JPS5833288Y2 - 固着装置 - Google Patents

固着装置

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Publication number
JPS5833288Y2
JPS5833288Y2 JP1977093432U JP9343277U JPS5833288Y2 JP S5833288 Y2 JPS5833288 Y2 JP S5833288Y2 JP 1977093432 U JP1977093432 U JP 1977093432U JP 9343277 U JP9343277 U JP 9343277U JP S5833288 Y2 JPS5833288 Y2 JP S5833288Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tool
fixing
head
nut
small diameter
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977093432U
Other languages
English (en)
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JPS5421759U (ja
Inventor
宜夫 別井
諦四 木村
Original Assignee
株式会社小松製作所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社小松製作所 filed Critical 株式会社小松製作所
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  • Connection Of Plates (AREA)
  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は狭所を利用して2部材を固着するための固着
装置に関する。
従来例えば上面が閉塞され、かつ袋状となった空所に固
着具を挿入して2部材を締付は固定する場合、袋状部の
開口より挿入したスパナなどの工具を固着具の頭部に嵌
挿して固着具を回転しているが袋状部の開口が狭いと、
最小締付は角60°以上固着具を回転することができな
いことがあり、仮台回転できても回転後工具が開口より
抜き出せないことがある。
この考案はかかる不具合を解消する目的でなされたもの
で、狭所を利用して2部材を固着する場合に、固着具の
頭部またはナツトの近傍にスパナなどの工具が回転し得
る小径部を設けて両部材を締付は固定するようにした固
着装置を提供することにより、狭所での固着が確実に行
なえるようにしたものである。
以下この考案を図示の一実施例について詳述する。
図において1及び2は互に固着すべき部材で、一方の部
材1に上面が閉鎖された袋状の凹所1aが形成されてお
り、この凹所1aの中心に部材2へ向けて挿入孔1bが
穿設されている。
また凹所1aの周面部は部材1の外側面側へ狭く開口1
Cされていて、この開口1cより上記挿入孔1bに挿通
された固着具3の先端にナツト4が螺装できるようにな
っている。
上記ナツト4は六角形の頭部4aと、この頭部4aに連
続する小径部4bとよりなり、小径部4bは上記頭部4
aに合致するスパナなどの工具5の口の太きさより、や
や小径に形成され、また高さも、工具5の口部5aの厚
さよりやや高く形成されている。
なおこの小径部4bは頭部4aとは別体なスペーサなど
により代用してもよい。
一方上記固着具3に螺装したナツト4を回転する工具5
は第3図に示すように、口部5aの形状が、ナツト4頭
部4aの六角部に対して30度毎に嵌合できるよう多角
形状に形成されている。
なお5bは工具5を回転するためのハンドル(図示せず
)を挿入する角孔である。
しかして凹所1a内のナツト4を締付けるに当り、開口
1cより工具5の口部5aを挿入して頭部4aに嵌合し
、締付は方向へ一杯に回転する。
この状態では工具5を抜き出せないので、工具5の口部
5aを小径部4b位置まで押し下げ、この状態で緩み方
向へ一杯に回転して再び工具5を持ち上げ、口部5aを
頭部4aに嵌合して締付は方向へと回転させ、上記操作
を数回繰り返してナツト4の小径部4b下面を部材1の
凹所1a内底面に圧接させることにより、ナツト4の締
付けを完了するものである。
また工具5は30度毎にナツト4の頭部4aに口部5a
が嵌合できるため、開口1cが狭く最小締付は角60度
以上工具5が回せない場合でも六角ナツト4の締付けは
可能である。
なお上記実施例では袋状の凹所1aに挿入したナツト4
を締付ける場合について説明したが、第4図a及びbに
示すように、上方向及び左右方向への回転が規制された
狭所に螺合されているナツト4にも、これに隣接して小
径部4bを設けることにより、このナツト4の締付けは
可能である。
また第5図に示すように袋状凹部1aが部材1に蓋体1
dを回着具6により固着することにより形成されている
場合には、蓋体1dを取付ける前に予め部材1の挿入孔
1bに挿入しておけば、固着具3がボルトであっても、
蓋体1dの取付後に、上記工具5により頭部を回転する
ことにより締付けることが可能である。
この考案は以上詳述したように、狭所を利用して固着具
により2部材を締付は固定する場合に、固着具の頭部ま
たはナツトに隣接して、工具の口の太きさより小径な小
径部を設けたことから、凹所の開ロ一杯に工具を回転し
ても、工具を小径部に落すことによりもとの位置へ回転
できるようになり、これによって締付け、小径部での空
転を繰り返すことにより狭所でも固着具を迂速かつ確実
に締付は固定できるようになる。
また固着具と30度毎に咬み合う工具を用いればより狭
い開口より挿入した固着具をも容易に締付けられるよう
になる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図は正面図、第
2図は第1図ト」線に沿う断面図、第3図は工具の平面
図、第4図a、b及び第5図は他の実施例の説明図であ
る。 1及び2は部材、4は固着具、4aは頭部、4bは小径
部、5は工具、5aは口部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上面が閉塞され、かつ側方に狭く開口する袋状の凹所1
    a内に設けられた固着具4または、上方及び左右方向へ
    の工具5の回転が規制される狭所に設けられた固着具4
    により2部材1及び2を締付は固定するものにおいて、
    上記固着具4の頭部4aに隣接して、該頭部4aを回転
    する工具5の口部5aの太きさより小径で、かつ工具5
    の厚さよりやや長い小径部4bを設けると共に、上記固
    着具4に小径部4bより頭部4aへ嵌合自在な工具5を
    組合せてな、る固着装置。
JP1977093432U 1977-07-15 1977-07-15 固着装置 Expired JPS5833288Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977093432U JPS5833288Y2 (ja) 1977-07-15 1977-07-15 固着装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977093432U JPS5833288Y2 (ja) 1977-07-15 1977-07-15 固着装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5421759U JPS5421759U (ja) 1979-02-13
JPS5833288Y2 true JPS5833288Y2 (ja) 1983-07-25

Family

ID=29024556

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JP1977093432U Expired JPS5833288Y2 (ja) 1977-07-15 1977-07-15 固着装置

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JPS5421759U (ja) 1979-02-13

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