JPS5836619A - 動物臭除去方法 - Google Patents
動物臭除去方法Info
- Publication number
- JPS5836619A JPS5836619A JP57121064A JP12106482A JPS5836619A JP S5836619 A JPS5836619 A JP S5836619A JP 57121064 A JP57121064 A JP 57121064A JP 12106482 A JP12106482 A JP 12106482A JP S5836619 A JPS5836619 A JP S5836619A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- activated carbon
- animal
- adsorbent
- odor
- phosphoric acid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Treating Waste Gases (AREA)
- Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は動物臭の簡便な除去方法に関するものである。
特に活性炭を特殊な添着剤で処理した吸着剤を用いる動
物臭の簡便な除去方法である。
物臭の簡便な除去方法である。
医薬品・化粧品等の試験研究機関などで使用される動物
の飼育室、養鶏場、養豚場などから発生するところの動
物特有の悪臭は、ひとつの大きな公害問題となっている
。従来、脱臭方法として、水洗浄法、薬液洗浄法などが
試みられているが、動物臭の除去には効力が薄く、さら
に又使用後の排水、排液などによる2次公害のおそれが
あるとい5IM点があった。また、他の脱臭方法として
、悪臭ガスを300〜1000℃程度の高温で燃焼する
燃焼脱臭法も試よられているが、悪臭ガスを高温に加熱
するための燃料費が高価であり、設備費も又高価であり
、小規模の脱臭処理には不適当であるという難点があっ
た。さらKまた他の脱臭方法として活性炭による吸着に
よる脱臭方法も行なわれて来た。小規模の脱臭方法とし
ては高温も水も使用しないので、装置も簡便であり、維
持費も少ないという利点があったが、従来の活性炭では
動物臭の吸着除去には殆んど効果が無く、有効なもので
はなかった。
の飼育室、養鶏場、養豚場などから発生するところの動
物特有の悪臭は、ひとつの大きな公害問題となっている
。従来、脱臭方法として、水洗浄法、薬液洗浄法などが
試みられているが、動物臭の除去には効力が薄く、さら
に又使用後の排水、排液などによる2次公害のおそれが
あるとい5IM点があった。また、他の脱臭方法として
、悪臭ガスを300〜1000℃程度の高温で燃焼する
燃焼脱臭法も試よられているが、悪臭ガスを高温に加熱
するための燃料費が高価であり、設備費も又高価であり
、小規模の脱臭処理には不適当であるという難点があっ
た。さらKまた他の脱臭方法として活性炭による吸着に
よる脱臭方法も行なわれて来た。小規模の脱臭方法とし
ては高温も水も使用しないので、装置も簡便であり、維
持費も少ないという利点があったが、従来の活性炭では
動物臭の吸着除去には殆んど効果が無く、有効なもので
はなかった。
本発明は吸着剤としてリン酸を活性炭に1〜50重量%
添着したものを使用して動物臭含有気体をこれに接触さ
せて悪臭を除去する方法である。
添着したものを使用して動物臭含有気体をこれに接触さ
せて悪臭を除去する方法である。
この吸着剤はアンモニアやアミン類の如き1基性悪臭ガ
スの処理に極めて有効な吸着剤であるが、この吸着剤を
動物臭除去に用いることにより予期せざる効果を示し、
本発明に到達したものである。
スの処理に極めて有効な吸着剤であるが、この吸着剤を
動物臭除去に用いることにより予期せざる効果を示し、
本発明に到達したものである。
動物臭は多数の物質の混合物より成ると考えられるが、
悪臭成分の多くは蛋白質分解などくより生ずる塩基性基
を有する物質であるため、1基性悪臭の吸着剤でよく除
去されると共に活性炭本来の吸着力と相乗して驚くべき
効果を示すものと思われる。
悪臭成分の多くは蛋白質分解などくより生ずる塩基性基
を有する物質であるため、1基性悪臭の吸着剤でよく除
去されると共に活性炭本来の吸着力と相乗して驚くべき
効果を示すものと思われる。
添着量が活性炭の1重量%以下では、添着剤の効果が薄
すぎて好ましくなく、逆に50重量%以上では、活性炭
