JPS5837012A - 触媒成分の製造方法 - Google Patents

触媒成分の製造方法

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JPS5837012A
JPS5837012A JP57137162A JP13716282A JPS5837012A JP S5837012 A JPS5837012 A JP S5837012A JP 57137162 A JP57137162 A JP 57137162A JP 13716282 A JP13716282 A JP 13716282A JP S5837012 A JPS5837012 A JP S5837012A
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F10/00Homopolymers and copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は不活性な無機担体く連続的に有機マグネシウム
化合物と、そしてチタン及び/又はバナジウムの化合物
1種かそれ以上とを担持することKよって、1−アルケ
ン重合用のチーグラー型触媒として使用されるチタン及
び/又はバナジウム及びマグネシウムを含有する触媒成
分の製造方法に関する。
本発明はま九この触媒を用いて炭素原子数が2〜8の1
−アルケンを、場合に応じて20モル係以下の、炭素原
子数が2〜15の1−アルケン1種かそれ以上と共に重
合する方法にも関する。
このような触媒を使用することは例えば西ドイツ特許出
願第2109275号明l1114iによって公知であ
る。この−媒はシリカ、アルミナかこれらの混合物に炭
化水素マグネシウム、炭化水素ハロゲンマグネシウム、
炭化水素アルミニウムや炭化水素ハロゲンアルミニウム
化合物と、そして特にチタンやバナジウムなどの遷移金
属のハロゲン化合物の過剰量とを連続的に接触させてな
るものである。
さらに、西ドイツ特許出願第2545219号明細書に
よって、シリカとマグネシウム化合物を接触させてから
、反応生成物をチタン化合物及び/又はバナジウム化合
物と反応させると得られる触媒成分も公知である。
tた、担体物質にアルミニウムハロゲン化合物、有機マ
グネシウム化合物そして四価のチタン化合物及び/又は
最も高い原子価状態にある第■〜■族に属する他の遷移
金属の化合物をこの順序で接触して得た触媒成分も西ド
イツ特許出願第7702525号明細書によって公知で
ある。
さらに、150〜1000℃の温度で不活性なガス流れ
中シリカ担体及び無水ハロゲン化マグネシウムやマグネ
シウムアルコキシド化合物を一緒に流動化させ、得られ
九生成物にチタン化合物を配合して担持型チタン/マグ
ネシウム触媒成分を製造する方法もまた西ドイツ特許出
願第2457968号明細書及びオランダ特許出願第7
608303号及び同第7609050号の各明細書に
よって公知である。
これら触媒成分すべてについていえることは、いずれも
特に得られるポリマーの分子量分布、粒度及び粒度分布
を別にすれば、最大限の触媒活性(触媒成分の活性成分
1P当りのポリマー収率)を獲得することを目的として
いる。
事実、上記触媒成分を用いればポリマーの特性を有利に
改善できるけれども、問題の触媒の活性はそれ程でもな
いことが判つ友。また、(R,5plts etal、
、 Fur、 Po1. Journ、 Vol、 1
5pp441〜444)によって、これら公知触媒はエ
チレンと炭素原子数が5〜10の1−アルケン%にヘキ
シレンとの共重合時に犬きく活性が低下し、そしてこの
共重合時Kかなりの量のポリマーワックス−これは反応
器内壁に付着するため大きな問題をもたらす−が生成す
ることが判った。一方、無機担体物質を有機マグネシウ
ム化合物の溶液と組合せ、次に得られた反応生成物を非
