JPH11304870A - 計器用変流器の三次巻線極性確認方法およびそれを用いた地絡保護継電装置の試験方法 - Google Patents

計器用変流器の三次巻線極性確認方法およびそれを用いた地絡保護継電装置の試験方法

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JPH11304870A
JPH11304870A JP10125423A JP12542398A JPH11304870A JP H11304870 A JPH11304870 A JP H11304870A JP 10125423 A JP10125423 A JP 10125423A JP 12542398 A JP12542398 A JP 12542398A JP H11304870 A JPH11304870 A JP H11304870A
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英樹 内山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 三次巻線付き計器用変流器の三次巻線の極性
確認を、一次巻線を使用しないで二次巻線を使用して行
うことができる計器用変流器の三次巻線極性確認方法お
よびそれを用いた地絡保護継電装置の試験方法を得るこ
とである。 【解決手段】 三次巻線付き計器用変流器の二次巻線4
に電流発生器7から試験用の電流を供給し、計器用変流
器の二次巻線4に流れる電流を二次巻線電流計11で測
定すると共に、計器用変流器の三次巻線5に流れる電流
を三次巻線電流計10で測定する。また、二次巻線4に
流れる電流と三次巻線5に流れる電流との位相差を位相
計9で検出する。これらの測定結果に基づいて、電流の
変流比および極性の確認を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、三次巻線付き計器
用変流器の三次巻線の極性確認を行うための計器用変流
器の三次巻線極性確認方法およびそれを用いた地絡保護
継電装置の試験方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、計器用変流器は一次巻線と二次
巻線とを有し、制御や監視に必要な電力系統の電流を一
次巻線から二次巻線に取り出し、その二次巻線により取
り出された電流を監視制御に使用するようにしている。
この場合、さらに三次巻線が設けられた三次巻線付き計
器用変流器があり、三次巻線付き計器用変流器では、そ
の三次巻線から保護継電装置に入力する電気量を得るよ
うにしている。この接続を誤ると保護継電装置の誤動作
が生じることになるので、極性試験が必要である。
【0003】図4は、従来の三次巻線付き計器用変流器
の三次巻線の極性確認方法の説明図である。三次巻線付
き計器用変流器における二次巻線および三次巻線の極性
試験は、一次巻線に対して実施される。
【0004】図4(a)は、三次巻線の極性確認方法の
うちのキック法を示したものであり、このキック法は計
器用変流器CTの一次巻線1にスイッチ2とバッテリー
3とを組み合わせた試験回路を接続し、計器用変流器C
Tの二次巻線4は開路としておく。そして、スイッチ2
を開閉した場合の計器用変流器CTの三次巻線5に発生
する起電力の方向を直流電圧計6にて測定する。これに
より、一次巻線1に対する三次巻線5の極性を確認する
ようにしている。
【0005】また、図4(b)は、三次巻線の極性確認
方法のうちの一次電流法を示したものである。この一次
電流法は、電流発生器7より発生した電流を、一次巻線
電流計8および位相計9を通し一次巻線1に通電する。
この場合の三次巻線5に発生する電流を位相計9および
三次巻線電流計10にて測定し、一次巻線1に通電した
電流と三次巻線5に発生する電流値および位相差を得
る。この電流値および位相差により、一次巻線1に対す
る三次巻線5の変流比および極性を測定する。なお、こ
の試験時においては、二次巻線4は開路としておく。こ
れにより、一次巻線1に対する三次巻線5の極性を確認
するようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来の計器用変流器における三次巻線の極性確認方法で
は、いずれも一次巻線1を使用して試験を行っているの
で、一次巻線1が充電中である場合や、絶縁材等により
被覆されていて試験回路が接続できない場合には、一次
巻線は使用できない。このため、従来の極性確認方法で
の三次巻線の極性確認ができないことになる。
【0007】本発明の目的は、三次巻線付き計器用変流
器の三次巻線の極性確認を、一次巻線を使用しないで二
次巻線を使用して行うことができる計器用変流器の三次
巻線極性確認方法およびそれを用いた地絡保護継電装置
