JPS583716Y2 - トラクタのブレ−キ装置 - Google Patents

トラクタのブレ−キ装置

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JPS583716Y2
JPS583716Y2 JP16160179U JP16160179U JPS583716Y2 JP S583716 Y2 JPS583716 Y2 JP S583716Y2 JP 16160179 U JP16160179 U JP 16160179U JP 16160179 U JP16160179 U JP 16160179U JP S583716 Y2 JPS583716 Y2 JP S583716Y2
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JP
Japan
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valve
port
brake
tractor
parking
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JP16160179U
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English (en)
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JPS5565258U (ja
Inventor
柳川一郎
Original Assignee
自動車機器株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はトラクタのブレーキ装置に関するものである。
トラクタのブレーキ装置、特にパーキングブレーキ装置
の使用態様として、トレーラ専用引している状態におい
ては、トラクタおよびトレーラのブレーキ作動を同時に
行なう必要があり、またトレーラをトラクタから引離す
際には、まずトレーラのみのブレーキ作動を行ない。
次いでカップリング等の連結を解除した後、トラクタの
みを走行させてトラクタをトレーラから引離す必要があ
り、またトラクタを単独で走行させている際にはトラク
タのみのブレーキ作動を行なわせる必要がある。
このような3つのパーキングブレーキ装置の使用態様を
とるためには、トラクタ専用のパーキングブレーキ用手
動操作弁とトレーラ専用のパーキングブレーキ用手動操
作弁とをそれぞれ独立させて設置すれば可能であるが、
しかし、このような場合には、最も使用頻度の高いトレ
ーラを牽引している状態におけるパーキングブレーキ作
動において、両方の操作弁を操作しなければならず、走
行中における緊急ブレーキとして使用する場合には極め
て危険である。
本考案の目的は上記いずれのパーキングブレーキ装置の
使用態様においても、いずれか1つの手動操作弁を作動
させればよく、シかも応答性に優れたトラクタのブレー
キ装置を提供するもので、その特徴とするところは、ブ
レーキバルブの操作に応じたブレーキ圧力をエアーリザ
ーバーからトラクタ側のパワーチャンバーへ、同時に中
継弁を介してトレーラ側の常用ブレーキ装置へそれぞれ
供給するように設けられている常用ブレーキ装置におけ
る上記エアーリザーバーと上記中継弁とを直接々続して
いる管路に、2個のコントロールポートを有し、かつそ
のいずれのポートにも圧力が作用しているときのみ入口
ポートと出口ポートとを連通ずるパーキングコントロー
ルバルブを介装し、該バルブの上記各コントロールポー
トを2個の手動操作弁を介して上記管路のエアーリザー
バー側にそれぞれ接続し、さらに上記コントロールポー
トと上記手動操作弁とを接続している管路の一方をトラ
クタ側のスプリングブレーキアクチュエータに接続し、
上記パーキングコントロールバルブの出口ポートと上記
中継弁とを接続している管路をトレーラ側のスプリング
ブレーキアクチュエータに接続してなるパーキングブレ
ーキ装置を配設したことにある。
以下図面に示した実施例を参照しながら本考案を説明す
る。
本考案に係るトラクタのブレーキ装置は、常用ブレーキ
装置のトレーラ用管路にパーキングコントロールバルブ
1と2個の手動操作弁2.3とからなるパーキングコン
トロール装置4を配設し、該装置に関連させてエマ−ジ
エンシー管路5,6をトラクタ側およびトレーラ側の各
スプリングブレーキアクチュエーター7.8(+−レー
ラ側は図示せず)に接続したものである。
常用ブレーキ装置は第1図に示したようにエアーリザー
バー9,10から管路11,12を介してエアーがデュ
アルブレーキバルブ13の入力側ポート14.15に常
時供給されており、またエアーリザーバー9,10から
管路16,17,18を介してエアーが各中継弁19,
20,21の入口ポ−)22.23.24に常時供給さ
れている。
さらに上記各中継弁19,20,21はその指示圧ロポ
ート25,26,27,27’とデュアルブレーキバル
ブ13の出力側ポート28.29とを管路30,31,
32,32’を介して連通しており、その出口ポート3
3,34,35と各パワーチャンバー36,37および
トレーラ側の常用ブレーキ装置38(図示せず)とを管
路39゜40.41を介して連通している。
なお、42はエアーリザーバー、43はコンプレッサー
、44はダブルチェックバルブである。
本発明はこのような常用ブレーキ装置のエアーリザーバ
