JP2019217434A - エアフィルタ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】フィルタ枠の接合部の隙間を無くして空気の漏れを防ぎ、且つフィルタ設置時の引っかかりを無くしたエアフィルタ装置を提供する。【解決手段】エアフィルタ装置は、ウェブ3と、このウェブ3の両側部から互いに反対方向に折曲された一対のフランジと、を有する断面Z形で構成され、それぞれの両端同士を接続して略中央部に通気用開口5を設けるように組み立てられる複数の枠材10a、10bと、一対のフランジのうち一方のフランジ4a、40aの折曲方向と逆方向のウェブ3面上に固定され、該ウェブ3面上で他方のフランジ4b、40bと相対向してフィルタ材周縁部の収容部を形成したL形アングル12と、を備えたフィルタ枠1と、フィルタ枠1内に配置され、通気用開口5を塞ぐフィルタ材2と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、空気中の塵や埃を除去するためのエアフィルタ装置に関し、特に正常な空気を室内に取り込むためのエアフィルタ装置に関する。
従来、工場、事務所、家庭などで、空気の清浄化を目的としてエアフィルタ装置が用いられている。このようなエアフィルタ装置としては、従来から種々の提案がなされている(例えば特許文献1など)。例えば、図10(a)に示すエアフィルタ装置は、プリーツ状(ひだ状)に折られたフィルタ材92と、フィルタ材92を内部に収容するフィルタ枠91とから構成される。フィルタ枠91は、図10(b)に示すように、断面コ字形の横枠911a、911aと縦枠911b,911bとを組立てたものであり、中央部に通気用の開口93が形成される。
横枠911a、911aと縦枠911b,911bには、L形アングル912a、912bがリベットなどで取り付けられている。L形アングル912a、912bは、図11に示すように、フィルタ枠91の外周側に位置し、フィルタ枠取付用開口の周縁部Wに係止して、ねじ止めなどによってフィルタ枠91を固定するものである。
このようなエアフィルタ装置では、図11に示すように、横枠911a、911aと縦枠911b,911bと各L形アングル912a、912bとの間の接合部94にわずかな隙間があると、該接合部94から外気が侵入するおそれがある。特にフィルタ材92として捕集効率の高いフィルタ(例えば中性能フィルタ、HEPAフィルタ、ULPAフィルタなど)を用いる場合、フィルタ材92の周囲にある接合部94からの空気の侵入は阻止しなければならない。
また、図11に示すように、L形アングル912a、912bがフィルタ枠91の外側にあり、その板厚分だけ突出しているため、エアフィルタ装置90をその取付用開口に挿入して取り付ける際に、L形アングル912a、912bが開口に引っかかって、取付作業に支障をきたすことがあった。
実開昭59−176629号公報
本発明の課題は、フィルタ枠の周囲から空気が侵入するのを防ぎ、且つ取付用開口への設置を容易にしたエアフィルタ装置を提供することである。
本発明者らは、上記課題を解決するべく鋭意検討を行った結果、以下の構成からなる解決手段を見出し、本発明を完成するに至った。
(1)ウェブと、このウェブの両側部から互いに反対方向に折曲された一対のフランジとを有する断面Z形で構成され、それぞれの両端同士を接続して中央部に通気用開口を設けるように組み立てられる複数の枠材と、前記複数の枠材がそれぞれ有する前記一対のフランジのうち一方のフランジの折曲方向と逆方向のウェブ面上に固定され、該ウェブ面上で他方のフランジと相対向してフィルタ材周縁部の収容部を形成したL形アングルと、を備えたフィルタ枠と;前記フィルタ枠内に配置され前記通気用開口を塞ぐフィルタ材と、を備えたエアフィルタ装置。
(2)前記枠材は、2つの第1枠材と、2つの第2枠材との4つからなり、これらの枠材の両端同士を接続して、四角形のフィルタ枠を形成した(1)に記載のエアフィルタ装置。
