JPS5834255A - 減速装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、減速装置に関するもので、詳しくは、互に
噛合する歯数の異なる一対のベベルギヤーのうち、歯数
の大なるベベルギヤーを偏心回転体のまわり遊嵌すると
共にこのベベルギヤー回転を阻止して味噌する運動を附
与し、歯数の小なるベベルギヤー側を大きく減速する減
速装置に係るものである。従来、この種の減速装置の歯
数大なるベベルギヤーの回転を阻止する手段として該ベ
ベルギヤーに係止部を設けてこれにストツノで−を当接
する構成であった。ところが、この従来装置擦が起り円
滑な伝動ができ難く、しかも、構造が複雑化する欠点が
あった。

この発明は、上記の従来装置のもつ欠点を解消すること
を目的とし、次の技術的手段を講じた。

即ち、互に噛合する歯数の異なる一対のベベルギヤー勾
、四のうち、歯数の大なるベベルギヤー四を偏心回転体
−のまわりに遊嵌し、このベベルギヤー圀をロープある
いは鎖等の賀正体（至）で回転を阻止してなる減速装置
である。

この発明の一実施例を図面に基づいて詳述する。

第１図は、この発明を実施する穀物乾燥機の要部の背面
図で、（１）は乾燥機の機枠で外周側壁枠と天井枠及び
底枠とで内部を中空状に形成している。

そして、この中空部の上部に穀物調質室（２）を、上下
中間部に通気枠（３）で穀物流下路を形成する乾燥室（
４）を、更にその下部に集穀室（５）を構成し、乾燥室
（４）の−側中央部に熱風室（６）を、他側に排風室（
７）を設けている。

（８）は集穀室（５）の底枠をＶ字状樋に形成し、この
樋内に設けた移送螺旋である。

（９）は穀物繰出体で、前記乾燥室（４）の下側部に設
けられ低速回転することにより、穀物を徐々に集穀室（
５）内へ繰出すものである。

αＱは排気ファンで、前記排風室（７）に連通する排気
筒内に内装されている。

αつはモーターで、前記集穀室（５）の下側に配設され
ている。そして、このモーターαηがら前記移送螺旋（
８）及び排気ファン０Ｑをベルト（２）、υで伝動回転
している。α◆はモーターの駆動プーリー、（イ）、α
Ｇは夫々、移送螺旋（８）の軸及び排気ファンｏ１の回
転軸に設けたプーリーを示す。

Ｑηハ軸受メタルで、筒状メタル（１７ａ）と７ランジ
（１７ｂ）とからなり、該７ランジ（１７ｂ）を機枠（
１）の外壁部にボルト（至）で止着している。

α嗜は回転軸で、前記筒状メタル（１７ａ）にベアリン
グ（イ）、曽で回転自在に軸受されていて、メタルから
突出している部分を断面角状に形成している。

（至）は従動側のベベルギヤーで、前記筒状メタル（１
７ａ）に回転自在に設けられている。翰はベベルギヤー
（ロ）に一体的に設けられたスプロケットである。

（イ）は偏心回転体で、前記回転軸（至）に止着され、
その外周部に回転軸α窃の軸芯に対して所定の角度で交
錯する軸芯を有する円周面（２５ａ）を有している。

（ハ）は前記円周面（２３ａ）に嵌合するブツシュであ
る。

（２）は駆動側のベベルギヤーで、前記ブツシュの外周
に回転自在に設けられ前記従動側のベベルギヤー（ハ）
の歯数よりやや多い歯数を有していて、こノヘヘルギャ
ー（ハ）と噛合っている。そして、この／＜／＜ルギャ
ー四は合成樹脂材で成形され、この背面にドーナツ状の
鉄板製のリング（２）をその外側面が露出する状態にイ
ンサートしている。

嬶は突起部で、前記ベベルギヤー−の外周に突出し、こ
れにボルト（２）が押通する孔翰を穿設している。

■はプーリーで、前記回転軸α呻に止着され、前記移送
螺旋（８）の軸部に止着のブー！］　−（３１）からベ
ルト（＠で伝動回転される。

（３３）はベベルギヤー（２）の前記リング（至）外面
を押えるベアリングで、前記プーリー（（９）に金具（
３４）を介して取付けられた軸（５）に取付けられてい
る。

（至）は繋止体で、図例ではワイヤーローブであるが、
鎖や合成樹脂製の紐、あるいは、チェンでもよい。そし
て、この繋上体の一端を前記ベベルギヤー−の突起部勾
にボルト翰で止着し、他端を機枠（１）に止着している
。（３７）、（（６）はワイヤー止め具を示す。

（３９）、（＠は前記穀物繰出体（９）の軸端に止着の
スプロケットである。θのはチェンで、前記スプロケッ
ト（イ）とスプロケットに）、に）に巻掛けられている
。

（イ）、轡、（財）はテンションプーリー、に）はテン
ションスプロケットである。

に）、（ロ）、（財）はナツトを示す。

上側の構成において、まず、調質室（２）内に穀物を収
納したのち、モーターαηで各部を伝動回転すると共に
、図示していないバーナーで熱風室（６）に熱風を送込
む。すると、排気ファンＱＯによって排風室（７）から
吸気し機外へ排出する。このため、熱風室（６）の熱気
が穀物の充填する乾燥室（６）を通過し、このとき穀物
が熱気をあびて乾燥される。

右回転体（２）が軸αりと一体回転し、プツシ３（ハ）
のまわりに取付けられたベベルギヤー（ハ）が繋止体（
至）で回転が止められて味噌する運動をし、従動側のベ
ベルギヤーｅｌＤを減速回転する。このとき、ベベルギ
ヤー（ハ）はフレキシブルな繋正体（１）で繋がれてい
るため、該ベベルギヤー（ハ）が揺動しても、これに伴
って繋止体（至）が自由に基部を中心に揺動し確実にベ
ベルギヤー（２）の回転を止め、摩擦による伝動負荷を
附与しない。

このようにして、ベベルギヤー〇］）が大きく減速回転
され、これと一体のスプロケット（イ）からチェン＠■
、スプロケット（２）、（至）を介して穀物繰出体（９
）がゆっくりと伝動回転される。

したがって、乾燥室（４）中の穀物が収穀室（５）内へ
繰出される。

そして、収穀室（５）内の繰出された穀物は移送螺旋（
８）で移送されて図示しない揚穀機へ送られ、再び、調
質室（２）内へ送込まれ、循環乾燥される。

以上、この発明は前記の構成としたから、原動側のベベ
ルギヤーが味噌すり７運動するとき、その回転を摩擦に
よる伝動負荷を与えないで確実に回転を止めて円滑に従
動側のベベルギヤーを減速回転でき、しかも、減速装置
の構造を簡単化できる作用効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

図は、この発明の一実施例を示し、第１図は乾燥機の背
面図、第２図はその要部の斜面図、第３図は要部の側断
面図である。 図中記号 （ハ）及び（イ）はべづルギャー、（ハ）は偏心回転体
、（２）は賀正体を示す。 特許出願人の名称 井関農機株式会社 代表者　井　関　昌　孝 第１図 ？

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 互に噛合する歯数の異なる一対のベベルギヤーのうち、
   歯数の大なるベベルギヤーを偏心回転体のまわりに遊嵌
   し、このベベルギヤーをロープあるいは鎖等の賀正体で
   回転を阻止してなる減速装置。