JPS5833908Y2 - ホイツプクリ−ムの移送制御装置 - Google Patents

ホイツプクリ−ムの移送制御装置

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Publication number
JPS5833908Y2
JPS5833908Y2 JP1980067102U JP6710280U JPS5833908Y2 JP S5833908 Y2 JPS5833908 Y2 JP S5833908Y2 JP 1980067102 U JP1980067102 U JP 1980067102U JP 6710280 U JP6710280 U JP 6710280U JP S5833908 Y2 JPS5833908 Y2 JP S5833908Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
cream
whipped cream
discharge valve
control device
Prior art date
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Expired
Application number
JP1980067102U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56167990U (ja
Inventor
一成 岡田
伸史 亀岡
康之 高橋
Original Assignee
明治乳業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 明治乳業株式会社 filed Critical 明治乳業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は粘弾性の強いホイップクリームを排出バルブ
から排出するに際し、その性状と排出速度とを一定にす
ることを目的としたホイップクリームの移送制御装置に
関するものである。
一般にホイップクリーム製造機は、原料クリーム圧送ポ
ンプAと、空気送入又は吸入用バルブBと、空気分散機
Cと、クリーム組織安定機D(以下C,!:Dとを一括
して攪拌部と称す)および排出バルブEから戊っている
このようなホイップクリーム製造機によって製造される
ホイップクリームの性状は、原料クリームと空気との混
合比率、空気の分散状態によって大きく変動することが
知られている。
ホイップクリームの性状は機械の構造によっても変動す
るが、同一構造であっても機械同各部の圧力に支配され
るところが大きい。
例えばホイップクリームの性状変動の1例として、攪拌
部が同一回転速度の場合には攪拌部内圧が高すぎるとク
リームの組織は粗雑となり、攪拌部の内圧が低すぎると
クリームの体調が硬くなる傾向は一般に知られている。
また排出バルブの位置における圧力変化はホイップクリ
ームの排出速度と圧力差による泡の膨出に影響を及ぼす
ものとされている。
然してホイップクリープ製造機は、その末端排出バルブ
より排出したホイップクリームを洋菓子などの上へ直接
掛けることが多いので、排出バルブより排出されるホイ
ップクリームの性状および排出速度は常に安定させるこ
とが好ましいが、排出すべきホイップクリームの量が変
動する場合(例えば排出バルブに連結した複数のノズル
中使用ノズル数が変動した場合)排出バルブ付近の圧力
が変動し、これによりホイップクリームの性状が変化す
ることになるという問題点があったが、従来前記問題点
を解決すべき有効な方法又は装置の提案がなかった。
然るにこの考案は、攪拌部と末端排出バルブとの間に圧
力スイッチの感圧部を介装し、その作動によって原料ク
リームの圧送ポンプおよび攪拌部の駆動、停止を制御す
ることにより、排出バルブ付近におけるホイップクリー
ムの圧力を一定にすると共に、ホイップクリームの性状
を一定にすることに成功し、前記従来の問題点を解決し
たのである。
前記感圧スイッチの感圧部を末端排出バルブに近接して
設ければ、鉄部の圧力をそのま・検出し、検出による出
力を圧送ポンプおよび攪拌部に伝達するが、感圧部が攪
拌部に近い位置に設けられた場合には、配管抵抗を考慮
し修正しなければ末端排出バルブ付近の正しい圧力とは
ならないし、圧力変動に際して検出に遅延を生じる。
従って配管が長い場合の感圧部の設置位置は攪拌部側よ
りも、末端排出バルブ側に近接して介装する方が好まし
いことになる。
即ちこの考案を実施例について説明する。
第1図において、原料タンクGと原料クリームの圧送ポ
ンプAとを配管1で連結し、圧送ポンプAと空気分散機
Cおよびクリーム組織安定機りとを順次配管2,3によ
って連結し、クリーム組織安定機りの吐出側と末端排出
バルブEとを配管4によって連結し、配管4の末端排出
バルブEに近接した側へ感圧スイッチSの感圧部を介装
したもので、図中Bは空気送入又は吸入バルブ、Fは中
間バルブである。
前記実施例において、ホイップクリーム製造機の各部に
おける圧力は、第2図のグラフのような分布を示す。
即ち、原料クリームを圧送ポンプによって10 kg/
cm”の圧力で圧送した場合に、空気分散機Cの出口に
