JPH0584884U - アンテナ装置 - Google Patents

アンテナ装置

Info

Publication number
JPH0584884U
JPH0584884U JP2475292U JP2475292U JPH0584884U JP H0584884 U JPH0584884 U JP H0584884U JP 2475292 U JP2475292 U JP 2475292U JP 2475292 U JP2475292 U JP 2475292U JP H0584884 U JPH0584884 U JP H0584884U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
phase
monopulse
amplitude
element antenna
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2475292U
Other languages
English (en)
Inventor
尚史 米田
邦昭 白松
鉄男 春山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2475292U priority Critical patent/JPH0584884U/ja
Publication of JPH0584884U publication Critical patent/JPH0584884U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 フェーズドアレーアンテナの素子アンテナ及
び送受信モジュールの振幅及び位相のバラツキ、また
は、送受信モジュールの故障がある場合でも、良好なモ
ノパルス差パターンの特性を得ることを目的とする。 【構成】 複数個の素子アンテナ2a,2bと、各素子
アンテナにつながれた送受信モジュール1と、電力合成
分配回路5a,5bと、モノパルスコンパレータ6から
なるフェーズドアレーアンテナにおいてモノパルス差パ
ターンを校正する補正回路13を設けた。 【効果】 測定した素子アンテナの振幅及び位相データ
より求めた補正係数を補正回路に設定するだけでフェー
ズドアレーアンテナのモノパルス差パターンを校正する
ことができるので、素子アンテナ及び送受信モジュール
を改修することなく、容易に角度誤差検出精度の高い追
尾レーダが実現できる効果がある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、複数個の素子アンテナと、各素子につながれた移相器と増幅器か らなる送受信モジュールと、電力分配合成回路と、モノパルス和パターン及びモ ノパルス差パターンを合成するモノパルスコンパレータからなるフェーズドアレ ーアンテナの各素子アンテナの振幅及び位相を測定することができるアンテナ装 置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図3は従来のフェーズドアレーアンテナの構成を示すものであり、図において 、1は送受信モジュール、2aは上半分の素子アンテナ、2bは下半分の素子ア ンテナ、3はフェーズドアレーアンテナの中に組み込まれたピックアップアンテ ナ、4はピックアップアンテナ3にRF信号を転送するバイトモジュール、5a は上半分の素子アンテナ2aに対する電力分配合成回路、5bは下半分の素子ア ンテナ2bに対する電力分配合成回路、6は電力分配合成回路5aの入力端と電 力分配合成回路5bを接続するモノパルスコンパレータ、7は制御回路、8は受 信機、9は送信機、10はA/D変換器、11は角度誤差検出器、12は送受信 モジュール1のコントロール等を行う計算機である。図4はモジュールの構成の 一例を示すもので、図において、1aは高出力増幅器、1bは低雑音増幅器、1 cは移相器、1dは送受切換機である。
【0003】 次に動作を説明する。図3は追尾レーダとして高低角について角度誤差を検出 する場合の例である。送信機9から発生した高周波電力は電力分配合成回路5に より所望の分配比に分配されて、各送受信モジュール1に送られ、モジュール1 の中で計算機12によって所望の移相量にコントロールされた移相器1cにより 位相を変えられ、更に、高出力増幅器1aで増幅され、素子アンテナ2から放射 されて所望のアンテナ特性を得る。そして、アンテナビーム方向にある目標から の反射電力は素子アンテナ2を通って送受信モジュール1に入り、低雑音増幅器 1bで増幅され、再び移相器1cを通った後、電力分配合成回路5a及び5bに よって合成され、ハイブリッド回路6でモノパルス和パターンとモノパルス差パ ターンが作り出される。方位角についての角度誤差検出の場合も素子アンテナ2 及び給電回路5を左右に等分割するだけで、高低角の場合と同様である。
【0004】 さて、上記フェーズドアレーアンテナにおいて、各構成のところで特性のバラ ツキがあるため、所望のアンテナパターンが実現できず、角度誤差の検出精度が 劣化する。そこで、特開昭57−932667号公報に示される方法あるいは特 開昭63−257791号公報に示される方法で、各素子に与える最適位相及び 振幅を求めることになる。また、上記の特開昭63−257791号公報に示さ れる方法では、どのような場所でも各素子アンテナの振幅及び位相を測定するこ とができる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
