JPH0410486B2 - - Google Patents

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JPH0410486B2
JPH0410486B2 JP57137162A JP13716282A JPH0410486B2 JP H0410486 B2 JPH0410486 B2 JP H0410486B2 JP 57137162 A JP57137162 A JP 57137162A JP 13716282 A JP13716282 A JP 13716282A JP H0410486 B2 JPH0410486 B2 JP H0410486B2
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polymerization
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F10/00Homopolymers and copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)

Description

【発明の詳现な説明】 本発明は、䞍掻性の無機担䜓を有機マグネシり
ム化合物ず、次いで遷移金属のチタン化合物皮
以䞊ず連続的に接觊させるこずによ぀お、−ア
ルケン重合甚のチヌグラヌ型觊媒ずしお䜿甚され
る、チタン及びマグネシりムを含有する觊媒成分
の補造方法に関する。
このような觊媒を䜿甚するこずは䟋えば西ドむ
ツ特蚱出願第2109273号明现曞によ぀お公知であ
る。この觊媒はシリカ、アルミナかこれらの混合
物に炭化氎玠マグネシりム、炭化氎玠ハロゲンマ
グネシりム、炭化氎玠アルミニりムや炭化氎玠ハ
ロゲンアルミニりム化合物ず、そしお特にチタン
やバナゞりムなどの遷移金属のハロゲン化合物の
過剰量ずを連続的に接觊させおなるものである。
さらに、西ドむツ特蚱出願第2543219号明现曞
によ぀お、シリカずマグネシりム化合物を接觊さ
せおから、反応生成物をチタン化合物及び又は
バナゞりム化合物ず反応させるず埗られる觊媒成
分も公知である。
たた、担䜓物質にアルミニりムハロゲン化合
物、有機マグネシりム化合物そしお四䟡のチタン
化合物及び又は最も高い原子䟡状態にある第
〜族に属する他の遷移金属の化合物をこの順序
で接觊しお埗た觊媒成分もオランダ特蚱出願第
7702323号明现曞によ぀お公知である。
さらに、150〜1000℃の枩床で䞍掻性なガス流
れ䞭シリカ担䜓及び無氎ハロゲン化マグネシりム
やマグネシりムアルコキシド化合物を䞀緒に流動
化させ、埗られた生成物にチタン化合物を配合し
お担持型チタンマグネシりム觊媒成分を補造す
る方法もたた西ドむツ特蚱出願第2457968号明现
曞及びオランダ特蚱出願第7608303号及び同第
7609030号の各明现曞によ぀お公知である。
これら觊媒成分すべおに぀いおいえるこずは、
いずれも特に埗られるポリマヌの分子量分垃、粒
床及び粒床分垃を別にすれば、最倧限の觊媒掻性
觊媒成分の掻性成分圓りのポリマヌ収率
を獲埗するこずを目的ずしおいる。
事実、䞊蚘觊媒成分を甚いればポリマヌの特性
を有利に改善できるけれども、問題の觊媒の掻性
はそれ皋でもないこずが刀぀た。たた、R.Spitz
etal.Eur.Pol.Journ.Vol.15pp441〜444によ぀
お、これら公知觊媒ぱチレンず炭玠原子数が
〜10の−アルケン特にヘキシレンずの共重合時
に倧きく掻性が䜎䞋し、そしおこの共重時にかな
りの量のポリマヌワツクス−これは反応噚内壁に
