JP2573493Y2 - 風選機付き生籾循環乾燥装置 - Google Patents
風選機付き生籾循環乾燥装置Info
- Publication number
- JP2573493Y2 JP2573493Y2 JP1992071563U JP7156392U JP2573493Y2 JP 2573493 Y2 JP2573493 Y2 JP 2573493Y2 JP 1992071563 U JP1992071563 U JP 1992071563U JP 7156392 U JP7156392 U JP 7156392U JP 2573493 Y2 JP2573493 Y2 JP 2573493Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transfer
- suction
- gutter
- raw rice
- air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Drying Of Solid Materials (AREA)
- Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
- Adjustment And Processing Of Grains (AREA)
- Storage Of Harvested Produce (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、コンバイン等で収穫し
た生籾を乾燥するところの生籾循環乾燥装置に関するも
のである。
た生籾を乾燥するところの生籾循環乾燥装置に関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】従来、循環式乾燥装置において、穀物中
に混在している未熟粒などを循環過程で選別除去するこ
とにより、乾燥および爾後の籾摺作業を無駄少なく効率
的に行うようにしたものが知られている（例えば、実開
昭６１−１１８６８１号のマイクロフイルム参照）。
に混在している未熟粒などを循環過程で選別除去するこ
とにより、乾燥および爾後の籾摺作業を無駄少なく効率
的に行うようにしたものが知られている（例えば、実開
昭６１−１１８６８１号のマイクロフイルム参照）。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】従来のものは、乾燥対
象物を循環移送する揚穀装置の放てき側に、傾斜方向の
異なる複数の流下板を互い違いに段設した迷路状の落下
路を形成し、その落下路に吸引選別風を吹流させて穀物
中の未熟粒等を吸引除去するように構成されていたの
で、迷路状の落下路により揚穀装置の上部構造が複雑化
して湿潤な穀物が同部に詰りるような事態が生じ易く、
また、前記落下路及び同路に対して吸引選別風を吹流さ
せる吸引フアン部が揚穀装置上部に突出して装置の外観
形状を複雑にするので据付や格納などが不利になるなど
の難点があった。
象物を循環移送する揚穀装置の放てき側に、傾斜方向の
異なる複数の流下板を互い違いに段設した迷路状の落下
路を形成し、その落下路に吸引選別風を吹流させて穀物
中の未熟粒等を吸引除去するように構成されていたの
で、迷路状の落下路により揚穀装置の上部構造が複雑化
して湿潤な穀物が同部に詰りるような事態が生じ易く、
また、前記落下路及び同路に対して吸引選別風を吹流さ
せる吸引フアン部が揚穀装置上部に突出して装置の外観
形状を複雑にするので据付や格納などが不利になるなど
の難点があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本考案は、循環移送され
る生籾に対して吸引フアンにより吸引選別風を投与して
生籾中に混在する未熟粒等を吸引除去するものでありな
がら、吸引選別風路の構造を簡潔にして装置全体の外観
形状を複雑化させないで未熟粒等の吸引除去作用は効果
的に行われるようにしたものである。
る生籾に対して吸引フアンにより吸引選別風を投与して
生籾中に混在する未熟粒等を吸引除去するものでありな
がら、吸引選別風路の構造を簡潔にして装置全体の外観
形状を複雑化させないで未熟粒等の吸引除去作用は効果
的に行われるようにしたものである。
【０００５】すなわち、本考案における風選機付き生籾
循環乾燥装置は、乾燥室（２）の上方に移送樋（７）を
挟んで積み重ね状に貯留部（１）を設け、前記移送樋
（７）の移送終端側の機壁から移送樋（７）の移送始端
側に向けて下傾する傾斜流下板の下端に前記貯留部
（１）の落下口（６）を形成し、傾斜流下板の下背面部
における移送樋の移送終端部側機壁に吸引フアン（１
６）を設けるとともに、その吸引フアン（１６）に対応
する外気吸入口（１５）を移送樋（７）の移送始端部が
わの機壁に開設して、落下口（６）から落流し移送樋
（７）によって移送される生籾に対して吸引選別風を付
与するようにしてあることを特徴とするものである。
循環乾燥装置は、乾燥室（２）の上方に移送樋（７）を
挟んで積み重ね状に貯留部（１）を設け、前記移送樋
（７）の移送終端側の機壁から移送樋（７）の移送始端
側に向けて下傾する傾斜流下板の下端に前記貯留部
（１）の落下口（６）を形成し、傾斜流下板の下背面部
における移送樋の移送終端部側機壁に吸引フアン（１
６）を設けるとともに、その吸引フアン（１６）に対応
する外気吸入口（１５）を移送樋（７）の移送始端部が
わの機壁に開設して、落下口（６）から落流し移送樋
（７）によって移送される生籾に対して吸引選別風を付
与するようにしてあることを特徴とするものである。
【０００６】