従来のアンテナ装置では、各素子アンテナ及び送受信モジュールの振幅及び位 相のバラツキ、あるいは、送受信モジュールの故障により、フェーズドアレーア ンテナのモノパルス差パターンの特性が劣化するという問題点があた。
【0006】 この考案は上記のような課題を解決するためになされたもので、フェーズドア レーアンテナの素子アンテナ及び送受信モジュールの振幅及び位相のバラツキ、 または、送受信モジュールの故障がある場合でも、良好なモノパルス差パターン の特性を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この考案に係わるアンテナ装置は、移相器の位相を変化させてその時のフェー ズドアレーアンテナの合成電力の変化を測定して求められた各素子アンテナの振 幅と最適位相の初期値を用いて、予め1つの補正係数を算出し、以後、受信機の 信号処理部にある補正回路において、算出した補正係数をモノパルス和パターン に掛けたものをモノパルス差パターンに加算できるようにしたものである。
【0008】 また、フェーズドアレーアンテナの中にピックアップアンテナを組み込み、移 相器の位相を変化させて、その時のフェーズドアレーアンテナの合成電力の変化 を測定して、各素子アンテナの振幅と位相を知る方法を用いて、適宜、全素子ア ンテナの振幅と位相を測定し、その都度、計算機において上記振幅及び位相デー タを用いて1つの補正係数を算出し、受信機の信号処理部にある補正回路におい て、算出した補正係数をモノパルス和パターンに掛けたものをモノパルス差パタ ーンに加算できるようにしたものである。
【0009】 また、移相器の位相を変化させてその時のフェーズドアレーアンテナの合成電 力の変化を測定して、各素子アンテナの振幅と位相を知る方法を用いて、各送受 信モジュールの故障診断を行い、従来、抜き取って交換していた故障と診断され た送受信モジュールを、アンテナ内に残したまま増幅器を非動作状態にして、故 障モジュールにつながれた素子アンテナを非励振状態にすることができるように したものである。
【0010】 また、移相器の位相を変化させてその時のフェーズドアレーアンテナの合成電 力の変化を測定して、各素子アンテナの振幅と位相を知る方法を用いて、各送受 信モジュールの故障診断を行い、従来、抜き取って交換していた故障と診断され た送受信モジュールを、アンテナ内に残したまま増幅器を非動作状態にし、かつ 、アレー面の中心に対し故障モジュールと点対称の位置にある送受信モジュール の増幅器を非動作状態にして、これらの送受信モジュールにつながれた素子アン テナを非励振状態にすることができるようにしたものである。
【0011】 また、移相器の位相を変化させてその時のフェーズドアレーアンテナの合成電 力の変化を測定して、各素子アンテナの振幅と位相を知る方法を用いて、各送受 信モジュールの故障診断を行い、故障と診断された送受信モジュールを、アンテ ナ内に残したまま増幅器を非動作状態にし、計算機において、正常な送受信モジ ュールにつながれている素子アンテナの振幅及び位相データを用いて1つの補正 係数を算出し、受信機の信号処理部にあたる補正回路において、算出した補正係 数をモノパルス和パターンに掛けたものをモノパルス差パターンに加算できるよ うにしたものである。
【0012】
【作用】
この考案におけるアンテナ装置は、予め、測定された各アンテナ素子の位相及 び振幅から求めた1つの補正係数を設定した補正回路を受信機の信号処理部に設 けることでモノパルス差パターンを校正するので、各アンテナ素子の位相及び振 幅のバラツキために生じるモノパルス差パターンの変化を、アンテナを構成して いる各機器を改修することなく、容易に校正することができる。
【0013】 また、フェーズドアレーアンテナ内に組み込まれたピックアップアンテナを用 いて、適宜、測定された各アンテナ素子の位相及び振幅を用いて1つの補正係数 を計算機で計算し、算出した補正係数を、補正回路に設定することでモノパルス 差パターンを校正するので、各アンテナ素子の位相及び振幅のバラツキあるいは 送受信モジュールの故障のために生じるモノパルス差パターンの変化を、いつど のような場所でも、アンテナを構成している各機器を改修あるいは故障モジュー ルを交換することなく容易に校正することができる。
【0014】 また、故障と診断した送受信モジュールの増幅器を非動作状態にすることがで きるので、送受信モジュールの故障のために生じるモノパルス差パターンの変化 を、故障モジュールを交換することなく容易に校正することができる。
【0015】 また、故障と診断した送受信モジュールの増幅器を非動作状態にし、更に、ア レー面の中心に対して故障送受信モジュールと点対称の位置にある送受信モジュ ールの増幅器も非励振状態にすることができるので、送受信モジュールの故障の ために生じるモノパルス差パターンの変化を、故障モジュールを交換することな く容易に校正することができる。
【0016】 また、適宜測定したアンテナ素子の位相及び振幅を用いて、送受信モジュール の故障診断を行なうことで、故障と診断された送受信モジュールの増幅器を非動 作状態にすることができ、更に、正常な送受信モジュールにつながれた素子アン テナの位相及び振幅を用いて計算機で計算した1つの補正係数を補正回路に設定 することで、モノパルス差パターンを校正することができるので、送受信モジュ ールの故障のために生じるモノパルス差パターンの変化を、いつどのような場所 でも、故障モジュールを交換することなく容易に校正することができる。
【0017】
【実施例】
