JPS5834883Y2 - 簡易組立家屋の棚支持構造 - Google Patents

簡易組立家屋の棚支持構造

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JPS5834883Y2
JPS5834883Y2 JP5710379U JP5710379U JPS5834883Y2 JP S5834883 Y2 JPS5834883 Y2 JP S5834883Y2 JP 5710379 U JP5710379 U JP 5710379U JP 5710379 U JP5710379 U JP 5710379U JP S5834883 Y2 JPS5834883 Y2 JP S5834883Y2
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JP
Japan
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crosspiece
shelf board
piece
shelf
pillar
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Application number
JP5710379U
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JPS55157504U (ja
Inventor
薫 天谷
Original Assignee
株式会社淀川製鋼所
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は鋼板等によって構成される簡易組立家屋、特に
物置等のコーナ部において、2枚の棚板を壁面に沿わせ
て互に略り字形に設けるようにした簡易組立家屋の棚支
持構造に関する。
そして、本考案の目的は2枚の棚板の互に隣接する端部
を小数部品によって効率よく、シがも確実に支持できる
と共に、各棚板を互に段差を設けて支持したり、高さを
調節したり、或いは着脱する操作等を極めて容易に行え
る支持構造を提供することにある。
以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。
なお、この実施例は本考案を鋼板製物置に適用したもの
である。
まず、第1図によって全体の構造を説明すると、この物
置は土台1上に下端の下枠7を、下枠7に板状又は波状
の複数枚の床板2を載置し、下枠7の各コーナ部に隅柱
3を立設すると共に前面部中央を除く周囲部に中柱4を
間隔的に立設し、各柱間に装着した複数枚のパネル5で
周壁を形成している。
そして、周壁の上下端を上枠6、下枠7間でそれぞれ保
持すると共に、前面部中央に開閉戸8を設け、さらに上
梓6上に波状の屋根9を載設している。
この屋根の中間部は左右の中柱4の上端部間に架設した
複数の梁10 a 、10 b 、10 Cによって支
持されている。
そして、梁10 a 、10 b 、10 Cの中間部
を左右の中柱4にそれぞれ対応して設けた内柱11で支
持すると共に、前記周壁と内柱間に棚を平面視r′i型
に形成している。
なお、周壁を形成している複数枚のパネル5と中柱4と
の連結は、中柱へ嵌入されるナラ) 40”とかぶせ金
具41″とをボルトで締付けて行っている(第11図参
照)。
なお、中柱4及び隅柱3は第4図に示すように断面路コ
字形成いはその中間片部を湾曲した形状を有し、これら
の両側片部の先端の内側折曲部分にパネル5の対応する
折曲片部分を物置内面側で重合連設している。
これによって中柱4及び隅柱3をそれぞれ内面側が上下
方向に沿って開口し、がっ、開口部両側対向部に張出し
部4a、3aをそれぞれ有するものにしている。
また、上枠6は第2図に示すように、内面側が開口する
断面略コ字型で、少なくとも開口部上側に垂下片6aを
有するものにし、この垂下片6aに掛止したフック状ポ
ルH3a及びナラH4aによって屋根9を固定している
次に梁10 a 、10 b 、10 C及び内柱11
ノ屋根支持構造を第2図〜第4図によって説明する。
各梁10 a 、10 b 、10 Cは下面が開口す
