JPS583741Y2 - 自転車フレ−ムのケ−ブル保持装置 - Google Patents
自転車フレ−ムのケ−ブル保持装置Info
- Publication number
- JPS583741Y2 JPS583741Y2 JP1978120549U JP12054978U JPS583741Y2 JP S583741 Y2 JPS583741 Y2 JP S583741Y2 JP 1978120549 U JP1978120549 U JP 1978120549U JP 12054978 U JP12054978 U JP 12054978U JP S583741 Y2 JPS583741 Y2 JP S583741Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable
- holding device
- frame
- pipe
- cable holding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62J—CYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
- B62J11/00—Supporting arrangements specially adapted for fastening specific devices to cycles, e.g. supports for attaching maps
- B62J11/10—Supporting arrangements specially adapted for fastening specific devices to cycles, e.g. supports for attaching maps for mechanical cables, hoses, pipes or electric wires, e.g. cable guides
- B62J11/13—Supporting arrangements specially adapted for fastening specific devices to cycles, e.g. supports for attaching maps for mechanical cables, hoses, pipes or electric wires, e.g. cable guides specially adapted for mechanical cables
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、自転車におけるブレーキ操作やギヤチェンジ
操作を伝えるコントロールケーブルの保持装置に関する
ものである。
操作を伝えるコントロールケーブルの保持装置に関する
ものである。
従来、コントロールケーブルの保持装置としては、フレ
ームパイプに直接孔をあけ、ケーブルを挿通したもの、
あるいは円環状の線材をフレームパイプに溶接し、これ
にコントロールケーブルを挿通したもの、ほかにバネ作
用のあるリング状のクリップによりパイプとケーブルを
押しつけて固定するものや、ネジにて締付は固定するバ
ンド状のケーブルガイドなどがあった。
ームパイプに直接孔をあけ、ケーブルを挿通したもの、
あるいは円環状の線材をフレームパイプに溶接し、これ
にコントロールケーブルを挿通したもの、ほかにバネ作
用のあるリング状のクリップによりパイプとケーブルを
押しつけて固定するものや、ネジにて締付は固定するバ
ンド状のケーブルガイドなどがあった。
しかし、フレームパイプに孔をあけたものはフレーム強
度を低下させ、また、コントロールケーブルを孔に通し
た場合、孔の近辺におけるコントロールケーブルは、伝
達効率のもつとも良い直線とはならないで、急に曲げら
れるために伝達効率を低下させてしまうと同時にコント
ロールケーブルの寿命を著しく低下させていたのである
。
度を低下させ、また、コントロールケーブルを孔に通し
た場合、孔の近辺におけるコントロールケーブルは、伝
達効率のもつとも良い直線とはならないで、急に曲げら
れるために伝達効率を低下させてしまうと同時にコント
ロールケーブルの寿命を著しく低下させていたのである
。
リング状のケーブルガイドをフレームパイプ０に溶着し
た場合、コントロールケーブルはフレームパイプに密着
しないため、自転車の乗り降りやペダリングの際に脚な
どがコントロールケーブルに触れ、コントロールケーブ
ルを不必要に曲げてしまうことがあった〇 さらに、クリップやネジによってフレームパイプに締付
固定するバンド状のものはネジなどの突起によって人体
を傷つけたり、衣服をひっかけたりするおそれがあった
。
た場合、コントロールケーブルはフレームパイプに密着
しないため、自転車の乗り降りやペダリングの際に脚な
どがコントロールケーブルに触れ、コントロールケーブ
ルを不必要に曲げてしまうことがあった〇 さらに、クリップやネジによってフレームパイプに締付
固定するバンド状のものはネジなどの突起によって人体
を傷つけたり、衣服をひっかけたりするおそれがあった
。
本考案は、以上述べたような欠点を解消したばかりか、
コントロールケーブルのむだな曲がりや、コントロール
ケーブルのフレームからの遊離をなくすとともに、人体
や衣服に障害となるネジやその他の突起をなくし、フレ
ームの強度をそこなうことのないケーブル保持装置を得
ることを目的としている。
コントロールケーブルのむだな曲がりや、コントロール
ケーブルのフレームからの遊離をなくすとともに、人体
や衣服に障害となるネジやその他の突起をなくし、フレ