の試験方法を得ることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係わる
計器用変流器の三次巻線極性確認方法は、三次巻線付き
計器用変流器の二次巻線より試験用の電流を通電し、計
器用変流器の三次巻線に発生する電流位相を測定し、電
流の変流比および極性の確認を行うようにしたことを特
徴とする。
【0009】請求項1の発明に係わる計器用変流器の三
次巻線極性確認方法では、三次巻線付き計器用変流器の
二次巻線に試験用の電流を通電する。そして、この二次
巻線への試験用電流により、計器用変流器の三次巻線に
発生する電流位相を測定する。この測定結果により、電
流の変流比および極性の確認を行う。
【0010】請求項2の発明に係わる計器用変流器の三
次巻線極性確認方法は、三相の三次巻線付き計器用変流
器の二次巻線を短絡して並列接続し、計器用変流器の三
次巻線を直列接続し、二次巻線に試験用の電流を通電し
て、計器用変流器の三次巻線に発生する電流値および位
相を測定し、電流の変流比および極性の確認を行うよう
にしたことを特徴とする。
【0011】請求項2の発明に係わる計器用変流器の三
次巻線極性確認方法では、三相の三次巻線付き計器用変
流器の二次巻線を短絡して並列接続すると共に、計器用
変流器の三次巻線を直列接続する。そして、並列接続し
た二次巻線に試験用の電流を通電して、計器用変流器の
三次巻線に発生する電流値および位相を測定する。この
測定結果により、電流の変流比および極性の確認を行
う。
【0012】請求項3の発明に係わる地絡保護継電装置
の試験方法は、電力系統の母線に三相三次巻線付きの母
線側計器用変流器の二次巻線を短絡して並列接続しその
三次巻線を直列接続して設置すると共に、並列用遮断器
を介して母線に接続された同期発電機の接地側に三相三
次巻線付きの接地側計器用変流器の二次巻線を短絡して
並列接続しその三次巻線を直列接続して設置し、同期発
電機の中性点接地抵抗を介した接地線にNGR変流器の
二次巻線を設置し、母線側計器用変流器の三次巻線およ
び接地側計器用変流器の三次巻線から得られる合成電流
とNGR変流器の二次巻線から得られる電流とを比較で
きるように比率作動形地絡継電器を接続し、母線側計器
用変流器の二次巻線に電流発生器から試験用の電流を通
電し、NGR変流器の一次巻線に電流発生器から試験用
の電流を通電し、母線側計器用変流器の二次巻線に流れ
る電流値およびNGR変流器の一次巻線の電流値を測定
すると共に母線側計器用変流器の二次巻線に供給した試
験用電流とNGR変流器の一次巻線の電流との位相差を
測定し、比率作動形地絡継電器の試験を行うようにした
ことを特徴とする。
【0013】請求項3の発明に係わる地絡保護継電装置
の試験方法では、母線側計器用変流器の並列接続された
二次巻線に電流発生器から試験用の電流を通電すると共
に、NGR変流器の一次巻線に電流発生器から試験用の
電流を通電する。そして、母線側計器用変流器の二次巻
線に供給する電流値およびNGR変流器の一次巻線に供
給する電流値を測定すると共に、それら電流の位相差を
測定し、比率作動形地絡継電器の動作状態を確認する。
これにより、比率作動形地絡継電器の試験を行う。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1は、本発明の第1の実施の形態に係わる計器
用変流器の三次巻線極性確認方法を実現するための回路
構成図である。この第1の実施の形態は、単相の場合を
示している。
【0015】図1において、二次巻線4に対し電流発生
器7より試験用電流が供給される。電流発生器7からの
試験電流は、二次巻線電流I2として二次巻線電流計1
1で計測され、二次巻線4に供給されて位相計9に入力
される。
【0016】この二次巻線電流I2により三次巻線5に
出力される三次巻線電流I3は、三次巻線電流計10に
入力され、ここで三次巻線電流I3の値が測定される。
また、位相計9によりその三次巻線電流I3の位相差が
測定される。この測定結果により、二次巻線4に対する
三次巻線5の極性および変流比の確認が行われる。
【0017】ここで、一次巻線数をN1、一次電流をI
1、二次巻線数をN2、二次電流をI2、三次巻線数を
N3、三次電流をI3としたとき、アンペアターンAT
は電流Iと巻数Nとの積であることから、一次アンペア
ターンAT1、二次アンペアターンAT2、三次アンペ
アターンAT3は、それぞれ(1)式〜(3)式のよう
に示される。
【0018】AT1=N1×I1 …(1) AT2=N2×I2 …(2) AT3=N3×I3 …(3) そして、一次アンペアターンAT1は、下記の(4)式
のように、二次アンペアターンAT2と三次アンペアタ
ーンAT3との和で示される。
【0019】 AT1=AT2+AT3 N1×I1=N2×I2+N3×I3 …(4) 図1での極性確認試験では、一次側には一次電流I1が