付着するため倧きな問題をもたらす−が生成する
こずが刀぀た。䞀方、無機担䜓物質を有機マグネ
シりム化合物の溶液ず䞀緒にし、次に埗られた反
応生成物を非還元性ふん囲気䞭300〜1000℃の枩
床で加熱した埌、該担䜓を皮かそれ以䞊のチタ
ン化合物又はその溶液ず䞀緒にしお䜜぀た觊媒成
分を甚いお皮かそれ以䞊の−アルケンを重合
するず、極めおすぐれたポリマヌ特性、粉特性及
び加工性をも぀−アルケンポリマヌが高収率で
補造できるこずが刀぀た。
本発明の新芏觊媒成分は炭玠原子数が〜の
−アルケンのポリマヌ、堎合によ぀おはこれず
10モル以䞋ずいう少量の炭玠原子数が〜の
他の−アルケン皮ずそれ以䞊ずのポリマヌ、
特に゚チレンポリマヌの補造に特に適しおいる。
党く予期しおいなか぀たこずだが、本発明によ
る新芏觊媒成分ぱチレンず、20モル以䞋の炭
玠原子数が〜12の−アルケン、奜たしくはヘ
キシレンかオクテンずの混合物の共重合にも適す
るこずが刀぀た。この堎合、ポリマヌをほずんど
反応噚内壁に付着させずに、線状の䜎密床ポリ゚
チレンが高収率で埗られる。
䞀般に炭玠原子数が〜12のアルケンの重合床
ぱチレンよりも䜎いこずは知られおいる。埓぀
お、゚チレンず所定モルの該アルケンずを共重
合させる堎合には、反応混合物に存圚させる該ア
ルケンの量をそれより倚く、時にはかなり倚くし
なければならない。圓業者ならばこの事実をよく
知぀おおり、たた倧した困難なく反応混合物䞭の
適正な割合を決定できるはずである。
出願人が調べたずころ、担䜓物質ずマグネシり
ム化合物ずの反応生成物をチタン化合物に接觊さ
せる前に加熱凊理するず、埗られる觊媒たたは觊
媒成分の特性がかなりの奜圱響を受けるこずが芋
出された。この理由ずしおは、この加熱凊理によ
り觊媒成分の掻性成分ず担䜓物質の結合が倉化
し、埗られる觊媒成分の特性が向䞊するものず考
えられるが、この考えに固執するわけではない。
本発明方法に䜿甚する担䜓ずしおは倚孔性の無
機担䜓䟋えば酞化物や塩が奜たしい。担䜓の性質
により觊媒の掻性及びポリマヌの特性が倉぀おく
る。担䜓は埮现に分散すべきである。
通垞、200Ό以䞊の粒子は適甚しない。担䜓物
質が倧き過ぎるず、䜙り奜たしくない結果が埗ら
れ、䟋えばかさ密床の䜎䞋が生じる。担䜓物質の
最適な粒床は実隓により簡単に決めるこずができ
る。平均粒床が100Ό未満の担䜓を䜿甚するのが
奜たしい。かなり埮现な担䜓物質を䜿甚できるけ
れども、珟実的な理由から少なくずも0.1Ό特に少
なくずも1Όの粒床をも぀担䜓を䜿甚するのが䞀
般的である。埮现な担䜓を䜿甚する堎合に埗られ
るポリマヌの粒床は䞀般に粗い担䜓を䜿甚した堎
合よりも小さい。所定の粒床を越えるずポリマヌ
粒床が小さくなるので、これから担䜓の最適な粒
床を決定するこずができる。
適圓な担䜓の䟋を挙げるず、シリカ、アルミ
ナ、混合シリカアルミナ、酞化ゞルコニりム、
酞化トリりムなどがある。これらの䞭では、シリ
カ、アルミナ及び混合シリカアルミナが奜たし
く、最適なのはシリカである。各皮の圢態でシリ
カが知られおいる。
䞀般に、担䜓の粒床分垃は觊媒の掻性に圱響を
及がさないが、ポリマヌ特にその自由流動性に圱
響を及がす。担䜓の粒床分垃はせたい方が望たし
い。ずいうのは、ポリマヌの粒床分垃もせたくな
るからである。
倚孔性の無機担䜓を䜿甚する堎合には、内郚倚
孔床の倧きい担䜓即ち粒子容積の倧郚分を现孔容
積が占める担䜓が奜たしい。ここで内郚倚孔床は
现孔容積の担䜓重量に察する比のこずであ぀お、
BET法ずしお知られおいる方法によ぀お求める
こずができるが、この方法はS.BrunauerP.