る断面路3学形のもので、中央配置のもの10 bは開
口部両側縁がら断面路り字形の補強鍔15を突設してい
る。
また、前後側に配置した梁10 a 、10 Cは開口
部−側縁のみに断面路り字形の補強鍔16を突設したも
のにし、垂下片状の開口部他側縁をフック状ボルト13
bが掛止し得るものにして、ナラH4bの螺合による屋
根9の固定に供している。
内柱11は四角パイプ状のもので、上端部を各梁10
a 、10 b 、10 Cの開口部内に内接するよう
に嵌挿すると共に、下端部をこれよりも表面積の大きい
支持板17を介して床板2上に載置している。
そして、各梁10 a 、10 b 、10 Cの側壁
から内柱11両側壁を貫通するボルト18及びそれに螺
合するナツト19で上端部を固定している。
第2図及び第3図aに想像線で示すように、梁10 a
、10 b 、10 Cと同配置で床板2の下側部に
床補強桟20をその両端部がそれぞれ下枠7,7に連結
して内柱11にかかる荷重に対する補強をしている。
なお、図のようにボルト18及びナツト19による締付
けを上下二段にすれば、内柱11の回動を完全に阻止で
きる。
また、支持板17は薄手の板状のものを複数枚重合して
床板2と内柱11下端との間に着脱自在に介在すること
もでき、第3図すの17 aのように支持板に内柱内に
嵌合当接される起立片を形成することもできる。
次に棚板12の支持構造を第4図〜第10図によって説
明する。
各棚板12は第8図に示すように、平板状主部12 a
とこれに垂下連設した枠部12bとからなり、前後1対
の桟21.22及びこれらを連結する補助桟23で支持
している。
前桟21及び後桟22は対向側が開口する断面路コ字形
のアングル材からなり、背縁に棚板12の枠部12 b
を支持する支持段部21a、22aをそれぞれ設け、か
つ開口部下側縁から補強片21b、22bをそれぞれ立
上らせている。
補助桟は側面が開口する断面路コ字形のアングル材から
なり、両端部を前後桟21.22のスリブ)−24aに
挿通し、側面を重合せてボルト、ナツト等の連結具24
で連結固定している。
このような桟21.22.23で支持した棚板12を第
4図に示すように、物置内の背面部及び左右に略コ字形
に、つまり各コーナ部で二つの棚板を略り字形に端部を
当接状態にして隅柱3、中柱4及び内柱11で前記様2
1.22を介して支持している。
なお、棚板12及び各様21.22.23に背面側のも
の、左側のもの及び右側のものの順に小符号1,2.3
を付し、以下、左右対称につき、主に左コーナ部のもの
を第5図及び第6図によって説明する。
(1)一方の棚板12□(背面側のもの)の後桟22□
を中柱4の背面側のもの4′に、また前桟21□を内柱
11の最も背面側のもの11′にそれぞれ支持している
(2)他方の棚板12□(左側のもの)の後桟22□を
隅柱3と中柱4の左側のものに、また前桟212の背面
側端部を中柱4の背面側のもの4′に、さらに前桟21
□に該端部以外の部分を内柱11にそれぞれ支持してい
る。
即ち、背面側のコーナ部に位置する中柱4′とこれに対
応する最も背面側の内柱11′とを両棚板12□、12
□の支持構造に兼用し、他の中柱4内柱11及び隅柱3
は各棚板12.,12゜の個々の支持構造に用いている
詳述すると、隅柱3では、これの−側張出し部3aに他
方の棚板122の後桟22□の端部を当接し、この当接
した部分を1対の連結具つまり隅柱3に挿入したナラ)
25 aと後桟222を前方から挿通するボルト25
bとによって張出し部3aに連結している。
左側の中柱4では、これの両側張出し部4a、4aに他
方の棚板12□の該端部以外の部分をそれぞれ当接し、
この当接した部分を各1対の連結具、つまり中柱4に挿
入したナツト26と後桟222前方から挿通するボルト
27とによって両側張出し部4 a 、4 aに連結し
ている。
内柱11では、これの外側面11 aに、他方の棚板1
22の前桟21□の該端部以外の部分をそれぞれ当接し
、この当接した部分を挿通孔28.29を通して1対の
連結具つまり長形なボルト30及びナツト31によって
その外側面11 aに連結している(第6図及び第7図
参照)。
なお、前桟21□の挿通孔29は上下二段に設けられ、