通電されていないので、一次アンペアターンAT1は零
となり(AT1=N1×I1=0)、これを(4)式に
代入すると、下記の(5)式が成立する。
【0020】N2×I2=−N3×I3 …(5) つまり、図1における極性確認試験での入力(二次巻線
電流I2)に対する出力(三次巻線電流I3)は、
(5)式を変形して下記の(6)式のように示される。
【0021】I3=−(N2/N3)×I2 …(6) この(6)式に示されるように、極性がマイナスである
ことから、位相は180度ずれとなることが分かる。こ
のように、二次巻線4の入力信号による三次巻線5の出
力信号から、二次巻線4に対する三次巻線5の極性を確
認することが可能となる。
【0022】次に、本発明の第2の実施の形態を説明す
る。図2は、本発明の第2の実施の形態に係わる計器用
変流器の三次巻線極性確認方法を実現するための回路構
成図である。この第2の実施の形態は、三相の場合を示
している。
【0023】図2において、単相の場合と同様に二次巻
線4に対し電流発生器7より試験用電流が供給される。
電流発生器7からの試験電流は二次巻線電流I2として
二次巻線電流計11で計測される。さらに、二次巻線4
に供給されて位相計9に入力される。
【0024】ここで、三次巻線5に三次巻線電流I3を
流すための二次巻線4は、図2に示すように、短絡線1
2により三相を短絡し、各相の二次巻線4を電流発生器
7に対し並列接続する。これにより、三相の各々の二次
巻線4に対し同方向の電流を流す。一方、三次巻線5は
直列接続されている。
【0025】この接続状態で、二次巻線4に二次巻線電
流I2を通電したときの三次巻線5の三次巻線電流I3
を三次巻線電流計10で計測し、位相計9により二次巻
線電流I2に対する三次巻線電流I3の位相差を測定す
る。この測定結果により、二次巻線4に対する三次巻線
5の極性および変流比の確認が行われる。
【0026】ここで、第1の実施の形態または第2の実
施の形態では、二次巻線4に対する三次巻線5の極性試
験であるので、一次巻線1に対する二次巻線4の極性の
健全性を確認する必要がある。この一次巻線1に対する
二次巻線4の極性の健全性の確認は、試運転(実負荷試
験)により一次巻線1の通電時の二次巻線4の電流位相
測定を実施して行うことになる。
【0027】このように、本発明の第1の実施の形態ま
たは第2の実施の形態により、一次巻線からの極性試験
が不可能な場合であっても、二次巻線と三次巻線との間
での極性確認を行うことが可能である。そして、一次巻
線に対する二次巻線の極性の健全性の確認は、従来の電
流位相測定試験で行い、これにより、一次巻線、二次巻
線、三次巻線の結線の健全性を確認することが可能にな
る。
【0028】次に、図3は、第2の実施の形態を同期発
電機13の地絡保護継電装置の計器用変流器の三次巻線
極性確認試験に適用した場合の説明図である。すなわ
ち、計器用変流器の一次巻線としての母線15が充電中
等の理由により、一次巻線を使用して同期発電機13の
地絡を検出する地絡保護継電装置の一次電流試験ができ
ない場合を示している。
【0029】図3において、同期発電機13は、並列用
遮断器14を介して電力系統の母線(BUS)15に接
続されている。また、同期発電機13は中性点接地抵抗
(NGR)16を介して接地されている。このような同
期発電機13の地絡保護継電装置として、並列遮断器1
4を介した母線15側に母線側計器用変流器17Aを設
置し、接地側に接地側計器用変流器17Bを設置する。
母線側計器用変流器17Aおよび接地側計器用変流器1
7Bの二次巻線はそれぞれ三相が短絡されて並列接続さ
れている。また、母線側計器用変流器17Aおよび接地
側計器用変流器17Bの三次巻線5A、5Bは、それぞ
れ直列接続されている。
【0030】そして、母線側計器用変流器17Aの三次
巻線5Aと接地側計器用変流器17Bの三次巻線5Bと
は並列接続され、比率作動形地絡継電器18に接続され
ている。また、同期発電機13の中性点接地抵抗16を
介した接地線には、接地線を一次巻線としたNGR変流
器19の二次巻線を設置し、そのNGR変流器19の二
次巻線は比率作動形地絡継電器18に接続されている。
これにより、比率作動形地絡継電器18において、三相
三次巻線付き計器用変流器17A、17Bの三次巻線5
A、5Bから得られる合成電流と、NGR変流器19の
二次巻線から得られる電流とを比較できるようにしてい
る。
【0031】このように構成された地絡保護継電装置の
比率作動形地絡継電器18の一次電流試験を実施しよう
とする場合に、並列用遮断器14を介した母線15側が
充電中であった場合には、第2の実施の形態を適用す
る。
【0032】すなわち、充電中の母線側計器用変流器1
7Aは、実際に一次通電不可能であるため、電流発生器
7Aからその二次巻線に試験電流を供給し二次通電を行
