JPS5834787B2 - 故障診断装置 - Google Patents

故障診断装置

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JPS5834787B2
JPS5834787B2 JP50112101A JP11210175A JPS5834787B2 JP S5834787 B2 JPS5834787 B2 JP S5834787B2 JP 50112101 A JP50112101 A JP 50112101A JP 11210175 A JP11210175 A JP 11210175A JP S5834787 B2 JPS5834787 B2 JP S5834787B2
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signal
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module
transmission
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JP50112101A
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JPS5236450A (en
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喬 古川
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Toshiba Corp
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Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明装置は、能動素子を多数使用して構成されるアク
ティブ・フェイズドアレイ・レーダにおける能動素子の
故障を診断する故障診断装置に関する。
近年、半導体素子の進歩とマイクロ波集積回路(MIC
)技術の進歩がめざましく、従来、実現をみなかったマ
イクロ波帯での高出力化、例えば、トランジスタ増幅器
、ダイオードによる注入同期型発振器等が実現し、更に
発展の途上にある。
このマイクロ波半導体を使用し、MICfヒして一つの
送受信機を構成したマイクロ波能動素子を多数使用した
アクティブ・フェイズドアレイ・レーダーも実現してい
る。
第5図には、そのようなマイクロ波能動素子の一例をモ
ジュール50として示すもので、低電力の高周波送信信
号および局部発信信号を供給され、送信信号は増幅して
アンテナ8へ出力し、受信信号は局部発振信号と混合し
、■F(中間周波)信号として出力するものである。
第1図は、このようなマイクロ波能動素子を多数使用し
て構成した場合のアクティブ・フェイズドアレイ・レー
ダの一例を示す。
第1図において、送信時には、基準送信信号は発振器1
からスイッチ41を通して電力分配器55で各モジュー
ル50へ分配される。
各モジュール50では、これを増幅し、それぞれアンテ
ナ8から放射する。
受信信号は同じくそれぞれのアンテナ8けら各モジュー
ル50に導かれ、受信時にスイッチ41を切り換えて電
力分配器55を通して供給される局部発振器21からの
局部発振信号と混合されて、IF信号として出力される
各モジュール50のIP出力はIF加算器56に集めら
れ、総合IP出力として、ΣIF端子へ出力される。
制御器38は、アンテナビームを任意の方向に指向させ
るための移相命令や送受信切換命令等の信号を発生し各
モジュールに供給して、レーダ送受信の切換えや、アン
テナビームの指向方向の制御等を行うものである。
アクティブ・フェイズドアレイ・レーダにおいて、重要
な役割を果たすのが、これらのモジュール50であり、
アクティブ・フェイズドアレイ・レーダとしての性能を
左右する最も重要なことは、モジュール50の送信信号
出力レベルとその位相、受信信号出力レベルとその位相
の各モジュール相互間における相対的な変化と特注のバ
ラツキである。
アクティブ・フェイズドアレイ・レーダを構成するため
に数多く使用するマイクロ波能動素子、即ち、第1図の
モジュール50は、例えば第5図のモジュール50に示
すように、移相器11、高周波スイッチ51、高周波電
力増幅器12、サーキュレータ52、低雑音増幅器35
、ミキサ34、IF増幅器36等から構成されていてそ
れらのほとんどがMIC化されている場合が多い。
このように多くのMICからモジュールを数多く使用し
て構成されるアクティブ・フェイズドアレイ・レーダに
おいて、システムの性能を大きく左右する各モジュール
50の動作状態を実装状態において、常に監視、点検す
ることはシステムの性能を維持してゆくために重要なこ
とであるが、実際にはそのための装置が大きくなった0
複雑になった0種々の困難な問題がある。
本発明装置は、この点に注目し、各モジュールの動作状
態を比較的簡単な装置で点検する装置を提供するもので
ある。
以下第2図ないし第5図を参照し、本発明装置を説明す
る。
第2図は、モジュールの送信系を送信信号の出力レベル
と位相とを、同時に点検する本発明装置の一実施例を示
すものである。
基準送信信号は発振器1からモジュール50の移相器1
1を通して、高周波電力増幅器12に供給される。
