JPS5835219B2 - トウメイジユシソセイブツノ セイゾウホウホウ - Google Patents

トウメイジユシソセイブツノ セイゾウホウホウ

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Publication number
JPS5835219B2
JPS5835219B2 JP1459275A JP1459275A JPS5835219B2 JP S5835219 B2 JPS5835219 B2 JP S5835219B2 JP 1459275 A JP1459275 A JP 1459275A JP 1459275 A JP1459275 A JP 1459275A JP S5835219 B2 JPS5835219 B2 JP S5835219B2
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JP
Japan
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silicic acid
kneading
eva
transparent
composition
Prior art date
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Expired
Application number
JP1459275A
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English (en)
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JPS5189547A (ja
Inventor
倶正 三谷
宗男 小山
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DIC Corp
Original Assignee
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Publication date
Application filed by Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd filed Critical Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Publication of JPS5189547A publication Critical patent/JPS5189547A/ja
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  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は特定組成のエチレン−酢酸ビニル共重合体(以
下EVAと称す)とケイ酸から透明にして、平滑で、し
かも機械的強度に優れた組成物に関するものである。
ケイ酸を用いて透明ゴムを作ることは一般的に知られた
ることである。
例えば新しい工業材料の科学シリカとアルミナ編P48
〜50(永井著、金属出版社)に理論的に透明になるこ
とが示されている。
また特公昭35−640には、エチレン−酢酸ビニル樹
脂とケイ酸からシラノール結合を生成せしめ、透明性に
も又強度的にも優れた組成物が得られることが報告され
ている。
しかしながらこの方法ではより透明性の優れたものを得
ることができない欠点を有している。
本発明者等は種種検討した結果、特定組成におけるEV
Aとケイ酸を2段混線法を用いることで透明な組成物が
得られることを見い出し、本発明を完成せしめた。
即ち、本発明は組成の重量比がエチレン:酢酸ビニル−
20:80〜60:40であるEVAの100重量部(
以下部と称す)に対してケイ酸20〜100部を80℃
以下の温度で予備混練し、次いで100℃以上の温度で
混練を行うことによる透明樹脂組成物の製造方法を提供
するものである。
本発明の目的はEVA/ケイ酸からなる透明樹脂組成物
の製造方法を提供することにある。
更に他の目的は透明組成物を提供することにある。
本発明に使用するEVAは乳化重合、懸濁重合、溶液重
合、塊状重合等の通常の方法で製造されるもので差しつ
かえなく、そのエチレン含量が20〜60重量%(以下
部と称す)、好ましくは30〜50多のものであり、好
ましくはムーニー粘度(ML1+4 (1000C)
)が10〜100のものが適する。
EVAのエチレン含量が20q6よりも少いものでは樹
脂そのものの硬度が大きくなるためにケイ酸の混合が困
難であり、しかも生成物が硬くなり実用に供し難い。
また60%を越えるものでは本発明の方法に於いて混線
時間を長くしようとも、又他の混線方法を採用しようと
も透明な組成物を得ることができない。
更に本発明で用いられるEVAはムーニー粘度がlO〜
100のものが好ましく、その際のムーニー粘度とはJ
ISK−6300にもとづく値である。
ムーニー粘度が10以下では生成物の機械的強度が弱く
、シかも表面が強いブロッキング性をおびるため実用に
供し難いものになる。
更に父、ムーニー粘度が100以上ではケイ酸の充填性
が悪く、得られる成型物の平滑性が劣る。
EVAはエチレンと酢酸ビニルの他に第3成分として共
重合しうるビニル単量体、例えばアクリル酸、メタアク
リル酸及びこれらのエステル、高R脂肪酸ビニルエステ
ル、塩化ビニル、塩化ビニリデン、スチレン、アクリロ
ニトリル、アクリルアミド、プロピレン、ブテン等の一
種又は二種以上を共重合させたものであっても差しつか
えない。
本発明は、EVAとケイ酸によってのみ透明な組成物が
得られるものであり、一般の透明ゴム配合に用いられて
いる炭酸マグネシウムによるものでは透明な組成物は得
ることができない。
本発明でのケイ酸は通常の乾式法或いは湿式法で製造さ
れるものが使用され、作業性が良好な点から粒子径が1
0〜50mμのものが好ましく、具体的にはSyl□i
d (Davison Chemica1社製品)、H
i−8il(ピーピージーInds、社製品)、カープ
レックス(塩野義製薬社製品)、ニップシール(日本シ
リカ社製品)、トクシール(徳山曹達社製品) )Ae
rosi l (Degussa社製品)等が挙げられ
る。
他に全く水を含まない5i02も又、本発明で使用され
得るものである。
EVAとケイ酸の割合は、EvA100部に対してケイ
酸20〜100部、好ましくは30〜50部である。
ケイ酸が20部以下では成型物が強度的に弱く、表面の
平滑なものを得ることができない。
また100部以上では混合に長時間を要するだけでなく
、組成物の流動性が悪く加工するのが難かしくなる。
本発明の組成物は本質的にEVAとケイ酸からなるもの
であるが、透明性、表面平滑性、機械的強度を低下させ
ない範囲で、例えば塩化ビニル、ポリウレタン、ポリエ
チレン、ポリプロピレン、ポリブテン、ポリスチレン、
エチレン−酢酸ビニル/塩化ビニルグラフト共重合体、
ポリエステル、エチレン−酢酸ビニル(本発明組成の範
囲外)等の合成樹脂:NBR,−8BR,llR1アク
リルゴム、EPラバー、塩素化ポリエチレン、クロロス
ルフォン化ポリエチレン等の合成ゴム:ジオクチルフタ