ームの強度をそこなうことのないケーブル保持装置を得
ることを目的としている。
本考案の内容を図面にしたがって詳細に説明すると、フ
レームパイプ１１の適当個所に任意数配設してコントロ
ールケーブルをフレームパイプ１１面に保持させるケー
ブル保持装置において、ケーブル保持具１２をほぼ正面
視コ形に形成し、該コ形のケーブル保持具１２の底部中
央９をパイプ下面に近接させるとともに、ケーブル保持
具の左右の端部１５をパイプ側面に溶着固定させて、該
ケーブル保持具１２とフレームパイプの稜線によって二
つのコントロールケーブル挿通用ケーブルガイド１３，
１４を形成するように構成したものであって、自転車フ
レーム１にはハンドル２が固定され、ハンドル２にはブ
レーキレバー３およびシフトレバ−４が取り付けられて
いる。
レームパイプ１１の適当個所に任意数配設してコントロ
ールケーブルをフレームパイプ１１面に保持させるケー
ブル保持装置において、ケーブル保持具１２をほぼ正面
視コ形に形成し、該コ形のケーブル保持具１２の底部中
央９をパイプ下面に近接させるとともに、ケーブル保持
具の左右の端部１５をパイプ側面に溶着固定させて、該
ケーブル保持具１２とフレームパイプの稜線によって二
つのコントロールケーブル挿通用ケーブルガイド１３，
１４を形成するように構成したものであって、自転車フ
レーム１にはハンドル２が固定され、ハンドル２にはブ
レーキレバー３およびシフトレバ−４が取り付けられて
いる。
ブレーキレバー３とシフトレバ−４には前輪用のコント
ロールケーブル５と後輪用のコントロールケーブル６．
７が装着されており、後輪用のコントロールケーブル６
．７はそれぞれ後軸１０に共線めしであるバンドブレー
キ８あるいはデイレラーに連結されている。
ロールケーブル５と後輪用のコントロールケーブル６．
７が装着されており、後輪用のコントロールケーブル６
．７はそれぞれ後軸１０に共線めしであるバンドブレー
キ８あるいはデイレラーに連結されている。
この場合、コントロールケーブル６．７は、フレーム１
のフレームパイプ１１に沿って後軸１０近辺まで延長し
、バンドブレーキ８及びデイレラーにそれぞれ連結され
る。
のフレームパイプ１１に沿って後軸１０近辺まで延長し
、バンドブレーキ８及びデイレラーにそれぞれ連結され
る。
フレームパイプ１１の適当な個所にケーブル保持具１２
をはｇコ形の形状とし、底部中央９をパイプ下面に近接
させるとともにケーブル保持具の左右の端部１５をフレ
ームパイプ１１の側面の応力分布の少ない円外側、つま
り第５図におけるＢ点、Ｃ点において溶着固定する。
をはｇコ形の形状とし、底部中央９をパイプ下面に近接
させるとともにケーブル保持具の左右の端部１５をフレ
ームパイプ１１の側面の応力分布の少ない円外側、つま
り第５図におけるＢ点、Ｃ点において溶着固定する。
固定した結果、ケーブル保持具１２とフレームパイプ１
１の稜線によってコントロールケーブル６．７を別々に
挿通することのできる２個所の枠、つまりケーブルガイ
ド１３．１４が形成される。
１の稜線によってコントロールケーブル６．７を別々に
挿通することのできる２個所の枠、つまりケーブルガイ
ド１３．１４が形成される。
ケーブル保持具１２は、第２図に示すような線材を用い
てもよく、第３図に示すような板材でもよい。
てもよく、第３図に示すような板材でもよい。
前記のようにケーブル保持装置を構成した場合、はｇコ
形にしたケーブル保持具１２によりフレームパイ、プ１
１の横断面外周２個所にケーブルを保持する空間部、即
ちケーブルガイド１３．１４を得ることができるのでコ
ントロールケーブルがくい込みやすく定着しやすくなっ
たのである。
形にしたケーブル保持具１２によりフレームパイ、プ１
１の横断面外周２個所にケーブルを保持する空間部、即
ちケーブルガイド１３．１４を得ることができるのでコ
ントロールケーブルがくい込みやすく定着しやすくなっ
たのである。
本考案のケーブル保持装置においては、はｆコ形をした
ケーブル保持具１２は、左右の端部１５のみを溶接固定
して底部中央９をパイプ下面に近接させているため可撓
性を有し、コントロールケーブル６，７の径の大小に合
わせてケーブル保持具１２を引押操作することでケーブ
ルガイド１３゜１４の寸法を容易に伸縮し拡狭させるこ
と７ｂＫする。
ケーブル保持具１２は、左右の端部１５のみを溶接固定
して底部中央９をパイプ下面に近接させているため可撓
性を有し、コントロールケーブル６，７の径の大小に合
わせてケーブル保持具１２を引押操作することでケーブ
ルガイド１３゜１４の寸法を容易に伸縮し拡狭させるこ
と７ｂＫする。
このため、コントロールケーブル６．７は、フレームパ
イプ１１の稜線に沿って確実に固定保持することができ
る。
イプ１１の稜線に沿って確実に固定保持することができ
る。
さらに、このケーブル保持具には危険な突起もなくなる
という利点も生じた。
という利点も生じた。
しかも、このケーブル保持装置はフレームへの溶着固定
位置を応力分布の少ない個所としたため、フレーム強度
を損なうことはないという利点も生じた〇 マタ、コントロールケーブル６．７をフレームパイプ１
１に密着固定させることができるので、自転車の乗り降
りやペダリングの際、乗員の脚をコントロールケーブル
６．７にひっかけたり、曲げたりすることがなくなり、
外観上もすっきりとまとめることができるようになった
。
位置を応力分布の少ない個所としたため、フレーム強度
を損なうことはないという利点も生じた〇 マタ、コントロールケーブル６．７をフレームパイプ１
１に密着固定させることができるので、自転車の乗り降