移相器11はビーム制御に対応して種々の所定移相量を
送信信号に設定するものである。
高周波電力増幅器12の出力は、方向比結合器13を通
してアンテナ8から放射されると共に、方向性結合器1
3からは点検信号として、ハイブリッド結合器4へ供給
される。
他方、発振器1からの基準送信信号は他の移相器2、移
相器3を通して、前記ハイブリッド結合器4に基準信号
として供給される。
移相器2は基準送信信号とモジュール50からの点検信
号のハイブリッド結合器4までの両線路長の違いを補正
するための半固定移相器で、初期状態(モジュール50
が正常に動作している状態)において、ハイブリッド結
合器4の出力が所定レベルとなるようにハイブリッド結
合器4への2つの入力の位相関係を調整設定するもので
ある。
すなわち、モジュール50が初期状態と同じ状態を維持
(正常動作)していて、ハイブリッド結合器4の2つの
入力Pia、Pibは入力電力が等しく、かつハイブリ
ッド結合器4の出力端で同相になるような関係にあれば
、第4図に示すように、その和Σ出力は最大となり差△
出力は最小となる。
この状態から、例えばPia、Pibのうち一方の位相
を変化させてゆくと、その位相変化に対するΣ、△の出
力の関係は第4図すに示す通0である。
第4図すにおいて入力電力が増減した場合は、Σ、△の
出力電力においてPo軸方向平行移動する。
システムは、モジュール50の初期状態(正常動作状態
)において2つの入力Pia、Pibの電力を、例えば
等電力とし、さらに移相器2によV′)Pibの位相を
調整してハイブリッド結合器4の出力レベルがtJ−L
の範囲内にあるように予じめ設定される。
点検時、モジュール50の通常動作状態においてハイブ
リッド結合器4の出力レベルを検出し、そのレベルが例
えば第4図すのU〜Lの範囲内か、外かを判定すれば、
モジュール50の動作が正常であるか否かを検出するこ
とができる。
なお、移相器2は、ハイブリッド結合器4のPiaの入
力側に設けてもよく、単に接続線路長を調整することで
同じ機能をもたせてもよい。
移相器3は、移相器11の移送量に対応した移相量を信
号に与え、ハイブリッド結合器4の2つの入力位相関係
を常時、初期に設定された状態に維持させるもので、ハ
イブリッド結合器4のPiaの入力側に設けてもよい。
ハイブリッド結合器4のΣの出力又は△の出力の少なく
とも一方は検波器5で検波される。
比較器6はモジュール50の送信電力と位相を組み合せ
た状態で検波器出力レベルと第4図すのU、Lに相当す
る基準電圧Vrとを比較し、例えば、検波器出力レベル
がU−Lの範囲内にないとき信号出力する。
検波器5の出力レベルが第4図すのU−Lの範囲内にあ
れば、モジュール50の送信出力レベル、位相とも正常
であ0、モジュール50の動作が正常であると判定され
る。
また、検波器5の出力レベルがU−Lの範囲外にあると
きは送信出力レベルまたは位相の少なくとも一方が異常
であり移相器3を制御して検波出力レベルをU−Lの範
囲内に追い込める場合は送信出力の位相が異常であり、
追い込めない場合は送信出力レベルが異常であると概略
判定できる。
第3図は、モジュールの受信系を受信信号出力レベルと
位相とを同時に点検する本発明装置の他の実症例を示す
ものである。
発振器21からの局部発振信号の一方は、移相器11を
通してミキサ34に供給される。
一方、擬似受信信号として発振器1からの高周波信号(
送信信号周波数)の一方はモジュール50の方向性結合
器13、低雑音増幅器35を通してミキサ34に供給す
る。
ミキサ34にてIF信号に変換された擬似受信信号はI
F増幅器36で増幅されてハイブリッド結合器24に供
給される。
発振器1の分岐されたもう一方の出力はミキサ28にお
いて、発振器21から移送器22、移相器23を通して
供給される局部発振信号と混合されて、基準IF信号に
変換される。
移相器22は基準信号と受信信号のハイブリッド結合器
24までの線路長の違いを補正するための半固定移相器
で、初期状態において、ハイブリッド結合器24への2
つの入力の位相関係を調整設定するもので、前述した送
信系の場合の移相器2と同機能を有するものである。
すなわち、モジュール50が正常に動作しでいる場合、
ハイブリッド結合器24の2つの入力とハイブリッド結
合器4の出力との関係は、前述した送信系の説明と同じ
ように第4図に示す関係にある。
よって前述と同じようにモジュール50の受信信号レベ
ルと位相を組み合せた場合の1良」「否」を判定するこ
とができる。
なお、移相器23はミキサ28のもう一方の入力側に設
けてもよく、またハイブリッド結合器24のどちらか一
方の入力側に設けてもよい。
第5図は同じく本発明装置の他の実施例を示すもので前
述の送信系の点検と受信系の点検とを組み合せた場合を
示す。
発振器1は基準送信信号源であわ、送信系点検時の基準
信号であわ、かつ受信系点検時の擬似受信信号でもある
又、発振器21は局部発振信号源である。
スイッチ41は送信時は発振器1を、受信時は発振器2
1を選択し、モジュール50に基準送信信号と局部発振
信号とを切0換え供給する。
スイッチ42は、送信系点検時(送信時)にモジュール
50内の方向性結合器13からの信号をハイブリッド結
合器4に供給し、受信系点検時(受信時)発振器1から
の擬似受信信号をモジュール50内の方向結合器13へ
供給する。
増幅器44は制御器48からの命令により、その出力を