(3)前記一方のフランジは、フィルタ枠取付用開口の周縁部に係止されるものであって、前記フィルタ枠の全周にわたって前記一方のフランジが配置されるように、前記フィルタ枠内で互いに隣接する前記枠材は、それぞれが有する前記一方のフランジの端部を当接させている(1)または(2)に記載のエアフィルタ装置。
(4)前記第1枠材および第2枠材のうち一方は、ウェブの長手方向両端部に、それぞれ前記他方のフランジの折曲方向と同一方向に折曲した側壁部を有し、この側壁部は前記他方のフランジおよびL形アングルと共に、前記フィルタ材周縁部の収容部を構成する(2)または(3)に記載のエアフィルタ装置。
(5)前記側壁部と、前記他方のフランジあるいは前記L形アングルとの間に、隣接する前記第1枠材または第2枠材のウェブ端部を差し込むための隙間を有する(4)に記載のエアフィルタ装置。
(6)前記フィルタ材の周縁部と、前記フィルタ枠との間が密封材で塞がれている(1)〜(5)のいずれかに記載のエアフィルタ装置。
(7)前記一方のフランジは、前記フィルタ枠取付用開口の周縁部に当接する面に弾性部材を備える(1)〜(6)のいずれかに記載のエアフィルタ装置。
本発明によれば、エアフィルタ装置のフィルタ枠として断面Z形の複数の枠材とL形アングルとを使用する。各枠材の有する一対のフランジのうち一方のフランジは、フィルタ枠取付用開口の周縁部に係止して固定されるように構成し、かつL形アングルは一方のフランジの折曲方向と逆方向のウェブ面上に固定され、該ウェブ面上で他方のフランジと相対向してフィルタ材周縁部の収容部を形成するようにしたため、枠材とL形アングルとの接合部はフィルタ枠の外側でなく、フィルタ枠の内部に形成されることになる。そのため、フィルタ枠の外側周囲から空気が侵入するのを確実に阻止することができる。
また、L形アングルはフィルタ枠の内部に取付けられるので、L形アングルがその板厚分だけフィルタ枠から突出することがないので、フィルタ設置時の引っかかりを無くすことができる。
(a)は本発明のエアフィルタ装置の一実施形態を示す一部破断正面図、(b)は側面図である。 本発明のエアフィルタ装置の一実施形態を示す分解図である。 (a)は本発明に係る上下枠の一実施形態を示す斜視図、(b)は(a)のX−X線断面図である。 本発明に係る上下枠の一実施形態を示す展開図である。 本発明に係る上下枠に取り付けるL形アングルの一実施形態を示す展開図である。 本発明に係る側枠の一実施形態を示す斜視図である。 本発明に係る側枠の一実施形態を示す展開図である。 本発明に係る側枠に取り付けるL形アングルの一実施形態を示す展開図である。 本発明に係る下枠と側枠との接続の一実施形態を示す正面図であり、(a)は接続前の状態、(b)は接続状態を示す。 (a)は従来のエアフィルタ装置を示す分解図、(b)は正面図である。 図10(b)の部分拡大断面図である。
以下、本発明の一実施形態に係るエアフィルタ装置を図に基づいて説明する。図1(a)、(b)に示すエアフィルタ装置100は、例えば矢印で示すような空気流路などに配置されるものである。このエアフィルタ装置100は、中央部に通気用開口5を設けた四角形のフィルタ枠1と、このフィルタ枠1内に配置され通気用開口5を塞ぐフィルタ材2とを備え、フィルタ材2の周縁部をフィルタ枠1で保持している。このエアフィルタ装置100は、図1(b)に矢印で示す方向、もしくは矢印で示す方向とは逆から流入する空気をろ過する役割を有する。
フィルタ枠1は、図2に示すように、2つの第1枠材10a、10aと、2つの第2枠材10b、10bと、これらの枠材にそれぞれ取り付けられるL形アングル12、120とを含み、これらの第1枠材10a、10aおよび第2枠材10b、10bから組み立てられ、中央部に通気用開口5を形成する。すなわち、本実施形態では、第1枠材10a、10aは横枠として、第2枠材10b、10bは縦枠として、それぞれ使用されている。
(第1枠材10a)