【実施例】先ず、本考案が適用される生籾循環乾燥装置
の全体的な構成を説明すると、コンバイン等によって収
穫された生籾は漏斗（５）に投入され、バケット付き揚
穀装置（４）により揚上されて貯留部（１）に溜められ
この貯留部（１）の落下口（６）から落下し移送樋
（７）によって送られながら数個の供給口（８）・・か
ら乾燥室（２）内に供給され適量のものを充満しながら
熱風発生器（９）からの熱風を乾燥室（２）内の生籾粒
間に送り込んで乾燥し下部のスクリューコンベヤ（１
０）により揚穀装置（４）の下部に送り込んで再度揚上
して循環乾燥するように構成されている。なお、揚穀装
置（４）上部がわの放出筒（１１）には、貯留部（１）
上にのぞむ投入口（１２）と機外への取出口（１３）と
に切換える切換弁（１４）が装着されている。
の全体的な構成を説明すると、コンバイン等によって収
穫された生籾は漏斗（５）に投入され、バケット付き揚
穀装置（４）により揚上されて貯留部（１）に溜められ
この貯留部（１）の落下口（６）から落下し移送樋
（７）によって送られながら数個の供給口（８）・・か
ら乾燥室（２）内に供給され適量のものを充満しながら
熱風発生器（９）からの熱風を乾燥室（２）内の生籾粒
間に送り込んで乾燥し下部のスクリューコンベヤ（１
０）により揚穀装置（４）の下部に送り込んで再度揚上
して循環乾燥するように構成されている。なお、揚穀装
置（４）上部がわの放出筒（１１）には、貯留部（１）
上にのぞむ投入口（１２）と機外への取出口（１３）と
に切換える切換弁（１４）が装着されている。
【０００７】前記貯留部（１）の落下口（６）は、図１
にみられるように、傾斜流下板によってその下端部に開
口形成され、傾斜流下板に沿って落流する生籾を移送樋
（７）の移送始端部寄り部位に落下させるように配設さ
れ、また、移送樋（７）に設けられる数個の供給口
（８）・・は、生籾移送方向に沿って所要の間隔で配設
されている。
にみられるように、傾斜流下板によってその下端部に開
口形成され、傾斜流下板に沿って落流する生籾を移送樋
（７）の移送始端部寄り部位に落下させるように配設さ
れ、また、移送樋（７）に設けられる数個の供給口
（８）・・は、生籾移送方向に沿って所要の間隔で配設
されている。
【０００８】そして、前記貯留部（１）と移送樋（７）
の間の部位に吸引選別風路（３）が形成されるのである
が、その吸引選別風路（３）の外気吸入口（１５）を移
送樋（７）の移送始端部がわの機壁に開設するととも
に、それとは反対がわの機壁から移送樋（７）の移送始
端部方向に向けて下傾する傾斜流下板の下背面に吸引フ
ァン（１６）を設けて吸引選別風路（３）を選別風が吹
流するように構成している。
の間の部位に吸引選別風路（３）が形成されるのである
が、その吸引選別風路（３）の外気吸入口（１５）を移
送樋（７）の移送始端部がわの機壁に開設するととも
に、それとは反対がわの機壁から移送樋（７）の移送始
端部方向に向けて下傾する傾斜流下板の下背面に吸引フ
ァン（１６）を設けて吸引選別風路（３）を選別風が吹
流するように構成している。
【０００９】これによって、漏斗（５）に投入され、バ
ケット付き揚穀装置（４）により揚上されて投入口（１
２）から貯留部（１）に溜められこの貯留部（１）の落
下口（６）から落下する生籾は吸引選別風路（３）を吹
流する選別風により選別されて生籾中に含有する未塾籾
と塵埃は吸引ファン（１６）により吸引され機外に排出
除去されるのである。そして、この除去されたあとのも
のが移送樋（７）によって送られながら数個の供給口
（８）・・から乾燥室（２）内に供給されて乾燥され、
揚穀装置（４）により再度貯留部（１）に揚上されるよ
うになって循環乾燥により所定の乾燥度合いに乾燥され
るのであって、乾燥終了により切換弁（１４）を操作し
取出口（１３）から機外に取出し、次行程の籾摺装置に
供給するのである。
ケット付き揚穀装置（４）により揚上されて投入口（１
２）から貯留部（１）に溜められこの貯留部（１）の落
下口（６）から落下する生籾は吸引選別風路（３）を吹
流する選別風により選別されて生籾中に含有する未塾籾
と塵埃は吸引ファン（１６）により吸引され機外に排出
除去されるのである。そして、この除去されたあとのも
のが移送樋（７）によって送られながら数個の供給口
（８）・・から乾燥室（２）内に供給されて乾燥され、
揚穀装置（４）により再度貯留部（１）に揚上されるよ
うになって循環乾燥により所定の乾燥度合いに乾燥され
るのであって、乾燥終了により切換弁（１４）を操作し
取出口（１３）から機外に取出し、次行程の籾摺装置に
供給するのである。
【００１０】
【考案の効果】以上に説明したように、本考案装置は、
乾燥室（２）の上方に移送樋（７）を挟んで積み重ね状
に貯留部（１）を設け、前記移送樋（７）の移送終端側
の機壁から移送樋（７）の移送始端側に向けて下傾する
傾斜流下板の下端に前記貯留部（１）の落下口（６）を
形成し、傾斜流下板の下背面部における移送樋の移送終
端部側機壁に吸引フアン（１６）を設けるとともに、そ
の吸引フアン（１６）に対応する外気吸入口（１５）を
移送樋（７）の移送始端部がわの機壁に開設して、落下
口（６）から落流し移送樋（７）によって移送される生
籾に対して吸引選別風を付与するようにしたものである
ので、循環移送される生籾に対して吸引フアンにより吸
引選別風を投与して生籾中に混在する未熟粒等を吸引除
去するものでありながら、吸引選別風路が構造簡潔にな
り、吸引選別が装置に内蔵されて装置全体の外観形状が
複雑化さることがなくて、生籾が落流過程で詰るような
ことはなくなり、据付や格納などの取り扱い面が不利に
