JPS5837369Y2 - 医用x線透視撮影台 - Google Patents

医用x線透視撮影台

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Publication number
JPS5837369Y2
JPS5837369Y2 JP1978059557U JP5955778U JPS5837369Y2 JP S5837369 Y2 JPS5837369 Y2 JP S5837369Y2 JP 1978059557 U JP1978059557 U JP 1978059557U JP 5955778 U JP5955778 U JP 5955778U JP S5837369 Y2 JPS5837369 Y2 JP S5837369Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube
support frame
rolling table
rolling
table surface
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978059557U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54162767U (ja
Inventor
達洋 石塚
拓夫 塚原
倭文郎 島
Original Assignee
株式会社日立メデイコ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社日立メデイコ filed Critical 株式会社日立メデイコ
Priority to JP1978059557U priority Critical patent/JPS5837369Y2/ja
Publication of JPS54162767U publication Critical patent/JPS54162767U/ja
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Publication of JPS5837369Y2 publication Critical patent/JPS5837369Y2/ja
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  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、医用X線透視撮影台に関するもので、特に1
台の撮影台でアンダ・チューブとオーバ・チューブのい
ずれの状態での透視撮影をも可能としようとするもので
ある。
従来、医用X線透視撮影台として、被検者が乗るテーブ
ルの下側にX線管装置を配置するアンダ・チューブ形と
、テーブルの上側にX線管装置を配置するオーバ・チュ
ーブ形の2つの種類の撮影台があり、それぞれ別々に製
品化され実用されていた。
このアンダ・チューブ形とオーバ・チューブ形の撮影台
は第1表に示すようにそれぞれ長短はあるが、その選択
は主として使用する医師により決定されることが多く、
また、それぞれの特長を生かした診断を行なうために、
2種類の撮影台を設置している病院も多い。
1台の撮影台でアンダ・チューブとオーバ・チューブの
両状態での透視撮影を可能とする製品としては、ジャイ
ロと呼ばれる多方向性を持つ透視撮影台が開発されてい
るが、これは価格的にも高価で、装置の形状が大 きくなり、さらに、アンダ・チューブかオーバ・チュー
ブのいずれか一つの方向に対してはテーブルの周囲にX
線管装置と映像装置を支持するフレームがきて、その操
作性が大きく阻害されるという不都合があった。
本考案は、従来技術での上述の不都合を除去し、1台の
撮影台で゛アンダ・チューブとオーバ・チューブのいず
れの状態での透視撮影をも行なうことのできる医用X線
透視撮影台を提供することを目的とするものである。
本考案の特徴は、上記目的を遠戚するために、被検者を
乗せるローリングテーブルをその長手方向の中心線を中
心に回転可能のように両端をUアーム形の支持フレーム
で支持し、この支持フレームに一体的に取付けな起倒回
転軸を回転及び上下動可能に直立状の固定支持台にて支
持し、一端にX線管装置を上記テーブル面に対して平行
に横移動可能に、他端に映像装置を上記テーブル面に対
して平行の横移動も直交の前後移動もできるように取付
けたUアーム形の可動フレームを、そのフレーム中間部
を介して前記支持フレームに、テーブル面に沿った縦方
向及びテーブル面に直交する前後方向にそれぞれ摺動可
能に取付けて、前記ローリングテーブルの回転方向と前
記起倒回転軸の回転方向とを組合せることにより、アン
ダ・チューブとオーバ・チューブの両状態での透視撮影
を可能とする構成を採用することにある。
以下図面により本考案の一実施例を説明する。
第1図は本考案撮影台の全体構造と可動部の動作方向を
示す外観斜視図、第2図はローリングテーブルの回転と
起倒回転軸の回転方向を組合せることによりアンス・チ
ューブ方式とオーバ・チューブ方式とのいずれにも使い
分けることのできる説明図である。
図面において、1は固定支持台、2は起倒回転軸、3は
支持フレーム、4はローリングテーブルである。
ローリングテーブル4はその片面の板上に被検者(第2
図の15)を乗せることができるだけの大きさを持ち、
その長手方向の端部には、被検者が立位で乗るための踏
板9が取付けである。
Uアーム形の支持フレーム3がこのローリングテーブル
4を、その長手方向の中心線14.14’を回転中心軸
にして自由に回転できるように長手方向の両端で支持し
ている。
この支持フレーム3に起倒回転軸2が一体的に取付けら
れており、この起倒回転軸2が、直立状の固定支持台1
によって、回転及び上下動可能のように支持されている
太線で示した矢印Hはローリングテーブル4が中心線1
4.14’を中心にして回転移動できることを示し、ま
た、矢印Cは起倒回転軸2が回転することを、さらに矢
印りは起倒回転軸2が上下動することを示している。
これらの回転移動あるいは上下移動の駆動源は図示省略
されている。
5はUアーム形の可動フレームで、その一端にはX線管
装置8が、ローリングテーブル4に対して平行に横移動
(矢印G方向での移動)ができるように、他端には支持
アーム6を介して映像装置7が、矢印Fで示すように、
ローリングテーブル4に対して平行に横移動も、またロ
ーリングテーブル4に対して直交方向の前後移動もでき
るように、取付けられており、そしてフレーム中間部を
介して前記支持フレーム3に、矢印Eで示すように、ロ
ーリングテーブル4に沿った縦方向移動、及びローリン
グテーブル4に直交する前後方向移動のいずれもできる
ように取付けられる。
10は可動フレーム5を支持フレーム3に対して縦方向
に移動させる場合の案内となる摺動用レールであり、1
1は可動フレーム5を支持フレーム3に対して前後方向
に移動させる場合の案内となる摺動用レールであり、1
2は映像装置7を支持している支持アーム6を可動フレ
