JPS5834125Y2 - 張力調整装置を有する巻き付け機 - Google Patents

張力調整装置を有する巻き付け機

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JPS5834125Y2
JPS5834125Y2 JP194876U JP194876U JPS5834125Y2 JP S5834125 Y2 JPS5834125 Y2 JP S5834125Y2 JP 194876 U JP194876 U JP 194876U JP 194876 U JP194876 U JP 194876U JP S5834125 Y2 JPS5834125 Y2 JP S5834125Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
flyer
force
attached
tension
Prior art date
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Expired
Application number
JP194876U
Other languages
English (en)
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JPS52101834U (ja
Inventor
真一 吉田
英夫 松尾
和文 森山
純一 藤代
義明 内藤
正 堀口
Original Assignee
日立電線株式会社
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Publication date
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Expired legal-status Critical Current

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  • Controlling Rewinding, Feeding, Winding, Or Abnormalities Of Webs (AREA)
  • Manufacturing Of Electric Cables (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、等速で進行する電線等に所定の回転数をもつ
フライヤを用いてテープを巻き付ける機械に関するもの
で、特にテープの張力を電気的に検出してブレーキ装置
によるブレーキ力を調整してテープの張力を自動的に一
定にできるようにした巻き付は機に係るものである。
この種の巻き付は機としては、テープパッドを支承する
テープ軸とフライヤとの間の相対回転速度を調整する手
段としてトルクモータを使用したものが提案(特公昭4
4−9622号公報参照)されているが、この方式はト
ルクモータの特性にたよるものであるから、トルク値を
一定に保つといってもその値はテープ張力に近似するラ
フなものに過ぎないため、テープ張力に合った微調整を
行うにに無理がある。
本考案は斯かる点に鑑み、テ・−プ張力の微調整が可能
な巻き付は機を提供すべくなされたもので、フライヤに
取付けたテープガイドを利用してテープ張力そのものを
電気的に検出し、それを設定値にフィードバックしてフ
ライヤとテープ軸の相対回転速度を調整するブレーキ装
置のブレーキ力を調整するようにしている。
これを添付図面を参照して説明すれば、第1図において
1が中空の胴部を有するフライヤで、その胴部101の
一端側は軸受を介してスタンド2に支持され、駆動ギア
3によって所定の回転数で回転できるようになっている
また胴部101の他端側には電磁ブレーキのようなブレ
ーキ装置4が固着されていると共に、このブレーキ装置
4のブレーキ力を受けるテープ軸5が軸受6を介して回
転可能に取付けられ、そこにテープ81を巻回したテー
プパッド8がテープ押え7によって定着できるようにな
っている。
フライヤ10円筒部の内側には仕切り102が設けられ
、その外周部の軸対称な部位には、夫々基部にストレン
ゲージ、感圧ダイオードのような力検出器を介して夫々
同じ形状、重量をもつ棒状のテープガイド91.92が
、夫々常に遠心力が作用し、かつ同一の遠心力を受ける
ように取付けられている。
しかして各力検出器93.94は、第2図に示すように
、夫々増巾器14.15を介して演算器13に電気的に
接続され、夫々の信号がここでつき合わされ、更にその
差が張力設定器13からの設定値とつき合わされるよう
になっている。
この設定値とつき合わされた信号は、ブレーキ装置4の
電圧調整器(図示せず)に投入され、ブレーキ装置4へ
の印加電圧を変化させてブレーキ力を調整する。
斯かる構成において、テープ810巻き付けは、胴部1
01内を通って等速度で進行する電線等に、パッド8か
らのテープ81を一方のテープガイド91を経由させて
引出して巻付け、フライヤ1を所定の回転数で回転させ
ることによって行なわれる。
この場合、テープ軸2も張力設定器12により予め設定
されたブレーキ力により制動された状態で回転するが、
ブレーキ力が一定であれば、テープ81の張力は、巻き
付けの進行に伴うテープパッド8の径の減少と共に増加
し、テープ81を破断させたり、破断させないまでも、
伸びを生じさせたりする恐れがある。
このとき、演算器13には力検出器93からテープガイ
ド91に加わる力、すなわちガイド91が受ける遠心力
と、テープ張力そのものとの和に応じた大きさの信号が
もたらされる一方、力検出器94からもテープガイド9
2に加わる力、すなわち、ガイド92が受げる遠心力に
応じた大きさの信号がもたらされるため、力検出器93
からの信号は、力検出器94からの信号とつき合わされ
て遠心力による影響がキャンセルされてテープ張力その
ものとして検出され、さらに張力設定器12からの設定
値とつき合わされてブレーキ装置4への印加電圧を変化
させる。
これにより装置4のブレーキ力は減少し、テープ軸50
回転数が増加してテープ81の張力が緩和されて、テー
プ張力は自動的に一定に保たれることになるが、テープ
張力そのものを検出してそれを設定値にフィードバック
しているので、微妙な張力変動も自動的に補正される。
以上の説明から明らかなように、本考案によれば、力検
出器を組込んだ一対のテープガイドを設け、それを利用
してテープ張力そのものを電気的に検出し、それに基づ
いてブレーキ力を調整することによりテープ張力を調整
するので、用いる機器の特性に依存せず、微妙な調整も
自動的に行うことができ、最初作業条件に合わせて張力
設定を行なえば、自動的に張力を一定に調整することが
可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る巻き付は機の一例を示す縦断面図
、第2図はその制御ダイヤグラムである。 1:フライヤ、2:スタンド、3:駆動ギア、4ニブレ
ーキ装置、5:テープ軸、T:テープ押え、8:テープ
パッド、81:テープ、91及び92:テープガイド、
93及び94:力検出器、12:張力設定器、13:演
算器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 等速で進行する電線等に所定の回転数をもつフライヤを
    用いてテープを巻き付ける巻き付は機の前記フライヤの
    中空の胴部に、これと回転の中心を同じくするテープ軸
    を回転可能に取付けると共に、前記胴部に前記テープ軸
    の回転を制動するブレーキ装置を取付け、更に前記フラ
    イヤの外周部の一対のテープガイドを、その基部に夫々
    前記テープガイドに加わる力に応じた大きさの信号を発
    する力検出器を介して常に遠心力が作用し、かつ同一の
    遠心力を受けるように取付け、前記テープ軸に支承され
    たテープパッドc′7−−プを前記テープガイドの一方
    を経由して引出すようにl、、前記両方の力検出器から
    の信号の差に応じて前記ブレーキ装置のブレーキ力を制
    御するようにした・ことを特徴とする張力調整装置を有
    する巻き付は機。
JP194876U 1976-01-12 1976-01-12 張力調整装置を有する巻き付け機 Expired JPS5834125Y2 (ja)

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JP194876U JPS5834125Y2 (ja) 1976-01-12 1976-01-12 張力調整装置を有する巻き付け機

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JP194876U JPS5834125Y2 (ja) 1976-01-12 1976-01-12 張力調整装置を有する巻き付け機

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Publication Number Publication Date
JPS52101834U JPS52101834U (ja) 1977-08-02
JPS5834125Y2 true JPS5834125Y2 (ja) 1983-07-30

Family

ID=28462601

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JP194876U Expired JPS5834125Y2 (ja) 1976-01-12 1976-01-12 張力調整装置を有する巻き付け機

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JPS52101834U (ja) 1977-08-02

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