図2および図3(a)、(b)に示すように、第1枠材10aは、ウェブ3と、このウェブ3の両側部から互いに反対方向に折曲された一対のフランジ4a、4bを有する断面Z形の部材である。一対のフランジ4a、4bのうち、フィルタ材2を収容する方向とは逆方向に折曲された一方のフランジ4aは、フィルタ枠取付用開口の周縁部Wに係止される。フィルタ装置がフィルタ枠取付用開口から脱離しなければよく、固定部材を使用して固定しても良い。フィルタ装置をフィルタ枠取付用開口に固定する方法として、ねじやリベットなどで周縁部Wに固定する方法や、カム、回転カムなどでフィルタ枠1を押さえる方法などがある。
第1枠材10aの有する一対のフランジ4a、4bは、図4に示すような一枚の板材を折り曲げて形成することができる。この折曲角度は、特に限定されないが、ウェブ3の面から垂直であるのがよい。一方のフランジ4aと他方のフランジ4bとの長さは、ウェブ3の長手方向の長さと等しい。
図3(a)、(b)に示すように、第1枠材10aのウェブ3上には、L形アングル12がリベット等によって固定される。固定する方法はリベット、ねじ、接着剤等、特に限定されないが、固定強度、作業性からリベットによる固定が好ましい。L形アングル12は、一方のフランジ4aの折曲方向と逆方向のウェブ3面上に固定され、L形アングル12は他方のフランジ4bと相対向する。すなわち、ウェブ3と他方のフランジ4bとL形アングル12との間で、フィルタ材2の周縁部を収容するためのコ字形状の収容部6を形成する。
図5に示すように、L形アングル12は一枚の板材を折曲げて形成される。このL形アングル12は、ウェブ3上に固定される面にリベット孔31bを有しており、ウェブ3面上のリベット孔31aと、リベット(図示せず)で固定される。
図3(a)、(b)に戻って、第1枠材10aのウェブ3の両端部には、それぞれ側壁部7が設けられる。この側壁部7は、他方のフランジ4bの折曲方向と同一方向に折曲されて形成され、他方のフランジ4bおよびL形アングル12と共に、収容部6を形成している。このように、収容部6は周囲を壁で囲まれているので、フィルタ材2の上下縁部を塞ぐための液体状密封材を流し込むことができる。
側壁部7はフランジ4aと同様にウェブ面3と一体形成されており、第2枠材10bと接続するためのリベット孔71を有している。側壁部7のリベット孔71は少なくとも1つあればよい。
(第2枠材10b)
図6に示すように、第2枠材10b、10bは、ウェブ30と、このウェブ30の両側部から、互いに反対方向に折曲された一対のフランジ40a、40bとを有する断面Z形の部材である。
一対のフランジ40a、40bは、図7に示すような形状の板材を折り曲げて形成される。この折曲角度は、特に限定されないが、ウェブ30の面から垂直であるのがよい。
一方のフランジ40aの長さは、ウェブ30の長さより長く、その両端がウェブ30より突出している。図6に示すように、この突出する長さD1は、第1枠材10a、10aのフランジ4aの幅と等しい。この一方のフランジ40aは、図3(b)に示したように、フィルタ枠取付用開口の周縁部Wに係止される。また、他方のフランジ40bの長さは、その両端がウェブ30の長さより短く、その差の長さD2は、第1枠材10aの他方のフランジ4bの幅と等しい。
第2枠材10bのウェブ30には、L形アングル120が固定される。L形アングル120は、一方のフランジ40aの折曲方向と逆方向のウェブ30の面上に固定され、他方のフランジ40bと相対向する。すなわち、ウェブ30と他方のフランジ40bとL形アングル120とで、フィルタ材2の側縁部を収容するためのコ字形状の収容部60を形成する。
図8に示すように、L形アングル120は一枚の板材を折曲げて形成される。このL形アングル120は、ウェブ30面上に固定される面にリベット孔32bを有し、ウェブ30面上のリベット孔32aと、図示しないリベットで固定される。
(フィルタ材2)
