JPS5835302Y2 - 室内空気清浄器用濾過体 - Google Patents

室内空気清浄器用濾過体

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JPS5835302Y2
JPS5835302Y2 JP1979072594U JP7259479U JPS5835302Y2 JP S5835302 Y2 JPS5835302 Y2 JP S5835302Y2 JP 1979072594 U JP1979072594 U JP 1979072594U JP 7259479 U JP7259479 U JP 7259479U JP S5835302 Y2 JPS5835302 Y2 JP S5835302Y2
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JP
Japan
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frame
space
side wall
filter medium
frame body
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Expired
Application number
JP1979072594U
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English (en)
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JPS55174923U (ja
Inventor
明英 山口
肇 赤土
Original Assignee
株式会社デンソー
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動車、住宅等で室内のタバコの煙のような
微細浮遊粉塵、ちり等を除去する室内空気清浄器で用い
る濾過体に関する。
このような濾過体としては、従来、金属製または木製の
枠体の内側に流した接着剤に濾材と多数の孔あき金属芯
筒を埋め込んで硬化させたものや、ひだ折り加工した濾
材の周囲全体をたとえば発泡樹脂製の枠体に埋設したも
のが知られている。
前者の場合、すなわち、枠体内に濾材を埋め込む場合、
接着剤を硬化させるための加熱工程やひだ間隔を等分化
する工程に時間がかかり、コスト高である。
また、接着剤硬化後の肉厚不均等により外観不良となる
ことが多い。
さらに、接着剤が硬化するまで埋め込んだ濾材を固定す
る手段がないので、作業中に濾材が変化したことに気が
付かなければ、そのままの状態で個定されてしまい、濾
材のひだが互に密着した場合には濾過面積の減少につな
がる。
したがって、このような構造の濾過体を製造する作業は
非常に手間がかかる。
また、濾材の周囲を発泡樹脂の枠体に埋設する場合も、
作業に時間がかかり、コスト高につなか′る。
本考案の目的は、ひだ折りした濾材を枠体に組付けやす
くシ、かつひだの間隔を容易に維持する固着手段を備え
た室内空気清浄器用濾過体を提供することにある。
本考案による室内空気清浄器用濾過体は、側壁によって
囲まれた空間部を有し、該空間部の連通方向に対して交
叉する方向に凹凸が交互に存在する凹凸部を前記側壁の
うち互いに対向する部分の内側に有した第1の枠体と、
該第1の枠体の前記空間部内側に配設されるものであっ
て、側壁によって囲まれた空間部を有し、該空間部の連
通方向に対して交叉する方向に凹凸が交互に存在する凹
凸部を前記第1の枠体の凹凸部と整合する位置に有した
第2の枠体と、凹凸状のひだが交互に存在する板状の濾
材とを具備し、前記両枠体の一方に、該両枠体を固定す
るための突起を設け、他方の枠体に前記突起に係合する
保合孔を設け、前記第1の枠体の空間部内側に前記第2
の枠体を配置して両枠体の前記凹凸部を係合することに
よって該凹凸部間で前記濾材のうち両端部におけるひだ
を挾み固定し、かつ前記両枠体を、前記突起と前記係合
孔との係合により固定し、該互いに固定された両枠体を
ケースに引出し式に装着したことを特徴としている。
以下、添付図面を参照しながら本考案を実施例によって
説明する。
第1図は、本考案による濾過体1を装着した空気清浄器
を示している。
この空気清浄器は自動車のリアパッケージトレイ21に
取付けであるが、住宅等の別の場所でも使用できること
は了解されたい。
濾過体1は、空気清浄器のケース19の横方向開口部に
引出し式に装着してあり、取出しが容易となっている。
濾過体1はその取付板11の孔12を貫いたねじ20を
ケース19のフランジ19Aに設けたねし孔に螺合する
ことによって所定位置に固定される。
ケース19は、リアパッケージトレイ21に開口するダ
ク)19Bと、図示しない送風装置に接続するダクト2
2とを有し、室内の空気は矢印で示す方向に流れる。
本考案の濾過体は、特に第2,3図に示す実施例では、
上下2つの四角形の枠体6,14から成り、第1の枠体
14が濾過本体であり、第2の枠体6が固定手段となる
第1の枠体14は、3つの平らな側壁14Aと、正面に
位置した取付板11とから戒り、取付板11の表面には
ケース19(第1図)への出し入れを容易にするための
取手13が設けである。
各側壁14Aの頂縁にはフランジ14Bが設けてあり、
側壁14Aのフランジ14Bの外縁には、後述するよう
に第2の枠体6を取付けるためのフック10が設けであ
る。
また、取付板11と平行な方向に対向した側壁の内面に
は、第4図に示すようなひだ折りした濾材15の形状に
合わせて凹凸部9が設けてあり、さらに、取付板11お
よびそれに対向した側壁の内面にはその全長にわたって
濾材15の端のひだを受は入れる凹凸部9A(取付板側
のものは図示していない)が設けである。
こうして、第4図に示すような濾材15を第3図に矢印
Cで示す方向に空間部8を塞ぐように容易に装着するこ
とができる。
このとき濾材15のひだが第1の枠体1の凹凸部9,9
Aにぴったりと合わさって所定の形が保たれることは明
