JPS5837591Y2 - 磁性吸着保持装置 - Google Patents

磁性吸着保持装置

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Publication number
JPS5837591Y2
JPS5837591Y2 JP2361279U JP2361279U JPS5837591Y2 JP S5837591 Y2 JPS5837591 Y2 JP S5837591Y2 JP 2361279 U JP2361279 U JP 2361279U JP 2361279 U JP2361279 U JP 2361279U JP S5837591 Y2 JPS5837591 Y2 JP S5837591Y2
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JP
Japan
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magnetic
field generating
magnetic field
generating member
air cylinder
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Expired
Application number
JP2361279U
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JPS55129537U (ja
Inventor
巍 荒木
順一 内田
清五 鈴木
Original Assignee
東北金属工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は磁性体を吸着保持或はその保持の解除を任意に
行うことのできる装置の構造に関する。
従来、ロボット等に用いられている吸着ヘッドは、真空
吸着、或にはメカルカルなグリップなどを使用している
ため、異形ワークや穴のあるワークの保持は困難とされ
、またそれを実現するには高価なものとなってしまい、
汎用性およびコスト高の点で問題となっている。
本考案の目的はワークが磁性体であれば、いかなる形状
、穴の有無にかかわらず適用出来、更に構造が簡単で安
価に実施できる吸着保持装置を提供することにある。
本考案は、エアシリンダー内に設けたピストンの一端に
磁界発生部材を取付けて該エアシリンダー内の空気力に
より該磁界発生部材を移動させうるようになす一方、該
磁界発生部材の可動方向一端面に対向する位置に磁路部
材を設けるとともに、該磁路部材を該磁界発生部材と同
方向で可動なように上記エアシリンダーに対し保持させ
、かつ該磁路部材を該磁界発生部材から離れる方向に付
勢し、それにより該磁界発生部材が該磁路部材に接触し
ているときには該磁路部材に磁性体を吸着保持させるこ
とのできるようにしたことを特徴とする゛磁性吸着保持
装置である。
以下、図面を参照しながら本考案につき実施例を用いて
詳細に説明する。
第1図において1は磁界発生部材としての永久磁石であ
って、一対の磁性体2,2で両側からはさみ込まれてお
り、これらの部分は非磁性体3を介してエアシリンダー
4内のピストン10に固定されている。
一方、非磁性体5を、磁路部材としての一対の磁性体6
,6で両側からはさみ込んでなる吸着ヘッドは圧縮バネ
7により常に下方に押しつけられており、全体はエアシ
リンダー4に対し固定の非磁性体よりなるハウジング8
に内蔵された構造となっている。
そしてロボット等の自在腕11にハウジング8を保持さ
せて使用される。
なお永久磁石1は非磁性体5に対向し、また磁性体2は
磁性体6に対向している。
さて使用に際しては、磁性体ワーク9に吸着ヘッドの磁
性体6を接触させる。
このとき、バネ7がクッション効果をもたらすとともに
、磁性体ワーク9を弾力的に押え込む役割を果す。
次いでエア流入パイプ12を通して圧縮エア13をエア
シリンダー4に供給する。
するとそのエアシリンダー4内のピストン10が下降し
、永久磁石1と磁性体2とで構成されたマグネットヘッ
ドが押し下げられ、その磁性体2が吸着ヘッドの磁性体
6に密着し、磁気回路が閉じて磁性体ワーク9を吸着す
ることとなる。
このように磁性体ワーク9を弾力的に押し込んだ状態で
吸着するので、その吸着保持は正確に行なわれる。
しかる後に、自在腕11を駆動して所定の場所に移動さ
せ、エア排気を行わせると、シリンダー4内のピストン
10が作動上昇してマグネットヘッドの磁性体2が吸着
ヘッドの磁性体6から分離しようとするとともに、圧縮
バネ7により強制的に吸着ヘッドを押し戻す力が作用す
る。
このため磁気回路は開き、その結果、磁性ワーク9は吸
着ヘッドからはなれる。
このような磁性体ワーク9の解放作業においても、磁性
体ワーク9は磁性体6によって弾力的に押え込まれるこ
とになるため、吸着解除後の姿勢が安定する。
以上述べた如く本考案によれば、構造が簡単でかつ形状
や穴の有無にかかわらず全ての磁性体ワークを確実に吸
着保持でき、かつ吸着解除後の姿勢の安定を計ることも
でき、更に安価な吸着保持装置の提供が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の断面図である。 図中において、1は永久磁石、2は磁性体、3は非磁性
体、4はエアシリンダー、5は非磁性体、6は磁性体、
7は圧縮バネ、8はハウジング、9は磁性体ワーク、1
0はピストン、11は自在腕、12はエア流入パイプ、
13はエアを示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 エアシリンダー内に設けたピストンの一端に磁界発生部
    材を取付けて該エアシリンダー内の空気力により該磁界
    発生部材を移動させうるようになす一方、該磁界発生部
    材の可動方向一端面に対向する位置に磁路部材を設ける
    とともに、該磁路部材を該磁界発生部材と同方向で可動
    なように上記エアーシリンダーに対し保持させ。 かつ該磁路部材を該磁界発生部材から離れる方向にバネ
    にて付勢し、それにより該磁界発生部材が該磁路部材に
    接触しているときには該磁路部材に磁性体を吸着保持さ
    せることのできるようにしたことを特徴とする磁性吸着
    保持装置。
JP2361279U 1979-02-27 1979-02-27 磁性吸着保持装置 Expired JPS5837591Y2 (ja)

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JPS55129537U JPS55129537U (ja) 1980-09-12
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JP6496584B2 (ja) * 2015-03-20 2019-04-03 倉敷紡績株式会社 物品の受け渡し装置、物品の受け渡し方法、および物品の検査方法

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JPS55129537U (ja) 1980-09-12

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