JPS5836742B2 - 電力ケ−ブルの事故点探知方法 - Google Patents

電力ケ−ブルの事故点探知方法

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JPS5836742B2
JPS5836742B2 JP13708076A JP13708076A JPS5836742B2 JP S5836742 B2 JPS5836742 B2 JP S5836742B2 JP 13708076 A JP13708076 A JP 13708076A JP 13708076 A JP13708076 A JP 13708076A JP S5836742 B2 JPS5836742 B2 JP S5836742B2
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JP
Japan
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bridge
power supply
galvanometer
fault point
point
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忠晴 中山
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
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Priority to DE2750386A priority patent/DE2750386C2/de
Priority to FR7733878A priority patent/FR2370985A1/fr
Priority to IT69549/77A priority patent/IT1091461B/it
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電力ケーブルの事故点探知方法に関するもので
ある。
電力ケーブルの事故点探知方法として採用されているマ
ーレーループ法等のケーブル端末に於いて事故点を測定
するものは、事故点抵抗が高抵抗であるときは、この高
抵抗に対する対応策が必要となることがある。
例えば第1図に示す如く、電力ケーブル線路の事故区間
の一方のケーブル端末に於いて、事故点3を有する事故
ケーブルの導体2と復線としての健全ケーブルの導体4
との間に例えばリード線5,5′の電流リード端子L1
,L2を介して比例抵抗辺1を接続し、他方のケーブル
端末に於いてその事故ケーブルの導体2と健全ケーブル
の導体4とを接続してブリッジを形成し、そして可変抵
抗辺1の固定端子間にリード線線5,5′の電圧端子P
i)P2を介して検流計6を接続し且つ比例抵抗辺1の
可動端子Bの摺動点QとアースE(或は図示してない事
故ケーブルの金属遮蔽層)との間に直流電源7により直
流電圧を印加した状態とし、この状態で比例抵抗辺1の
可動端子Bの摺動点Qを、検流計6の指針の振れを見な
がら調整し、ブリッジ比を測定することで事故点3を探
知するマーレーループ法の場合、直流電源7からブリッ
ジに流れる電流ibはib=20〜100mA程度なけ
れば検流計6の指針が感度良く振れないのが一般的なの
で、事故点3の抵抗Xが高いときにはブリッジの比例抵
抗辺1の調整が困難である。
その為事故点3の抵抗Xが高いときには直流電源7の電
圧を高圧のものとすることが望まれ、例えばブリッジに
供給する電流を5 0 m Aにすることにより、所定
の検流計の感度が得られる場合、事故点抵抗XがIOO
KΩであると、直流電源7が必要とする電圧EはE=5
0X100=50001ylとなり、このような高電圧
は操作上極めて危険となる。
若し、直流電源7として高電圧整流電源設備を準備する
とするならば、重量、寸法が大きく運搬が困難であり、
しかも測定現場に交流電源が無ければならないことにな
り、又電池を利用すると、高電圧電池は電流容量が小さ
いので直ぐ消耗するだけでなく高価格である難点がある
更に電圧感度良好で内部抵抗が低い理想的な検流計は入
手困難であるから、実際には事故点3に適当な電流を流
し、事故点3に炭化物を生成させて事故点抵抗Xを低下
させる焼或作業によってその事故点抵抗Xを1OKΩ以
下にした後、事故点3の探知を行なうことになるので、
事故点3の探知に長時間を要し、しかも焼成によって原
形をとどめない事故点状況となり、そのような状態では
破壊原因の解明が不可能となる。
そこで第1図に於いて、検流計6を接続しているリード
線5,5′の電圧リード端子P,,P2間即ち可変抵抗
辺1の固定端子間にその検流計6の代りに直流電源を接
続し、直流電源7を接続している比例抵抗辺1の可動端