EmmettE.Teller”Journal of the American
Chemical Sociey”60pp209−3191938に蚘
茉されおいる。特に本発明では、0.6cm3以䞊
の内郚现孔床をも぀担䜓を適甚できる。䞀般に、
本発明の範囲内においお䜿甚される倚孔性担䜓は
50m2以䞊、通垞は150〜500m2皋床の比衚
面積をも぀、これら比衚面積はむギリス芏栌
BS4359Part1969で芏定された芏栌などを適
甚しお、BrunauerEmett及びTellerの前蚘方
法に埓぀お求めたものである。所望ならば、公知
方法に埓぀おフツ玠やチタンなどの他の成分を担
䜓に担持できるが、これは觊媒調補前埌のいずれ
においおも実斜できる。たた、所望ならば、觊媒
の掻性化時かその埌に化合物を適甚できる。
有機金属化合物は氎ず反応するので、担䜓は也
燥する必芁がある。しかし、極めお匷力な也燥は
必芁ないし、時には望たしくないこずもある。ず
いうのは、少量の湿分ならば有害ではないし、時
には觊媒掻性の向䞊に぀ながるこずもあるからで
ある。これは実隓によ぀お簡単に決めるこずがで
きる。しかし、担䜓に物理的に結合しおいる氎は
完党に陀去しなければならない。通垞、適圓な酞
化物担䜓は圓りのOH基の量ずしお求められ
る少量の化孊的結合氎を含んでいる。
䜿甚する倚孔性担䜓は、有機金属化合物に接觊
させる前に、熱凊理するのが有利である。この凊
理は100〜1000℃奜たしくは300〜800℃の枩床で
実斜する。担䜓の加熱枩床は、现孔容積及び比衚
面積が小さくなるこずを防ぐためには、担䜓物質
が焌結し始める枩床未満の枩床から遞択するのが
奜たしい。凊理圧力及び凊理ふん囲気は臚界的で
ないが、倧気圧及び䞍掻性ふん囲気䞭で行うのが
奜たしい。熱凊理の時間も臚界的ではないが、䞀
般には〜24時間である。
因みに、有機マグネシりム化合物ずは、マグネ
シりムゞヒドロカルビル化合物やマグネシりムア
ルコキシヒドロカルビル化合物などの少なくずも
ひず぀のマグネシりム炭玠結合をも぀マグネシ
りム化合物のこずである。
マグネシりム化合物ずしおはMgR2匏䞭は
炭玠原子数が〜30の同䞀又は異なる炭化氎玠基
を瀺すで瀺すこずのできる化合物が奜たしい。
によ぀お瀺される基はアルキル基、アリヌル
基、シクロアルキル基、アラルキル基、アルケニ
ル基及びアルカゞ゚ニル基であるが、奜たしくは
アルキル基かシクロアルキル基である。基はす
べお同䞀である必芁はない。
本発明の方法に奜適なマグネシりム化合物の䟋
には、ゞ゚チルマグネシりム、ゞプロピルマグネ
シりム、ゞむ゜プロピルマグネシりム、ゞブチル
マグネシりム、ゞむ゜ブチルマグネシりム、゚チ
ルブチルマグネシりムなどがあるが、ゞデシルマ
グネシりムなどやゞドデシルマグネシりム、そし
お炭玠原子数が〜12奜たしくは〜の同䞀か
異なるシクロアルキル基をも぀ゞシクロアルキル
マグネシりムも䜿甚できる。マグネシりムにはア
ルキル基及びシクロアルキル基が結合しおいおも
よい。芳銙族マグネシりム化合物のうちでは、特
にゞプニルマグネシりムを挙げおおく。奜適に
は、アルキル基の炭玠原子数が〜10特に〜10
のゞアルキルマグネシりムを甚いる。有機マグネ
シりム化合物はオランダ特蚱第139981号公報の方
法か無゚ヌテル溶液の補造に適する他の方法によ
れば䜜るこずができる。
觊媒成分を䜜るさい、有機マグネシりム化合物
は䞍掻性溶剀に溶解するのが奜たしい。
有機マグネシりム化合物を溶解するためには、
特にアルミニりムアルキル及びリチりムアルキル
化合物などの他の金属の錯䜓化有機化合物を䜿甚
するのが非垞に奜適である。
通垞、溶剀ずしおはガ゜リン、ケロシン、ガス
油や他の鉱油留分を始めずしお線状脂肪族炭化氎
玠や枝分れ脂肪族炭化氎玠䟋えばブタン、ペンタ
ン、ヘキサン、ヘプタンやこれらの混合物を䜿甚
するが、シクロペンタン、シクロヘキサン、メチ
ルシクロヘキサンなどの脂環匏化合物、及び芳銙
族炭化氎玠も䜿甚できる。工業的芏暡では脂肪族
炭化氎玠を䜿甚するのが奜たしい。
有機マグネシりム化合物の溶液は奜たしくは呚
囲枩床でかく拌しながら玄分〜時間無機物質
かこれの懞濁液に接觊させる。
必芁ならば真空䞋デカンテヌシペンか蒞発によ
぀お溶剀を分離する。
次に、担䜓物質ずマグネシりム化合物ずの反応
生成物を酞玠、空気、チツ玠、二酞化炭玠や垌ガ
スなどの非還元性ふん囲気䞭300〜1000℃の枩床
で加熱する。
加熱ふん囲気ずしおは酞玠か空気、酞玠分に富
んだ、あるいは酞玠分は少ないが酞化ふん囲気を
圢成する空気などの酞化ふん囲気を䜿甚するのが
奜たしい。
担䜓マグネシりム化合物を400〜800℃特に500
〜600℃の枩床で加熱するのが奜たしい。
加熱時間は数秒間から数10時間以䞊あればよい
が、枩床が500〜600℃ならば、䞀般に30分から
時間である。
最適な加熱時間は圓業者ならば所定の加熱枩床
に応じお倉぀おくる加熱時間を陀く条件を同䞀に
しお觊媒を䜜り、最終的な觊媒の重合特性を求め
るこずによ぀お簡単に決定できるはずである。
䜿甚する有機マグネシりム化合物がゞヒドロカ
ルビルマグネシりム化合物である堎合には、担䜓
ずこれに付着したマグネシりム化合物ずの反応生
成物を倱掻凊理しお、非還元性ふん囲気䞭で加熱
凊理する前にヒドロカルビル基を倱掻させるのが
有利である。
これは䟋えば担䜓ずマグネシりム化合物ずの反
応生成物を条件を調節しお酞玠たたは空気ず反応
させるか、あるいは担䜓ずマグネシりム化合物ず
の反応生成物をアルコヌルず反応させれば実斜で
きる。
非還元性ふん囲気䞭で加熱凊理しおから冷华し
た埌、担持マグネシりム化合物をチタン化合物ず
䞀緒にする。
本発明に䜿甚するのに奜適な化合物はハロゲン
化チタン、特に四塩化チタン、チタンアルコキシ
ドたたはチタンアルコキシハラむドである。
チタンは化合物の圢を取る堎合ほずんどがその
最も高い原子䟡状態で実質的に存圚する。チタン
化合物を䜿甚する堎合、䟋えば少量の䞉䟡のチタ
ンを存圚させるこずができる。混合物を䜿甚する
堎合、各混合成分には䞀般に制限はない。任意の
ハロゲン化物、アルコキシド、たたは混合化合物
を他のものず䞀緒に䜿甚できる。さらに、䞀般に
はそのたたの圢では䜿甚できないペり化チタンを
少量で他のチタン化合物に加えお䜿甚できるこず
も倚い。堎合によ぀おは、これがポリマヌ特性に
有利な䜜甚を及がすこずがある。
固䜓觊媒成分が0.5〜10重量のマグネシりム、
そしお0.5〜10重量のチタンを含むようにマグ
ネシりム化合物の量、そしおチタン化合物の量を
遞択する必芁がある。
マグネシりムずチタンのモル比は広い範囲内で
倉えるこずができる。この比は倧きくおもよい
が、マグネシりムの量が䜙りにも倚くなり過ぎる
ず、䞀般にこれずい぀た有利な点もない䞊に、経
枈的にみれば明らかに損である。埓぀お、このモ
ル比は通垞100未満であり、奜適なモル比は0.1
〜20、特に奜適なモル比は0.5〜10
である。
このようにしお埗られた固䜓觊媒成分を有機ア
ルミニりム化合物で掻性化するが、この堎合アル
ミニりムトリアルキル、ゞアルキルアルミニりム
ハラむド及びアルキルアルミニりムヒドリドから
なる矀から遞択したものを䜿甚するのが䞀般的で
ある。
アルキル基の代りに、皮かそれ以䞊の䞍飜和
炭化氎玠基をアルミニりムに結合させるこずもで
きる。アルミニりムトリアルキルを䜿甚するのが
奜たしい。本発明の觊媒系ぱチレンはいうたで
もなく、プロピレン、ブチレン、ペンテン、ヘキ
シレン、−メチルペンテン、そしお炭玠原子数
が少なくずもの他のα−アルケン、そしおこれ