実施例1. 以下、この考案の一実施例を図について説明する。図1において、13は受信 信号を校正する補正回路、14はピックアップアンテナである。図2は補正回路 の構成の一例を示すもので、図において13aは可変減衰器、13bは可変移相 器である。
【0018】 次に上記実施例1の動作を説明する。図1は追尾レーダとして高低角について 角度誤差を検出する場合の例である。まず、特開昭57−932667号公報に 示されている方法で、各素子に与える最適位相及び振幅を求める。ここで、求め た振幅及び位相を用いて“数1”より補正係数αを求める。
【0019】
【数1】
【0020】 ここで、a1i,P1i素子アンテナ2aの振幅,位相であり、a2i,P2iは素子 アンテナ2bの振幅,位相であり、Nは総素子数である。そして、補正係数αの 値に合わせて、予め、可変減衰器13a及び可変移相器13bの値を設定してお く。
【0021】 さて、追尾レーダとしてモノパルス方式で角度誤差を検出する場合、フェーズ ドアレーアンテナで受信された信号は、給電回路5a,5b及びハイブリッド回 路によってモノパルス和パターンとモノパルス差パターンに合成される。そして 、モノパルス和パターン及びモノパルス差パターンは受信機8の中で周波数変換 等される。ここで、モノパルス差パターンは理想的には図3の点線15で示すよ うなパターンとなるはずであるが、実際には、素子アンテナの振幅及び位相のバ ラツキ等のために、図3の破線16で示すようなナル点がビーム指令方向からズ レた、かつ、ナル深度の浅いパターンとなる。そこで、補正回路13において、 上述のように変形したモノパルス差パターンを“数2”によって校正する。
【0022】
【数2】
【0023】 ここで、Σは和信号、Δは校正前の差信号,Δ’は校正後の差信号である。補 正回路13によって校正された差信号Δ’は図3の実線17のようになる。この ようにすることにより、各構成機器の改修を行なうことなく、モノパルス差パタ ーンを校正することができる。
【0024】 ところで、この考案においては高低角についての角度誤差検出を例に説明して いるが、方位角についての角度誤差検出の場合も同様であることは言うまでもな い。また、補正回路の入る場所はA/D変換後であっても良いことは言うまでも ない。
【0025】 実施例2. 他の実施例を図4に示す。図4において、補正回路13の可変減衰器13a及 び可変移相器13bは計算機12によってコントロールされている。
【0026】 次に上記実施例2の動作を説明する。図4は追尾レーダとして高低角について 角度誤差を検出する場合の例である。まず、特開昭63−257791号公報に 示されている方法で、適宜、各素子アンテナの位相及び振幅を求める。そして、 測定する毎に、計算機12により、新たな振幅及び位相データを用いて“数1” より補正係数αを計算し、可変減衰器13a及び可変移相器13bの設定値を修 正する。これから後の処理は実施例1の方法と同様である。
【0027】 ところで、この考案においては高低角についての角度誤差検出を例に説明して いるが、方位角についての角度誤差検出の場合も同様であることは言うまでもな い。また、補正回路の入る場所はA/D変換後であっても良いことは言うまでも ない。
【0028】 実施例3. また、構成は図5と同じであるが、特開昭63−257791号公報に示され ている方法で、適宜、各素子アンテナの位相及び振幅を求め、ある一定の範囲を 越える振幅値を示す素子アンテナにつながれた送受信モジュール、あるいは、移 相器のコントロールができない送受信モジュール等を故障モジュールと判断し、 制御回路7により故障送受信モジュールの増幅器を非動作状態にすることにより 、送受信モジュールの故障により発生するモノパルス差パターンのナル点のズレ を校正することができる。
【0029】 ところで、この考案においては高低角についての角度誤差検出を例に説明して いるが、方位角についての角度誤差検出の場合も同様であることは言うまでもな い。
【0030】 実施例4. また、構成は図5と同じであるが、特開昭63−257791号公報に示され ている方法で、適宜、各素子アンテナの位相及び振幅を求め、ある一定の範囲を 越える振幅値を示す素子アンテナにつながれた送受信モジュール、あるいは、移 相器のコントロールができない送受信モジュール等を故障モジュールと判断し、 制御回路7により故障送受信モジュールの増幅器を非動作状態にすることにより 、送受信モジュールの故障により発生するモノパルス差パターンのナル点のズレ 及びナル深度の劣化を校正することができる。
【0031】 ところで、この考案においては高低角についての角度誤差検出を例に説明して いるが、方位角についての角度誤差検出の場合も同様であることは言うまでもな い。
【0032】 実施例5. また、構成は図4と同じであるが、特開昭63−257791号公報に示され ている方法で、適宜、各素子アンテナの位相及び振幅を求め、ある一定の範囲を 越える振幅値を示す素子アンテナにつながれた送受信モジュール、あるいは、移 相器のコントロールができない送受信モジュール等を故障モジュールと判断し、 制御回路7により故障送受信モジュールの増幅器を非動作状態にし、更に、正常 な送受信モジュールにつながれた素子アンテナの位相及び振幅を用いて、計算機 12により、新たな補正係数αを“数1”より算出し、補正回路13の可変減衰 器13a及び可変移相器13bの設定値を修正する。これから後の処理は実施例 1の方法と同様である。
【0033】 ところで、この考案においては高低角についての角度誤差検出を例に説明して いるが、方位角についての角度誤差検出の場合も同様であることは言うまでもな い。また、補正回路の入る場所はA/D変換後であっても良いことは言うまでも ない。