子BとアースE間にその直流電源Tに代えて検流計を接
続して、所謂インバーテツド形ブリッジを形成すること
により、事故点抵抗Xが高い場合に直流電源の電圧が低
圧のままでも検流計の指針が振れることになって事故点
3を探知できるようにした手段が提案された。
しかしながら、事故点3は浸水等の為に局部電池を形成
していることが多く、そしてその局部電池を形威してい
ると、その局部電池に基づく電流がブリッジ電源の投入
前に検流計へ流れて検流計の指針が振り切れてしまうの
で、肝腎のブリッジ操作を行なうことができず、従って
、事故点を探知することが実際には不可能なものである
本発明の目的は事故点に於ける前述の如き局部電池に基
づく電流を打消することにより、安全且つ短時間に事故
点を探知し得る事故点探知方法を提供することにある。
以下実施例について詳細に説明する。
第2図は本発明の実施例の事故点探知方法の説明図であ
り、同図に示すように直流電源8,8′を直列に接続し
、その直列接続の中間電位点Zと一方の端子を接続した
検流計6aの他方の端子に可変抵抗10の可変端子を接
続し、又直流電源8,8′と可変抵抗10との間に於け
るその直流電源8のプラス側に開閉器11と抵抗9とを
接続し、その直流電源8′のマイナス側に開閉器11′
と抵抗9′とを接続して直流電源装置を形戒する。
なお、開閉器1 1 , 1 1’は連動で開閉される
ものであり、又抵抗9,9′は直流電源装置の出力電圧
を制限し、且つその内部抵抗を調整するものである。
又開閉器11,I1’は図示の位置に限らず抵抗9と可
変抵抗10との間及び抵抗9′と可変抵抗10との間の
それぞれとしてもよいものである。
又第1図と同一符号は同一部分を示す。
上述したような直流電源装置を並列に接続した検流計6
aを摺動比例抵抗辺1の可動端子Bの摺動点Qとアース
E(或は図示してない事故ケーブルの金属遮蔽層)との
間に接続し、且つ可変抵抗辺1の固定端子間即ちリード
線5,5′の電圧リード端子Pi j P2間に直流電
源7′により直流電圧を印加するものである。
その為、連動の開閉器11,11′が開いているとき、
事故点3に於ける局部電池に基づく地電流igにより検
流計6aの指針が振り切れていても、開閉器11,11
’を閉じて可変抵抗10の可変端子の摺動点Yを調整す
ることにより検流計6aの指針を盤面中央(±0)の位
置に来るように補正することができる。
即ち、開閉器11,11’を閉じると、地電流igは直
流電源装置に一部分流され、残りの電流戒分i g/だ
け検流計6aに流れようとするが、直流電源装置の出力
電流ipはブリッジに一部分流され、残りの電流成分i
p′だけ地電流igの残りの電流成分ig′を打消す方
向に流れようとする為、可変抵抗10の調整によりip
←一ig′にすれば地電流igによる影響を検流計6a
が受けなくなることによるものである。
従って、ブリッジ操作を行なう態勢が完了されるので、
直流電源7′を抵抗比例辺1の固定端子間に投入すれば
、その抵抗比例辺1の摺動点Qの調整により事故点3を
探知することができることになるものである。
又検流計6aの指針を零にするときは絶対零とする必要
はなく、少々ずれていても、そのずれた位置を目標の零
としてブリッジのバランスをとることは勿論可能なこと
である。
又直線電源7′からブリッジに供給される電流は、事故
ケーブルの導体2と健全ケーブルの導体4とからなる往
復導体の抵抗が通常は極めて低いので大電流値となり、
ほとんどその直流電源7′の内部抵抗で定まる短絡電流
に近いものとなるので、図には示してないが、直流電源
7′と直列に可変抵抗と電流計とを入れて、その電流計
により電流値を監視しながら、直流電源7′の電流を制
御するのが好適である。
従ってブリッジの検出感度をあげるのには電源電圧を上
昇させることに意味がなく、検流計6aの電流感度を上
昇させればよいことになる。
又直流電源7′に供するものとして、例えば平角3号程
度の1.5■の電池を1個用いるとよいものである。
なお第2図では最も良く知られているマーレーブリッジ
の場合を例示したが、本発明はバーレーブリッジその他
これらのブリッジの小変形の倒れに対しても適用し得る
ものであり、要は在来のブリッジで検流計を接続すべき
箇所に電源を接続し、電源を接続すべき箇所に検流計を
接続する所謂インパーティツド形ブリッジに適用可能な
ものである。
以上説明したように本発明は事故ケーブルの導体と健全
ケーブルの導体等の復線との間に可変抵抗辺を接続して
ブリッジを形成し、そのブリッジとアース間又はそのブ
リッジと事故ケーブルの金属遮蔽層間に事故点に於ける
局部電池に基づく電流を打消す直流電源装置と検流計と
を並列に接続し、且つブリッジの可変抵抗辺の固定端子
間に直流電圧を印加するものであるから、ブリッジ電源