レート、ジブチルフタレート、ブチルベンジルフタレー
ト、ジオクチルアジペート、ジブチルセバケート、エポ
キシ化大豆油、エポキシ化アマニ油、エチレングリコー
ル、プロピレングリコール、グリセリン等の可塑剤、ア
ロマチック系、パラフィン系、ナフテン系等の軟化剤:
流動パラフィン、ステアリン酸、ワックス、ステアリン
酸ブチル、ステアリン酸アマイド等の滑剤を添加するこ
とができる。
又、本発明の組成物はパーオキサイド化合物及び架橋助
剤を添加して、分子間架橋を行なわしめて機械的強度を
さらに高めることもできる。
かかるパーオキサイド化合物として、ジターシャリブチ
ルパーオキサイド、クーシャリ−ブチルクミルパーオキ
サイド、ジクミルパーオキサイド、2゜5−ジメチル−
2,5−ジ(ターシャリ−ブチルパーオキシ)−ヘキサ
ン、2,5−ジメチル−2゜5−ジ(ターシャリ−ブチ
ルパーオキシ)−ヘキシン−3,1,1−ビス(ターシ
ャリ−ブチルパーオキシ)3,3,5−トリメチルシク
ロヘキサン、ベンゾイルパーオキサイド、ターシャリ−
ブチルハイドロパーオキサイド等が挙げられる。
また架橋助剤としてトリアリルシアヌレート、トリアリ
ルイソシアヌレート、ジアリルフタレート、トリメチロ
ールプロパントリメタアクリレート、ジビニルベンゼン
等を上記パーオキサイド化合物と併用して用いることが
できる。
本発明の特徴は2段混練法を行うことにある。
即ちEVAとケイ酸の配合物を80℃以下の温度、好ま
しくは常温〜50°Cの温度で予備混練し、得られた白
色不透明組成物を100’C以上、好ましくは120〜
1500Cの温度で再度混練を行なうことにより白色不
透明物を無色透明物に変じることができることにある。
この際組成物は、80°C以下の温度でいかに長時間混
練しても透明にはならず、また80℃以下の予備混線な
しに100℃以上でいかに長時間混練しても透明にはな
らないものである。
尚、予備混線を80’Cを越えた温度で行なっても透明
性の優れたものが得られないので予備混線は80℃以下
で行なわれねばならない。
又予備混練は混練機によるが、ロール等の混線性能の優
れるものを使用した場合少くとも5分間、多少混練性能
の劣るものを使用する場合で少くとも10分間の混線時
間を必要とする。
混練方法は通常のプラスチック、ゴム等に用いられてい
る方法を採用することができる。
即ちミキシングロール、パンバリミキサー、加圧式ニー
ダ−、カレンダロール、押出機、射出成型機等を組み合
せて行なわれる方法である。
例えば、ミキシングロール(低温混練)→カレンダーロ
ール(高温混線)、パンバリミキサー(低温混練)→押
出機(高温混練)、ニーダ−(低温混練)→カレンダー
ロール(高温混練)等の方法が可能である。
本発明による組成物はフレキシブルで透明性に優れ、無
毒性のものであり、例えば食品、医療関係のフィルム、
シート、容器、パイプ、成型品及び各種合成樹脂フィル
ム、金属箔、紙、布へのラミネート、玩具、糸ゴム、テ
ープ、バッキング等の用途に使用される。
以下、実施例を挙げて本発明を説明する。
実施例1〜3、比較例1〜5 *;
表1に記載する重合物1. O0部に対してケイ酸35
部、ステアリン酸1部を2本混線ロールにより常温で1
0分間混練し、次いで120’C〜130℃に加温した
2本混練ロールにて5分間混練し、得られたシートの透
明性、平滑性を観察した後、150℃で3分間プレス成
形しImm厚の試験片を得た。
この試験片を用いて表1に示す各試験を行なった。
この結果本発明の如き混練方法では一般汎用のSBRl
NBRlEPDMでは透明性で平滑なシートは得られず
、またプレスシートを得ることができなかった。
更に、EVA−4の如きエチレン含量の高いEVAでは
透明性が非常に悪いものであった。
比較例 6 実施例1と同様の配合物を2本混練ロールにより常温で
20分間混練した。
得られたロールシートは不透明で平滑性の劣るものであ
った。
更にこれを11FL7IL厚にプレスしたシートは光通
過率O%、硬度(ショアーA)75、引張強度48にグ
/−1伸び628%、100多モジュラス19,8ゆ/
歴であった。
比較例 7 実施例1と同様の配合物を2本混練ロールにより120
°C〜130℃で20分間混練した。
得られたロールシートは若干平滑であるけれども、透米
米明性の劣るものであった。
更にこれを1朋厚にプレスしたシートは光通過率3多、
硬度(ショアーA)7°3、引張強度30kg/cI?
L1伸び305%、100%モジュラス17.0kg/
−であった。
実施例4〜6、比較例8〜9 実施例1に用いたEVA−1)100部に対して、表2
に示す各試験を行なった。
この結果、エチレン含量が40%のEVA−1)を使用
した場合いずれも透明なものが得られるが、ケイ酸量が
少ないとシートの平滑性が劣り、又各週ぎると溶融時の
流動性が悪く、プレス成型が出来ない。
EVAに対するケイ酸量を増加すると光通過率は悪くな
るけれども硬度が高くなり、引張強度も大きくなる。
参考例 1 実施例1と同様にして得た透明樹脂組成物136部に対
してパツカドツクス14(1,3−ビス(ターシャリ−
ブチルパーオキシ−イソプロピル)ベンゼン:化薬ヌー
リー社製品)1部及びトリアリルシアヌレート(日本化
成社製品)2部を冷却しているミキシングロールで5分
間混練した。
得られたものを180℃で10分間プレス加工し、1朋
厚のシートを得た。
このものは光通過率65φの透明性を有し、硬度(ショ
アーA)69、引張強度1461c、g/cit、伸び
370%、100%モデュラス14kg/−で、耐油性
、耐熱性に優れるものであった。
更に、この加硫シートは伸びを与えると急激に白化して
不透明になるが、伸びを止めると再び透明になるという
特異な性質を有していた。
実施例 7 内容積51の加圧式ニーダ−に冷却水を通しながら実施
例1のEVA−1)を1501巻き付けた後ステアリン
酸を15g加え、更にカープレックスΦ80(前記せる
ケイ酸)525gを3回に分けて添加し10分間混練し
た。
得られた不透明な組成物を冷却ロールでシート化し、更
にシートカッターで粉砕して以下に示す条件下にある4
0m/mベント式押出機(坪井製作所社製品)に通じる
と透明なペレットが得られた。
このものの機械的強度はほぼ実施例1のものと同等であ
った。
押出条件:C1:45°C2C2ニア0℃。
C3” 100’C2C4” 11o0c、c5 :
110℃、ダイス:80℃、樹脂温度150℃。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 エチレン含量20〜60重i%のエチレン−酢酸ビ
    ニル共重合体100重量部に対してケイ酸20〜ioo
    重量部をso’c以下の温度で混線混合し、次いで10
    0℃以上で混練することからなる透明樹脂組成物の製造
    方法。
JP1459275A 1975-02-04 1975-02-04 トウメイジユシソセイブツノ セイゾウホウホウ Expired JPS5835219B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1459275A JPS5835219B2 (ja) 1975-02-04 1975-02-04 トウメイジユシソセイブツノ セイゾウホウホウ

