JPS5837339Y2 - 鉢又は箱様物 - Google Patents

鉢又は箱様物

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Publication number
JPS5837339Y2
JPS5837339Y2 JP1976101938U JP10193876U JPS5837339Y2 JP S5837339 Y2 JPS5837339 Y2 JP S5837339Y2 JP 1976101938 U JP1976101938 U JP 1976101938U JP 10193876 U JP10193876 U JP 10193876U JP S5837339 Y2 JPS5837339 Y2 JP S5837339Y2
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JP
Japan
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wall
seat
main body
outer double
walls
Prior art date
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Expired
Application number
JP1976101938U
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English (en)
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JPS5320180U (ja
Inventor
泉 貨泉
Original Assignee
貨泉プラスチツク株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、料理や寿司等を収容する円形又は角形の鉢、
若しくは釦け、或いは、幕の内弁当等を収容する仕切付
弁当箱の様な絹様物の改良に係り、特に比較的単純な構
成によって堅ろうで、併も外観的体裁を肉厚な重量感の
あるものとし、その反面体裁に較べて軽量で取扱いが便
利としたものを安価に提供し様とするものである。
以下、本考案の詳細な図に示す寿司かけ(又は鉢若しく
は絹様物)に実施した具体例に基づき説明すれば、適当
な合成樹脂材で形成された基板1と、その四周に上向き
に周設された側壁2、及び基板1底面に下向きに周設さ
れた側壁2の内径よシやや小径の座10とからなる主体
30側壁2を、頂部で一体に連結される下部の開放され
た内外二重壁4,5に、かつその外壁5の下縁を基板1
より下方に延出形成し、内外二重壁4,5の下部開放部
6に主体3とは別に、それと同一の合成樹脂材で開放部
6と照応した幅を有し、内外二重壁並びに外壁5下縁と
対向する座10との相対向面に対し、立上がり部キ、8
′の高さ方向の略下半部が緊密に接すと共に、その上半
部は若干の間隙7を造り出す様に細めて形成された略凹
状断面の封緘枠体8を、その立上がり部8′、「の一刀
を座10をへて内壁4に亘シ、又他方の立上がり部8な
外壁5下縁をべてその上位に亘り嵌合させ、この封緘枠
体8の嵌合前に内外二重壁4,50間間隙層に亘り適量
注入された、主体3と封緘枠体8の形成材と適応する溶
着溶剤の流下による間隙7内への流入を得て溶着させ、
内外二重壁4,5の下部開放部を封じて中空肉厚状側壁
を形成した事を特徴とするものであシ、尚、図例では蓋
9も主体3と同様の構成とされる。
処で、蓋板1の四周に上向きに周設される側壁2を頂部
で一体に連結される内外二重壁4,5に形成し、間隙を
有す二重壁をもって側壁2の外観的体裁を肉厚なものと
する事は既知である。
この場合、使用時には座10をもって卓上に置くので二
重壁の下部開放部6は余り人目に触れない為肉厚感を失
す憂れいはないが、使用後水洗いした場合に二重壁の間
隙内に水が回り込み、水切れが悪い上汚れが付き易ずい
といった不都合があり、併も、その取扱時に外壁に他物
が尚る等内方向への抑圧衝撃を受けると内壁との連結頂
部の張支力とが抗して折損するといった欠点があった。
そこで、斯る欠点を除こうとした場合、例えば基板1と
内外二重壁4,5からなる側壁2のみからなる主体3の
基板1底面に、主体3とは別に造った座10を接着し、
この座の途中から二重壁の外壁5下端に向けて延設され
た突起を設けて、その至端な外壁5下端と接着させ、こ
の突起で二重壁4,5の下部開放部6を封する事が考え
られる。
併し、この様なものでは座と突起を主体の基板と外壁下
端に接着剤を用いて接着させるだけであり幾度となく使
用に供し、或いは、湯水で洗われるうちに接着が破壊、
主体と座とが分離し易すく、又強度な接着な期待し様と
多量の接着剤を用いれば接着個所外に接着剤が漏出し、
体裁を失す事になり修整手間な要すといった欠点があり
、実用化得難い。
然るに本考案は、上述の如く側壁2を頂部で一体に連結
された内外二重壁4,5に形成したものではあるが、そ
の二重壁間の下部開放部6を主体3とは別に、適当な合
成樹脂材で形成された略凹状断面の封緘枠体8の嵌合溶
着を得て封じ、中空肉厚状側壁2を形成するものであり
、連結頂部と封緘枠体8による支骨作用で内外二重壁4
,5は強固となり、衝激等に抗す補強効果が得られる事
になると共に、二重壁4,5の開放部6は確実に封じら
れ、水洗いした場合に二重壁間の間隙内に水が回り込む
虞れは皆無となり、併も、開放部6が封緘枠体8で封じ
られる結果二重壁といった感覚を与える事なく非常に肉
厚なものと認識させ得る事になり、外観的重量感と高級
品としての感覚を与え得る反面、二重壁の間隙に匹敵す
るだけ合成樹脂材の消費量が減じてそれだけ安価と出来
る上軽量化得られて取扱いに便利となる。
併も又、内外二重壁4,5の外壁5の下縁は、主体基板
1より下方に延出形成され、基板底面に下向きに周設さ
れた、二重壁からなる側壁2の内径よりやや小径の座1
0外郭に臨む事になり、二重壁4,5の下部開放部6を
封する封緘枠体8の立上がり部8’、8’の一方は、座
10fj!:へて内壁4に、又他方の立上がり部は外壁
5の下縁をへてその上位に亘り接す様嵌合され、封緘枠
