JPS5836086A - トラツキングエラ−検出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、ＶＴＲにおいて、再生時、映像トラックに
対する回転ヘッドの走査位置をサーボ制御するための、
トラッキングエラー制御装置に関１゜ する。

従来パイロット信号をビデオトラックに記録してトラッ
キングエラーを検出するには第１図に示すように、複数
のパイロット信号を使用するものがあった。以下第１図
に基いて従来例を説明する。

ビデオテープ５に、記録されたビデオトラックをそれぞ
れ１９２？３＄４とし、それぞれのトラックにパイロッ
ト信号ｆｌ　１　ｆ２ｅ　ｆｓ＋　ｆ、が記録されてい
る。そこでビデオヘッドがトラック２を再生スると、ヘ
ッドのトレースが正確でない場合は、映像信号とパイロ
ット信号で２、そして隣接トラックのパイロット信号ｆ
よ又はｆ、も同時クロストークとしてピックアップされ
る、そこで、パイロット信号ｆ、とｆよ又はｆ、のビー
トが取り出され、この差信号よりトラッキングエラーを
検出している。

しかし、このような描成では、複数のパイロットが必要
となるため、複数のパイロット信号発生器を設けるか、
トラックごとに、周波数を変化させるパイロット信号発
生器が必要となる。

又、パイロット信号のクロストークの社及び周波２゜ 数成分より、トラッキングのズレ量と、トラッキングの
ズした方向を検出しなければならず、回路の構成が複雑
となる。

本発明は、このような複雑な回路構成をせず、パイロッ
ト信号も１周波数で行い、簡単な構成でトラッキングエ
ラーを検出甘子するものである。

以下、図面に従って、本発明の詳細な説明する。第２図
は、本発明によるｌ実施例の１ブロック図である。

同図において、６は入力映像信号、７は映像信号を記録
用の信号にするための信号処理回路、８（はパイロット
信号発生回路、９け加算器、１０は記録信号と再生信号
との切替のアナログスイッチ、１１はビデオヘッド、１
２はビデオテープ、１３は再生アンプ、１４は記録用の
信号から元の映像信号にもどす信号処理回路、１５は出
力映像信号が導出される端子、１６はパイロット信号検
出回路、１７は進みトラックに記録されたパイロット信
号か、遅れトラックに記録されたものかを判別する判別
回路、１８は進みトラックから再生されたレベルをホー
ルドする第１ホールド回路、１９は遅れトラックから再
生されたレベルをホールドする第２ホールド回路、２０
は差動アンプ、２工はトラッキングエラー出力を導出す
る端子である。

以下上述の構成の動作を説明すると記録時、アナログス
イッチ１０はＲＥＯ側になっている。入力された映像信
号６は信号処理回路７で記録用の信号に処理され加算器
９に伝えられる。又、入力の映像信号はパイロット信号
発生回路８に伝えられ、映像信号からタイミングをとっ
たパイロット信号を発生させ、卵算器９に加えられるう
加算器９から加算された信号はアナログスイッチｌＯを
通り、ビデオヘッド１１によりビデオテープ１２に記録
される。

再生時は、アナログスイッチ１０がＰＬＡＹ側になる。

ビデオテープ１２からビデオへラド１１で再生した信号
は、アナログスイッチ１０を通り、再生アンプ１３を通
り、信号処理回路１４で記録された信号から元の映像信
号に信号処理され、端子１５に映像信号が出力される。

又、再生アンプ１３の出力はパイロット信号検出回路１
６でパイロット信号が検出され、判別回路１７と第１ホ
ールド回１＠ｌ　８、第２ホールド回路１９に伝えられ
る。

判別回路１７は進みトラックに記録されたパイロット信
号か、遅れトラックに記録されたものかを判別し、進み
トラックの場合第１ホールド回路１８に制御信号を出力
し、遅れトラックの場合第２ホールド回路１９に制御信
号を出力する。第１ホールド回路１８は判別回路１７の
出力により、パイロット信号検出回路１６の出力のうち
進みトラックからのパイロット信号のみをホールドする
。第２ホールド回路１９は判別回路１７の出力によりパ
イロット信号検出回路１６の出力のうち、遅れトラック
からのパイロット信号のみをホールドする。次に差動ア
ンプ２０は第１ホールド回路１８と第２ホールド回路１
９との出力の差を求め、端子２１にトラッキングエラー
を出力する。つまり差動アンプ２０は進み及び遅れトラ
ックから再生されたパイロット信号の出力レベルの差を
求めることによりトラッキングエラーを求めている。