還元性ふん囲気中500〜1000℃の温度で加熱した
後、該担体を1種かそれ以上のチタン化合物及び/又は
バナジウム化合物かこの溶液と組合せて作つ九触媒成分
を用いて1種かそれ以上の1−アルケンを重合すると、
極めてすぐれたポリマー特性、粉特性及び加工性をもつ
1−アルケンポリマーが高収率で製造できることが判っ
た。
本発明の新規触媒成分は炭素原子数が2〜8の1−アル
ケンのポリマー、場合によってはこれと10モル饅以下
という少量の炭素原子数が2〜8の他の1−アルケン1
種とそれ以上とのポリマー、特にエチレンポリマーの製
造に特に適している。
全く予期していなかったことだが、本発明による新規触
媒成分はエチレンと、20モルチ以下の炭素原子数が5
〜12の1−アルケン、好ましくはヘキシレンかオクテ
ンとの混合物の共重合にも適することが判った。この場
合、ポリマーをほとんど反応器内壁に付着させずに5線
状の低密度ポリエチレンが高収率で得られる。
一般に炭素原子数が3〜12のアルケンの重合度はエチ
レンよりも低いことは知られている。
従って、エチレンと所定モルチの該アルケンとを共重合
させる場合には、反応混合物に存在させる該アルケンの
量をそれよりも多く、時にはかなり多くしなければなら
ない。当業者ならばこの事実をよく知っており−1また
大した困難なく反応混合物中の適正な割合を決定できる
はずである。
出願人が調べたところ、担体物質とマグネシウム化合物
との反応生成物をチタン化合物及び/又はバナジウム化
合物に接触させる前に加熱処理すると、得られる触媒ま
たは触媒成分の特性がかなりの好影響を受けることが見
出された。
この理由としては、この加熱処理によシ触媒成分の活性
成分と担体物質の結合が変化し、得られる触媒成分の特
性が向上するものが考えられるが、この考えに固執する
わけではない。
本発明方法に使用する担体としては多孔性の無機担体例
えば酸化物や塩が好ましい。担体の性質により触媒の活
性及びポリマーの特性が変ってくる。担体は微細に分散
すべきである。
通常、200μ以上の粒子は適用しない。担体物質が大
き過ぎると、余シ好ましくない結果が得られ、例えばか
さ密度の低下が生じる。担体物質の最適な粒子Vi実験
により簡単に決めることができる。平均粒度が1007
g未満の担体を使用するのが好ましい。かなシ微細な担
体物質を使用できるけれども、現実的な理由から少なく
とも(11μ特に少なくとも1μの粒度をもつ担体を使
用するのが一般的である。微細な担体を使用する場合に
得られるポリマーの粒度は一般に粗い担体を使用した場
合よりも小さい。所定の粒度を越えるとポリマー粒度が
小さくなるので、これから担体の最適な粒度を決定する
こ≧ができる。
適当な担体の例を挙げると、シリカ、アルミナ、混合シ
リカ/アルミナ、酸化ジルコニウム、酸化トリウムなど
がある。これらの中では、シリカ、アルミナ及び混合シ
リカ/アルミナが好ましく、最適なのはシリカである。
各種の形態でシリカが知られている。
一般に、担体の粒度分布は触媒の活性に影響を及ぼさな
いが、ポリマー特にその自由流動性に影響を及ぼす。担
体の粒度分布はせまい方が望ましい。というのは、ポリ
マーの粒度分布もせまくなるからである。
多孔性の無機担体を使用する場合には、内部多孔度の大
きい担体即ち粒子容積の大部分を細孔容積が占める担体
が好ましい。ここで内部多孔度は細孔容積の担体重量に
対する比のことであって、BET法として知られている
方法によって求めることができるが、この方法はS、B
runauer。
P、 Enmett、 E、 Te1ler ’ Jo
urnal of th@Ameri−can Che
mical 5oclety“60.pp209−31
9(19!58) に記載されている。特に本発明では
、α67/P以上の内部細孔度をもつ担体を適用できる
。一般に、本発明の範囲内において使用される多孔性担
体は50rr?/P以上、通常は150〜500 n?