体8の座10なへて内壁4に亘り接す立上がり部は、座
10基板1側縁、並びに、内壁4の三点に接して釦りこ
の立上がり部へ外壁5を介し、これと接す立上がり部を
へて枠体8の水平部を介して内方向への押圧衝激等が加
わっても、座、基板、内壁の三点にその衝激を分散させ
得て強固に耐え得る事になり、極めて堅ろうとなる。
又、内外二重壁4,5の下部開放部6な封する封緘枠体
8は、これを開放部6に嵌合する前に、主体3を上下逆
にして開放部を上向きにし、この開放部6をへて二重壁
4,5の間隙内全周に亘り主体3と封緘枠体8とに適応
した溶着溶剤を適量注入し、次で枠体8を嵌合した後生
体3を元にどどして、二重壁の間隙内全周に亘り注入さ
れた溶着溶剤の流下を得、経時に伴ない主体と枠体との
溶着固化を得て一体化得るものであり、溶着溶剤を塗布
する手間を要す事なく簡単に溶着出来る。
併も、枠体8は二重壁の開放部6と照応した幅となり、
かつ二重壁の相対向面に対し立上がり部8′。
8′の高さ方向の略下半部が緊密に接すと共に、その上
半部が若干の間隙7を造り出す様に細められてかり、こ
の枠体8はその立上がり部8,8b略下半部によって二
重壁開放部6への嵌合が規制されて溶着溶剤が漏出する
様な事のない様に緊密な状態に嵌合されると同時に、立
上がり部の上半部と二重壁の相対向面とに間隙7が造り
出され、溶着溶剤はこの間隙T内に流入し、溶解作用を
受けて立上がシ部8/、8′の上半部と二重壁4,50
対向面の各界面が溶け、その後経時に伴ない溶剤は凝固
して溶着固化し、主体3と封緘枠体8とは一体的となる
併も、この場合、主体3と封緘枠体8を共に同一の合成
樹脂材で成形するものであるから、その樹脂材に適応し
た極性に富んだ溶着溶剤を選択して、確実かつ強固な破
壊強度に秀れた溶着一体化を得る事が出来、老化に伴な
う溶着破壊等の生ずる虞れのないものと出来る。
更に、主体基板1の底面に下向きに周設された内外二重
壁4,5からなる側壁2の内径よりやや小径となる座1
0は、他の主体3の側壁2内に嵌する事になり、複数個
の主体3を相互に積み重ねる事が出来、搬輸送や保存に
便利となる。
併もこの場合、二重壁からなる側壁の下部開放部6な封
する封緘枠体8の水平部が積み重ねられた下位主体3の
側壁の連結頂部に接当し、座10は側壁内に嵌合して極
めて安定よく積み重ね得る事になる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示すものであって、第1図は一
部縦断側面図、第2図は溶着要領な示す主要部拡大断面
図である。 1・・・基板、2・・・側壁、3・・・主体、4,5・
・・内外二重壁、6・・・開放音に7・・・間隙、8・
・・封緘枠体、8’、8’、・・立上がり部、10・・
・座。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 適当な合成樹脂材で形成される基板1と、その四周に上
    向きに周設された側壁2、及び基板底面に下向きに周設
    された側壁2の内径よシやや小径の座10とからなる主
    体3の側壁2を、頂部で一体に連結される下部の開放さ
    れた内外二重壁4゜5に、かつその外壁5の下縁を基板
    1より下方に延出形成し、内外二重壁の下部開放部6に
    主体3とは別に、それと同一の合成樹脂材で開放部6と
    照応した幅を有し、内外二重壁並びに外壁5下縁と対向
    する座10との相対向面に対し、立上がり部キ、8′の
    高さ方向の略下半部が緊密に接する共に、その上半部は
    若干の間隙7’&造り出す様に細めて形成された略凹状
    断面の封緘枠体8を、その立上がり部8’、8’の一刀
    を座10をへて内壁4に亘り、又他方の立上が9部を外
    壁5の下縁をへてその上位に亘り嵌合させ、この枠体8
    の嵌合前に内外二重壁4,50間間隙層に亘シ適量注入
    された、主体3と封緘枠体8の形成材と適応する溶着溶
    剤の流下による間隙7内への流入を得て溶着させ、内外
    二重壁4,5の下部開放部な封じて中空肉厚状側壁を形
    成した事を特徴とする針又は絹様物。
JP1976101938U 1976-07-29 1976-07-29 鉢又は箱様物 Expired JPS5837339Y2 (ja)

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JP1976101938U JPS5837339Y2 (ja) 1976-07-29 1976-07-29 鉢又は箱様物

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JP1976101938U JPS5837339Y2 (ja) 1976-07-29 1976-07-29 鉢又は箱様物

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Publication Number Publication Date
JPS5320180U JPS5320180U (ja) 1978-02-21
JPS5837339Y2 true JPS5837339Y2 (ja) 1983-08-23

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ID=28712149

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1976101938U Expired JPS5837339Y2 (ja) 1976-07-29 1976-07-29 鉢又は箱様物

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5289380U (ja) * 1975-12-25 1977-07-04

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JPS5320180U (ja) 1978-02-21

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