なることもない。そして、吸引フアン（１６）は装置内
部に設けながら前記傾斜流下板の下背面部の空間を利用
して大きな容量のものにすることができるので、未熟粒
等の吸引除去作用を効果的に行うことができる。
乾燥室（２）の上方に移送樋（７）を挟んで積み重ね状
に貯留部（１）を設け、前記移送樋（７）の移送終端側
の機壁から移送樋（７）の移送始端側に向けて下傾する
傾斜流下板の下端に前記貯留部（１）の落下口（６）を
形成し、傾斜流下板の下背面部における移送樋の移送終
端部側機壁に吸引フアン（１６）を設けるとともに、そ
の吸引フアン（１６）に対応する外気吸入口（１５）を
移送樋（７）の移送始端部がわの機壁に開設して、落下
口（６）から落流し移送樋（７）によって移送される生
籾に対して吸引選別風を付与するようにしたものである
ので、循環移送される生籾に対して吸引フアンにより吸
引選別風を投与して生籾中に混在する未熟粒等を吸引除
去するものでありながら、吸引選別風路が構造簡潔にな
り、吸引選別が装置に内蔵されて装置全体の外観形状が
複雑化さることがなくて、生籾が落流過程で詰るような
ことはなくなり、据付や格納などの取り扱い面が不利に
なることもない。そして、吸引フアン（１６）は装置内
部に設けながら前記傾斜流下板の下背面部の空間を利用
して大きな容量のものにすることができるので、未熟粒
等の吸引除去作用を効果的に行うことができる。
【図１】この考案を施した生籾循環乾燥装置の正面図で
ある。
ある。
【図２】同装置の側面図である。
１ 貯留部 ２ 乾燥室 ３ 吸引選別風路 ４ 揚穀装置 ６ 落下口 ７ 移送樋 １５ 外気吸入口 １６ 吸引フアン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) A01F 25/00 B02B 1/00 B07B 4/00 F26B 17/00
Claims (1)
- 【請求項１】 乾燥室（２）の上方に移送樋（７）を挟
んで積み重ね状に貯留部（１）を設け、前記移送樋
（７）の移送終端側の機壁から移送樋（７）の移送始端
側に向けて下傾する傾斜流下板の下端に前記貯留部
（１）の落下口（６）を形成し、傾斜流下板の下背面部
における移送樋の移送終端部側機壁に吸引フアン（１
６）を設けるとともに、その吸引フアン（１６）に対応
する外気吸入口（１５）を移送樋（７）の移送始端部が
わの機壁に開設して、落下口（６）から落流し移送樋
（７）によって移送される生籾に対して吸引選別風を付
与するようにしてある風選機付き生籾循環乾燥装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992071563U JP2573493Y2 (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | 風選機付き生籾循環乾燥装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992071563U JP2573493Y2 (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | 風選機付き生籾循環乾燥装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0626432U JPH0626432U (ja) | 1994-04-12 |
| JP2573493Y2 true JP2573493Y2 (ja) | 1998-05-28 |
Family
ID=13464311
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992071563U Expired - Lifetime JP2573493Y2 (ja) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | 風選機付き生籾循環乾燥装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2573493Y2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103191863A (zh) * | 2013-04-24 | 2013-07-10 | 新疆农业大学 | 核桃清选机 |
| CN109405482A (zh) * | 2018-09-05 | 2019-03-01 | 安徽粮友机械科技有限公司 | 一种粮食烘干除尘装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61118681U (ja) * | 1984-12-31 | 1986-07-26 |
-
1992
- 1992-09-18 JP JP1992071563U patent/JP2573493Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103191863A (zh) * | 2013-04-24 | 2013-07-10 | 新疆农业大学 | 核桃清选机 |
| CN109405482A (zh) * | 2018-09-05 | 2019-03-01 | 安徽粮友机械科技有限公司 | 一种粮食烘干除尘装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0626432U (ja) | 1994-04-12 |
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