/P程度の比表面積をもつ、これら比表面積はイギリス
規格BS 4ssq、 Part (1969)で規定
された規格などを適用して、Brunauer。
Eme t を及びTe1lerの前記方法に従って求
めたものである。所望ならば、公知方法に従ってフッ素
やチタンなどの他の成分を担体に担持てきるが、これは
触媒調製紡後のいずれにおいても実施できる。また、所
望ならば、触媒の活性化時かその後に化合物を適用でき
る。
有機金属化合物は水と反応するので、担体は乾燥する必
要がある。しかし、極めて強力な乾燥は必要ないし、時
には望ましくないこともある。というのは、少量の湿分
ならば有害ではないし、時には触媒活性の向上につなが
ることもあるからである。これは実験によって簡単に決
めることができる。しかし、担体に物理的に結合してい
る水は完全に除去しなければならない。
通常、適当な酸化物担体tiIF当りのOH基の量とし
て求められる少量の化学的結合水を含んでいる。
使用する多孔性担体は、有機金属化合物に接触させる前
に、熱処理するのが有利である。この処理は100〜1
000℃好ましく’#1300〜SOO℃の温度で実施
。する。担体の加熱温度は、細孔容積及び比表面積が小
さ°くなることを防ぐ九めには、担体物質が焼結し始め
る温度未満の温度から選択するのが好普しい。処理圧力
及び処理ふん囲気は臨界的でないが、大気圧及び不活性
ふん囲気中で行うのが好ましい。熱処理の時間も臨界的
でないが、一般には1〜24時間である。
因みに、有機マグネシウム化合物とは、マグネシウムジ
ヒドロカルピル化合物やマグネシウムアルコキシヒドロ
カルビル化合物などの少なくともひとつのマグネシウム
/炭素結合をもつマグネシウム化合物のことである。
マグネシウム化合物としてはMgRs(式中Rは炭素原
子数が1〜50の同−又は異なる炭化水素基を示す)で
示すことのできる化合物が好ましい。Rによって示され
る基はアルキル基、アリール基、シクロアルキル基、ア
ラルキル基、アルケニル基及びアルカジェニル基である
が、好ましくはアルキル基かシクロアルキル基である。
R基はすべて同一である必要はない。
本発明の方法に好適なマグネシウム化合物の例には、ジ
エチルマグネシウム、ジプロピルマグネシウム、ジイソ
プロピルマグネシウム、ジプチルマグネシウム、ジイソ
ブチルマグネシウム、エチルブチルマグネシウムなどが
あるが、ジデシルマグネシウムなどやジドデシルマグネ
シウム、そして炭素原子数が5〜12好ましくは5〜6
の同一か異なるシクロアルキル基をもつジシクロアルキ
ルマグネシウムも使用できる。
マグネシウムにはアルキル基及びシクロアルキル基が結
合していてもよい。芳香族マグネシウム化合物のうちで
は、特にジフェニルマグネシウムを挙げておく。好適に
は、アルキル基の炭素原子数が1〜10%に4〜10の
ジアルキルマグネシウムを用いる。有機マグネシウム化
合物はオランダ特許第159981号公報の方法か無エ
ーテル溶液の製造に適する他の方法によれば作ることが
できる。
触媒成分を作るさい、有機マグネシウム化合物は不活性
溶剤に溶解するのが好ましい。
有機マグネシウム化合物を溶解するためKは、特にアル
ミニウムアルキル及びリチウムアルキル化合物などの他
の金属の錯体化有機化合物を使用するのが非常に好適で
おる。
通常、溶剤としてはガソリン、ケロシン、ガス油や他の
鉱油留分を始めとして線状脂肪族炭化水素や枝分れ脂肪
族炭化水素例えばブタン、ペンタン、ヘキサン、ヘプタ
ンやこれらの混合物を使用するが、シクロペンタン、シ
クロヘキサン、メチルシクロヘキサンなどの脂環式化合
物、及び芳香族炭化水素も使用できる。工業的規模では
脂肪族炭化水素を使用するのが好ましい。
有機マグネシウム化合物の溶液は好ましくは周囲温度で
かく拌しながら約1分〜1時間無機物質かこれの懸濁液
に接触させる。
必要ならば真空下デカンテーションか蒸発によって溶剤
を分離する。
次に、担体物質とマグネジ9ム化合物・との反応生成物
を酸素、空気、チッ素、二酸化炭素や希ガスなどの非還
元性ふん囲気中300〜1000℃の温度で加熱する。