おける圧力は8 kg/Cm2となり、クリーム組織安
定機りの出口における圧力は5kg/cm2となり、配
管4の末端感圧部の圧力は2 kg/cm”(但し配管
4の長さ20mの場合)となった。
従って第1図中配管2又は3へ圧力スイッチS1又はS
2を設けた場合には、末端排出バルブEを開くと、配管
中の圧力がクリームの流れとは逆の方向に順次低下し、
攪拌部を経て感圧部に伝わり、圧送ポンプと攪拌部を起
動させることになり、その後再び圧送が開始されて末端
排出バルブが復帰するまで末端排出バルブは暫時低圧力
のま・ホイップクリームを排出することになる。
また末端排出バルブを閉じたときには配管内圧力が上昇
し、前記感圧スイッチS1、又はS2が感知して圧送ポ
ンプおよび攪拌部が停止するまで、装置内では昇圧とス
リップ現象が発生し、好ましくない。
第1図に示すようなホイップクリーム製造機の攪拌部は
、迷路状の狭い通路をポンプ圧によってクリームが通過
するので、装置内にホイップクリームが充満し、所定圧
力で停止すれば、この系全体が等圧状態になるが、末端
排出バルブEが開放され、クリームを外部へ排出してい
る状態では、クリームの流れ方向の下流へ進むに従って
圧力は低くなっている(第2図参照)。
なお系全体を同一圧力に維持するためには初圧を更に高
くする必要があり、組織安定機り内でクリームがスリッ
プ現象を生じ好ましくない。
この現象はホイップクリームの有する粘弾性に由来する
ものである。
然し乍ら、この考案のように攪拌部と末端排出バルブと
を結ぶ配管に感圧スイッチの感圧部を介装すれば、前記
排出バルブEを閉じると感圧部の圧力は直ちに上昇し、
感圧スイッチSが作動して圧送ポンプAおよび攪拌部は
停止する。
つづいて部分的圧力落差が平衡するに従って、系内金体
は当初の空気分散機Cの圧力よりや・低目の圧力になる
次に排出バルブEを開くと、感圧部の圧力は急速に下降
し、感圧スイッチの作動により圧送ポンプおよび攪拌部
が始動されるので、排出バルブEからは等圧かつ安定し
た性状のホイップクリームが供給される。
即ちこの考案によれば、圧送ポンプおよび攪拌部の駆動
回路を断接する感圧スイッチの感圧部を、末端排出バル
ブと攪拌部とを結ぶ配管に介装したので、排出バルブ付
近の圧力変動を敏感に検出し、圧送ポンプおよび攪拌部
を制御してホイップクリームの性状および排出速度を制
御する効果がある。
従って排出量の変動に拘らず、同一品質のホイップクリ
ームを供給することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施装置のブロック図、第2図は同
じ〈実施装置の各部における圧力低下の一例を示すグラ
フである。 A・・・・・・原料クリーム圧送ポンプ、B・・・・・
・空気送入又は吸入バルブ、C・・・・・・空気分散機
、D・・・・・・クリーム組織安定機、E・・・・・・
末端排出バルブ、F・・・・・・バルブ、G・・・・・
・原料クリームタンク、S、S、、S2・・・・・・感
圧スイッチ、1,2,3.4・・・・・・配管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 1.原料クリームを圧送するポンプの吐出側にホイップ
    クリーム生成用の攪拌部を連結し、攪拌部から配管を経
    て末端排出バルブに到るホイップクリーム製造並に移送
    装置において、攪拌部と末端排出バルブとの間の配管に
    、攪拌部の駆動・停止および攪拌部への原料クリーム圧
    送ポンプの駆動・停止を制御する感圧スイッチの感圧部
    を介装したことを特徴とするホイップクリームの移送制
    御装置。 2、実用新案登録請求の範囲第1項記載のホイップクリ
    ームの移送制御装置において、感圧スイッチの感圧部は
    ホイップクリーム流路の配管の末端排出バルブ直前に設
    けたもの。 3、実用新案登録請求の範囲第1項記載のホイップクリ
    ームの移送制御装置において、攪拌部は空気分散機およ
    びクリーム組織安定機を直列に連結して構成したもの。
JP1980067102U 1980-05-16 1980-05-16 ホイツプクリ−ムの移送制御装置 Expired JPS5833908Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS56167990U JPS56167990U (ja) 1981-12-11
JPS5833908Y2 true JPS5833908Y2 (ja) 1983-07-29

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JPS59192044A (ja) * 1983-04-15 1984-10-31 Morinaga Milk Ind Co Ltd ホイツプ食品の連続式製造法

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JPS56167990U (ja) 1981-12-11

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