JPS5836723Y2 - 結露防止用インサ−トの台座 - Google Patents

結露防止用インサ−トの台座

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JPS5836723Y2
JPS5836723Y2 JP18338180U JP18338180U JPS5836723Y2 JP S5836723 Y2 JPS5836723 Y2 JP S5836723Y2 JP 18338180 U JP18338180 U JP 18338180U JP 18338180 U JP18338180 U JP 18338180U JP S5836723 Y2 JPS5836723 Y2 JP S5836723Y2
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JP
Japan
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pedestal
anchor body
moisture
cold air
insert
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JP18338180U
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JPS57106804U (ja
Inventor
信也 福富
Original Assignee
丸井産業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は寒冷地でのコンクリート構造物において、特
に屋上スラブや外壁からの結露を未然に防止するための
結露防止用インサートの台座に関する。
従来、一般に屋根スラブに使用されるインサートAは、
第7図に示すように型枠上に予め施工した断熱材Bを金
属製のアンカ一本体aで貫通して埋設し、これを単なる
取付座すによって支持されるため、特に寒冷地において
は外気温の低下に伴なってその部分が熱的短絡部となり
、天井裏の空気層内あるいは断熱材表面部に比して温度
が著しく低下する。
そのために室内から天井を通過して浸入した水蒸気がイ
ンサート冷却部で凝結し、結露被害をもたらすことが多
い。
この考案は上述した従来の欠点を解消すべくなされたも
ので、その目的はインサートを取付けるために断熱材に
貫通した孔を通して浸入し易い室内側の湿気(水蒸気)
と、コンクリートスラブ下面の冷気とを遮断してコンク
リート表面での結露を防止する結露防止用インサートの
台座を提供することにある。
以下、この考案の構成を実施例の図面に基づいて説明す
る。
第1図はこの考案の第1実施例による台座の中央縦断面
図、第2図は同じく中央縦断面図斜視図である。
上図に示す台座1は、熱伝導率の小さい合成樹脂製等か
らなり、アンカ一本体圧入筒2を中実軸心にもってその
周囲に冷気・湿気遮断室3を形成すべく周壁4及び座片
5を連設する。
さらに座片5の所要間隔位置に数個の釘孔6・・・・・
・を配設してなる。
7・・・・・・は座片5の周縁所定位置に突設した抜止
片で、コンクリート内に埋設後の台座1の抜止防止のた
めである。
上記構造のこの考案の台座1は第3図に示すように例え
ば熱伝導率が小さく、引張強度の大きい強化プラスチッ
ク製等によるアンカ一本体Aの胴部aを台座1のアンカ
一本体圧入筒2に対し、適度の摩擦力をもって摺動可能
に圧入して組立てる。
さらに座片5から下へのアンカ一本体Aの突出長さを予
め型枠P上に敷設した断熱材Bの厚みに調節した状態で
その断熱材Bに突き差して台座1の釘孔6・・・・・・
から釘止めNして使用するものである。
この釘は樹脂釘を使用するのが好ましく、又断熱材の厚
みが厚いとき(約5Qmm以上)は釘を使用せずにアン
カ一本体の胴部を断熱材に貫通させるのみで仮止め保持
することもできる。
これによってコンクリートの打設、養生後に型枠Pを解
体し、埋設したアンカ一本体Aの雌ねじ部すに吊ボルト
Cを螺入して天井下地、あるいは配管類を架設、支持す
ることができる。
さらに外気温の低下によってコンクリートスラブ側から
コンクリート表面に冷気が伝わる一方、室内温の上昇に
伴なって発生する湿気(水蒸気)は断熱材Bを貫通した
アンカ一本体Aの外周を通して伝わるが、台座1の冷気
・湿気遮断室3によって冷気と湿気の凝結をなくするこ
とができ、インサート部分での局部結露が未然に防止で
きる効果がある。
次にこの考案の他の実施例について説明する。
第4図に示すこの考案の第2実施例による台座21は、
釘孔26・・・・・・の内側における座片25を、アン
カ一本体圧入筒2より適宜長く垂直方向に延長して断熱
材押込壁25′を突設したものであり、取付けに当って
この断熱材埋込壁25′を断熱材Bの上面から押込むこ
とにより、冷気・湿気遮断室3をさらに気密にすること
ができる。
この実施例の場合、断熱材押込壁25′の下側にテーパ
一部25 aを設ければ押込み作業が容易である。
第5図に示すこの考案の第3実施例による台座31は、
中央のアンカ一本体圧入筒32の下側を、座片35より
適宜長く垂直方向に延長して断熱材Bの孔に喰込むよう
にしたものであり、断熱材Bの孔とアンカ一本体Aとの
間の気密を確実にすることができる。
第6図に示すこの考案の第4実施例による台座41は、
中央のアンカ一本体圧入筒42の下半部を上半部より大
径にすると共に、内側に湿気遮断室43 aを、その外
側(座片45の下側)に冷気遮断室43 bを、それぞ
れ独立して設けるべく垂直方向に延長して湿気遮断室8
を突設したものであり、断熱材Bの孔からの湿気を確実
に遮断することができる。
さらに別の実施例として上記各実施例における冷気・湿
気遮断室内の空気の対流防止あるいは台座の補強のため
の仕切片を設けることも容易に推考できる。
尚、座片に設けるコンクリートからの抜止片7・・・・
・・は台座の上端部や中間部にあっても同様の作用効果
を呈する。
以上詳細に説明したように、この考案によればインサー
ト取付部における冷気と湿気との凝結をなくして局部結
露が未然に防止できる結露防止用インサートの台座を得
ることができるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はこの考案の第1実施例の中央縦断面
図及び斜視図、第3図はこの考案の第1実施例の使用状
態図、第4図は第2実施例の中央縦断面正面図、第5図
は第3実施例の中央縦断正面図、第6図は第4実施例の
中央縦断正面図、第7図は従来品の一部中央縦断面図で
ある。 1・・・・・・台座、2・・・・・・アンカ一本体圧入
筒、3・・・・・・冷気・湿気遮断室、A・・・・・・
アンカ一本体、B・・・・・・断熱材、P・・・・・・
型枠。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. アンカ一本体圧入筒を中心軸にもってその周囲に冷気・
    湿気遮断室を形成すべく周壁及び座片を連設したことを
    特徴とする合成樹脂製からなる結露防止用インサートの
    台座。
JP18338180U 1980-12-18 1980-12-18 結露防止用インサ−トの台座 Expired JPS5836723Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP18338180U JPS5836723Y2 (ja) 1980-12-18 1980-12-18 結露防止用インサ−トの台座

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JP18338180U JPS5836723Y2 (ja) 1980-12-18 1980-12-18 結露防止用インサ−トの台座

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Publication Number Publication Date
JPS57106804U JPS57106804U (ja) 1982-07-01
JPS5836723Y2 true JPS5836723Y2 (ja) 1983-08-18

Family

ID=29982589

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18338180U Expired JPS5836723Y2 (ja) 1980-12-18 1980-12-18 結露防止用インサ−トの台座

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58186006U (ja) * 1982-06-08 1983-12-10 岡部株式会社 コンクリ−ト構築物用インサ−ト
US9270247B2 (en) 2013-11-27 2016-02-23 Xilinx, Inc. High quality factor inductive and capacitive circuit structure
US9524964B2 (en) 2014-08-14 2016-12-20 Xilinx, Inc. Capacitor structure in an integrated circuit

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JPS57106804U (ja) 1982-07-01

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