JPS5838395Y2 - 籾乾燥機における均等流下促進装置 - Google Patents

籾乾燥機における均等流下促進装置

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JPS5838395Y2
JPS5838395Y2 JP15212977U JP15212977U JPS5838395Y2 JP S5838395 Y2 JPS5838395 Y2 JP S5838395Y2 JP 15212977 U JP15212977 U JP 15212977U JP 15212977 U JP15212977 U JP 15212977U JP S5838395 Y2 JPS5838395 Y2 JP S5838395Y2
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Japan
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drying
paddy
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flow
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JP15212977U
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JPS5478670U (ja
Inventor
愛次郎 金子
孫蔵 新川
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金子農機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は収容室内へ満量状態に充填された籾或は端数状
態の下に充填された籾といえども全体が均一の流下状態
をもって乾燥通路へ流れ込むようにして乾燥ムラの無い
乾燥籾を速かに得ることができる目的をもった籾乾燥機
における均等流下促進装置に関する。
従来、乾燥胴の略中央に配設した繰出し部に、左右同一
の傾斜状態をもって互いに内方へ向は傾斜させた左右の
乾燥通路を合流状態をもって接続させると共に、上記左
右の乾燥通路の落人部は収容室内に配設した左右のホッ
パ一部と接続した籾乾燥機は本出願前実開昭50−56
566号公報に記載されて公知である。
ところで、上記公知の籾乾燥機にあっては、左右の乾燥
通路の落人口が接続するホッパ一部内には何等の流下規
制板が配設されていなかったので、乾燥胴の略中央上部
に設けられた搬入装置により収容室内へ充填供給された
籾は中央が高く両側が低い所謂山形状に充填され、その
結果、中央に堆積された籾圧が乾燥胴の両側に働いて押
圧することで、中央に位置した籾のみがすばやく落人口
を介して乾燥通路に流れ込んで流入路を形成してしまい
、乾燥胴側に面した籾は何時迄も乾燥通路に流れ込むこ
となく停滞する現象を起し、これがために収容室内の籾
を均等な流下状態をもって乾燥通路へ供給できないこと
で流下ムラや循環ムラを起し乾燥ムラの多い乾燥籾が発
生する欠点があった。
そこで本考案は、上記公知の籾乾燥機の欠点を解決する
ために、収容室の中央に堆積された籾圧が乾燥胴の側壁
側に及ぶのを速かに阻止させると共にホッパ一部内に収
容された籾を均等に二分して中央に位置された籾と乾燥
胴の側壁側に位置された籾とが均等な流下状態をもって
均等量宛落人口より傾斜状の乾燥通路へ流れ込むように
して乾燥ムラの発生を未然に防止せしめる許りか、流下
規制板には流入路を設けて端数籾を収容室の中央に供給
した際にあっても、該籾を流入路を介して円滑に乾燥胴
の側壁側へ流れ込ませて均平状態に堆積し、もって端数
籾の乾燥作業時にあっても上記縁を乾燥ムラ等発生させ
ずに均一に乾燥できる籾乾燥機における均等流下促進装
置を得ることを目的としたものである。
本考案は前記に鑑み、上記目的を達成させるため、特に
その構成を、前記左右のホッパ一部内に下端が夫々の乾
燥通路の落人口の略中心部にのぞむ如く位置させた上下
二枚の垂直壁からなる流下規制体を鉛直線上に沿い配設
すると共に上記上下二枚の垂直壁の間の空間部を流入路
とした籾乾燥機における均等流下促進装置であって、か
かる籾乾燥機における均等流下促進装置によれば、収容
室、左右のホッパーおよび左右の乾燥通路に亙り多量の
籾を充填させた際にあっても、収容室の中央に堆積され
た籾の籾圧が乾燥網の左右側壁側へ加えられるのを鉛直
線上に配設した上下二枚の垂直壁で形成された流下規制
体で受は止めて左右のホッパ一部内の堆積圧を流下規制
体を境として左右均等化させ、籾を均等量宛落人口より
夫々の乾燥通路へ滑らかに流入し、流下ムラや循環ムラ
等による乾燥ムラの発生を減少せしめることができる許
りか、収容室内へ例え端数状を収容せしめた場合にあっ
ても、供給された籾が収容室の中央にのみ片寄って堆積
されることなく二枚の垂直壁の間に形成された流入路よ
り乾燥胴側壁側のホッパ一部へ流入させて均等に堆積せ
しめ、もって端数乾燥時にあっても左右のホッパ一部内
の籾を均等状態をもって左右の乾燥通路に流入して均一
な籾乾燥作業を良好に行うことができる効果を奏する。
以下に本考案に係る籾乾燥機における均等流下促進装置
を添附図面に示された実施例について説明する。
1は、全体を略密閉状となるように形成した乾燥網であ
って、該乾燥網1内は中央に配設した繰出し部2に一端
を接続した下向き傾斜状を呈する左右一対の多孔流穀板
3,3と上記繰出し部2の直下に狭隘な選別風路6を介
して配設した搬出樋8に向は斜設した左右一枚の盲状流
穀板7,7とにより上部に収容室4が、又その下部に吸
引排塵室5が夫々立体的に重設されるように区画形成す
る。
上記収容室4内には一対の多孔流穀板3,3の通風設定
位置の対向面を多孔壁10.10に、他の壁を盲壁11
により全体が菱形となる如く形成した熱風室9を配設し
て多孔流穀板3,3と多孔壁9,9との間に同一幅の乾
燥通路12.12が同一の傾斜状態をもって繰出し部2
へ接続される如く配設すると共に上記夫々の乾燥通路1
2.12の上端に設けられた落人口13.13は乾燥網
1の略中央に配設された熱風室9の左右両側に形成せら