りやペダリングの際、乗員の脚をコントロールケーブル
６．７にひっかけたり、曲げたりすることがなくなり、
外観上もすっきりとまとめることができるようになった
。
以上のごとく、本考案によればコントロールケーブル６
．７の伝達効率及び耐久性を向上させるとともにフレー
ムの強度を損なわず、しかも乗員の安全性を考慮したケ
ーブル保持装置を提供することができることとなった。
．７の伝達効率及び耐久性を向上させるとともにフレー
ムの強度を損なわず、しかも乗員の安全性を考慮したケ
ーブル保持装置を提供することができることとなった。
第１図は、本考案ケーブル保持装置を装着した自転車の
側面図。 第２図は、線材をケーブル保持具具とした場合の線材の
斜視図。 第３図は、板材をケーブル保持具とした場合の板材の斜
視図。 第４図は、線材をケーブル保持具としたケーブル保持装
置の使用状態斜視図。 第５図は、第１図におけるＡ−Ａ’拡大断面図。 図中、１・・・・・・フレーム、２・・・・・・ハント
／Ｌ／、３・・・・・・ブレーキレバー、４・・・・・
・シフトレバ−１５・・・・・・コントロールケーブル
、６・・・・・・コントロールケーブル、７・・・・・
・コントロールケーブル、８・・・・・・バンドブレー
キ、９・・・・・・底部中央、１０・・・・・・後軸、
１１・・・・・・フレームパイプ、１２・・・・・・ケ
ーブル保持具、１３・・・・・・ケーブルガイド、１４
・・・・・・ケーブルガイド、１５・・・・・・端部。
側面図。 第２図は、線材をケーブル保持具具とした場合の線材の
斜視図。 第３図は、板材をケーブル保持具とした場合の板材の斜
視図。 第４図は、線材をケーブル保持具としたケーブル保持装
置の使用状態斜視図。 第５図は、第１図におけるＡ−Ａ’拡大断面図。 図中、１・・・・・・フレーム、２・・・・・・ハント
／Ｌ／、３・・・・・・ブレーキレバー、４・・・・・
・シフトレバ−１５・・・・・・コントロールケーブル
、６・・・・・・コントロールケーブル、７・・・・・
・コントロールケーブル、８・・・・・・バンドブレー
キ、９・・・・・・底部中央、１０・・・・・・後軸、
１１・・・・・・フレームパイプ、１２・・・・・・ケ
ーブル保持具、１３・・・・・・ケーブルガイド、１４
・・・・・・ケーブルガイド、１５・・・・・・端部。
Claims (3)
- （１）フレームパイプの適当個所に任意数配設してコン
トロールケーブルをフレームパイプ面に保持させるケー
ブル保持装置において、ケーブル保持具を正面視はぼコ
形に形成し、該コ形のケーブル保持具の底部中央をパイ
プ側面に近接させるとともに、ケーブル保持具の左右の
端部をパイプ側面に溶着固定させて、該ケーブル保持具
とフレームパイプの稜線によって二つのコントロールケ
ーブル挿通用ケーブルガイドを形成するように構成した
ことを特徴とする自転車フレームのケーブル保持装置。 - （２）ケーブル保持具を線材としたことを特徴とする実
用新案登録請求の範囲第１項記載の自転車用フレームの
ケーブル保持装置。 - （３）ケーブル保持具を板材としたことを特徴とする実
用新案登録請求の範囲第１項記載の自転車用フレームの
ケーブル保持装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978120549U JPS583741Y2 (ja) | 1978-09-04 | 1978-09-04 | 自転車フレ−ムのケ−ブル保持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978120549U JPS583741Y2 (ja) | 1978-09-04 | 1978-09-04 | 自転車フレ−ムのケ−ブル保持装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5537708U JPS5537708U (ja) | 1980-03-11 |
| JPS583741Y2 true JPS583741Y2 (ja) | 1983-01-22 |
Family
ID=29076871
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1978120549U Expired JPS583741Y2 (ja) | 1978-09-04 | 1978-09-04 | 自転車フレ−ムのケ−ブル保持装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS583741Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4839962U (ja) * | 1971-09-14 | 1973-05-19 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53106954U (ja) * | 1977-02-02 | 1978-08-28 |
-
1978
- 1978-09-04 JP JP1978120549U patent/JPS583741Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4839962U (ja) * | 1971-09-14 | 1973-05-19 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5537708U (ja) | 1980-03-11 |
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