【0034】
【考案の効果】
以上のように、この考案によれば測定した素子アンテナの振幅及び位相データ より求めた補正係数を補正回路に設定するだけでフェーズドアレーアンテナのモ ノパルス差パターンを校正することができるので、素子アンテナ及び送受信モジ ュールを改修することなく、容易に角度誤差検出精度の高い追尾レーダが実現で きる効果がある。
【0035】 また、フェーズドアレーアンテナに組み込まれたピックアップアンテナを用い た測定方法で求められた振幅及び位相データを用いて、計算機で補正係数を計算 し、補正回路の設定値を修正することで、どのような場所でも、モノパルス差パ ターンを校正することができるので、送受信モジュールの故障が発生した場合で も、モジュール交換を行わずにモノパルス差パターンを校正し、容易に角度誤差 検出精度の修正を行うことができる効果がある。
【0036】 また、フェーズドアレーアンテナに組み込まれたピックアップアンテナを用い た測定方法で求められた振幅及び位相データを用いて、故障送受信モジュールの 位置を知り、故障した送受信モジュールの増幅器を非励振状態にすることで、ど のような場所でも、モノパルス差パターンのナルシフトを校正することができる ので、送受信モジュールの故障が発生した場合でも、モジュール交換を行わずに モノパルス差パターンのナルシフトを校正し、容易に角度誤差検出精度の修正を 行うことができる効果がある。
【0037】 また、フェーズドアレーアンテナに組み込まれたピックアップアンテナを用い た測定方法で求められた振幅及び位相データを用いて、故障送受信モジュールの 位置を知り、指定した送受信モジュールの増幅器を非励振状態にすることで、ど のような場所でも、モノパルス差パターンを校正することができるので、送受信 モジュールの故障が発生した場合でも、モジュール交換を行わずにモノパルス差 パターンを校正し、容易に角度誤差検出精度の修正を行うことができる効果があ る。
【0038】 また、フェーズドアレーアンテナに組み込まれたピックアップアンテナを用い た測定方法で求められた振幅及び位相データを用いて、故障送受信モジュールの 位置を知り、故障した送受信モジュールの増幅器を非励振状態にし、正常な振幅 及び位相データを用いて、計算機で補正係数を計算し、補正回路の設定値を修正 することで、どのような場所でも、モノパルス差パターンを校正することができ るので、送受信モジュールの故障が発生した場合でも、モジュール交換を行わず にモノパルス差パターンを校正し、角度誤差検出精度の修正を容易に行うことが できる効果がある。
【0039】 どのような場所でも、モノパルス差パターンのナルシフトを校正することがで きるので、送受信モジュールの故障が発生した場合でも、モジュール交換を行わ ずにモノパルス差パターンのナルシフトを校正し、角度誤差検出精度の修正を行 うことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示すアンテナ装置の構成
図である。
【図2】補正回路の構成図である。
【図3】この考案及び従来のモノパルス差パターンの特
性図である。
【図4】この考案の他の実施例を示すアンテナ装置の構
成図である。
【図5】従来のアンテナ装置を示す構成図である。
【図6】送受信モジュールの構成図である。
【符号の説明】
1 送受信モジュール 2 素子アンテナ 3 アンテナに組み込まれたピックアップアンテナ 4 バイトモジュール 5 電力分配合成回路 6 モノパルスコンパレータ 7 制御回路 8 受信機 9 送信機 10 A/D変換器 11 角度誤差検出器 12 計算機 13 補正回路 14 ピックアップアンテナ 15 理想的なモノパルス差パターン 16 構成前のモノパルス差パターン 17 構成後のモノパルス差パターン 1a 高出力増幅器 1b 低雑音増幅器 1c 移相器 1d 送受切換機 2a 上部の素子アンテナ 2b 下部の素子アンテナ 5a 上部の電力分配合成回路 5b 下部の電力分配合成回路 13a 可変減衰器 13b 可変移相器

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個の素子アンテナと、各素子アンテ
    ナにつながれた移相器と増幅器からなる送受信モジュー
    ルと、電力分配合成回路と、モノパルス和パターン及び
    モノパルス差パターンを合成するモノパルスコンパレー
    タと、上記送受信モジュール中にある移相器の位相を変
    化させることにより測定される上記アンテナの合成電力
    レベル変化の最大対最小比r2 と最大値を与える位相変
    化量Δ0 から各素子アンテナの最適位相及び振幅を計算
    する計算機とから構成されるアンテナ装置において、上
    記計算機により算出された各素子アンテナの最適位相及
    び振幅からモノパルス差パターンの補正係数を計算する
    計算機と、上記補正係数値に従った減衰量及び移相量が
    設定された抵抗器及び移相器とからなる補正回路とを備
    えたことを特徴とするアンテナ装置。
  2. 【請求項2】 複数個の素子アンテナと、各素子アンテ
    ナにつながれた移相器と増幅器からなる送受信モジュー
    ルと、電力分配合成回路と、モノパルス和パターン及び
    モノパルス差パターンを合成するモノパルスコンパレー
    タと、上記素子アンテナに隣接して組込まれたピックア
    ップアンテナと、上記移相器の位相を変化させて、上記