ボルト30による連結高さが選択できるようになってい
る。
しかして、他方の棚板122が前桟212の端部を除い
て支持されている。
一方、背面側の中柱(コーナ部のもの4′を除く)では
前記他方の棚板122の中柱4による支持の場合と全く
同様にして一方の棚板121の後桟22□の端部を除く
部分を支持している(詳図せず)。
また、最も背面側の内柱11′では、これの背面11′
bに一方の棚板12、の前桟21□の端部を当接し、こ
の当接した部分を前記挿通孔28,29と高さを異なら
せて、かつ、これと交差方向にあけた挿通孔32.33
を通して1対の連結具つまり長形なボルト34及びナツ
ト35によってその背面11′bに連結している。
なお、この一方の棚板12□の挿通孔33も上下二段に
設けたものである。
しかして、一方の棚板12、も後桟22□の端部を除い
て支持されている。
そして、コーナ部に位置する背面側の中柱4′では、断
面略り字形の連結金具36を用いて一方の棚板12□の
後桟22、及び他方の棚板12□の前桟21□の各端部
を支持している。
即ち、該連結金具36は、−片36 aを中柱4′の両
張出し部4’a、4’aに当接すると共に他片36 b
を物置内方に垂直状態で突出させて装着するようにした
ものである。
そして、−片36 aの先端には、中柱4′の側面に係
止するための係止片36 Cを他片36 bと逆向きに
、断面略り字形に小幅突設している。
また、−片36 aから係止片36 Cの端部までに亙
って横長スリット37を上下二段に、かつ端部を開口さ
せてあけている。
さらに、他片36 bに横長透孔38をスリット37に
対応させて上下二段にあけている。
そして、一方の棚板12□の後桟22.の端部を中柱4
′の両張出し部4’a、4’aに連結金具36の一片3
6a間に介在させて当接し、この後桟22□にあけられ
た挿通孔39及び連結金具36のスリット37を通して
連結具、つまり中柱4′に挿入したナツト40及び後桟
22、の前方から螺合したボルト41によって連結して
いる。
また該連結金具36の他片36bに、他方の棚板122
の前桟212の端部を当接し、この前桟21□にあけた
挿通孔42及び連結金具36の透孔38を通して連結具
つまりボルト43及びナツト44によって連結している
こうして、一方の棚板121の後桟22□と他方の棚板
12□の前桟212とを該中柱4′に止着している。
上記の如くにして各棚板12.,12□を支持する全て
の前後桟21□、21゜220,222か゛固定されて
いる。
このような構成にすれば、1つの連結金具36で各棚板
120,122を支持する桟が固定されるから、部品効
率がよく、構成がコンパクトで、取付作業も効率よく行
えるものである。
また、連結金具36の透(L38を長孔とし、上下に二
段設けたから、これに通す連結具の取付は位置の選択に
よって各棚板12、.12□の棚板を第6図に示すよう
に同一高さにも、また、第9図に示すような段差を設け
た状態にもすることができる。
また連結具41.43の取付が容易である。
しかも、連結金具36の一片36 aに設けた係止片3
6 Cを中柱4′の側面に係止させるようにしたから、
この連結金具36に掛かる他方の棚板12□の荷重によ
っても傾きを生じることなく安定した支持が得られる。
なお、連結金具36の一片36 aに端部が開口するス
リット37をあけておけば、このスリット37に通した
連結具を少し緩めた状態にしてこの連結金具36をスリ
ット37に沿って中柱4′から自由に着脱することがで
き、組立て等が容易に行える。
従って、例えば第10図に示すように各棚板12.,1
2□を個々に支持することもできる訳であるが、このよ
うな使用への移行も、前記スリット37を設けておけば
連結具を取外す必要なく容易に行える。
また、屋根中間部を梁で支持すると共に、梁の中間部を
該床上に立設した支柱で支持しているから、梁や周壁自
体に格別の強度を与える必要なくして、積雪荷重に耐え
る屋根が得られ、従来のものと異なり、梁等を通常の仕
様のものと区別する必要なく、簡単な構成にすることが
できる。
従って、製作困難性や荷重に対する安定性に欠ける等の
問題がなくなり実用性の高い組立家屋が提供できるもの
