスイツチ素子、前記整
    流回路の出力を入力し当該入力電圧の波高値が
    所定値より低い場合一定な値の基準電圧を発生
    し波高値が所定値より大きい場合この波高値に
    応じた値の基準電圧を発生する基準電圧発生回
    路、この基準電圧発生回路から出力される基準
    電圧と前記平滑コンデンサに得られる電圧の比
    較結果に応じて前記スイツチ素子のオン、オフ
    を制御する制御回路とを備えた電源装置。 (2) 基準電圧発生回路はスイツチ素子がオフから
    オンに制御された後出力基準電圧を元の一定な
    値の基準電圧に戻すように構成されている実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の電源装置。
JP18203684U 1984-11-30 1984-11-30 Expired JPH0314952Y2 (ja)

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