本来の吸着能により吸着されるべき悪臭中の成分の吸着
能が阻害されるので好ましくない。
すぎて好ましくなく、逆に50重量%以上では、活性炭
本来の吸着能により吸着されるべき悪臭中の成分の吸着
能が阻害されるので好ましくない。
上記添着剤の基材となるべき吸着剤としては活性炭が最
も好ましい。というのは、動物臭は多数の物質の混合物
から成るものであり、当該成分のかなりのものは活性炭
本来の吸着能によって除去することができるからである
。
も好ましい。というのは、動物臭は多数の物質の混合物
から成るものであり、当該成分のかなりのものは活性炭
本来の吸着能によって除去することができるからである
。
添着剤の基材となるべき活性炭としては、石油ピッチ、
ヤシ殻2石炭、レーヨン、ポリアクリロニトリルなどを
原料とする各種、活性炭が使用できるが、就中石油ピッ
チもしくは′ヤシ殻を79号参照)が悪奥除去能が高く
、種々の吸着装置K適用できるので好ましい。
ヤシ殻2石炭、レーヨン、ポリアクリロニトリルなどを
原料とする各種、活性炭が使用できるが、就中石油ピッ
チもしくは′ヤシ殻を79号参照)が悪奥除去能が高く
、種々の吸着装置K適用できるので好ましい。
添着削ぐ処理した活性炭から成る本発明の吸着剤による
動物臭の除去方法としては、当該吸着剤を吸着装置に装
填して、それに動物臭を含むガスを通過させることによ
って行なう。この際の吸着剤と悪臭ガスとの接触条件は
、悪臭ガスの性状と流量、吸着剤の性状、吸着装置のタ
イプなどKよって最も適した条件を選らぶことが望まし
い、吸着装置としては固定床方式のものが筒便性の点か
ら最も好ましい。しかし場合によっては移動床方式や流
動床方式のものも使用できる。また当該吸着剤層の表面
に悪臭ガスを接触通過させる方式も適用できる。
動物臭の除去方法としては、当該吸着剤を吸着装置に装
填して、それに動物臭を含むガスを通過させることによ
って行なう。この際の吸着剤と悪臭ガスとの接触条件は
、悪臭ガスの性状と流量、吸着剤の性状、吸着装置のタ
イプなどKよって最も適した条件を選らぶことが望まし
い、吸着装置としては固定床方式のものが筒便性の点か
ら最も好ましい。しかし場合によっては移動床方式や流
動床方式のものも使用できる。また当該吸着剤層の表面
に悪臭ガスを接触通過させる方式も適用できる。
本発明のもう一つの特徴的な効果としては、本発明の脱
奥方法に使用する吸着剤は吸着性能を喪失した後、10
0〜300℃の高温で処理することによって再生するこ
とができることである。
奥方法に使用する吸着剤は吸着性能を喪失した後、10
0〜300℃の高温で処理することによって再生するこ
とができることである。
更生するときの温度としては捕集温度以上であればよい
が100℃以下では再生速度が小さく、再生に時間がか
かり過ぎて好ましくなく、一方300℃以上では微量の
酸素の存在などによって活性炭担体が酸化消耗するおそ
れがあるので好ましくない。
が100℃以下では再生速度が小さく、再生に時間がか
かり過ぎて好ましくなく、一方300℃以上では微量の
酸素の存在などによって活性炭担体が酸化消耗するおそ
れがあるので好ましくない。
このように再生することくよって脱臭剤のコストを著し
く低減することが可能である。
く低減することが可能である。
以下本発明をv4施した例について示す。ただし本発明
はこの実施例によって制限されるものではない。
はこの実施例によって制限されるものではない。
実施例
◎動物臭脱臭用吸着剤の調製
動物臭脱臭用活性炭は、石油ピッチを出発原料とした球
状活性炭(粒径範囲α59〜t1■、平均粒径α73u
、嵩密度α599/cc)を基材として、各種添着剤を
添着して調製した。
状活性炭(粒径範囲α59〜t1■、平均粒径α73u
、嵩密度α599/cc)を基材として、各種添着剤を
添着して調製した。
添着剤の種類、添着剤の量並びに調製した動物臭脱臭用
活性炭の記号を表1に示す。
活性炭の記号を表1に示す。
添着剤としてリン酸以外は比較のためのものである。
表 1
0脱蟲試験1
実験用動物飼育室の室内空気を200ノの容II(ポリ
エチレン製)に採取し、調製した脱実用吸着剤A−I及
び無添着の基材活性炭のサンプル50gをそれぞれ当該
容器に投入し、一定時間毎に容器内の空気の一部を採取
して、その臭気度を稀釈法によって測定し、臭気度が1
/20 (すなわち原空気を20分の1に稀釈したとき
と同程度の臭気度)K達する時間を測定した。その結果
は表2に示す。
