JPS5835323Y2 - 霧化用ノズル - Google Patents

霧化用ノズル

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Publication number
JPS5835323Y2
JPS5835323Y2 JP17135478U JP17135478U JPS5835323Y2 JP S5835323 Y2 JPS5835323 Y2 JP S5835323Y2 JP 17135478 U JP17135478 U JP 17135478U JP 17135478 U JP17135478 U JP 17135478U JP S5835323 Y2 JPS5835323 Y2 JP S5835323Y2
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JP
Japan
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compressed air
paint
nozzle
flow path
supply path
Prior art date
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Expired
Application number
JP17135478U
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English (en)
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JPS5588862U (ja
Inventor
直樹 古野
義昭 佐々木
喜八 千村
正明 渡辺
Original Assignee
日本鋼管株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は霧化用ノズルに関する。
近年、洋上プラント、シーバース、リグ及び海上橋等の
海洋鋼構造物は益々超大型化へと推移しており、これに
伴いこれら鋼構造物類の防食面積も増大し、その対策も
重要視されている。
特にスプラッシュゾーン、タイダルゾーンは、他の洋上
暴露部、海中没水部とくらべ腐食の激しいことが一般的
に知られている。
海洋鋼構造物は、その立地条件による環境を考えた場合
、構造物の安全性評価という観点から防食対策は極めて
重要であり、防食材料の品質特性、施工技術、材上を含
めた経済性及び保全方法等と絡め種々研究がなされてい
るが、現在確固たる方法は確立していない。
今日一般的に知られているスプラッシュゾーン、タイダ
ルゾーンの防食法としては、塗装による方法、耐食性金
属材料による被覆、各種ライニング等があるが、最も普
遍的に採用されているのは、塗装による方法である。
また近年塗装とライニングの中間的な防食材料として、
レジンモルタル塗料が開発され、大型海洋構造物への使
用が増加しつつあり、長期防食保護材料として将来的に
期待されている。
このレジンモルタル塗料等の高粘度流体の塗装は、従来
コテによる手作業か又はモルタルガンによる吹付施工が
行われてきた。
コテによる手作業の場合、作業性が悪く非能率的である
またモルタルガンの場合、霧化性が悪く塗装面を平滑に
仕上げることは困難な上、塗料の吐出量も不充分であり
、大面積の構造物を多量に施工するためには大きな問題
であった。
またモルタルガンのスプレーパターンは円形状であるた
め、被塗装物の縁部あるいは隅部の塗装時は材料のロス
が大きく、隅部等には過剰に吹付けられ規定の膜厚に仕
上げる事が非常に困難であり、また同時に塗料の予定量
を狂わす等の問題があった。
本考案者らは、上記点に鑑みて既に特願昭53−973
38号にて、新規霧化用ノズルを提案している。
この考案は、上記発明を更に進展せしめたものであり、
吐出量が多く、適宜のスプレーパターンを得ることが可
能なノズルを提供せんとするものであり、その基本的な
特徴とするところは、圧縮空気供給口と塗料供給路とこ
の塗料供給路から所要数に分岐する分岐供給路とを備え
るノズル本体と、圧縮空気流路と前記分岐供給路に着脱
自在に装着され該分岐供給路に連通ずる塗料流路とを備
える単体ノズルと、前記ノズル本体に装着され前記圧縮
空気供給口と前記圧縮空気流路とに連通ずる圧縮空気供
給路を形成するパネルとを有するところにある。
以下図面に基づいて、この考案の一実施例を説明する。
ノズル本体1は、全体としてその中央に突起部10を有
する円盤形状をなしている。
突起部10には、その高さ方向に塗料供給路2が形成さ
れている。
塗料供給路2の側壁には、ネジが切ってあり、塗料供給
管が接続される。
塗料供給路2は、複数(この実施例では7個)の分岐供
給路3に分岐している。
分岐供給路3は、本体1の円盤状部11に形成された中
空部12にその開口を有している。
4は突起部10の外側に形成された圧縮空気供給口であ
り、同様に中空部12にその開口を有している。
圧縮空気供給口4の側壁にはネジが切ってあり、圧縮空
気供給管が接続される。
20は全体が円筒形状をなす単体ノズルであって前記分
岐供給路3の開口に着脱可能に嵌装されている。
単体ノズル20には、その長手方向に断面円形の塗料流
路22が形成されている。
塗料流路22は、前記分岐供給路3に連通し、先端は外
気にその開口を向けている。
塗料流路22のほは沖央部には、圧縮空気流路21が設
けられ、外気と塗料流路22とを連通している。
この実施例では、この単体ノズル20を前記特願昭53
−97338号発明によるノズルとしている。
すなわち、圧縮空気流路21は、塗料流路22を流れる
流体に施回運動とその流送方向への運動を与えるように
形成されている。