ー9,10と中継弁21とを接続している管路1Bにパ
ーキングコントロール装置4を介在せしめ該コントロー
ル装置に関連させてエマ−ジエンシー管路5,6を配管
したものである。
パーキングコントロール装置4は後述するパーキングコ
ントロールバルブ1の入口ポート45を管路18のエア
ーリザーバー側管路18、と、出口ポート46を管路1
8のトレーラ側管路18□とそれぞれ接続するとともに
、パーキングコントロールバルブ1の第1コントロール
ポート47を管路54を介して手動操作弁2の出力口4
8に接続し、該弁の入力口49を管路1B、に接続し、
また管路181を管路53を介して、手動操作弁3の入
力口50に接続し、該弁の出力口51をパーキングコン
トロールバルブ1の第2コントロールポート52に接続
して、それぞれ手動操作弁2,3を含む2つの並列する
回路を形成しである。
エマ−ジエンシー管路5は管路54から分岐してクイッ
クリリースバルブ55を介してトラクタ側のスプリング
ブレーキアクチュエーター7にエアーを常時供給してい
る。
また他のエマ−ジエンシー管路6は常用ブレーキの管路
18□から分岐してトレーラ側のパーキングブレーキ装
置のスプリングブレーキアクチュエーター8およびエア
ーリザーバー(図示せず)にエアーを常時供給している
上記したパーキングコントロールバルブ1は第1コント
ロールポート47または第2コントロールポート52の
圧力が低下すると管路18、を閉止するとともに管路1
8゜を大気に開放する構造のものを使用する。
第2図に示したパーキングコントロールバルブ1は、そ
の第1コントロールポート47、第2コントロールポー
ト52のいずれも圧力が高いと、第1コントロールポー
ト47の圧力によって第1ピストン56の上面にエアー
圧力が作用して該ピストンは本体に設けたストッパー5
7に押し当てられて停止している。
また第2コントロールポート52の圧力によって第2ピ
ストン58は本体に設けたもう一つのストッパー75ま
で下方に押し込まれ、該ピストン下端の弁座59がバル
ブシール60に当接して排気ポート61と出口ポート4
6の間を閉止し、入口ボート45と出口ポート46を連
通ずる。
なお、第2コントロールポート52の圧力が第1ピスト
ン56の下面にも作用するが、上面からの力とはゾ釣合
うように上面と下面の面積が等しく構成されている0 第1ポート47の圧力が低下すると、第1ピストン56
は第2コントロールポート52の圧力により押し上げら
れてその上端部62が第2ピストン53の上端部63を
押し上げる。
そのため、第2ピストン58の下方への押し込力は低下
し、反力バネ64の押し上げ力によって弁座59とバル
ブシール60の間が開くとともにポート46,45の間
が閉じて管路18□のエアーはポート61から排気され
る。
逆に第2のコントロールポート52の圧力が低下したと
き、第1ピストン56はストッパー57に当接した状態
で第2ピストン58の上面の押し込力が低下するので反
力バネ64により第2ピストン58が押し上げられて上
記と同様に管路182のエアーはポート61から排出さ
れる。
手動操作弁2,3は把手65,67を手で操作すること
によってその入力口49.50を閉止し、その出力口4
8,51を排気ポート68.69を介して大気に開放す
る3ウエイバルブを使用する。
第3図に示した手動操作弁2は通常把手65を押し込ん
で入力口50と出力口51とを連通し、把手65の先端
にバネ70を介して設けた弁座71とバルブシール72
とが当接して排気ポート68を閉成している。
把手65を引き出すと、それに伴って弁座71は上方に
移動してバルブシール72と離れ、バルブシール72は
バネ73の反発力によって上方に押し上げられバルブハ
ウジング74に設けた弁座T5に当接する。
この状態においては、入力口50は閉成され、出力口5
1と排気ポート69とは連通ずる。
デュアルブレーキバルブ13のペタルを操作すると、エ
アーリザーバー9,10から常にデュアルブレーキバル
ブ13に供給されているエアー圧力がその操作力に応じ
て各中継弁19.20.21の各入口ポート25,26
,27,27’に供給され、この供給された圧力に応じ
てエアーリザーバー9,10から別の管路16,17,
18によって各中継弁19,20,21の入力口22,
23゜24に供給されているエアーが各パワーチャンバ
36.37および常用ブレーキ装置38に供給され、常
用ブレーキが作動する。
デュアルブレーキバルブ13を操作しないで、すなわち
常用ブレーキが作動していない状態で、手動操作弁2の
把手65を引き出すと、該操作弁はエアーリザーバー9
,10から管路18、を介して手動操作弁2の入力口4
9に供給され、さらにエマ−ジエンシー管路5を介して
クイックリリースバルブ55に供給されているエアー圧
力をそこで遮断し、かつエマ−ジエンシー管路5のエア
ーを排気ポートから排出する。
すると、これに伴ってパーキングコントロールバルブ1
の第1コントロールポート47に供給されているエア圧
力が低下するのでパーキングコントロールバルブ1はエ
アーリザーバー9,10から管路181を介してパーキ
ングコントロールバルブ1の入力口45に供給され、さ
らに管路182およびエマ−ジエンシー管路6を介して
トレーラ側のスプリングブレーキアクチュエーター8に
供給されているエアー圧力をそこで遮断し、かつ管路1
8゜およびエマ−ジエンシー管路6のエアーを排気ポー
ト76から排出する。
