JPS5833689Y2 - 可変抵抗器 - Google Patents

可変抵抗器

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Publication number
JPS5833689Y2
JPS5833689Y2 JP3288478U JP3288478U JPS5833689Y2 JP S5833689 Y2 JPS5833689 Y2 JP S5833689Y2 JP 3288478 U JP3288478 U JP 3288478U JP 3288478 U JP3288478 U JP 3288478U JP S5833689 Y2 JPS5833689 Y2 JP S5833689Y2
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JP
Japan
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resistor
correction
ground terminal
trimming
resistance value
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Expired
Application number
JP3288478U
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English (en)
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JPS54135640U (ja
Inventor
守利 中村
Original Assignee
アルプス電気株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は主としてラジオ、ステレオ、テレビ等の音量調
整に使用する可変抵抗器に関し、特に主抵抗体と、それ
に付属した抵抗値変化カーブ補正用抵抗体とを設けた可
変抵抗器において、所望のカーブを得るための、トリミ
ングによる補正を容易、正確にしようとするものである
従来、この種可変抵抗器は、第1図に示すように、絶縁
基板1上にカーボン皮膜等から成る主抵抗体2を固着し
、その一端を導電皮膜3aを介して入力端子3に接続し
、他端を導電皮膜5aを介してアース端子5に接続し、
また、回転操作軸6と共に回転し、主抵抗体2に摺接す
る摺動子7を設け、該摺動子は集電体8を介して出力端
子4に接続してあり、主抵抗体2の外周、絶縁基板1上
に、カーボン皮膜等から戊る補正用抵抗体9,10,1
1゜12を配設し、該各補正用抵抗体は導電皮膜等から
戊る接続部13,14,15,16.17により、入力
端子3とアース端子5との間に直列に接続されると共に
、主抵抗体2に対し並列に接続され、且つ、各補正用抵
抗体間の接続部14,15.16により、主抵抗体2の
中間部にそれぞれ接続され、接続部13,14,15,
16゜17により区切られる主抵抗体部分2a、2b、
2C,2dと補正用抵抗体9,10,11.12とは、
それぞれ並列に接続されており、それを記号化すると第
2図の如くである。
そして、摺動子7を回転させた場合の、出力端子4とア
ース端子5または入力端子3間の抵抗値変化カーブを補
正するには、先ず、補正用抵抗体9をトリミングして接
続部13と14間の抵抗値を修正し、次に補正用抵抗体
10をトリミングして接続部14と15間の抵抗値を修
正して、順次、補正用抵抗体11.12をトリミングし
て、所望の抵抗値変化カーブに合せるようにし、入力端
子3とアース端子5との間に一定電圧を加えた場合、主
抵抗体部分2a、2b、2C,2dの電圧分布が、所望
の分布になるようにしていたが、補正用抵抗体9の抵抗
値を修正した後、補正用抵抗体10の抵抗値を修正する
と、接続部14とアース端子5間の抵抗値が変化するた
め、接続部14における分電圧が変化し、補正用抵抗体
11.12の抵抗値を修正した場合も同様で、既にトリ
ミングした部分に影響を与えるため、電圧分布を見なが
らのトリミングは困難で、個々の補正用抵抗体の修正抵
抗値を探索的に正確に合せるようにトリミングせねばな
らず、その場合、抵抗値の測定に際して、残留抵抗等の
好ましくない他の要因による影響を受け、トリミング精
度も低く、また、トリミングは抵抗値を高くする方にの
み修正できるが、逆はできないので、トリミングをやり
過ぎると修正不能となることと、トリミングによる期待
される修正抵抗値は極めて限定されるので、トリミング
が難しく、作業か゛煩雑でコストが高くなる等の欠点が
あった。
本考案は補正用抵抗体の接続を改良し、上記欠点を改善
したものである。
本考案の実施例を以下、第3図、第4図により説明する
と、第1図、第2図と同じ符号を付けた部分は同じ部分
を示し、20は主抵抗体、21,22.23は補正用抵
抗体で各補正用抵抗体は、一端をそれぞれ導電皮膜から
成る導電部24,25.26により、主抵抗体20の中
間部に適宜な間隔をとって順次接続し、他端をそれぞれ
導電皮膜から成る導電部27.28 。
29により、アース端子5に直接接続してあり、それを
記号化すると第4図に示す如くで、図において20 a
、20 b 、20 C,20dは、導電部24,2
5.26により区切られた主抵抗体部分を示し、補正用