れた左右のホッパ一部14.14と接続せしめである。
そして上記繰出し部2内には繰出しロール15を回転自
在に軸架して収容室4内の籾を乾燥通路12.12を通
して繰出し部2より吸引排塵室5内へ直接排出させる。
前記のように形成された左右のホッパ一部14゜14内
には、下端が夫々の乾燥通路12.12の落人口13.
13の略中心部にのぞむ如く位置された流下規制体16
を鉛直線に沿って適当高さに亙り配設されている。
そして、上記流下規制体16は、上下二枚の垂直壁16
a 、16 bからなり、該上下二枚の垂直壁16a
、16bの間の空間部が流入路17となる如く適当な間
隔をおいて鉛直線上に沿い夫々別個に設けて形成せしめ
る。
18は吸引排塵室5の一側上方位置に設けられた吸引排
風装置であり、19は搬出樋8内に軸架された搬出スク
リュー、20は乾燥網1の一側に付設された昇降機でそ
の下部は搬出樋8に、又上部は乾燥網1の上部に横設し
た搬入装置21へ夫々接続されている。
22は熱風室9内に設けた熱風発生装置である。
次にその作用について説明する。
今、図において多量の籾を昇降機20および搬入装置2
1を介して収容室4内へ充填させれば、該籾は収容室4
は勿論のこと左右のホッパ一部14.14および左右の
乾燥通路12.12内に夫々充填される。
そして所定量の籾が収容されたら、その供給を停止すれ
ば収容室4の中央部に堆積された籾の籾圧が乾燥網1の
側壁側に向かって働く力を鉛直線に沿い配設した上下二
枚の垂直壁16a、16bからなる流下規制体16で受
は止めてホッパ一部14゜14内の堆積圧を流下規制体
15を境として左右同一にならしめる。
そこで繰出しロール15は勿論のこと吸引排風装置18
、熱風発生装置22およびその他の作動部材を始動させ
れば、繰出しロール15の回転作動に応じ乾燥通路12
.12中に充填された籾は除々に乾燥通路12.12に
沿い繰出し部2に向は流下される過程で熱風室9から吸
引排塵室5に向は流通する乾燥熱風を浴び乾燥された後
、繰出し部2より吸引排塵室5内へ排出され、吸引排風
装置18により超酸された吸引排風選別風を受けて選別
され、粗生の塵埃と分離された後搬出樋8に落人し塵埃
は排熱風と共に吸引排風装置18を経て外部に集中排塵
され、籾は搬出樋8、昇降機20、および搬入装置21
を経て収容室4内に返流せやれる循環作用を営む。
そして循環作用中にあっても収容室4の左右両側に設け
られたホッパ一部14.14内には上下二枚の垂直壁1
6 a 、16 bからなる流下規制体16が鉛直線に
沿い立設されているので、中央部より外側である乾燥胴
壁側に向けて側こうとする籾圧は総て上記流下規制体1
6で受は止められることとなり、その結果流下規制体1
6を境としたホッパ一部14内の左右堆積籾圧は均等に
なる。
従って繰出しロール15の繰出し作用に伴ない乾燥通道
12.12の落人口13.13には流下規制体16によ
り区切られたホッパ一部14内の籾が均等な流下状態を
もって流れ込んで籾乾燥作業を営むので、従来発生しが
ちな流下ムラや循環ムラ現象によって生ずる乾燥ムラを
極力減少ならしめて均一乾燥籾を得ることができる。
又、上述のような収容室4内へ少量の端数籾を供給して
乾燥作業を営ませた際にあっては、収容室4の中央に堆
積された籾は中央部のみに堆積されずに上下二枚の垂直
壁16a、16bの間の空間部に形成された流入路17
より乾燥側1側壁側のホッパ一部14内へ落人して均平
状態となり、上述と同様の作用をもって均等な流下状態
の下で乾燥通路12.12中に落人して乾燥されるもの
である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案装置の実施例を示すものであって第1図は
縦断正面図、第2図は要部を破断した側面図である。 1・・・・・・乾燥側、2・・・・・・繰出し部、4・
・・・・・収容室、12゜12・・・・・・左右の乾燥
通路、13・・・・・・乾燥通路の落人部、14.14
・・・・・・ホッパ一部、16・・・・・・流下規制体
、17・・・・・・流入路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 乾燥胴の略中央に配設した繰出し部に、左右同一の傾斜
    状態をもって互いに内方へ向は傾斜させた左右の乾燥通
    路を合流状態をもって接続させると共に、上記左右の乾
    燥通路の落人部は収容室内に配設した左右のホッパ一部
    と接続したものにおいて、前記左右のホッパ一部内に下
    端が夫々の乾燥通路の落人口の略中心部にのぞむ如く位
    置された上下二枚の垂直壁からなる流下規制体を鉛直線
    上に沿い配設すると共に上記上下二枚の垂直壁の間の空
    間部を流入路としたことを特徴とする籾乾燥機における
    均等流下促進装置。
JP15212977U 1977-11-13 1977-11-13 籾乾燥機における均等流下促進装置 Expired JPS5838395Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP15212977U JPS5838395Y2 (ja) 1977-11-13 1977-11-13 籾乾燥機における均等流下促進装置

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JP15212977U JPS5838395Y2 (ja) 1977-11-13 1977-11-13 籾乾燥機における均等流下促進装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5478670U JPS5478670U (ja) 1979-06-04
JPS5838395Y2 true JPS5838395Y2 (ja) 1983-08-30

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JP15212977U Expired JPS5838395Y2 (ja) 1977-11-13 1977-11-13 籾乾燥機における均等流下促進装置

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