JP2539254Y2 - 両面パレット - Google Patents
両面パレットInfo
- Publication number
- JP2539254Y2 JP2539254Y2 JP1992046113U JP4611392U JP2539254Y2 JP 2539254 Y2 JP2539254 Y2 JP 2539254Y2 JP 1992046113 U JP1992046113 U JP 1992046113U JP 4611392 U JP4611392 U JP 4611392U JP 2539254 Y2 JP2539254 Y2 JP 2539254Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pallet
- double
- sided
- pallets
- groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Pallets (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、合成樹脂製の2つのパ
レット部材を接着して構成する両面パレットに関するも
のである。
レット部材を接着して構成する両面パレットに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、両面パレットは上下2つのパレッ
ト部材の接合面全体を熱板の加圧によって接着して構成
していたが、この方法をとるときは高価な接着設備が必
要であったし、また接着部における溶解樹脂のはみ出し
が問題となっていた。
ト部材の接合面全体を熱板の加圧によって接着して構成
していたが、この方法をとるときは高価な接着設備が必
要であったし、また接着部における溶解樹脂のはみ出し
が問題となっていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】そこで、本考案はこの
ような従来法による両面パレットの構成の欠点を除去
し、合理的な接着手段を提供することを目的とするもの
である。
ような従来法による両面パレットの構成の欠点を除去
し、合理的な接着手段を提供することを目的とするもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、上パレット体
と下パレット体との相対する接合面の周辺部において、
同一の相対箇所にそれぞれ突出部を設けるとともにこの
突出部には凹溝を形成し、前記突出部の外壁面の一部に
通口を設けて内部の凹溝に連通し、この通口から、上下
両パレット体の両凹溝により形成された空間部にパレッ
ト体と同等質の接着媒体を注入して接合して成るもので
ある。
と下パレット体との相対する接合面の周辺部において、
同一の相対箇所にそれぞれ突出部を設けるとともにこの
突出部には凹溝を形成し、前記突出部の外壁面の一部に
通口を設けて内部の凹溝に連通し、この通口から、上下
両パレット体の両凹溝により形成された空間部にパレッ
ト体と同等質の接着媒体を注入して接合して成るもので
ある。
【0005】
【作用】接合する面の同一の相対箇所に、それぞれ多数
突設した突出部とその内部の凹溝を合わせた上下2つの
パレット体において、上下の突出部の凹溝によって形成
された空間部にその通口を通して、パレット体と同等質
の合成樹脂接着剤を加熱注入すればよい。これで上下両
面パレットの所定の接合作業は終了する。
突設した突出部とその内部の凹溝を合わせた上下2つの
パレット体において、上下の突出部の凹溝によって形成
された空間部にその通口を通して、パレット体と同等質
の合成樹脂接着剤を加熱注入すればよい。これで上下両
面パレットの所定の接合作業は終了する。
【0006】
【実施例】1,1は両面パレットを構成する合成樹脂製
の上下のパレット体で、この両パレット体の周側面部
2,2の所定位置には、縦方向にスタッキング用の凹凸
列部3,3を形成する。
の上下のパレット体で、この両パレット体の周側面部
2,2の所定位置には、縦方向にスタッキング用の凹凸
列部3,3を形成する。
【0007】4は前記両パレット体1,1の上面部適所
に設けた凹溝5に設置した滑り止め部で、この滑り止め
部の上面はパレット体1,1の上面から3〜5mm位の
高さに突出する。
に設けた凹溝5に設置した滑り止め部で、この滑り止め
部の上面はパレット体1,1の上面から3〜5mm位の
高さに突出する。
【0008】6‥は前記両パレット体1,1の各内側面
の周辺部適所に設けた突出部で、この突出部には凹溝7
を形成している。
の周辺部適所に設けた突出部で、この突出部には凹溝7
を形成している。
【0009】8は前記両パレット体1,1の各突出部6
の外壁面の一部に穿設して内部の凹溝7に通じて成る通
口で、この通口から接着剤9を上下の両凹溝7,7によ
って形成する空間部に注入する。この接着剤は、両パレ
ット体と同等質の合成樹脂材を使う。
の外壁面の一部に穿設して内部の凹溝7に通じて成る通
口で、この通口から接着剤9を上下の両凹溝7,7によ
って形成する空間部に注入する。この接着剤は、両パレ
ット体と同等質の合成樹脂材を使う。
【0010】
【考案の効果】本考案はこのような構成から成る両面パ
レットであるため、両面パレットの接合を小設備によっ
て行うことができ、かつ接着剤のはみ出しを起こすこと
なく要所に確実に注入して接合を行うことができる。
レットであるため、両面パレットの接合を小設備によっ
て行うことができ、かつ接着剤のはみ出しを起こすこと
なく要所に確実に注入して接合を行うことができる。
【0011】したがって、製造コストが安価で、品質の
良好な両面パレットを提供することができる。
良好な両面パレットを提供することができる。
【図1】全体の斜視図
【図2】一パレット体の内側斜視図
【図3】接着剤注入前の図1A−A線の断面図
【図4】接着剤注入後の図1A−A線の断面図
1,1 パレット体 6 突出部 7 凹溝8 通口 9 接着剤
Claims (1)
- 【請求項1】 上パレット体と下パレット体との相対す
る接合面の周辺部において、同一の相対箇所にそれぞれ
突出部を設けるとともにこの突出部には凹溝を形成し、
前記突出部の外壁面の一部に通口を設けて内部の凹溝に
連通し、この通口から、上下両パレット体の両凹溝によ
り形成された空間部にパレット体と同等質の接着媒体を
注入して接合して成ることを特徴とする両面パレット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992046113U JP2539254Y2 (ja) | 1992-06-10 | 1992-06-10 | 両面パレット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992046113U JP2539254Y2 (ja) | 1992-06-10 | 1992-06-10 | 両面パレット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0622229U JPH0622229U (ja) | 1994-03-22 |
JP2539254Y2 true JP2539254Y2 (ja) | 1997-06-25 |
Family
ID=12737948
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992046113U Expired - Lifetime JP2539254Y2 (ja) | 1992-06-10 | 1992-06-10 | 両面パレット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2539254Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5240381A (en) * | 1975-09-26 | 1977-03-29 | Hitachi Cable Ltd | System and tape for visual measurement of tension at manual winding of tapes |
JPH0376630A (ja) * | 1989-08-21 | 1991-04-02 | Mitsubishi Electric Corp | プラスチックの接着力強化方法 |
-
1992
- 1992-06-10 JP JP1992046113U patent/JP2539254Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0622229U (ja) | 1994-03-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |