JPS5836953Y2 - 低温地下式タンク - Google Patents
低温地下式タンクInfo
- Publication number
- JPS5836953Y2 JPS5836953Y2 JP16823879U JP16823879U JPS5836953Y2 JP S5836953 Y2 JPS5836953 Y2 JP S5836953Y2 JP 16823879 U JP16823879 U JP 16823879U JP 16823879 U JP16823879 U JP 16823879U JP S5836953 Y2 JPS5836953 Y2 JP S5836953Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bottom plate
- side wall
- tank
- joint
- steel plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はタンク側壁とタンク底版とを分離した構造の
コンクリート製低温猷下式タンクに関するものである。
コンクリート製低温猷下式タンクに関するものである。
ＬＮＧ、ＬＰＧ等のコンクリート製低震地下式タンクは
、タンク側壁とタンク底板とな一体にした構造にすると
、タンク内外の温度差によるタンク側壁とタンク底版の
変形によって、側壁と底版の接合コーナ一部に過度の応
力が集中するので。
、タンク側壁とタンク底板とな一体にした構造にすると
、タンク内外の温度差によるタンク側壁とタンク底版の
変形によって、側壁と底版の接合コーナ一部に過度の応
力が集中するので。
この応力集中を防止するために、従来第１図に示すよう
にタンク本体１をタンク側壁２とタンク底版３とに分離
した構造としている。
にタンク本体１をタンク側壁２とタンク底版３とに分離
した構造としている。
またタンク本体１内には低温液体の注入、排出の際のタ
ンク本体１の膨張、収縮に耐えられるように伸縮部を有
した液密用のメンブレン６な断熱材５な介して内張して
あり、一方タンク本体１上部には底面に断熱材を敷設し
た屋根４が設けられている。
ンク本体１の膨張、収縮に耐えられるように伸縮部を有
した液密用のメンブレン６な断熱材５な介して内張して
あり、一方タンク本体１上部には底面に断熱材を敷設し
た屋根４が設けられている。
ところで、タンク底版３にタンク側壁２０重量、貯液重
量及び環上圧等を考慮して設計されているが１時により
タンク底版３が沈下してタンク側壁との継目部に段差が
生ずることがある。
量及び環上圧等を考慮して設計されているが１時により
タンク底版３が沈下してタンク側壁との継目部に段差が
生ずることがある。
この段差が大きくなり、断熱材５．メンブレン６ｖｃ段
差が生じると、メンブレン６の面外強度は弱いので、極
端の場合にはメンブレン６の破断事故等が考えられる。
差が生じると、メンブレン６の面外強度は弱いので、極
端の場合にはメンブレン６の破断事故等が考えられる。
そこで従来側壁２と底版３との継目部に鉄筋によるヒン
ジな設は段差がメンブレン６に及ぼす影響を緩和する方
法がとられていたが、最近のようにタンク底版３が厚く
、大きくなると、この方法はコンクリート施工上または
価格上程々の問題があり実施困難な実情であった。
ジな設は段差がメンブレン６に及ぼす影響を緩和する方
法がとられていたが、最近のようにタンク底版３が厚く
、大きくなると、この方法はコンクリート施工上または
価格上程々の問題があり実施困難な実情であった。
この考案は、上述の問題点を解消するためになされたも
のであって、その目的はタンク側壁とタンク底版との継
目部に生ずる段差がメンブレンに及ばす影響を、施工性
が容易で且つ低価格で緩和できるようにして安全性の白
土を図った低温地下式タンクな提供しようとするもので
ある。
のであって、その目的はタンク側壁とタンク底版との継
目部に生ずる段差がメンブレンに及ばす影響を、施工性
が容易で且つ低価格で緩和できるようにして安全性の白
土を図った低温地下式タンクな提供しようとするもので
ある。
以下にこの考案の一実施例を第２図〜第５図ａ。
ｂな参照しながら説明する。
この考案の低温地下式タンクはタンク底版３と側壁２下
端部の内方突出環状部２ａとの接合上面部に後述する継
手鋼板８設置用の段落面３ｂ、２ｂ’＆形成し、この段
落面３ｂ、２ｂ上に継手鋼板８な底版３と環状部２ａと
の継目部９に沿って互に隣接するように配設して構成さ
れている。
端部の内方突出環状部２ａとの接合上面部に後述する継
手鋼板８設置用の段落面３ｂ、２ｂ’＆形成し、この段
落面３ｂ、２ｂ上に継手鋼板８な底版３と環状部２ａと
の継目部９に沿って互に隣接するように配設して構成さ
れている。
前述の継手鋼板８は、側壁環状部２ａと底版３とを面一
に接続すると共に、環状部２ａと底版３との間に段差が
生じたとき。
に接続すると共に、環状部２ａと底版３との間に段差が
生じたとき。
それに追従して容易に傾動しうるように両端下面部に断
面半円状の支点７，７を設けた耐低温用鋼板で構成され
ている。
面半円状の支点７，７を設けた耐低温用鋼板で構成され
ている。
また前記の段落面３ｂ。２ｂには継手鋼板８の支点７，
７の位置に対応して支点受材１０．１０が埋設されてい
る。
７の位置に対応して支点受材１０．１０が埋設されてい
る。
またこの継手鋼板８の上面に内張すされる断熱材５ａは
底版３及び環状部２ａ上の断熱材５とは縁を切って、継
手鋼板８と同じ大きさとされ、また断熱材５．５ａに固
定されるメンブレン６には継手鋼板８の外形に対応しよ
位置に放射方向の伸縮部６ｂ及び環状継目部９に並行し
た円周方向の伸縮部６ａが設けられている。
底版３及び環状部２ａ上の断熱材５とは縁を切って、継
手鋼板８と同じ大きさとされ、また断熱材５．５ａに固
定されるメンブレン６には継手鋼板８の外形に対応しよ
位置に放射方向の伸縮部６ｂ及び環状継目部９に並行し
た円周方向の伸縮部６ａが設けられている。
而して、タンク底版３と側壁環状部２ａとに段差が無い
新設時の状態で第５図ａに示すようにそれぞれの段落面
３ｂ、２ｂ上に、その端面から１１の距離で相互の間隔
な１２とした支点７，７な有する継手鋼板８をタンク底
版３と側壁環状部２ａと面一に配設しておくと、タンク
使用中に底版３が沈下して、第５図すに示すように底版
３と側壁環状部２ａとの間に段差りが生じても、継手鋼
板８は断面半円状の支点７，７な支点として傾斜して、
継手鋼板８端部と底版３及び側壁環状部２ｂとの間には
わずかな段差Ｊｈｔか生じない。
新設時の状態で第５図ａに示すようにそれぞれの段落面
３ｂ、２ｂ上に、その端面から１１の距離で相互の間隔
な１２とした支点７，７な有する継手鋼板８をタンク底
版３と側壁環状部２ａと面一に配設しておくと、タンク
使用中に底版３が沈下して、第５図すに示すように底版
３と側壁環状部２ａとの間に段差りが生じても、継手鋼
板８は断面半円状の支点７，７な支点として傾斜して、
継手鋼板８端部と底版３及び側壁環状部２ｂとの間には
わずかな段差Ｊｈｔか生じない。
ここでＪｈとｈとの関係はＪｈ−１１／１２×ｈであり
、支点７を継手鋼板８０両端に近づけて１１な小さくす
るほど、Ｊｈは小さくすることができる。
、支点７を継手鋼板８０両端に近づけて１１な小さくす
るほど、Ｊｈは小さくすることができる。
従って、継手鋼板８及びタンク内に内張すした断熱材５
ａ、５の継目部（第２図参照）においても段差はわずか
であるので、メンブレン６に及ぼす影響は緩和される。
ａ、５の継目部（第２図参照）においても段差はわずか
であるので、メンブレン６に及ぼす影響は緩和される。
しかもメンブレン６には伸縮部６ａが設けられているの
で、わずかな段差はこの伸縮部６ａで吸収することがで
きる。
で、わずかな段差はこの伸縮部６ａで吸収することがで
きる。
またもし隣接する継目鋼板８相互間にわずかな段差が生
じたとしても同様に伸縮部６ｂで吸収することができる
。
じたとしても同様に伸縮部６ｂで吸収することができる
。
この考案の低温式地下タンクは、上記のようなものであ
るから１次に示すような効果を得ることができる。
るから１次に示すような効果を得ることができる。
１）継手鋼板は工場製作が可能であり、現場施工は底版
と側壁環状部の継手鋼板設置用の段落面の形成だゆであ
るので、施工は容易で且つ質相も安い。
と側壁環状部の継手鋼板設置用の段落面の形成だゆであ
るので、施工は容易で且つ質相も安い。
２）底版と側壁環状部に段差が生じても、継目部に沿っ
て隣接して配設した継手鋼板の傾斜によって段差が緩和
されるので、メンブレンに及ぼす影響を小さくして、低
温地下式タンクの安全性な向上することができる。
て隣接して配設した継手鋼板の傾斜によって段差が緩和
されるので、メンブレンに及ぼす影響を小さくして、低
温地下式タンクの安全性な向上することができる。
第１図は低温地下式タンクの概略説明図、第２図はこの
考案の低温地下式タンクの一実施例を示す継手鋼板配設
状態の要部縦断面図、第３図は第２図の■−■線矢視平
面図、第４図は第３図の■−ＩＶ線矢視断面図、第５図
ａ、ｂは同じく底版と側壁環状部との間に段差が発生し
たときの状況を新設時と対比して示した継手鋼板の作用
説明図である。 １・・・・・・分離型タンク本体、２・・・・・・タン
ク側壁、２ａ・・・・・・タンク側壁の内方突出環状部
、２ｂ・・・・・・側壁環状部の段落而、３・・・・・
・タンク底版、 ３ｂ・・・・・・底版の段落而、５，
５ａ・・・・・・断熱材、６・・・・・・メンブレン
６ａ 、 ６ｂ・・・・・・伸縮部、７・・・・・・継
手鋼板の支点、８・・・・・・継手鋼板、９・・・・・
・底版と側壁環状部の継目部。
考案の低温地下式タンクの一実施例を示す継手鋼板配設
状態の要部縦断面図、第３図は第２図の■−■線矢視平
面図、第４図は第３図の■−ＩＶ線矢視断面図、第５図
ａ、ｂは同じく底版と側壁環状部との間に段差が発生し
たときの状況を新設時と対比して示した継手鋼板の作用
説明図である。 １・・・・・・分離型タンク本体、２・・・・・・タン
ク側壁、２ａ・・・・・・タンク側壁の内方突出環状部
、２ｂ・・・・・・側壁環状部の段落而、３・・・・・
・タンク底版、 ３ｂ・・・・・・底版の段落而、５，
５ａ・・・・・・断熱材、６・・・・・・メンブレン
６ａ 、 ６ｂ・・・・・・伸縮部、７・・・・・・継
手鋼板の支点、８・・・・・・継手鋼板、９・・・・・
・底版と側壁環状部の継目部。
Claims (1)
- タンク側壁と底版の内外温度差による側壁と底版の接合
コーナ一部の応力集中を防止するために前記側壁とタン
ク底版とを分離し、その分離型タンク本体内に伸縮部を
有した液密用のメンブレンを断熱材を介して内張すした
コンクリート製の低温地下式タンクにおいて、上記タン
ク底版と側壁下端部の内方突出環状部との接合上面部に
継手鋼板設置用の段落面を形成し、この段落面上に上記
側壁環状部と底版とを面一に接続する両端下面部に支点
な有した適宜長さの継手鋼板な継目部に沿って互ｖｃ＠
接するように配設してなる低温地下式
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16823879U JPS5836953Y2 (ja) | 1979-12-05 | 1979-12-05 | 低温地下式タンク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16823879U JPS5836953Y2 (ja) | 1979-12-05 | 1979-12-05 | 低温地下式タンク |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5685798U JPS5685798U (ja) | 1981-07-09 |
| JPS5836953Y2 true JPS5836953Y2 (ja) | 1983-08-19 |
Family
ID=29679059
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16823879U Expired JPS5836953Y2 (ja) | 1979-12-05 | 1979-12-05 | 低温地下式タンク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5836953Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-12-05 JP JP16823879U patent/JPS5836953Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5685798U (ja) | 1981-07-09 |
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