次に第２図に示したｌ実施例をさらに説明する為に第３
図にテープパターンを示し、第４図にさらに詳細なブロ
ック図を示す。

第３図は、ＮＴＳＯ映像信号用ヘリカルスキャンタイプ
のＶＴＲで、０５ＨでトラックのＨ並びが出来たテープ
パターンを示す。２２はビデオテープ、２３はテープの
送り方向を矢印に示す。２４はビデオヘッドの走査方向
を矢印に示す。ｊｌ！５．２６．２７．２８はそれぞれ
ビデオトラックを示す。２９．３０．３１　はそれぞれ
テープパターン上のＨブランキングを示す。３２の丸印
のＨ・ブランキングは、パイロット信号が書き込まれた
ものを示す。

続いて第４図は、第３図のテープパターンになるように
パイロット信号を発生させる回路及びこの場合はトラッ
キングエラー検出回路を示す。以前使用した数字は、そ
のまま同じ機能を示す。３３け低域通過フィルター、３
４は周波数変調器、３５け加算器、３６は帯域通過フィ
ルター、３７は周波数変換器、３８は同期信号分離回路
、３９は水平同期信号分離回路、４０はｌ（争ブランキ
ング信号発生回路、４１はＶ３の分周器、４２（ｄパイ
ロット信号用発振器、４３けゲート回路、４４は記録ア
ンプ、４５は高域通過フィルター、４６はＦＭ復調器、
４７は加算器、４８は帯域通過フィルター、４９は周波
数変換器、５０は帯域通過フィルター、５１け検波器、
５２はコンパレーター、５３はコンバレー　ター、５４
はインバーター、５５はモノマルチ、５６はアンド回路
、５７はアンド回路、５８はアナログスイッチ、５９は
アナログスイッチ、６０はホールド回路、６１はホール
ド回路、６２け差動アンプを示している。

以下上述の構成の動作説明を行う。

まず記録時、アナログスイッチ１０は、ＲＥＯ側になっ
ている。

入力映像信号６は、低域通過フィルター３３、帯れ、低
域通過フィルター３３により映像信号の輝り 度信号成分が、通過〆、周波数変調器ｙ　３４で周波数
変調され加算器３５につながる。又、帯域通過フィルタ
ー３６により映像信号の色信号成分が取ワ り出され、周波数変換器３７で低域の周波数に変換され
、加算器３５につながれる。又、同期信号分離回路３８
で同期信号が分離され、水平同期信号分離向ＦＩＰ１３
９で、水平同期信号が分離され、Ｈブランキング信号発
生回路４０で、Ｈ・ブランキングと同じタイミングの信
号を発生させる。

４０の出力は、分周器４１とゲート回路４３につながれ
ている。分周器４１は、Ｈブランキング信号発生回路４
０で発生した信号をＶ３に分周し、ゲート回路４３につ
ながれている。４２は、パイロット信号発信器で、出力
はゲート回路４３につながれている、なお、このパイロ
ット信号は、第５図に示すように、低域変換した色信号
の帯域の低周波側ｆｐ工か、もしくは、低域変換した色
信号の帯域と周波数変調された輝度信号の帯域の間ｆｐ
、に選ばれる。