この例では、圧縮空気流路21は、塗料流路22の円形
断面のほぼ接線方向から入射すると共に長手方向中心線
に対し斜めに入射している。
この単体ノズルによれば、従来のノズルに比べて吐出量
も多く、また塗料の霧化も良好である。
なお、20′は単体ノズル20と同一形状の盲栓であり
、使用しない分岐供給路の栓に使用する。
5は円形板状のパネルであり、これは本体1の中空部1
2に蓋をして、圧縮空気供給通路6を形成する。
パネル5には又、単体ノズル20の先端を外気に突出さ
せるための孔50があけてあり、この孔に単体ノズル2
0を嵌合せしめる。
パネル5により形成される前記圧縮空気供給通路6は、
本体1の前記圧縮空気供給口と、単体ノズル20の圧縮
空気流路とを連通ずる。
パネル5は、また単体ノズル押えを兼ねていて、単体ノ
ズル20の外周側壁に設けられた突起23に、前記孔5
0が係止するよう形成されている。
7はパネル5及びこれに押えられている単体ノズル20
を押えるためのキャップであり、本体1の円盤状部11
に着脱自在に被せられる。
この例では円盤状部11の外周側壁と、キャップ7の内
周側壁にネジを切り、ネジ込み式としている。
なお、この実施例では、分岐供給路3の数量を7個とし
であるが、これに限定されないことはいうまでもない。
また分岐供給路3の開口は、同一平面に形成しなくても
良く、供給路3を屈折せしめたり、斜めに設けたりする
ことにより開口を3次元に配列することも可能である。
これにより3次元的構造、曲面をもつ被塗装面にも容易
に対処し得るものである。
次にこのノズルの使用方法を説明する。
まずノズル本体1の分岐供給路3に単体ノズル20を差
し込む。
不要な分岐供給路3は盲栓20′で塞ぐ。この場合、被
塗装面の形状により、単体ノズル20の配列及び盲栓2
0′の配列を調整することにより任意のスプレーパター
ンを得ることができる。
次にパネル5で蓋をし、キャップ7をねじ込んだ後、塗
料供給路2に塗料供給管を、圧縮空気供給口4に圧縮空
気供給管を接続し、塗装を開始する。
塗料は塗料供給路2、各分岐供給路3を通って、各単体
ノズル20の塗料流路22に流入する。
圧縮空気は圧縮空気供給口4から、圧縮空気供給通路6
を通って単体ノズル20の圧縮空気流路21に流入する
各単体ノズル20の各塗料流路22では、塗料と圧縮空
気とが混合され、各単体ノズル20の先端がら塗料が吐
出する。
この場合塗料の吐出量は、単体ノズルの数により算術的
に増加する。
特にこの実施例では、単体ノズル20として、上記光に
提案の発明のものを使用しているため、単体ノズル20
自体が従来のものより吐出量が多い上、これらのノズル
を複数個使用しているため、極めて大きな吐出量を得て
いる。
また、各単体ノズル20から噴出した塗料の霧化粒子は
、互いに衝突拡散するため、広いスプレーパターンとな
る。
以上記載したように、この考案によれば、単体ノズル及
び盲栓の配列を調整することにより任意のスプレーパタ
ーンを得ることが出来、また各ノズルから噴出した霧化
粒子の干渉作用により広いスプレーパターンを得ること
が可能となる。
更に単体ノズルを増加せしめることにより、吐出量を多
くすることも可能であり、吐出量の調整も容易である。
加えて、分岐供給路の配置により、3次元的構造、曲面
の被塗装物にも対処し得るものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による霧化ノズルの分解斜視図、第2
図はその一部切欠側面図である。 図中、1はノズル本体、2は塗料供給路、3は分岐供給
路、4は圧縮空気供給路、5はパネル、6は圧縮空気供
給通路、7はキャップ、10は突起部、11は円盤状部
、12は中空部、20は単体ノズル、20′は盲栓、2
1は圧縮空気流路、22は塗料流路、23は突起、50
は孔である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 圧縮空気供給口と塗料供給路とこの塗料供給路から所要
    数に分岐する分岐供給路とを備えるノズル本体と、圧縮
    空気流路と前記分岐供給路に着脱自在に装着され該分岐
    供給路に連通ずる塗料流路とを備える単体ノズルと、前
    記ノズル本体に装着され前記圧縮空気供給口と前記圧縮
    空気流路とに連通ずる圧縮空気供給通路を形成するパネ
    ルとを有することを特徴とする霧化用ノズル。
JP17135478U 1978-12-15 1978-12-15 霧化用ノズル Expired JPS5835323Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17135478U JPS5835323Y2 (ja) 1978-12-15 1978-12-15 霧化用ノズル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17135478U JPS5835323Y2 (ja) 1978-12-15 1978-12-15 霧化用ノズル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5588862U JPS5588862U (ja) 1980-06-19
JPS5835323Y2 true JPS5835323Y2 (ja) 1983-08-09

Family

ID=29175174

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JP17135478U Expired JPS5835323Y2 (ja) 1978-12-15 1978-12-15 霧化用ノズル

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