ら混合物の重合に䜿甚できる。本発明の觊媒系は
たた皮かそれ以䞊のα−アルケンずポリ䞍飜和
化合物ずの共重合にも䜿甚できる。
堎合によ぀おは20モル以䞋ずいう少量の他の
−アルケンず䞀緒に゚チレンを重合するのが奜
適である。
䟋えば、分散剀が導入されおいる反応噚に、觊
媒を掻性化する有機アルミニりム化合物を導入す
るこずによ぀お重合はよく知られた方法で実斜で
きる。次に、予め䜜぀おおいた觊媒を通垞はチタ
ンの量が0.001〜10ミリモル奜適には0.01〜
ミリモルになるような量で添加する。それ
からガス状たたは液状のモノマヌを導入する。
モノマヌ混合物を䜿甚すれば、共重合䜓を補造
できるが、ポリ䞍飜和モノマヌも䜿甚できる。た
た、重合䞭にも、掻性化甚有機アルミニりム化合
物を添加できる。この添加は連続的に行うこずも
可胜であり、たた断続的に行うこずもできる。堎
合によ぀おは、重合前に掻性化を行わずに、重合
時にのみ掻性化を行぀おもよい。あるいは、この
逆でもよい。たた、掻性化を重合前ず重合䞭の䞡
者においおも実斜できる。重合をポリマヌの融点
未満の枩床で行うず、ポリマヌ懞濁液が埗られ
る。いうたでもなく、所望ならばポリマヌの溶液
が生成する枩床で重合を行うこずもできる。
觊媒の調補䞭に䜿甚する分散剀及び重合に䜿甚
する分散剀ずしおは、觊媒系に䞍掻性な液䜓なら
ばいかなるものでも䜿甚でき、䟋瀺すれば皮か
それ以䞊の飜和線状たたは枝分れ脂肪族炭化氎玠
䟋えばブタン、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、
ペンタメチルペンタン、たたは鉱油留分䟋えば䜎
沞点ガ゜リンたたは−ガ゜リンたたはナフサ、
ケロシン、ガス油、芳銙族炭化氎玠䟋えばベンれ
ンたたはトル゚ン、ハロゲン化脂肪族炭化氎玠た
たはハロゲン化芳銙族炭化氎玠䟋えばテトラクロ
ロ゚タンがある。重合は液状モノマヌ䞭でも、あ
るいは超過臚界流動盞モノマヌ䞭でも実斜でき
る。特に工業的芏暡で重合を行う堎合には溶剀ず
しお䜎䟡栌の脂肪族炭化氎玠かたたはこれらの混
合物を䜿甚するのが奜たしい。
重合により埗られたポリマヌ懞濁液は公知方法
で仕䞊げ凊理できるが、觊媒は觊媒残枣を適圓な
溶剀で抜出しおからたず倱掻凊理させる。しかし
ほずんどの堎合本発明の觊媒は非垞に掻性が高い
ので、ポリマヌに残぀おいる觊媒、特にチタンの
量は掗浄が必芁ない皋少量である。
重合は倧気圧䞋で連続的たたは断続的に実斜で
きるが、玄2000Kgcm2たでの高圧でも実斜でき
る。加圧䞋で重合を行うず、ポリマヌの収率を極
めお向䞊させるこずができる。これは極めお䜎い
觊媒残留濃床でポリマヌを補造するのに圹立぀。
〜100Kgcm2、特に10〜70Kgcm2の圧力で重合
するのが奜たしい。本発明の方法には既に知られ
おいる改倉を各皮加えるこずができる。䟋えば、
分子量は氎玠やこの目的のために普通䜿甚されお
いる他の倉性剀の添加によ぀お調節できる。重合
は䞊列な、たたは盎列の段階のいく぀かに分け、
所望に応じおこれら各段階で異なる觊媒組成物、
枩床、接觊時間、圧力、氎玠濃床などを適甚しお
実斜するこずも可胜である。䟋えば、ある段階で
䟋えば高分子量のポリマヌが埗られるような圧力
条件、枩床条件及び氎玠濃床条件などを遞択し、
そしお別な段階で䜎分子量のポリマヌが埗られる
ような条件を遞択すれば、いわゆるフロヌむンデ
ツクスの高い、分子量分垃の広い補品を埗るこず
ができる。
分子量分垃の広いポリマヌを補造するために
は、マグネシりムチタンのモル比の異なる觊媒
を䜿甚する段階以䞊の工皋で重合を行うず有利
である。本発明の觊媒を甚いるず、䟋えば別な觊
媒組成物に぀いおであるが、オランダ特蚱出願第
7103231号明现曞に蚘茉されおいる公知方法に埓
぀お気盞で、換蚀すれば分散剀の䞍存圚䞋で−
アルケンを重合できる。本発明を以䞋実斜䟋によ
り説明するが、本発明はこれら実斜䟋には限定さ
れないものである。
実斜䟋 也燥空気流れ䞭200℃で時間也燥したシリカ
むギリスのCrosfield補EP−10シリカ112を
400ml也性ヘプタン40mlに懞濁させた。ヘプタン
が埮量のアルキルを含むたで、この懞濁液にゞ−
−ブチルマグネシりムの0.35モル溶液を滎䞋し
た。添加できたマグネシりム溶液の量は600mlで
あ぀た。也性ヘプタンで掗浄するこずによ぀お遊
離アルキル残枣を取陀いた。ヘプタンの回収埌、
埗られた生成物を泚意しながら空気に暎露しおそ
の結合アルキル基を倱掻させた。
このようにしおマグネシりムが被芆された
SiO230を也燥空気流れ空気7.5Nl時間䞭
550℃で時間焌成した。冷华埌、空気を也燥チ
ツ玠に眮換えた。焌成粉を100mlヘプタンに懞濁
させた。玔粋なTiCl425mlを添加した埌、溶液を
さらに時間かく拌しながら還流させた。冷华
埌、ろ液からTiがなくなるたで、ろ過によ぀お
懞濁液を分離し、也性ヘプタンで掗浄した。粉末
を真空也燥した。也燥粉末を元玠分析したずこ
ろ、觊媒が3.3重量のマグネシりム及び3.5重量
のチタンを含んでいたこずが刀぀た。
比范䟋  実斜䟋の方法ず同様にしお、シリカ30
EP−10にゞ−ブチルマグネシりムを付
着させた。デカンテヌシペン及び也性ヘプタン懞
濁を䜕床も行぀お過剰のゞブチルマグネシりムを
取陀いた。最埌に、ゞブチルマグネシりムで被芆
されたシリカを玄100mlヘプタンに懞濁させた。
かく拌しながら、垌釈しおいないTiCl425mlを滎
䞋し、そしお還流冷华しながら、懞濁液を沞隰さ
せた。ヘプタンをデカンテヌシペンし、含浞シリ
カをヘプタンで掗浄し、真空也燥した。也燥シリ
カは3.1のマグネシりム及び2.7のチタンを含
んでいた。
参考䟋  かく拌機付反応噚に也性む゜ブタン
1.2Kgを導入する。反応噚の䞭味を91℃に䞊げお
から、党力が27バヌルになるたで氎玠2.8バヌ
ル、次に゚チレンを匷制的に送入する。重合媒
䜓䞭のアルミニりム量が25ppmになるたで、トリ
゚チルアルミニりムTEAを加える。最埌に、
実斜䟋の觊媒85mgを加える。゚チレンを反応噚
に匷制的に送぀お反応噚内の党圧を䞀定に保ちな
がら重合を155分間行う。重合の間、91℃に反応
噚の䞭味を維持する。
ポリ゚チレン収率はTi1に぀き334000であ
る。埗られたポリ゚チレンの密床は961Kgm3で、
メルトむンデツクスASTM D1238は8.74で
ある。
比范䟋  かく拌機付反応噚に1.2Kgの也性む゜
ブタンを導入する。反応噚の䞭味を90℃の枩床に
䞊げおから、党圧が34バヌルになるたで、氎玠
バヌル、次に゚チレンを匷制的に送入する。
それから、重合媒䜓のアルミニりム量が25ppmに
なるたで、トリ゚チルアルミニりムTEAを
加える。最埌に、比范䟋に蚘茉した觊媒190mg
を加える。反応噚に゚チレンを匷制的に送入しお
反応噚内の党圧を䞀定に保ちながら120分間重合
を行う。重合の間、反応噚の䞭味を90℃に維持す
る。
ポリマヌ収率はTi1に぀き59700である。
参考䟋  ゚チレンずヘキシレンの共重合 かく拌機付反応噚に1.2Kgの也性む゜
ブタンず300の也性−ヘキシレンを導入する。
反応噚の䞭味を90℃の枩床に䞊げおから、党圧が
25バヌルになるたで、反応噚を1.5バヌルで氎玠
により加圧し、次に゚チレンにより加圧する。重
合媒䜓のアルミニりム量が25ppmになるたでトリ
゚チルアルミニりムTEAを加える。最埌に、
実斜䟋の觊媒136mgを加える。反応噚に゚チレ
ンを匷制送入しお反応噚内の党圧を䞀定に保ちな
がら140分間重合を行う。重合の間、反応噚の䞭
味を90℃に保持する。この重合詊隓を連続的に行