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JP1459275A JPS5835219B2 (ja) 1975-02-04 1975-02-04 トウメイジユシソセイブツノ セイゾウホウホウ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5189547A JPS5189547A (ja) 1976-08-05
JPS5835219B2 true JPS5835219B2 (ja) 1983-08-01

Family

ID=11865430

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1459275A Expired JPS5835219B2 (ja) 1975-02-04 1975-02-04 トウメイジユシソセイブツノ セイゾウホウホウ

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JP (1) JPS5835219B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8357193B2 (en) 2009-05-29 2013-01-22 Xlumena, Inc. Apparatus and method for deploying stent across adjacent tissue layers
US8425539B2 (en) 2004-04-12 2013-04-23 Xlumena, Inc. Luminal structure anchoring devices and methods
US8617196B2 (en) 2004-12-08 2013-12-31 Xlumena, Inc. Method and apparatus for performing needle guided interventions
US8777967B2 (en) 2005-06-09 2014-07-15 Xlumena, Inc. Methods and devices for anchoring to tissue

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US8777967B2 (en) 2005-06-09 2014-07-15 Xlumena, Inc. Methods and devices for anchoring to tissue
US8357193B2 (en) 2009-05-29 2013-01-22 Xlumena, Inc. Apparatus and method for deploying stent across adjacent tissue layers

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JPS5189547A (ja) 1976-08-05

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