そ１−で、ゲート回路４３の出力は、第３図で示したテ
ープパターンになるように、Ｈ・ブランキングＫ、２Ｈ
おきに、又、トラックごとにＬＨずつ進むように、パイ
ロット信号が出力され、加算器３５につながれる、３５
の出力信号は、記録アンプ４４で増幅され、アナログス
イッチ１０を通りビデオヘッド１１でビデオテープ１２
に記録される０ 次に、再生時の動作に移るアナログスイッチ１０がＰＬ
ＡＹになり、ビデオテープ１２からビデオヘッド１１に
より取り出された再生信号は、アナログスイッチ１０を
通り、再生アンプ１３により増幅され、高域通過フィル
タ、４５、帯域通過フィルへ４８、帯域通過フィルタ５
０に伝えられる、高域へ 通過フィルター４５は、周波数変調された輝度信号成分
を取り出し、７Ｍ復調器４６でＦＭ復調され加算器４７
に加えられる。又、帯域通過フィルター４８は、低域に
周波数変換された色信号成分を取り出し、周波数変換器
４９で周波数変換され、加算器４７に加えられる。４７
から映像信号１５−Ｓ出力される。又再生アンプ１３の
出力は、帯域通過フィルター５０につながれ、取り出さ
れたパイロット信号は、検波器５１で検波され、コンパ
レータ５２、コンパレータ５３、アナログスイッチ５　
Ｂ、’５９につながれる。コンパレータ５２は、オント
ラックから再生されたパイロット信号を検出するコンパ
レーターで、出力は、インバーター５４を通りアンド回
路５６に伝えられる。又、コれぞれアンド回路５６．５
？に伝えられるＣなおオントラックから再生のパイロッ
ト信号のレベルは、隣トラックから再生のパイロット信
号レベルに比べて、かすり大きくオントラックから再生
したパイロット信号をコンパレーター５２で検出するの
は容易である。

次に１検波器５１の出力はコンパレーター５３で、オン
トラックから再生されたパイロット信号と、隣トラック
から再生されたパイロット信号とが、共に検出され、ア
ンド回路５６．５７に伝えられる。従ってこれらの入力
によりアンド回路５６は、遅れトラックからパイロット
信号が、再生されてＩｆ・いる間アナログスイッチ５９
を導通するように制御信号を出す。又、アンド回路５７
は進みトラツりからパイロット信号が、再生されている
間アナログスイッチ５８を導通するように、制御信号を
出力する。

そして、検波器５１の出力は、又、進みトラックからパ
イロット信号が再生されている間アナログスイッチ５８
を通り、ホールド回路６０にホールドされ、遅れトラッ
クからパイロット信号が、再生されている間アナログス
イッチ５９を通り、ホールド回路６１にホールドされる
。

ホールド回路６０．６１の出力は差動アンプ６２に伝え
られ、差動アンプ６２からはホールド回路６０の出力と
ホールド回路６１の出力との差がトラッキングエラー２
１として出力される。

次に第６図に第４図のタイムチャートを載せておく、Ａ
は検波器５１の出力、Ｂはコンパレータ５２の出力、０
はインバータ５４の出力、Ｄはコンパレータ５３の出力
、Ｅはモノマルチ５５の７出力、δ Ｆはモノマルチ１石の１出力、Ｇはアンド回路５６の出
力、Ｈはアンド回路５７の出力、■はホールド回路６０
の出力、Ｊはホールド回路６１の出力、Ｌ Ｋ　＆ｊ差動アンプ６２の出力を示す。

又第４図に示した構成でノイズに対してもっと強い回路
構成にすると第７図のようになり、同じ機能をもつもの
は、同じ数字を使用し、変更になった所だけを説明する
。第７図の６３は、同期信号分離回路、５４ｉｄ水平同
期信号分離回路、６５７１オ、Ｈ・ブランキング信号発
生回路、６６はアンド回路、６’７ｉｄアンド回路を示
す。

変更部分の動作説明を行うと、端子１５の出力映像信号
から同期信号分離回路６３で同期信号が、分離され、水
平同期信号分離回路６４で、同期信号から水平同期信号
を分離し、Ｈブランキング信号発生回路６５でＨブラン
キングに相等する信号を発生させ、アンド回路６６．６
７に伝えられる。

又、アンド回路６６．６７にはコンパレータ５２．５３
の出力が入力され、ノイズでコンパレータ５２．５３の
出力が出されたとしても、アンド回路６６．６７の出力
は、Ｈ・ブランキング期間以外のものは、パイロット信
号としてゲートしない。