う。また、電流発生器7BからNGR変流器19の一次
巻線である接地線に試験電流を供給する。このときの比
率作動形地絡継電器18の動作する電流値を二次巻線電
流計11およびNRG変流器一次巻線電流計20で測定
すると共に、位相差を位相計9により測定する。
【0033】これにより、比率作動形地絡継電器18が
動作したときの電流値および位相値により比率作動形継
電器18の正常か否かの判定ができる。また、比率作動
形地絡継電器18が動作したときの位相値により三次巻
線5A、5Bの結線の良否を判定できる。なお、この場
合も実負荷試験にて、一次巻線対二次巻線の結線の良否
の確認は必要である。
【0034】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、三
次巻線付きの計器用変流器を現場で組み込み作業をした
後、一次巻線を利用した三次巻線の極性確認ができない
場合においても、二次巻線を利用して、二次巻線に対す
る三次巻線の極性を確認することが可能となる。このよ
うにして、すでに、一次巻線対二次巻線の極性確認が行
えている場合には、一次巻線、二次巻線、三次巻線の結
線の健全性が総て確認できる。
【0035】また、同期発電機の地絡保護継電装置の計
器用変流器の三次巻線極性確認試験に適用した場合に
は、地絡保護継電器の試験のみならず、地絡保護継電装
置が動作したときの位相値により三次巻線の結線の良否
を判定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係わる計器用変流
器の三次巻線極性確認方法を実現するための回路構成
図。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係わる計器用変流
器の三次巻線極性確認方法を実現するための回路構成
図。
【図3】本発明の第2の実施の形態を、同期発電機の地
絡保護継電装置の試験に適用した場合の回路説明図。
【図4】従来の三次巻線付き計器用変流器の三次巻線の
極性確認方法の説明図。
【符号の説明】
1 一次巻線 2 スイッチ 3 バッテリー 4 二次巻線 5 三次巻線 6 直流電圧計 7 電流発生器 8 一次巻線電流計 9 位相計 10 三次巻線電流計 11 二次巻線電流計 12 短絡線 13 同期発電機 14 並列用遮断器 15 母線 16 中性点接地抵抗 17 計器用変流器 18 比率作動形地絡継電器 19 NGR変流器 20 NGR変流器一次巻線電流計

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 三次巻線付き計器用変流器の二次巻線よ
    り試験用の電流を通電し、前記計器用変流器の三次巻線
    に発生する電流位相を測定し、前記電流の変流比および
    極性の確認を行うようにしたことを特徴とする計器用変
    流器の三次巻線極性確認方法。
  2. 【請求項2】 三相の三次巻線付き計器用変流器の二次
    巻線を短絡して並列接続し、前記計器用変流器の三次巻
    線を直列接続し、前記二次巻線に試験用の電流を通電し
    て、前記計器用変流器の三次巻線に発生する電流値およ
    び位相を測定し、前記電流の変流比および極性の確認を
    行うようにしたことを特徴とする計器用変流器の三次巻
    線極性確認方法。
  3. 【請求項3】 電力系統の母線に三相三次巻線付きの母
    線側計器用変流器の二次巻線を短絡して並列接続しその
    三次巻線を直列接続して設置すると共に、並列用遮断器
    を介して前記母線に接続された同期発電機の接地側に三
    相三次巻線付きの接地側計器用変流器の二次巻線を短絡
    して並列接続しその三次巻線を直列接続して設置し、前
    記同期発電機の中性点接地抵抗を介した接地線にNGR
    変流器の二次巻線を設置し、前記母線側計器用変流器の
    三次巻線および前記接地側計器用変流器の三次巻線から
    得られる合成電流と前記NGR変流器の二次巻線から得
    られる電流とを比較できるように比率作動形地絡継電器
    を接続し、前記母線側計器用変流器の二次巻線に電流発
    生器から試験用の電流を通電し、前記NGR変流器の一
    次巻線に電流発生器から試験用の電流を通電し、前記母
    線側計器用変流器の二次巻線に流れる電流値および前記
    NGR変流器の一次巻線の電流値を測定すると共に前記
    母線側計器用変流器の二次巻線に供給した試験用電流と
    前記NGR変流器の一次巻線の電流との位相差を測定
    し、前記比率作動形地絡継電器の試験を行うようにした
    ことを特徴とする地絡保護継電装置の試験方法。
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