加熱ふん囲気としては酸素か空気、酸素分に富んだ、あ
るいは酸素分は少ないが酸化ふん囲気を形成する空気な
どの酸化ふん囲気を使用するのが好ましい。
相持マグネシウム化合物を400〜800℃%に500
〜600℃の温度で加熱するのが好ましい。
加熱時間は数秒間から数10時間以上あればよいが、温
度が500〜600℃ならば、一般に30分から6時間
である。
最適な加熱時間は当業者ならば所定の加熱温度に応じて
変ってくる加熱時間を除く条件を同一にして触媒を作り
、最終的な触媒の重合特性を求めることによって簡単に
決定できるはずである。
ジヒドロカルビルマグネシウム化合物を有機マグネシウ
ム化合物を使用する場合には、担体とこれに付着したマ
グネシウム化合物との反応生成物を失活処理して、非還
元性ふん囲気中で加熱処理する紡にヒドロカルビル基を
失活させるのが有利である。
これは例えば担体とマグネシウム化合物との反応生成物
を条件を調節して酸素または空気と反応させるか、ある
いは担体とマグネシウム化合物との反応生成物をアルコ
ールと反応させれば実施できる。
非還元性ふん囲気中で加熱処理してから冷却した後、担
持マグネシウム化合物をチタン化合物及び/又はバナジ
ウム化合物と組合せる。
本発明に使用するのに好適な化合物はハロゲン化チタン
、%に四・塩化チタン、チタンアルコキシドまたはチタ
ンアルコキシハライド、vc4などのハロゲン化バナジ
ウム、VCl2などのハロゲン化バナジル、及び 遷移金属は化合物の形を取る場合はとんどがその最も高
い原子価状態で実質的に存在する。
チタン化合物を使用する場合、例えば少量の三価のチタ
ンを存在させることができる。混合物を使用する場合、
各混合成分には一般に制限はない。いかなるハロゲン化
物、アルコキシド、または混合化合物を他のものと一緒
に使用できる。さらに、一般にはそのiまの形では使用
できないヨウ化チタンを少量で他のチタン化合物に加え
て使用できることも゛多い。場合によっては、これがポ
リマー特性に有利な作用を及ぼすことがある。チタン化
合物及び/又はバナジウム化合物のt量かに、他の遷移
金属の化合物持KMoC/4 、 ZrCl4やクロム
アセチルアセトネートなどのモリブデン、ジルコニウム
やクロムの化合物を使用できる。
固体触媒成分がO,S〜10重量囁のマグネシウム、セ
して(L5〜10重量嘩の遷移金属を含むようにマグネ
シウム化合物の量、そして遷移金属化合物の量を選択す
る必要がある。
マグネシウムと遷移金属のモル比は広い範囲内で変える
ことができる。この比は大きくてもよいが、マグネシウ
ムの量が余DK4多くなり過ぎると、一般にこれといっ
た有利な点本ない上に1経済的にみれば明らかに損であ
る。従って、このモル比は通常100未満であり、好適
なモル比はl11 : 1〜20:1、特に好適なモル
比は0.5:1〜10:1である。
このようにして得られ九固体触媒成分を有機アルにラム
化合物で活性化するが、この場合アルミニウムトリプル
キル、ジアルキルアルミニウムハライド及びアルキルア
ルミニウムヒドリドからなる群から選択したものを使用
するのが一般的である。
アルキル基の代りに、1種かそれ以上の不飽和炭化水素
基をアルミニウムに結合させることもできる。アルミニ
ウムトリアルキルを使用するのが好ましい。本発明の触
媒系はエチレンはいうまでもなく、プロピレン、ブチレ
ン、ペンテン、ヘキシレン、4−メチルペンテン、ソL
て炭素原子数が少なくともその他のa−アルケン、そし
てこれら混合物の重合に使用できる。
本発明の触媒系はま九1種かそれ以上のα−アルケンと
ポリ不飽和化合物との共重合にも使用できる。
場合によっては20モル優以下という少量の他の1−ア
ルケンと一緒にエチレンを重合するのが好適である。
例えば、分散剤が導入されている反応器に、触媒を活性
化する有機アルミニウム化合物を導入することによって
重合はよく知られた方法で実施できる。次に、予め作っ
ておいた触媒を通常は遷移金属の量が0001〜10ミ
リモル/を好適にはα01〜1ミリモル/lになるよう