抵抗体21.22.23はアース端子1を基準として主
抵抗体20に並列に接続しである。
次に、上記のように接続した補正用抵抗体のトリミング
による抵抗値変化カーブの補正について説明すると、入
力端子3とアース端子5との間に一定電圧を加えておき
、アース端子5を基準として、先ず、導電部24の分電
圧を読みながら、補正用抵抗体21をカツチング、サン
ドブラスト、レーザー光線等によりトリミングする。
その際、トリミング量に応じて分電圧の上昇があり、所
望の点でトノミングを止める。
なお、その場合、導電部25.26のアース端子5に対
する分電圧も上昇する。
次に、導電部25の分電圧を続みなから、補正用抵抗体
22のトリミングを上記と同様に行ない、所望の電圧と
なるようにする。
この場合も導電部26の分電圧は、トリミング量に対応
して上昇するが、各補正用抵抗体21,22.23の抵
抗比を適宜に選択することにより、既にトリミングした
補正用抵抗体21の導電部24における分電圧の変化を
防ぐことができる。
実施例においては、主抵抗体部分20 a 、20b
、20 c 、20 dの抵抗値をR,、R2,R3,
R4とし、補正用抵抗体21,22.23の抵抗値をr
l、r2.r3とすると、rl、r2.r3は大体、次
のようにした。
rに(R2+R3+R4)×〒w r2−(R3+ R4) X 10 r3−R48丁で 次に、上記と同様、補正用抵抗体23をトリミングした
この場合も導電部26の分電圧は上昇するが、既にトリ
ミングを終えた補正用抵抗体21.22に接続する導電
部24.25における分電圧は変化しない。
そして、導電部26の分電圧が所望の値になるように、
トリミングして、補正用抵抗体23の抵抗値を修正し、
トリミングを終り、主抵抗体20の抵抗値変化カーブが
所望のカーブに一致するよう補正した。
本考案の可変抵抗器は、上記したように、各補正用抵抗
体のトリミングを行なう場合、トリミングする補正用抵
抗体と主抵抗体とを接続する導電部における分電圧を読
みながらトリミングすることができ、直接所望の電圧分
布となるようにトリミングできるので、抵抗値変化カー
ブの補正を容易、正確に行なうことができる。
また、従来例に比較して他の部品等を必要とせず、単に
抵抗体回路のパターンを一部変更するのみでよいので、
実施が容易であり、作業性を著しく向上させると共に、
補正の精度を高める効果を奏するものである。
なお、実施例は回転形可変抵抗器の場合を示したが、ス
ライド形可変抵抗器においても、帯状の主抵抗体に補正
用抵抗体を上記実施例と同様に接続して、トリミングを
容易、正確に行なうことができるのは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は従来例を示す図で、第1図は抵抗基板
の上面図、第2図はその抵抗回路を記号化した略結線図
である。 第3図、第4図は本考案の実施例を示す図で、第3図は
抵抗基板の上面図、第4図はその抵抗回路を記号化した
略結線図である。 1・・・・・・絶縁基板、3・・・・・・入力端子、4
・・・・・・出力端子、5・・・・・・アース端子、7
・・・・・・摺動子、20・・・・・・主抵抗体、21
.22.23・・・・・・補正用抵抗体、24,25,
26,27,28゜29・・・・・・導電部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 出力端子に接続した摺動子が摺接する主抵抗体の一端を
    入力端子に、他端をアース端子に接続し、前記主抵抗体
    に付属して複数個の補正用抵抗体を設け、該補正用抵抗
    体をトリミングして、抵抗値変化カーブを補正するよう
    にした可変抵抗器において、前記各補正用抵抗体の一端
    を、前記主抵抗体の中間部に、前記アース端子から順次
    、適宜な間隔をとって接続し、他端をアース端子に直接
    接続したことを特徴とする可変抵抗器。
JP3288478U 1978-03-15 1978-03-15 可変抵抗器 Expired JPS5833689Y2 (ja)

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JP3288478U JPS5833689Y2 (ja) 1978-03-15 1978-03-15 可変抵抗器

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JP3288478U JPS5833689Y2 (ja) 1978-03-15 1978-03-15 可変抵抗器

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Publication Number Publication Date
JPS54135640U JPS54135640U (ja) 1979-09-20
JPS5833689Y2 true JPS5833689Y2 (ja) 1983-07-28

Family

ID=28887257

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JPS54135640U (ja) 1979-09-20

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