増減する。
これはモジュール50のIP出力でアンテナビームの形
成に重み(ウェイティング)をつける場合、第5図のよ
うに、通常モジュールのIP出力はそれぞれ制御器48
からの命令によって出力を制御するウェイティング増幅
器40に通されるため、各モジュール出力は一定でも、
第1図のIF加算器56の入力レベルは一定ではないこ
とを考慮したものである。
分配器45は、■F倍信号点検のためにハイブリッド結
合器24へも供給するためのものである。
スイッチ46は、図示しない複数の各モジュール50に
対する点検用ハイブリッド結合器4゜24、・・・から
の多数の信号を切0換えで、比較器47へ供給する。
制御器48は各モジュール50に対してビーム指向のた
めの移相信号および送受切換信号を、又、点検動作のた
めに移相器3,23に対して移相制御信号を、又増幅器
44に対して出力制御信号を、スイッチ46に対して選
択信号を、又比較器47に対して基準信号Vrをそれぞ
れ供給するものであり、又、全モジュール50のうちの
ある決められた数以上に故障が発生した場合、警報を発
し、その故障モジュールとその故障内容とを出力した0
する制御器である。
点検動作は、前述した送信系の点検、受信系の点検をす
べてのモジュールに対して時分割にて行い、又、モジュ
ール50内の移相器11の移相量に応じて、移相器3,
23を制御して、ハイブリッド結合器4,24に対する
2つの入力には初期に設定された位相差が常々保たれる
ようにして、移相器11が取0得るすべての位相状態を
すべて点検することができる。
又、例えばある移相器11が故障して、出力に「故障」
が検出された場合、ハイブリッド結合器4(又は24)
の出力が規定値(第4図すに示すU−L)を満足するよ
う移相器3(又は23)を制御して、ハイブリッド結合
器4(又は24)に供給する基準信号の位相を変えてや
れば、移相器11の位相のずれた値が検出でき、又、そ
のとき規定値内に追い込めない場合は、送信電力(又は
受信レベル)が変化したことが検出できる。
このように本発明装置は送受信能動素子からの信号出力
と他の基準信号とのレベル和またはレベル差の信号を出
力するハイブリッド回路と、このハイブリッド回路の出
力信号レベルとあらかじめ定めた信号振幅レベルとを比
較する比較器とを具備し、送受信能動素子からの信号の
振幅及び位相の両方の異常を検出するもので、アクティ
ブ・フェイズドアレイ・レーダの各送受信能動素子の動
作監視、点検に好適なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はアクティブ・フェイズドアレイ・レーダの系統
を示す系統図、第2図は本発明による故障診断装置の一
実症例を示す回路構成図、第3図は同じく本発明による
故障診断装置の他の実施例を示す回路構成図、第4図は
本発明装置の一部動作を説明するための説明図、第5図
は同じく本発明装置の更に他の実施例を示す回路構成図
である。 4.24・・・・・・ハイブリッド回路、6,26゜4
7・・・・・・比較器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 送信信号または擬似受信信号のうち少なくとも一方
    を発生する発振器と、この発振器からの送信信号または
    擬似受信信号のうち少なくとも一方が供給される送受信
    能動素子と、この送受信能動素子の送信信号出力または
    擬似受信信号出力の一方と他の基準信号の2つの信号の
    うちどちらか一方が供給され信号の位相を変化させる手
    段と、この手段の出力信号と前記2つの信号のうち前記
    手段に供給されない他方の信号が供給され両信号のレベ
    ル和の信号またはレベル差の信号のうち少なくとも一方
    を出力するハイブリッド回路と、このハイブリッド回路
    の出力信号レベルと予じめ決められた所定レベルとを比
    較し前記ハイブリッド回路の出力信号レベルが所定範囲
    内にあるか否かを表わす信号を出力する比較器とを具備
    する故障診断装置。
JP50112101A 1975-09-18 1975-09-18 故障診断装置 Expired JPS5834787B2 (ja)

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JPS5236450A JPS5236450A (en) 1977-03-19
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FR2446487A1 (fr) * 1979-01-09 1980-08-08 Thomson Csf Dispositif de test automatique des filtres numeriques plus particulierement utilises pour l'elimination des echos fixes
JPS57108772A (en) * 1980-12-26 1982-07-06 Mitsubishi Electric Corp Phased array radar
JP4868962B2 (ja) * 2006-07-05 2012-02-01 株式会社東芝 電子走査式レーダ装置

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