な量で飽加する。それからガス状または液状の七ツマ−
を導入する。
七ツマー混合物を使用すれば、共重合体を製造できるが
、ポリ不飽和、七ツマ−も使用できる。
また、重合中に本、活性化用有機アルミニウム化合物を
添加できる。この添加は連続的に行うこと本可能であり
、また断続的に行うこともできる。場合によっては、重
合前に活性化を行わずに、重合時にのみ活性化を行って
もよい。あるいは、この逆でもよい。また、活性化を重
合前と重合中の両者においても実施できる。重合をポリ
マーの融点未満の温度で行うと、ポリマー懸濁液が得ら
れる。いうまでもなく、所望ならばポリマーの溶液が生
成するm[で重合を行うこともできる。
触媒の調製特に使用する分散剤及び重合に使用する分散
剤としては、触媒系に不活性な液体ならばいかなるもの
でも使用でき、例示すれば1種かそれ以上の飽和線状ま
たは枝分れ脂肪族炭化水素例えばブタン、ペンタン、ヘ
キサン、ヘプタン、ペンタメチルペンタン、または鉱油
留分例えば低沸点ガソリンまたはn−ガソリンまたはナ
フサ、”□・ケロシン、ガス油、芳香族炭化水素例えば
ベンゼンまたはトルエン、)・ロゲン化脂肪族炭化水素
またはノ・ロゲン化芳香族炭化水素例えばテトラクロロ
エタンがある。重合は液状上ツマー中でも、あるいは超
過臨界流動相モノマー中でも実施できる。特に工業的規
模で重合を行う場合には溶剤として低価格の脂肪族炭化
水素かまたはこれらの混合物を使用するのが好ましい。
重合によ抄得られたポリマー懸濁液は公知方法で仕上げ
処理できるが、触媒は触媒残渣を適当な溶剤で抽出して
からます失活処理させる。
しかしほとんどの場合本発明の触媒は非常に活性が高い
ので、ポリマーに残っている触媒、特に遷移金属の1は
洗浄が必要ない程少量である。
重合は大気下で連続的または断続的に実施できるが、約
2000Kp/−までの高圧でも実施できる。加圧下で
重合を行うと、ポリマーの収率を極めて向上させること
ができる。これは極めて低い触媒残留濃度でポリマーを
製造するのく役立つ。1〜100に9/−1特に10〜
70にシーの圧力で重合するのが好ましい。本発明の方
法には既に知られている改変を各橋脚えることができる
。例えば、分子量は水素やこの目的のために普通使用さ
れている他の変性剤の添加によって調節できる。重合は
並列な、ま九は直列の段階のいくつかに分け、所望に応
じてこれら各段階で異なる触媒組成物、温度、接触時間
、圧力、水素濃度などを適用して実施することも可能で
ある。例えば、ある段階で例えば高分子量のポリマーが
得られるような圧力条件、温度条件及び水素濃度条件な
どを選択し、そして別な段階で低分子量のポリマーが得
られるような条件を選択すれば、いわゆるフローインデ
ックスの高い、分子量分布の広い製品を得ることができ
る。
分子量分布の広いポリマーを製造するためには、マグネ
シウム/遷移金属のモル比の異なる触媒を使用する2段
階以上の工程で重合を行うと有利である。本発明の触媒
を用いると、例えば別な触媒組成物についてであるが、
オランダ特許出願第710!5251号明細書に記載さ
れている公知方法に従って気相で、換言すれば分散剤の
不存在下で1−アルケンを重合できる。本発明を以下実
施例により説明するが、本発明はこれら実施例には限定
されないものである。
実施例I 乾燥空気流れ中200℃で4時間乾燥したシリカ(イギ
リスのCrosfield製HP−10)シリカ112
pを400d乾性へブタン40dに懸濁させた。ヘプタ
ンが微量のアルキルを含むまで、この1禰液にジーn−
プチルマグネンウムのα35モル溶液を滴下した。−添
加でき几マグネシウム溶液の量は600dであった。乾
性へブタンで洗浄することによって遊離アルキル残渣を
取除いた。ヘプタンの回収後、得られた生成物を注意し
ながら空気に暴露してその結合アルキル基を失活させた
このようにしてマグネシウムがwt覆され次Sin、3
0Fを乾燥空気流れ(空気7.5Nν時間)中550℃
で8時間焼成した。冷却後、空気を乾燥チッ素に置換え
た。焼成粉を100M1ヘプタンに懸濁させた。純粋な