    ピックアップアンテナにより測定される上記アンテナの
    合成電力レベル変化の最大対最小比r2 と最大値を与え
    る位相変化量Δ0 から各素子アンテナの位相及び振幅を
    計算する計算機とから構成されるアンテナ装置におい
    て、上記計算機により算出される各素子アンテナの位相
    及び振幅から上記送受信モジュールの故障診断を行う計
    算機と、故障していると判断された送受信モジュールに
    対して上記増幅器を非動作状態にする制御回路とを備え
    たことを特徴とするアンテナ装置。
  3. 【請求項3】 複数個の素子アンテナと、各素子アンテ
    ナにつながれた移相器と増幅器からなる送受信モジュー
    ルと、電力分配合成回路と、モノパルス和パターン及び
    モノパルス差パターンを合成するモノパルスコンパレー
    タと、上記素子アンテナに隣接して組込まれたピックア
    ップアンテナと、上記送受信モジュール中にある移相器
    の位相を変化させて、上記ピックアップアンテナにより
    測定される上記アンテナの合成電力レベル変化の最大対
    最小比r2 と最大値を与える位相変化量Δ0 から各素子
    アンテナの振幅及び位相を計算する計算機とから構成さ
    れるアンテナ装置において、上記計算機により算出され
    る各素子アンテナの振幅及び位相から上記送受信モジュ
    ールの故障診断を行う計算機と、故障していると判断さ
    れた送受信モジュールに対し上記増幅器を非動作状態に
    する制御回路と、正常な送受信モジュールにつながれた
    素子アンテナの位相及び振幅からモノパルス差パターン
    の補正係数を計算する計算機と、上記補正係数値に従っ
    た減衰量及び移相量を上記計算機から設定できる可変抵
    抗器と可変移相器とからなる補正回路とを備えたことを
    特徴とするアンテナ装置。
JP2475292U 1992-04-17 1992-04-17 アンテナ装置 Pending JPH0584884U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2475292U JPH0584884U (ja) 1992-04-17 1992-04-17 アンテナ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2475292U JPH0584884U (ja) 1992-04-17 1992-04-17 アンテナ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0584884U true JPH0584884U (ja) 1993-11-16

Family

ID=12146879

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2475292U Pending JPH0584884U (ja) 1992-04-17 1992-04-17 アンテナ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0584884U (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000074265A1 (fr) * 1999-05-28 2000-12-07 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Dispositif et procede de communication
CN100425012C (zh) * 2002-06-20 2008-10-08 日本电气株式会社 阵列天线接收装置
JP2009038631A (ja) * 2007-08-02 2009-02-19 Mitsubishi Electric Corp アンテナ制御装置
JP2009513035A (ja) * 2005-02-10 2009-03-26 レイセオン カンパニー オーバーラップするサブアレイアンテナアーキテクチャ
WO2019208434A1 (ja) * 2018-04-27 2019-10-31 三菱電機株式会社 追尾受信機、アンテナ装置および追尾方法
KR20200120680A (ko) * 2018-02-15 2020-10-21 로베르트 보쉬 게엠베하 레이더 센서 시스템 및 레이더 센서 시스템을 작동하기 위한 방법

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000074265A1 (fr) * 1999-05-28 2000-12-07 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Dispositif et procede de communication
US7058425B1 (en) 1999-05-28 2006-06-06 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Communication apparatus and communication method
CN100425012C (zh) * 2002-06-20 2008-10-08 日本电气株式会社 阵列天线接收装置
JP2009513035A (ja) * 2005-02-10 2009-03-26 レイセオン カンパニー オーバーラップするサブアレイアンテナアーキテクチャ