以下は第４図の場合と同様な動作である。

１２゜ 第８図に第７図のタイムチャートを示すａは、端子１５
からの出力映像信号、ｂは、６５の出力信号、ｃ、ｄ、
ｅは第４図のＡＢＤの場合と同じ、ｆ：ま、アンド回路
６６の出力信号、ｇは、アンド回路６７の出力信号、ｈ
は、インバータ５４の出力信号、ｉｉｊ、モノマルチ５
５のＩの出力、ｊ　ｉｉ、δ モノマルチ５５のｌの出力、ｋは、アンド回路５６Ｊ　
　・ の出力、ｌけ、アンド回路５７の出力である。

次に、本発朋の他の実施例のブロック図を第９図に示し
、第２図と同じ機能をもつものは、同じ数字を使用する
。

６８は、パイロット倍音検出回路１６の出力に比例した
正、負の電流を作り、判別回路１７の制御で正、負を切
り替えることが出来る回路、６９は、ホールド回路であ
る。以下第２図より変更になった所の動作説明を行う。

再生時、再生アンプ１３の出力はパイロット信号検出回
路１６でパイロット信号が検出され、；士マ濠邊判別回
路１７、回路６８に伝えられる。１７は進みトラックに
記録されたパイロット信号か、遅れトラックに記録され
１３゜ たものかを判別し、電流源の回路６８に制御信号を出し
ている。回路６８は、パイロット信号検出回路１６の出
力に比例した、正又は負の電流を作るつまり、パイロッ
ト信号検出回路］−６からＥ（ａ）が出力されると回路
６８の出カニ（７０は、工ｏｃＥ又はＩＣｃ　−Ｂとな
り判別回路１７の制御により正、負が切り替り、進みト
ラックからパイロット信号が再生されたときは、正の電
流が出力され、遅れトラックからパイロット信号が再生
されたときは、負の電流が出力される。回路６８の出力
はホールド回路６９でホールドされ、端子２１にトラッ
キングエラーを出力する。つまり、ホールド回路６９で
は進み及び遅れトラックから再生されたパイロット信号
の出力レベルの差を求めることになり、その差がドラッ
ギングエラーに対応する。

次に本発明の他の実施のテープパターンの数例を第１Ｏ
図、第１１図、第１２図に示す。なお、第３図と同じ機
能のものは同数字を示す。又、このようなテープパター
ンの場合、パイロット信号記録回路のパイロット信号を
記Ｏするタイミング１４゜ と、判別回路の判別するタイミングが多少変更しなけれ
ばならないが、簡単な回路で実現出来るので、説明は省
略する。

以上説明したように、Ｈ並びの出来たヘリカルスキャン
タイプのＶＴＲにおいて１周波のパイロット信号を時系
列的にビデオテープに記録し、再生時パイロット信号を
時系列的に検出して、トラッキングエラーを得ているた
め、簡単な回路構成で正確なトラッキングエラーを検出
することが出来る。

【図面の簡単な説明】

１１１１は従来例のビデオテープパターンを示す図、第
２図は本発明の１実施例を示すブロック図、第３図１ｄ
本発明によるビデオテープパターンを示す図、第４図は
本発明による実施例ブロック図、第５図は記録時の周波
数成分を示した図、第６図Ａ　−Ｋはタイムチャート、
第７図は本発明によるノ 一実施例のブロック図、第８図ミル７ｉｉタイムチヤー
ト、第９図は本発明による他の実施例を示すブロック図
、第１Ｏ１１１，１２図は他の実施例のビデオテープパ
ターンを示す図である。 １５゜ ７゜。、信号処理回路 ８０．。パイロット信号発生回路 ９゜。。加算器。 出願人　キャノン株式会社 ｌ’、−’　　。 １６゜ ？３ ｎ ） ６′３□

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. パイロット信号を、Ｈブランキング時に、両瞬り２トラ
   ック以上離して、記録するパイロット信号記録回路と、
   再生したパイロット信号を検出するパイロット信号検出
   回路と、前記パイロット信号、検出回路より、進みトラ
   ックに記録されたパイロット信号か、遅れトラックに記
   録されたものかを判別する判別回路と、前記パイロット
   信号検出回路の出力を前記判別回路の出力により制御さ
   れ、進みトラックから再生されたパイロット信号のレベ
   ルと遅れトラックより再生されたパイロット化