TiCt、 25 lLlを添加し次後、溶液をさらに
1時間かく拌しながら還流させた。冷却後、ろ液からT
Iがなくなるまで、ろ過によってFli!濁液を分離し
、乾性へブタンで洗浄した。粉末を真空乾燥した。乾燥
粉末を元素分析したところ、触媒が五3重量%のマグネ
シウム及び五5重量−のチタンを含んでいたことが判っ
た。
比較例A 実施例■の方法と同様にして、シリカ5ap(EP−1
0)にジ(n−ブチル)マグネシウムを付着させた。テ
カンテーション及び乾性へブタンS濁を何度も行って過
剰のジブチルマグネシウムを取除い几。最後に1ジプチ
ルマグネシウムで被覆されたシリカを約100dへブタ
ンに懸濁させた。かく拌しながら、希釈していないTi
C1a 25 dを滴下し、そして還流冷却しながら、
懸濁液を沸騰させ念。ヘプタンをテカンテーションし、
含浸シリカをヘプタンで洗浄し、真空乾燥した。乾燥シ
リカは&1%のマグネシウム及び2.7 %のチタンを
含んでい友。
実施例■ かく拌機付反応器(5t)に乾性イソブタン1、、、、
’ 2 Kp f導入する。反応器の中味を91℃に上
げてから、全力が27バールになるまで水素(2,8バ
ール)、次にエチレンを強制的に送入する。重合媒体中
のアルミニウム量が25 ppmになるまで、トリエチ
ルアルミニウム(TEA)を加える。最後に1実施例■
の触媒85シを加える。エチレンを反応器に強制的に送
って反応器内の全圧を一定に保ちながら重合を155分
間行う。重合の間、91℃に反応器の中味を維持する。
ポリエチレン収率はTiIFにつき334,0001で
ある。得られたポリエチレンの密[Vi961にp/r
lで、メルトインデックy< (ASTM D1238
 )はa74である。
比較例B かく拌機付反応器(5t ) K 1.2 Kpの乾性
イソブタンを導入する。反応器の中味を90℃の温度に
上げてから、全圧が54パールになるまで、水素(8パ
ール)、次にエチレンを強制的に送入する。それから、
重合媒体のアルミニウム量が25 ppmになるまで、
トリエチルアルミニウム(TEA)を加える。最後に1
比較例Aに記載した触媒190M′fIを加える。反応
器にエチレンを強制的に送入して反応器内の全圧を一定
に保ちながら120分間重合を行う。重合の間、反応器
の中味を90℃に維持する。
ポリマー収率はT量1jjKつき59,7001Pであ
る。
実施倒置 エチレンとヘキシレン(lli:重合 かく拌機付反応器(5t)に1.2 Kgの乾性イソブ
タンと300pの乾性1−ヘキシレンを導入する。反応
器の中味を90℃の温度に上げてから、全圧が25パー
ルになるまで、反応器を1.5バールで水素により加圧
し、次にエチレンにより加圧する。重合媒体のアルミニ
ウム量が25 ppmになるまでトリエチルアルミニウ
ム(TEA)を加える。最後K、実施例Iの触媒I S
6”flを加える。反応器にエチレンを強制送入して反
応器内の全圧を一定に保ちながら140分間重合を行う
。重合の間、反応器の中味を90℃に保持する。この重
含試験を連続的に行って−も、反応器内壁にポリマーは
付着しなかった。
共重合体の収率はチタン1Fにつき22QOOO!であ
る。
また、この共重合体の密度及びメルトインデックス(A
STM D1238)はそれぞれ927 L9/d及び
α85である。
実施例■ か〈拌横付反応器(5t ) K 1.2 Kgの乾性
イソブタン及び470pの乾性1−ヘキシレンを導入す
る。反応器の中味を85℃の温度に上げてから、全圧が
20パールになるまで水素([18バール)、次にエチ
レンを反応器に強制的に送入する。次に、重合媒体のア
ルミニウム量が250ppmKなるまでトリエチルアル
ミニウム(TEA)を加える。最後に1ジブチルマグネ
シウムの代シにエチルブチルマグネシウムを使用する以
外は実施例■と同じ方法で得た触媒1291を加える。
このようにし念得た触媒は4.3重量−のチタン及び五
5重量饅のマグネシウムを含んでいた。エチレンを強制
過大して反応器内の全圧を一定に保ちながら、65分間
重合を行う。重合の間中、反応器の中味を85℃に維持