ーム5に対して前後移動させる場合の案内となる摺動用
レールであり、さらに、13は映像装置7を支持アーム
6に対して横移動させる場合の案内となる摺動用レール
である。
第2図において、a図は本考案撮影台を上面がら見た平
面図、b図はローリングテーブル4がa図の位置から1
80°回転したときのローリングテーブル4の位置のみ
を示す上面図、C図はb図に示す状態にローリングテー
ブル4があるときに、起倒回転軸2を矢印Aに示すよう
に時計まわりに90°だけ回転させてローリングテーブ
ル4が水平位になったときの状態を示す図、dは同様に
a図に示す状態にローリングテーブル4があるときに、
起倒回転軸2を矢印Bに示すように反時計まわりに90
°だけ回転させてローリングテーブル4が水平位になっ
たときの状態を示す図である。
次に具体的な動作例について述べる。
被検者が立位の状態でローリングテーブル4の踏板9上
に立つ場合として説明する。
アンス・チューブ形として使用する場合は、第2図すに
示す状態にローリングテーブル4を置いて踏板9上に被
検者を立たせ、そしてローリングテーブル4を支持フレ
ーム3を介して起倒回転軸2と一体的に矢印Aのように
時計まわりに90°回転させてローリングテーブル4を
水平位にする。
オーバ・チューブ形として使用する場合は、第2図aに
示す状態のローリングテーブル4の踏板9上に被検者を
立たせ、そして起倒回転軸2を矢印Bのように反時計ま
わりに90°回転させることによりローリングテーブル
4を水平位にする。
それぞれにおいて、ローノングチ−プル4の水平位での
高さを変えたいときは起倒回転軸2を固定支持台1に対
して矢印りに示す上下方向に動かすことにより行なうこ
とができる。
さらに、X線管装置8や映像装置7の床面への接触防止
の問題も、起倒回転軸2のD方向移動と、可動フレーム
5の矢印Eで示す前後方向移動とによって解決できる。
拡大撮影を行なう場合も、可動フレーム5の矢印Eで示
す前後方向の移動により行なうことができる。
本考案によれば (1)アンス・チューブ形とオーバ・チューブ形との2
台の装置で得られる機能を1台の撮影台で具備させるこ
とができる。
(2)X線管装置と映像装置をUアーム形の可動フレー
ムの各端部に取付けてこの可動フレームが−体的に移動
する方式であることから、拡大撮影の応用が可能となり
、テーブル面の水平時の高さを簡単に調節できるように
なる。
(3)上記の(2)項に加えて、さらに全体装置を上下
に動かすことができる方式であることから、水平時のテ
ーブル面高さが低くできるので近接撮影時の操作性が大
幅に向上する。
(4)被検者の体位決定は、被検者を動かさないで、X
線管装置及び映像装置を動かす方式であることから、安
全性が向上し、また、被検者の苦痛の減少が可能となる
(5)被検者を乗せているローリングテーブルの周囲に
障害となる構造物がないので、被検者の安心感が向上す
ると同時に近接診断時の操作が非常に便利になる。
(6)X線管の焦点とテーブル面間の距離が大きくとれ
ることから、診断能の優れた、鮮鋭度の良いX線写真が
得られる。
等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案撮影台の全体構造と可動部の動作方向を
示す外観斜視図、第2図は本考案撮影台の回転方向によ
る使い分けの説明図である。 符号の説明 1・・・・・・固定支持台、2・・・・・
・起倒回転軸、3・・・・・・支持フレーム、4・・・
・・・ローリングテーブル、5・・・・・・可動フレー
ム、6・・・・・・支持アーム、7・・・・・・映像装
置、8・・・・・・X線管装置、9・・・・・・踏板、
10〜13・・・・・・摺動用レール、14.14’・
・・・・・中心線、15・・・・・・被検者。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被検者を乗せるローリングテーブルをその長手方向の中
    心線を中心に回転可能に両端をUアーム形の支持フレー
    ムで支持し、この支持フレームに一体的に取付けた起倒
    回転軸を回転及び上下動可能に直立状の固定支持台にて
    支持し、一端にX線管装置を上記テーブル面に対して平
    行に横移動可能に、他端に映像装置を上記テーブル面に
    対して平行の横移動も直交の前後移動もできるように取
    付けたUアーム形の可動フレームを、そのフレーム中間
    部を介して前記支持フレームに、テーブル面に沿った縦
    方向及びテーブル面に直交する前後方向にそれぞれ摺動
    可能に取付けて、前記ローリングテーブルの回転方向と
    前記起倒回転軸の回転方向とを組合せることにより、ア
    ンダ・チューブとオーバ・チューブの両状態での透視撮
    影を可能としたことを特徴とする医用X線透視撮影台。
JP1978059557U 1978-05-04 1978-05-04 医用x線透視撮影台 Expired JPS5837369Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978059557U JPS5837369Y2 (ja) 1978-05-04 1978-05-04 医用x線透視撮影台

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978059557U JPS5837369Y2 (ja) 1978-05-04 1978-05-04 医用x線透視撮影台

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54162767U JPS54162767U (ja) 1979-11-14
JPS5837369Y2 true JPS5837369Y2 (ja) 1983-08-23

Family

ID=28959345

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978059557U Expired JPS5837369Y2 (ja) 1978-05-04 1978-05-04 医用x線透視撮影台

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JP (1) JPS5837369Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4422904Y1 (ja) * 1966-03-31 1969-09-27

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4422904Y1 (ja) * 1966-03-31 1969-09-27

Also Published As

Publication number Publication date
JPS54162767U (ja) 1979-11-14

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