JPS5837233B2 - コ−ド案内装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 従来、コード収納式の各種の機器にあっては、コード貫
通部の形状が固定されていて、コードを押し込むときに
よじれていると、貫通部の端面部で引掛かり押し込みに
くいものであった。

ｌたコードリール式のものにあっては、コードをきれい
に巻き取るためにコード貫通部の隙間を小さくし、コー
ドが常に一定の向きで機器内に入るようにしているが、
コードが少しでも捻れていると、コード貫通部に引掛か
り、簡単に捲取れないという欠点があつｔも 本発明は上記のような欠点を除去し、コードを機器内に
押し込んだり巻取る際に一定の向きでスムーズに作業が
行なえるようにしたものである。

以下添付図面をもとに本発明の一実施例について説明す
る。

図はジューサーを示したもので、１はモータ、２はモー
タ１を内装した基台、３はモータ１の匍脚スイッチ、４
は操作つ１み５を有するコードリール装置、６は基台２
上の容器、７は容器６内に位置した遠心分離かと、８は
遠心分離かと７と連結したモータ１の軸、９は容器６の
開閉蓋、１０はコードリール装置４により巻取られるコ
ードである。

１１はコード１０を挿通するコードガイドで、その中央
には非円形の透孔１２が設けられ、一端面には間隔をお
いた二つの突起よりなる規制部１３が、また端部外周に
は突起１４が、さらに外周には溝１５がそれぞれ設けら
れている。

１６はコードガイド１１を回動自在に保持する筒状の保
持ガイドで、一端部に規制部１３と協同してコードガイ
ド１１０回動を規制するバネ性を有する制御片１７が、
また端部内側には突起１４と協同してコードガイド１１
のより大きな回動規制を行なう規制溝１８が、さらに外
周一部には孔１９力煙れそれ設けられている。

なお、コードガイド１１の規制部１３と、保持ガイド１
６の制御片１７とは互いに逆の部材に設けるようにして
もよく、このことは突起１４と規制溝１８との関係につ
いても同様である。

２０は保持ガイド１６の孔１９を通してコードガイド１
１の溝１５に係合させた結合リングで、コードガイド１
１を位置規制して回動自在な状態に係合させているもの
である。

そして、上記したコードガイド１１と保持ガイド１６と
は一体化されて基台２に取付けられるものである。

いま、コードリール装置４の操作つまみ５を回わすと、
コード１０が捻れているときは、コードガイド１１がコ
ード１０の捻れにそって回動する。

しかしコードガイド１１は規制部１３と制御片１７との
作用により、常に中心位置にあるように回転力が与えら
れているため、捻れは自動的に修正される。

１た突起１４と規制溝１８との作用によりコードガイド
１１の大巾な回動は制限されるものである。

このように本発明では、コードガイドが回動するもので
あり、しかも規制部とバネ性を有する制御片との協同に
より回動が規制されているため、コードが捻れていつも
自動的にその捻れを修正し、スムーズにコード収納が行
なえるものである。

したがって、使用上の便宜はもちろんのこと、コードの
耐久性も増し、コードリール装置等の寿命も延びるとい
うすぐれた効果を奏している。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例装置を施したジューサーの断
面図、第２図〜第４図は本発明装置の要部を構或するコ
ードガイド、保持ガイドおよびこれらの組合せを示し、
それぞれＡは平面図、Ｂは正断面図、Ｃは左側面図、Ｄ
は右側面図、第５図はコードガイドと保持ガイドとを結
合する結合リングを示し、Ａは平面図、Ｂは側断面図で
ある。 １０・・・・・・コード、１１・・・・・・コードガイ
ド、１３・・・・・槻制部、１４・・・・・・突起、１
６・・・・・・保持ガイド、１７・・・・・・制御片、
１８・・・・・・規制溝。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ コードを挿通するとともに回動自在なコードガイド
   と、このコードガイドを保持する保持ガイドとを備え、
   上記コードガイドと保持ガイドとのいづれか一方にはバ
   ネ性を有する制御片を、他方にはとの匍脚片と協同して
   コードガイドの回動を規制する規制部を設けたことを特
   徴とするコード案内装置。 ２ コードガイドと保持ガイドの一方に突起を、他方に
   は突起と協同する規制溝を設け、これら突起と規制溝に
   より制御片と規制部との回動規制よりも大きな範囲で回
   動規制したことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載
   のコード案内装置。