フィルタ材2は、その周縁部をフィルタ枠1の内周面に形成された収容部6内に収容して、密封材にてフィルタ材2とフィルタ枠1の隙間を塞ぐことが好ましい。フィルタ材2の種類としては例えばプレフィルタ、中性能フィルタ、HEPAフィルタなどが挙げられる。このフィルタ材2は、収容部6に収容可能であれば複数枚重ね合わせて使用してもよい。
フィルタ材2とフィルタ枠1の隙間を塞ぐための密封材としては、例えば、ゴムシート、発泡ウレタン樹脂等の発泡部材、ガラス繊維シート、不織布等のシート状部材などを含むシート状密封材;熱可塑性樹脂、接着剤(二液硬化型接着剤等)、シール材(一液型のシール材)等の液体状密封材があげられる。このうち、液体状密封材はフィルタ枠1とフィルタ材2との隙間に浸透しやすいので、確実にフィルタ材2とフィルタ枠1の隙間を塞ぐことができる。
液体状密封材は、主に以下の密封材aと密封材bとに分けられる。
密封材aは、粘度が低く、後に硬化するタイプであり、フィルタ枠1とフィルタ材2とを接着する接着剤として使用される。例えば熱可塑性樹脂や接着剤(二液混合型接着剤)、ウレタン接着剤(発泡ウレタン)などである。
密封材bは、粘度が高く、液垂れしないタイプであり、隙間を防ぐシール材として使用される。例えば、ウレタンシール材、シリコンシール材などの一液型のシール材などである。
上記密封材a、bは、いずれもフィルタ枠1の4つの内面(上下面および両側面)とフィルタ材2との間に塗布、流し込むなどによって適用することができる。あるいは、フィルタ枠1内の少なくとも1面、好ましくは2面(上下面および両側面のいずれか)に密封材aおよびbの一方を使用し、残りの面に密封材aおよびbの他方を使用するようにしてもよい。特に、フィルタ枠1の横枠の面に粘度が低い密封材aを使用し、縦枠の面に液垂れし難い密封材bを使用するのが好ましい。
また、密封材として前記したシート状部材を使用する場合は、フィルタ枠1の4つの内面またはフィルタ材2の4つの外周面に、あらかじめ両面粘着テープまたは接着剤にてシート状部材を貼着しておき、次にフィルタ枠1にフィルタ材2を嵌め込むようにする。
さらに、シート状部材と液体状密封材とを併用してもよい。例えば、(A)フィルタ枠1の横枠(上下枠)の面に密封材aを使用し、縦枠の面にシート状部材を貼着するか、あるいは(B)フィルタ枠1の横枠(上下枠)の面にシート状部材を貼着し、縦枠の面に密封材bを使用するようにしてもよい。
このように、フィルタ材2とフィルタ枠1の隙間を塞ぐうえで、種々の密封材を単独でまたは幾つかを組み合わせて使用することができる。
第1枠材10a、10aおよび第2枠材10b、10bの一方のフランジ4a、40aは、フィルタ枠取付用開口の周縁部Wに当接する面にシール材として弾性部材(図示せず)を備えていてもよい。この弾性部材により、エアフィルタ装置100とフィルタ枠取付用開口との隙間を塞ぎエアの漏れを防ぎ、かつ一方のフランジ4a、40aとフィルタ枠取付用開口の周縁部Wとが当接した際に傷を付けにくくなる。
さらに、この弾性部材は、例えばフィルタ材2の周縁部の面あるいはフィルタ枠1の内側の面に、両面テープや接着剤などで貼り付けて使用することができる。この弾性部材には、例えばゴムシート、ガラス繊維シート、スポンジのシート(発泡ウレタンシートなど)などが使用される。
(フェースガード)
フィルタ材2を外部からの物理的接触やフィルタろ材2のフィルタ枠1からの脱離を防止するために、フィルタ材2の空気の流入側および流出側の表面には、例えばアルミニウム製のフェースガードが設けられる。フェースガードは流入側および流出側のどちらか一方の表面に取り付けてよく、流入側および流出側の両方に取り付けてもよい。
(フィルタ枠1の組立て方法)
図9(a)に示すように、第1枠材10a、10aは、両端の側壁部7と、ウェブ3上に固定されたL形アングル12との間に隙間8を有する。この隙間8は、第2枠材10bのウェブ30の厚みと略等しい間隙を有する。