らかであろう。
次に、第2図に示す第2の枠体6が第1の枠体14に嵌
め込まれる。
第2の取付板11に対応する辺の除いて頂面の平らなフ
ランジ部6Aを有し互に対向したフランジの内縁から下
方に、濾材15のひだ、すなわち第1の枠体14の凹凸
部9に合わせた形状の凹凸部2が突出している。
また、空間部7を有している。
これらのフランジの外縁からは第1の枠体14のフック
10と協働する係合孔14を有する突片5が下方に突出
している。
さらに、前記の対向したフランジに対して直角方向に対
向したフランジの内縁からは、第1の枠体14の凹凸部
9Aに対応した凸部3が下方に突出している。
こうして、第5図に示すように、第1の枠体14の空間
部8の内側に第2の枠体6を組み立てたとき、濾材15
の側縁が第6図に示すように凹凸部2.9の間にはさま
れてしつかり保持され、ひだの形状が維持されると共に
シールもなされる。
濾材15の端縁は、第7図に示すように、凹凸部9Aと
凸部3との間で゛しつかりはさまれかつシールされる。
なお、フック10は第8図に示すように突片5が係合孔
4の係合して第2の枠体6を第1の枠体14に固定する
上記両枠体6,14は合成樹脂(たとえば、ポリプロピ
レン)で作ると、重量軽減の見地から好ましい。
濾材15は、周知のように、不織布、濾紙で作られてい
る。
以上のように構成した濾過体1を第1図に示すケース1
9に、第5図に矢印りで示す方向に差し込むことによっ
て、空気流路に濾材15を位置させて粉塵等を捕えるよ
うにすることができる。
第9図、第10図は、それぞれ第1の枠体14の取手の
変形例13A、13Bを示す。
以上の説明から明らかなように、本考案によれば、濾過
体の製造、組立てが非常に簡単になす、シかも部品点数
も少なく、濾材を一定の位置に保持する手段も備えてい
るから、コストの低減と共に不良品の発生も極めて少な
くなるという著しい効果を期待することができる。
また、本考案では、第1の枠体の内側に第2の枠体を配
置し、両者の凹凸部を係合しているが、第1の枠体の凹
凸部は該第1の枠体の側壁内側に設けであるため、第1
の枠体と第2の枠体とを組付けて濾材を挟持した状態で
は両枠体の凹凸部は第2の枠体の側壁の外側方向から見
えることはないので、外観上の見栄えがよい。
また、本考案において、濾材の挾持固定部分は第2の枠
体2の側壁内側に隠れることになり、その側壁外側に露
出することはないので、互いに固定された両枠体をケー
スに引出し式に装着しても濾材の挟持固定部分が外部へ
露出する場合のように、該露出部分が損傷するといった
不具合を生じない。
更に、本考案では第1の枠体の内側へ第1の枠体を配置
して濾材を両枠体の凹凸部で挟持固定する際に濾材の位
置がずれるのを第1の枠体の側壁内面で防ぐことができ
、従って濾材の確実な挟持固定を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による濾過体を備えた室内空気清浄器の
一部を示す部分破断側面図、第2図は本考案の濾過体の
固定手段として用いる枠体を示す斜視図、第3図は本考
案の濾過体の枠本体を示す斜視図、第4図は濾材の一部
を示す断片斜視図、第5図は第2図の枠体と第3図の枠
体を組立てた状態を示す斜視図、第6図は第5図のA−
A線に沿った断面斜視図、第7図は第5図のB−B線に
沿った断面斜視図、第8図は第5図のE−E線に沿った
断面図で、フックと係合孔の関係を示す図、第9図、第
10図は枠本体の取手の変形例を示す斜視図である。 1・・・・・・濾過体、2・・・・・・凹凸部、3・・
・・・・凸状部、4・・・・・・係合孔、5・・・・・
・突片、6・・・・・・枠体、6A・・・・・・7ラン
ジ、9.9A・・・・・・凹凸部、10・・・・・・フ
ック、11・・・・・・取付板、13・・・・・・取手
、14・・・・・・枠体、14A・・・・・・側壁、1
4B・・・・・・フランジ、15・・・・・・濾材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 側壁によって囲まれた空間部を有し、該空間部の連通方
    向に対して交叉する方向に凹凸が交互に存在する凹凸部
    を前記側壁のうち互いに対向する部分の内側に有した第
    1の枠体と、該第1の枠体の前記空間部内側に配設され
    るものであって、側壁によって囲まれた空間部を有し、
    該空間部の連通方向に対して交叉する方向に凹凸が交互
    に存在する凹凸部を前記第1の枠体の凹凸部と整合する
    位置に有した第2の枠体と、凹凸状のひだが交互に存在
    する板状の濾材とを具備し、前記両枠体の一方に、該両
    枠板を固定するための突起を設け、他方の枠体に前記突
    起に係合する保合孔を設け、前記第1の枠体の空間部内
    側に前記第2の枠体を配置して両枠体の前記凹凸部を係
    合することによって該凹凸部間で前記濾材のうち両端部
    におけるひだを挾み固定し、かつ前記両枠体を、前記突
    起と前記保合孔との係合により固定し、該互いに固定さ
    れた両枠体をケースに引出し式に装着した室内空気清浄
    器用濾過材。
JP1979072594U 1979-05-30 1979-05-30 室内空気清浄器用濾過体 Expired JPS5835302Y2 (ja)

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JPS55174923U JPS55174923U (ja) 1980-12-15
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3809865B2 (ja) * 2002-12-26 2006-08-16 ヤマトヨ産業株式会社 空気清浄用フィルター装置
JP5761852B2 (ja) * 2011-07-21 2015-08-12 ニッタ株式会社 フィルタ装置

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