である。
なお、前記実施例の支持板17上に内柱11を載置し、
上端のみ梁10 a 、10 b 、10 Cに固定す
るようにすれば、床板2が平板、波板からなるものでも
荷重を分散した状態で安定した支持が行える。
また、内柱を直接土台に固定するような自立式構造と異
なり、床板構製が簡単になるから、この点でも材料コス
トが安くなり、施行も容易になる。
尚上記実施例の他に本考案においては内柱と棚板21、
〜213の連結固定は内柱に棚板の係止金具を係止して
該金具に棚板を係止してもよく棚板に直接係止片を設け
てこれを内柱に係止してもよい。
なお、前記棚支持構造を用いて複数段の棚を構成するこ
とができるのは勿論である。
なお、本考案を構成する連結金具は前記実施の他、1枚
の棚板の支持にも応用できることは勿論である。
例えば第12図はその応用例を示すもので、パネル5″
を連結する1対の中柱4″に連結金具36″をそれぞれ
取着し、1枚の棚板12″の端部に配置する前後方向の
桟23″を各連結金具36″の一片に取着し、同棚板1
2″の前後桟21 ”、22”を各連結金具36″の他
片に取着するようにしたものである。
なお、この第12図では、連結金具36″の他片に対す
る桟21 ”、22″の取着側面が前記実施例と異なる
が、この取着構成を前記実施例で述べた1対のL形取着
に適用できることは勿論である。
以上のように、本考案によれば、1つの連結金具を設け
たことによって、2枚の棚板の互に隣接する端部を少数
部品によって効率よく、シかも確実に支持できると共に
、各棚板を互に段差を設けて支持したり、高さ調節を行
ったり、或いは着脱操作等を容易に行ううえで効果的な
構成にすることができるものである。
なお、前記実施例のように連結金具36の連結具挿通部
を開口スリット38にすれば着脱上便利であるが、これ
に限る必要はなく、場合によっては端部を閉塞した透孔
にしてもよい。
また、係止片36 Cについても、棚板12□、122
の重量バランスを考慮して必要な場合だけ設けるように
してもよい。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示すもので、第1図は一部省略
して示す全体斜視図、第2図は屋根支持部を拡大して示
す斜視図、第3図aは同縦断面図、第3図すは第3図a
の部分変形図、第4図は内柱配置を示す概略平面図、第
5図は同部分拡大図、第6図は同組立て状態を示す斜視
図、第7図は内柱と桟との組立状態を示す斜視図、第8
図は桟への棚板支持構成を示す斜視図、第9図及び第1
0図は使用変形状態を示す斜視図、第11図は一部分を
示す断面図、第12図は本考案の応用例を示す一部断面
した平面図である。 12(12□、12□、123)・・・・・・棚板、2
1 (21□、21□、213)・・・・・・前桟、2
2(22□、22゜、223)・・・・・・後桟、36
・・・・・・連結金具、40.41.43.44・・・
・・・連結具(ボルト、ナツト)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 簡易組立家屋のコーナ部に前後を桟で支持される2枚の
    棚板を壁面に合わせて略り字形に設けるようにしたもの
    において、一方の棚板の後桟の端部を壁面に設けられた
    中柱に略り字形連結金具の一片を間に介在させて連結具
    によって連結すると共に該連結金具の該後桟の端面部に
    位置する他片に他方の前桟の前桟の端部を連結具によっ
    て連結して一方の棚板の後桟と他方の棚板の前桟を該中
    柱の略同−位置に止着していることを特徴とする簡易組
    立家屋の棚支持構造。
JP5710379U 1979-04-28 1979-04-28 簡易組立家屋の棚支持構造 Expired JPS5834883Y2 (ja)

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JPS55157504U JPS55157504U (ja) 1980-11-12
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