JP2009038631A (ja) * 2007-08-02 2009-02-19 Mitsubishi Electric Corp アンテナ制御装置
KR20200120680A (ko) * 2018-02-15 2020-10-21 로베르트 보쉬 게엠베하 레이더 센서 시스템 및 레이더 센서 시스템을 작동하기 위한 방법
JP2021514059A (ja) * 2018-02-15 2021-06-03 ロベルト・ボッシュ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツングRobert Bosch Gmbh レーダセンサシステムおよびレーダセンサシステムを動作させる方法
US11650284B2 (en) 2018-02-15 2023-05-16 Robert Bosch Gmbh Radar sensor system and method for operating a radar sensor system
WO2019208434A1 (ja) * 2018-04-27 2019-10-31 三菱電機株式会社 追尾受信機、アンテナ装置および追尾方法
JP6642771B1 (ja) * 2018-04-27 2020-02-12 三菱電機株式会社 追尾受信機、アンテナ装置および追尾方法
US11143734B2 (en) 2018-04-27 2021-10-12 Mitsubishi Electric Corporation Tracking receiver, antenna apparatus, and tracking method

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11411311B2 (en) System and method for measuring a plurality of RF signal paths
US7576686B2 (en) Method and system for calibrating an antenna array for an aircraft surveillance system
US4949090A (en) Transmit/receive module test system
US8692707B2 (en) Calibration method for automotive radar using phased array
US7482976B2 (en) Antenna calibration method and apparatus
US20210072350A1 (en) Method for the phase calibration of high-frequency components of a radar sensor
JP4215173B2 (ja) アンテナ較正方法および装置
US20070194982A1 (en) Antenna signal processing apparatus
JP3333672B2 (ja) フェーズアレイアンテナ管理システム及び校正方法
CA2203966C (en) Active phased array adjustment using transmit amplitude adjustment range measurements
US20070052581A1 (en) Radar apparatus
US6157339A (en) Radar for enabling accurate determination of false image of target
JP6949237B2 (ja) レーダ装置およびレーダ装置の動作方法
US20100295732A1 (en) System and method for removing channel phase error in a phase comparison direction finder
US20140210683A1 (en) Calibrating a retro-directive array for an asymmetric wireless link
KR101217134B1 (ko) 다항식 곡선접합 보정방식의 능동형 위상 배열 레이더 시스템
JP2001264427A (ja) レーダ装置
JPH0584884U (ja) アンテナ装置
US8004456B2 (en) Antenna calibration
US7292182B2 (en) Method of calibrating a microwave source
US10784937B2 (en) Beamformer including signal detector for compensating weights, wireless transmitting and receiving device including beamformer, and operating method of wireless transmitting and receiving device including beamformer
JPH11225014A (ja) フェーズドアレイレーダ装置及びその位相校正方法
JPH01154604A (ja) アレイアンテナ
JPH0513581B2 (ja)
US9685989B1 (en) Radio frequency power output control and detection for electronically scanned array system