第1枠材10a、10aに第2枠材10bを取り付けるには、図9(a)に矢印で示すように、第2枠材10bのウェブ30の端部30aを第1枠材10a、10aの隙間8に差し込む。これにより、図9(b)に示すように、第2枠材10bのL形アングル120の端面が第1枠材10a、10aのL形アングル12の上面に当接し、ウェブ30の端部30aは第1枠材10a、10aのウェブ3の上面に当接し、さらに一方のフランジ4a、40a同士が互いに当接するようになる。これにより、フィルタ枠1の歪み強度を上げることができ、フィルタ枠1の剛性が高くなる。
このようにして、組立て後、側壁部7と第2枠材10bのウェブ30とをリベットで固定する。このとき、前記したようにフィルタ枠1の剛性が高くなっているので、リベット止めは1箇所にすることもでき、そのため生産効率が向上する。
以上、本発明の実施形態に係るエアフィルタ装置を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、種々の改善や改良が可能である。例えば、上記の実施形態では、4つの第1、第2枠材10a、10bを用いて、四角形のフィルタ枠1を組み立てるようにしたが、枠材は4つに限定されるものではなく、必要に応じて複数使用してもよい。複数の枠材の個数は特に限定されず、例えば枠材を3〜8つ用いてもよく、これにより三角形から八角形までのフィルタ枠を形成することができる。
また、本実施形態では、第1枠材10a、10aを横枠として、第2枠材10b、10bを縦枠として使用したが、これとは逆に、第1枠材10a、10aを縦枠として、第2枠材10b、10bを横枠として使用してもよい。
1 フィルタ枠
2 フィルタ材
3、30 ウェブ
4a、4b、40a、40b フランジ
5 通気用開口
6、60 収容部
7 側壁部
8 弾性部材
10a 第1枠材
10b 第2枠材
12、120 L形アングル
91 フィルタ枠
92 フィルタ材
93 開口
94 接合部
W 周縁部
100 エアフィルタ装置
911a 上下枠
911b 側枠
912a、912b L形アングル

Claims (7)

  1. ウェブと、このウェブの両側部から互いに反対方向に折曲された一対のフランジとを有する断面Z形で構成され、それぞれの両端同士を接続して中央部に通気用開口を設けるように組み立てられる複数の枠材と、
    前記複数の枠材がそれぞれ有する前記一対のフランジのうち一方のフランジの折曲方向と逆方向のウェブ面上に固定され、該ウェブ面上で他方のフランジと相対向してフィルタ材周縁部の収容部を形成したL形アングルと、を備えたフィルタ枠と;
    前記フィルタ枠内に配置され、前記通気用開口を塞ぐフィルタ材と、を備えたエアフィルタ装置。
  2. 前記枠材は、2つの第1枠材と、2つの第2枠材との4つからなり、これらの枠材の両端同士を接続して、四角形のフィルタ枠を形成した請求項1に記載のエアフィルタ装置。
  3. 前記一方のフランジは、フィルタ枠取付用開口の周縁部に係止されるものであって、前記フィルタ枠の全周にわたって前記一方のフランジが配置されるように、前記フィルタ枠内で互いに隣接する前記枠材は、それぞれが有する前記一方のフランジの端部を当接させている請求項1または2に記載のエアフィルタ装置。
  4. 前記第1枠材および第2枠材のうち一方は、ウェブの長手方向両端部に、それぞれ前記他方のフランジの折曲方向と同一方向に折曲した側壁部を有し、この側壁部は前記他方のフランジおよびL形アングルと共に、前記フィルタ材周縁部の収容部を構成する請求項2または3に記載のエアフィルタ装置。
  5. 前記側壁部と、前記他方のフランジあるいは前記L形アングルとの間に、隣接する前記第1枠材または第2枠材のウェブ端部を差し込むための隙間を有する請求項4に記載のエアフィルタ装置。
  6. 前記フィルタ材の周縁部と、前記フィルタ枠との間が密封材で塞がれている請求項1〜5のいずれかに記載のエアフィルタ装置。
  7. 前記一方のフランジは、前記フィルタ枠取付用開口の周縁部に当接する面に弾性部材を備える請求項1〜6のいずれかに記載のエアフィルタ装置。
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