する。この重合試験を連続的に行つ九後でも、厚応器内
壁にはポリマーは付着しなかった。共重合体の収率(L
LDPE)はチタン11Pにつき155.0001pで
ある。この共重合体の密度及びメルトフローインデック
ス(ASTM D12Sf3 )はそれぞれ920にシ
ー及び&2である。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  不活性な無機担体に有機マグネシウム化合物
    と、遷移金属のチタン及び/又はバナジウムの化合物1
    種かそれ以上とを連続的に接触させるさいK。 不活性な無機担体を有機マグネシウム化合物の溶液と組
    合せ、得られた反応生成物を非還元性ふん囲気中500
    〜1000℃のgIAlfで加熱し、そしてこのように
    処理した担体を次に遷移金属化合物かこの溶液と組合せ
    ることを特徴とするチタン及び/又はバナジウム及びマ
    グネシウムを含む、アルケン重合用の触媒成分の製造方
    法。
  2. (2)使用する担体物質が微細に分散した乾燥多孔性シ
    リカ、アルミナまたはこれらの混合物である特許請求の
    範囲第1項に記載の方法。
  3. (3)  MgRm (R怠は炭素原子数が1〜30の
    同一か異なる炭化水素基である)で示される有機マグネ
    シウム化合物を使用する特許請求の範囲第1項か第2項
    に記載の方法。
  4. (4)使用する有機マグネシウム化合物がジアルキルマ
    グネシウムで、そのアルキル基は同一でも異なっていて
    もよく、4〜10個の炭素原子をもつ特許請求の範囲第
    1〜5項のいずれか1項に記載の方法。
  5. (5)  使用する遷移金属化合物がチタン(■)及び
    /又はバナジウム(IV)または(■の)−ライド、ア
    ルコキシドまたはアルコキシノ1ライドである特許請求
    の範囲第1〜4項のいずれか1項に記載の方法。
  6. (6)使用する遷移金属化合物が四塩化チタン、四塩化
    バナジウム、三塩化バナジル及び/又は二塩化ジアルコ
    キシバナジウムである特許請求の範囲第1〜4項のいず
    れか1項に記載の方法。
  7. (7)  得られる触媒成分が15〜10重量−のマグ
    ネシウムを含む特許請求の範囲第1〜6項のいずれか1
    項に記載の方法。
  8. (8)得られる触媒成分が15〜10重量%の遷移金属
    を含む特許請求の範囲第1〜7項のいずれか1項に記載
    の方法。
  9. (9)担体に担持されたマグネシウムと、担体に担持さ
    れた遷移金属とのモル比が11:1〜[11である特許
    請求の範囲第1〜8項のいずれか1珈に記載の方法。
  10. (10)  1種かそれ以上の有機アルミニウム化合物
    で活性化した、あるいは活性化していない、特許請求の
    範囲第1〜9項のいずれか1項に記載の触媒成分を使用
    することを特徴とする、場合によつ゛ては15モル嘩以
    下の炭素原子数が他の1−アルケン1種かそれ以上と共
    に1炭素原子数が2〜′8の1−アルケンを重合する方
    法。
  11. (11)  1種かそれ以上の有機アルミニウム化合物
    で活性化し友、あるいは活性化していない、特許請求の
    範囲第1〜9項のいずれか1項に記載の触媒を使用する
    ことを特徴とする、場合によっては15モル優以下の炭
    素原子数が3〜15の1−アルケン1種かそれ以上と共
    に、エチレ製造する方法。
JP57137162A 1981-08-06 1982-08-06 触媒成分の製造方法 Granted JPS5837012A (ja)

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DE3271365D1 (en) 1986-07-03
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