エチレン製)に採取し、調製した脱実用吸着剤A−I及
び無添着の基材活性炭のサンプル50gをそれぞれ当該
容器に投入し、一定時間毎に容器内の空気の一部を採取
して、その臭気度を稀釈法によって測定し、臭気度が1
/20 (すなわち原空気を20分の1に稀釈したとき
と同程度の臭気度)K達する時間を測定した。その結果
は表2に示す。
結果より明らかな如く本発明のり/酸を添着剤としたも
のは同様な作用が予想される他の鉱酸、金属酸化物酸、
有機酸より脱臭効果が優れているものであった。
のは同様な作用が予想される他の鉱酸、金属酸化物酸、
有機酸より脱臭効果が優れているものであった。
($1) 2J)−夜装置しても臭気度1/!oに達し
なかった。
なかった。
O脱臭試験2
動物臭脱臭用活性炭A (1)を、耐量に示すような石
英管(3)K80g(充填層長15a′11) 充t1
4した。この充填管に実験用動物飼育室の排気ガス(温
度約30℃)(2)を96C1/fk>の流速で通過さ
せた。動物臭は完全に除去され、通過ガスに動物臭は感
知できなかった。
英管(3)K80g(充填層長15a′11) 充t1
4した。この充填管に実験用動物飼育室の排気ガス(温
度約30℃)(2)を96C1/fk>の流速で通過さ
せた。動物臭は完全に除去され、通過ガスに動物臭は感
知できなかった。
この脱臭効果は約60時間持続された。
通過ガスに動物臭が感知されるようになった時点で、当
該充填管を取はずし、250℃のスチームで5分間処理
し、再び同様の脱臭試験を繰返えしたが、前回と殆んど
同様の結果が得られた。
該充填管を取はずし、250℃のスチームで5分間処理
し、再び同様の脱臭試験を繰返えしたが、前回と殆んど
同様の結果が得られた。
添附図は動物臭除去装置の説明図である。
(1)・・・動物臭脱臭用活性炭、(2)・・・実験用
動物室排気ガス、(3)・・・石英管カラム。
動物室排気ガス、(3)・・・石英管カラム。
Claims (1)
- 添着剤としてリン酸を、活性炭に1〜50(重1%)添
着してな)100〜300℃で再生可能な吸着剤を動物
臭含有気体に接触させることを特徴とする動物臭除去方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57121064A JPS5836619A (ja) | 1982-07-12 | 1982-07-12 | 動物臭除去方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57121064A JPS5836619A (ja) | 1982-07-12 | 1982-07-12 | 動物臭除去方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5836619A true JPS5836619A (ja) | 1983-03-03 |
Family
ID=14801943
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57121064A Pending JPS5836619A (ja) | 1982-07-12 | 1982-07-12 | 動物臭除去方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5836619A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4917820A (en) * | 1986-08-26 | 1990-04-17 | Nippon Kayaku Kabushiki Kaisha | Ethylene removal agent, postharvest preservation agent and deodorant |
-
1982
- 1982-07-12 JP JP57121064A patent/JPS5836619A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4917820A (en) * | 1986-08-26 | 1990-04-17 | Nippon Kayaku Kabushiki Kaisha | Ethylene removal agent, postharvest preservation agent and deodorant |
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