したがって手動操作弁2を引き出すと、トラクタ側およ
びトレーラ側のスプリングブレーキアクチュエーター7
.8が作動する。
また、デュアルブレーキバルブ13を操作しないで、す
なわち常用ブレーキが作動していない状態で、手動操作
弁3の把手67を引き出すと、該操作弁はエアーリザー
バー9,10から管路18、を介して手動操作弁3の入
力口50に供給され、さらにその出力口51からパーキ
ングコントロールバルブ1の第2コントロールポート5
2に供給されているエアー圧力をそこで遮断し、かつ出
力口51から第2コントロールポート52間のエアーを
排気ポート69から排出する。
これによって第2コントロールポート52の供給圧が低
下するので、パーキングコントロールバルブ1は上記と
同様に管路18□およびエマ−ジエンシー管路6のエア
ーを排気ポート76から排出する。
したがって手動操作弁3を引き出すとトレーラ側のスプ
リングアクチュエーター8のみが作動する。
なお、エアーリザーバー9,10の圧力が低下した場合
には手動操作弁2,3の操作に関係なく上記各スプリン
グアクチュエーター7.8が作動することは勿論である
このようなパーキングブレーキ装置を備えたトラクタで
は、各パーキングブレーキ作動に対して次の様に操作す
ればよい。
トレーラを牽引している状態において走行中の緊急ブレ
ーキ作動または駐車のためのブレーキ作動を行なわせる
場合には、手動操作弁2のみを操作すればよい。
またトラクタをトレーラから引離す場合には、手動操作
弁3のみを操作してトレーラにのみパーキングブレーキ
作動させ、カップリングの連結を外した後、トラクタの
みを走行させればよい。
さらにまた、トラクタ単独で走行する場合には、手動操
作弁3を上記トレーラ引離しの際に行った操作状態を維
持したままでよく、トラクタ単独の緊急ブレーキ作動ま
たは駐車のためのブレーキ作動を行なわせる場合には手
動操作弁2を操作すればよい。
本考案に係るトラクタのブレーキ装置は上記したように
、いずれのブレーキ作動態様に対してもいずれか1つの
手動操作弁を操作すればよいので、極めて操作が簡単と
なり、かつ操作が確実で安全性が高く、シかもパーキン
グコントロールバルブを使用することによってトレーラ
側エマ−ジエンシー管路に供給するエアーリザーバーの
圧縮エアを手動操作弁を経ることなく供給させ、手動操
作弁ヲパーキングコントロールバルブの開閉操作を行な
わせるために使用する管路構成を採用しているので、応
答性が極めて良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るトラクタのブレーキ装置の配管図
、第2図はそのパーキングコントロールバルブの縦断面
図、第3図はその手動操作弁の縦断面図である。 1・・・・・・パーキングコントロールバルブ、2,3
・・・・・・手動操作弁、5,6・・・・・・エマ−ジ
エンシー管路、T、8・・・・・・スプリングブレーキ
アクチュエーター、9,10・・・・・・エアーリザー
バー、13・・・・・・デュアルブレーキバルブ、18
・・・・・・管路、21・・・・・・中継弁、36,3
7・・・・・・パワーチャンバー、38・・・・・・常
用ブレーキ装置、42・・・・・・エアーリザーバー、
47・・・・・・第1コントロールポート、52・・・
・・・第2コントロールポート、53・・・・・・管路
、54・・・・・・管路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ブレーキバルブの操作に応じたブレーキ圧力をエアーリ
    ザーバーからトラクタ側のパワーチャンバーへ、同時に
    中継弁を介してトレーラ側の常用ブレーキ装置へそれぞ
    れ供給するようにした常用ブレーキ装置において、上記
    エアーリザーバーと上記中継弁とを直接々続している管
    路に、2個のコントロールポートを有し、かつエアーリ
    ザーバー側の管路に連結された入口ポートと、上記中継
    弁側の管路に連結された出口ポートを備え、上記2個の
    ポートに圧力が作用しているときのみ入口ポートとを連
    通ずるようにしたパーキングコントロールバルブを介装
    し、該バルブの上記各コントロールポートを2個の手動
    操作弁を介して上記管路のエアーリザーバー側にそれぞ
    れ接続し、さらに上記コントロールポートと上記手動操
    作弁とを接続している管路の一方をトラクタ側のスプリ
    ングブレーキアクチュエータに接続し、上記パーキング
    コントロールバルブの出口ポートと上記中継弁とを接続
    している管路をトレーラ側のスプリングブレーキアクチ
    ュエータに接続してなるパーキングブレーキ装置を配設
    したことを特徴とするトラクタのブレーキ装置。
JP16160179U 1979-11-21 1979-11-21 トラクタのブレ−キ装置 Expired JPS583716Y2 (ja)

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JPS5565258U JPS5565258U (ja) 1980-05-06
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JPS5565258U (ja) 1980-05-06

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