として低圧直流電源を適用することができ、また検流計
の指針の振れに応じて可変抵抗辺の調整が常に可能のも
のである。
更に、本発明によれば、事故点の抵抗が高抵抗であって
も操作上極めて危険且つ容易に得ることが困難な高圧直
流電源が不要であり、また事故点を焼戒する必要がない
ことから、安全且つ短時間に事故点を探知することがで
きることになる。
また、検流計電流は打ち消しても局部電池からブリッジ
回路には電流は流れるので、さしてエネルギーの無い局
部電池から電流を流すことになり、化成作用と相俟って
その値は減少安定化の方向に向い、更に準備しなければ
ならない打ち消し電圧も局部電池電圧そのものでなく事
故点抵抗で大部分がドロツプしたその残りの極めて小さ
な電圧で良くなる。
即ち、精密な打ち消し操作を安定した条件下で行なえる
利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の事故点探知方法の説明図、第2図は本発
明の実施例の事故点探知方法の説明図である。 1は可変抵抗辺、2は事故電力ケーブルの導体、3は事
故点、4は健全ケーブルの導体、5,5′はリード線、
6,6aは検流計、7,7′は直流電源、8,8′は電
池、9,9′は抵抗、10は可変抵抗、11,11’は
開閉器である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 事故電力ケーブルの導体端部と一方の固定端子を接
    続した可変抵抗辺の他方の固定端子を健全電力ケーブル
    の導体等の復線の端部と接続してブリッジを形成し、そ
    のブリッジとアース間又はそのブリッジと事故電力ケー
    ブルの金属遮蔽層との間に検流計を接続し、且つ前記可
    変抵抗辺の固定端子間に直流電圧を印加し、前記検流計
    の指針の振れに応じて前記可変抵抗辺を調整することに
    より事故点を探知する方法に於いて、直列に接続された
    2個の直流電源と開閉器と可変抵抗と前記可変抵抗に連
    動する開閉器とをその順序で直列に接続して閉ループ回
    路を構成し且つ前記2個の直流電源相互間の接続点及び
    前記可変抵抗の可変端子を出力端子とする直流電源装置
    を前記検流計と並列に接続し、該直流電源装置により事
    故点に於ける局部電池に基づく電流を打ち消すようにし
    たことを特徴とする電力ケーブルの事故点探知方法。
JP13708076A 1976-11-13 1976-11-13 電力ケ−ブルの事故点探知方法 Expired JPS5836742B2 (ja)

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JP13708076A JPS5836742B2 (ja) 1976-11-13 1976-11-13 電力ケ−ブルの事故点探知方法
AU30231/77A AU512200B2 (en) 1976-11-13 1977-11-01 Cable fault locating apparatus
GB45620/77A GB1550550A (en) 1976-11-13 1977-11-02 Cable fault locating apparatus
DE2750386A DE2750386C2 (de) 1976-11-13 1977-11-10 Vorrichtung zur Fehlerortung in Kabeln
FR7733878A FR2370985A1 (fr) 1976-11-13 1977-11-10 Dispositif pour localiser les defauts dans les cables electriques
IT69549/77A IT1091461B (it) 1976-11-13 1977-11-11 Apparecchio per la localizzazione dei guasti nei cavi elettrici
US05/851,564 US4161688A (en) 1976-11-13 1977-11-14 Cable fault locating apparatus having an earth current canceller

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JPS5361080A JPS5361080A (en) 1978-06-01
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JPS5361080A (en) 1978-06-01

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