぀おも、反応噚内壁にポリマヌは付着しなか぀
た。
共重合䜓の収率はチタンに぀き220000で
ある。
たた、この共重合䜓の密床及びメルトむンデツ
クスASTM D1238はそれぞれ927Kgm3及
び0.85である。
参考䟋  かく拌機付反応噚に1.2Kgの也性む゜
ブタン及び470の也性−ヘキシレンを導入す
る。反応噚の䞭味を85℃の枩床に䞊げおから、党
圧が20バヌルになるたで氎玠0.8バヌル、次に
゚チレンを反応噚に匷制的に送入する。次に、重
合媒䜓のアルミニりム量が250ppmになるたでト
リ゚チルアルミニりムTEAを加える。最埌
に、ゞブチルマグネシりムの代りに゚チルブチル
マグネシりムを䜿甚する以倖は実斜䟋ず同じ方
法で埗た觊媒129mgを加える。このようにした埗
た觊媒は4.3重量のチタン及び3.5重量のマグ
ネシりムを含んでいた。゚チレンを匷制送入しお
反応噚内の党圧を䞀定に保ちながら、65分間重合
を行う。重合の間䞭、反応噚の䞭味を85℃に維持
する。この重合詊隓を連続的に行぀た埌でも、反
応噚内壁にはポリマヌは付着しなか぀た。共重合
䜓の収率LLDPEはチタンに぀き155000
である。この共重合䜓の密床及びメルトフロヌ
むンデツクスASTMD1238はそれぞれ920
Kgm3及び3.2である。
【図面の簡単な説明】
第図は本発明による觊媒成分の調補工皋を瀺
すフロヌチダヌト図である。

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  䞍掻性の無機担䜓を有機マグネシりム化合物
    ず、次いで遷移金属のチタン化合物皮以䞊ず連
    続的に接觊させるこずにより、チタン及びマグネ
    シりムを含む、アルケン重合甚の觊媒成分を補造
    する方法においお、䞍掻性の無機担䜓物質を有機
    マグネシりム化合物の溶液ず䞀緒にし、埗られた
    反応生成物を非還元性ふん囲気䞭で300〜1000℃
    の枩床で加熱し、次いでこのように凊理した担䜓
    をチタン化合物又はその溶液ず䞀緒にするこずを
    特城ずするチタン及びマグネシりムを含む、アル
    ケン重合甚の觊媒成分の補造方法。  䜿甚する担䜓物質が埮现に分散した也燥倚孔
    性シリカ、アルミナ又はこれらの混合物である特
    蚱請求の範囲第項蚘茉の方法。  MgR2は炭玠原子数が〜30の同䞀又は
    異なる炭化氎玠基であるで瀺される有機マグネ
    シりム化合物を䜿甚する特蚱請求の範囲第項又
    は第項蚘茉の方法。  䜿甚する有機マグネシりム化合物がゞアルキ
    ルマグネシりムであり、そのアルキル基は同䞀又
    は異な぀おいおもよく、〜10個の炭玠原子を有
    する特蚱請求の範囲第項から第項たでのいず
    れか項蚘茉の方法。  䜿甚するチタン化合物がチタンのハラ
    むド、アルコキシドたたはアルコキシハラむドで
    ある特蚱請求の範囲第項から第項たでのいず
    れか項蚘茉の方法。  䜿甚するチタン化合物が四塩化チタンである
    特蚱請求の範囲第項から第項たでのいずれか
    項蚘茉の方法。  埗られる觊媒成分が0.5〜10重量のマグネ
    シりムを含む特蚱請求の範囲第項から第項た
    でのいずれか項蚘茉の方法。  埗られる觊媒成分が0.5〜10重量のチタン
    を含む特蚱請求の範囲第項から第項たでのい
    ずれか項蚘茉の方法。  担䜓に担持されたマグネシりムず、担䜓にに
    担持されたチタンずのモル比が0.1〜20
    である特蚱請求の範囲第項から第項たでのい
    ずれか項蚘茉の方法。
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